路上のソリスト

私は近所のツタヤで毎月２０００以上はレンタルしてました。
そんな折、今はなきＭプランを発見し早速申し込みー
しかし、Ｍプランいじめなのか？人気作はほとんど順番が回ってきません。。。アラートなんて意味もありませんし。。。
しかも、近所のツタヤにはあんなに並んでいるのに・・・。
最近では意地になって近所では借りたくない私でしたｗ

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ＬＡタイムズに掲載されたコラムを基に、実在の天才チェリストと新聞記者の友情を描いた人間ドラマです。
心を病み、路上で生活しながら、なお音楽に情熱を注ぎ続ける天才チェリストと、彼を取材する新聞記者との心の交流が丹念に描かれています。

そもそも二人の出会いは、仕事にも行き詰っていたＬＡのコラムニストスティーブ（Ｒ・ダウニーＪr）が、通りがかった公園で、弦が２本しかないヴァイオリンを奏でるみすぼらしい男ナサニエルの美しい音色を耳にし、かつては彼が音楽の名門校に在籍していたことを知ったスティーブは、路上生活をしているナサニエルに興味を持ち、コラムのネタになると思って、彼の取材を始めたことから物語は始まります。

コラムの題材にするという下心はあったものの、彼に家と楽器を与え、統合失調症という病気を手助けしたいという気持ちには偽りはなかったのだと思います。
けれども、ナサニエルは本当にこれを望んでいたのかどうかということなんです。

やはり人を助けるのはそうそう簡単なことではない、ということをよく表している映画だと思います。自分にとっては良かろうと思っても、その基準が人には当てはまらないこともあります。
統合失調症の治療を勧めたことで、ナサニエルが精神のバランス崩して友情にヒビが入ってしまった時に、スティーブは自分の尺度で、幸せを押し付けていたことを気付いたのだと思います。

決してこの映画は、感動的に終わるわけではありません。
路上で音楽に陶酔しているナサニエルが、彼の本来の姿を見出し、二人並んで座った時に、幸せの場所はそこだったように思えました。

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期待していたものとはストーリーも演出もかけ離れていた。
ロペスのナサニエルに対する態度は単なる自己満足で傲慢なだけ。
ナサニエルの拒絶のしかたにも苛立ちを覚える場面も多々。
自分の価値観をお互いが押し付けているだけ。
このエンディングへのむかうための１００分は観ていてキツイ。
最後にロペスが気づいてくれたのがせめてだったが。
いや、気づいていないのか。。。
時折、元妻が核心をつくのだがどうも突っ込みきれずにこれまた消化不良。

何より、心打たれる場面が皆無であったこと。
思うに、チェロの演奏があまりになってないのではないだろうか。
ジェイミー・フォックスは「レイ」の時のように練習を積んで臨んだのだろうか。
そもそもロペスが演奏を聴いて心打たれるわけだがここが最悪。
私は素人だが、こういう人間を惹きこんでくれないと成立しない。
あとは、苛立ちの連続だ。

実話とのことだが、どれだけ忠実なのかとかどうでもいい感じだし
興味もわかない。
結局、ちょっといい実話があったのでつくってみましたというレベル。
それでは魂は揺さぶられません。

レビュー読んでると、イマイチ感が多いですけど
私、これ結構じわじわこみ上げてきました。

自分が親切だと思ってしたことが
はたして相手にとってよかったのか・・・
それはわからない、と記者は言っていた。

でも友達を作ることで社会性が向上する、
そのことに関しては信じて続けてよかったと。

ソリストも心に何かを抱えていて、
自分のエリアから抜け出せないでいるが、
本人はそれで満足。

記者と出会ってよかったのかどうかはわからないけど、
どうやら姉と和解できた感じにも見えたし、
少なくとも悪くは無かったのかなと感じた。

人それぞれ感じ方は千差万別ですが、
見てみて損は無いと思います。

涙がでてきてました！感動した！おもしろかった！
ちなみに俺は路上のエロリスト！