冬鳥

　「神様、お願い」のニュースキャスター役で人気が出た「イ・テゴン」と、ドラマ「真実」の悪役ぶりが今ではウソのような大活躍の演技派「パク・ソニョン」が主人公をつとめるメロドラマ。

　しかし、題名に「冬鳥」とあるように、苦しい厳しい季節を生き抜く女性のお話なので、季節的にはご覧になるのにピッタリ。暗い、重いって意味で（汗）。
健康的なイメージで人気が出た理想の息子タイプの「イ・テゴン」ですが、ドラマ選びに失敗したかなって思いました。
「パク・ソニョン」も、「堪える女もいいな」と思わせてくれたらいいんだけど、忍耐の度が過ぎるので、「古クサイ」と感じるだけで。ぱぁっと大きな口をあけて笑う彼女が素敵なのになあ！！

　そんな中で、一番輝いている？のは、間違いなく「ユン・サンヒョン」。母親思い、といえば聞こえはいいのですが、「世紀のマザコンぶり」を迷いなく演じ切り、大注目。
「クク島の秘密」でも彼の意外な一面をみることができましたが、二枚目ばっかりやってるより「演技の幅」のある役者さんであることが証明されています。

　という訳で、「昔風のメロドラマ」にどっぷり浸りたい方、「イ・テゴン」の声や品行方正ぶりが大好きな方、「ユン・サンヒョン」のファンの方限定で、オススメのドラマだと思いますよ。

確かに、このドラマはヒロインが耐え忍びすぎてイラッとする所が多々ありますが、　あの親子の息子一筋の母とマザコン芸には、
回を進むごとに目が離せなくなりました。　
あんな姑なんかいねーよ、と思いながらインパクトある演技に　
つい釘付けです。　
現実にきつーい姑さんがいる嫁の立場の方、これを見て頑張ってください。
この作品シリアスなんだろうけど私はおもしろかったですよ。

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なんか見てて「そこまで言いなりにならなくても…」って思いだしたらイライラして気が重くなってきました。
イ・テゴンも、そんなに好きならなんとかしろ！って。これも父親と母親の言いなりだし。
「見よう！」ってワクワクするっていうより、「見るか…」って思うとそれだけで暗くなってきた。このまま見続ける気力が、いつまで続くか、疑問になってきました。

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韓国人の家族を大事にする精神には感服します
親の承諾無しには、幸せな結婚など有り得ないと、考えるヨンウン、最後まで思いを貫き通すドヒョン遠回りしたけど、結婚できてよかった。

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１９９２年に大ヒットしたドラマのリメイクと言うことでしたが、面白いがしつこいに変わってしまった感が残念でした。
ヨンウンがギョンウとの結婚で嫁姑問題でもめ、その間もドヒョンがひたすらヨンウンを愛し続けるのはいいのですが、何だかだんだん「しつこい！」になった上、最後の最後にドヒョンの母があっさり折れたのが拍子抜け。

でも、話題作になったのは、ギョンウを演じたユン・サンヒョンと、その母を演じたパク・ウォンスクの存在だったと思います。

どうなるの！？どうなるの！？と思いながらも、全然驚く流れにはならないドラマでした。