抱擁のかけら / ペネロペ・クルス
抱擁のかけら
/ペドロ・アルモドバル
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全体の平均評価点: (5点満点)
(32)
解説・ストーリー
これが4本目の共作となるペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス主演で贈る愛と再生のドラマ。生涯をかけた愛が崩壊して以来、視力や人生までも失った映画監督が封印していた悲劇の記憶を解き放ち、再び生きる道を見出していく姿を情感豊かに描き出す。共演に「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール。2008年のマドリード。かつて映画監督として活躍していたマテオ・ブランコは、14年前のある事件で視力を失い、以来ハリー・ケインと名を変え別の人生を生きてきた。そんなある日、ライ・Xと名乗る男がハリーに脚本の執筆を依頼する。男の正体に気づき、封印していた記憶を呼び覚ましてしまうハリーだったが…。
これが4本目の共作となるペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス主演で贈る愛と再生のドラマ。生涯をかけた愛が崩壊して以来、視力や人生までも失った映画監督が封印していた悲劇の記憶を解き放ち、再び生きる道を見出していく姿を情感豊かに描き出す。共演に「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール。2008年のマドリード。かつて映画監督として活躍していたマテオ・ブランコは、14年前のある事件で視力を失い、以来ハリー・ケインと名を変え別の人生を生きてきた。そんなある日、ライ・Xと名乗る男がハリーに脚本の執筆を依頼する。男の正体に気づき、封印していた記憶を呼び覚ましてしまうハリーだったが…。
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「抱擁のかけら」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
これが4本目の共作となるペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルス主演で贈る愛と再生のドラマ。生涯をかけた愛が崩壊して以来、視力や人生までも失った映画監督が封印していた悲劇の記憶を解き放ち、再び生きる道を見出していく姿を情感豊かに描き出す。共演に「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール。2008年のマドリード。かつて映画監督として活躍していたマテオ・ブランコは、14年前のある事件で視力を失い、以来ハリー・ケインと名を変え別の人生を生きてきた。そんなある日、ライ・Xと名乗る男がハリーに脚本の執筆を依頼する。男の正体に気づき、封印していた記憶を呼び覚ましてしまうハリーだったが…。
「抱擁のかけら」 の作品情報
「抱擁のかけら」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
抱擁のかけらの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/スペイン語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
DZ9429 |
2010年07月07日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
1人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/スペイン語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
抱擁のかけらの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/スペイン語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
DZ9429 |
2010年07月07日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
1人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/スペイン語
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ユーザーレビュー:32件
演じる女を演じる美しすぎる女
投稿日:2010/08/01
レビュアー:JUCE
同性愛者を含むマイノリティが出てきて、インパクトのある色彩、劇中映画を織り交ぜて描く。というように書くと、アルモドバル印の作品なのですが、他のレビュアの方も仰るように良くも悪くもアルモドバル監督の灰汁は薄れた作品ように思います。
ただこの傾向はこの作品に始まったことでは無く、私自身は「トーク・トゥ・ハー」あたりから作品の傾向が変化したのではないかと感じています。
この「抱擁のかけら」を観てようやく何が変わってきているのかが分かって来ました。「トーク・トゥ・ハー」より前の作品では、悲劇が起こっても、どんなマイノリティであろうと登場人物たちの人生賛歌になっていて、全ての人間への愛おしさに溢れているように感じました。そういった意味では登場人物全てが主役だったのですが、近年の作品は特定の登場人物へフォーカスされていく傾向にあるようです。またアルモドバル監督のちょっと癖のあるユーモアのセンスも影を潜めています。こういった点で昔からのファンには少し戸惑いを感じる作品ではないでしょうか。
一方、ますます技法には磨きがかかってきているようです。アルモドバル作品では劇中劇や劇中映画がたくみにストーリーと絡んでいくという作品が多く、この作品もそのひとつです。
この作品の中ではペネロペ・クルスが主演を努める映画「謎の鞄と女たち」が作られていく過程がベースになっており、当然のごとくこの映画が劇中劇として何度も登場する。そして最近の映画でも無くてはならないメイキング映像、「謎の鞄と女たち」のメイキングもこの映画のポイントになっている。
そしてその他にも主人公二人が鑑賞するロッセリーニの「イタリア旅行」。もちろんこの引用にも意味があるのだが、それはご覧になってご確認ください。そしてルイ・マルの「 死刑台のエレベーター」も言及されたり、こうした細工がアルモドバル作品ではとても効果的に使われていて、知っている映画なら「なるほど」となりますし、知らなくてもあとで使われた作品について調べるという楽しみ方も出来る仕掛けです。
シンプルなように見えて実はとても複雑というのがアルモドバル作品です。こうした技巧をこれ見よがしに演出しないところが私は好きです。
「美しすぎる女をめぐる三角関係」というごくありふれた題材をこれだけの起伏をつけて語れるアルモドバル監督はやはり凄い監督だと思います。
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23人の会員が気に入ったと投稿しています
封印した過去を蘇らせた映画
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ペドロ・アルモドバル監督と、ペネロペ・クルスが4度目のタッグを組んだ作品です。
交通事故で恋人と、視力を失って以来、名を変え、過去を捨てて生きてきた脚本家のハリー(ルイス・オマール)。
彼の元に、ライ・Xと名乗る映画監督がやってきて、彼が自身の過去を知る男だと気付いたハリーは、14年前、本名のマテオとして生きていた頃、その後の人生を変えてしまった恋人レナ(ペネロペ・クルス)との日々と向き合うことになります。
14年もの時間が止まったままの彼が、ある男との出会いを通じて生きる力を取り戻す過程を、時間軸のずれや、幾重もの謎と伏線で包み、さらにもう一つ劇中劇という仕込んだ作りは、かなり複雑ですが、愛という真実に突き当たります。
それを理解して初めて現在の彼が見えてくる構成なので、目が離せません。
ペネロペのメロメロなラブストーリーかと思いきや、主役は元監督で現在はさえない脚本家のハリー。14年前の事故がきっかけで視力を失った男のミステリーでした。
女優を目指す女性と、映画監督の恋を、彼女に固執する大富豪が追いつめるというメロドラマに、アルモドバルを感じました。さらには秘密を抱える母、歪んだゲイ、父を知らない青年など独自の要素をちりばめて、受け継がれていく愛に帰着する手腕は見事です。
バラバラに破られた思い出の写真や、悪意で編集されたフィルムを再編集することで、ジグソーパズルを繋ぎ合わせるかのように、生まれ変わる姿に、映画の切なくも美しい存在意義を思わせます。どんな障害が待ち受けようとも、二人の愛は確実に存在していたということなんでしょうね。
描かれる映画への愛情に思わず、そうなんだよね、と涙してしまいました。
彼女の命は戻ることはないでしょうが、フィルムの彼女は永遠な訳で、これが彼らの愛の復活かもしれません。
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20人の会員が気に入ったと投稿しています
全ての愛の形を愛おしく描くアルモドバル・・・でも自分は今回ペケ!
☆カンヌ国際映画祭パルムドールノミネート
☆ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート
今回は、ペドロ・アルモドバル監督最新作にしてペネロペ・クルスとの4度目のタッグ作『抱擁のかけら』を紹介します♪
あぁ〜・・・・そっかー・・・・そうっすか〜・・・・う〜〜〜ん・・・・自分は今回はムリっす(´д`lll)
□■□■□■□■□
ずーーーっと何が合えへんのか考えてたんすけど、自分にとっては"主人公に共感できない(魅力がない)"っつー1点に尽きるんかなーっつーのが結論となりました(」°□°)」<魅力ないねーん!
でまぁ、アルモドバルは"男"を魅力的に描くのが下手なんやないやろか!?(っつーかもしかしたら魅力的に描くつもりがないのかもしれん)
ずっと考えてたんやけど、"女性"(レナ、ジュディット)と"息子"(エルネストJr、ディエゴ)が非常に魅力的で繊細で共感できるのに対して、"男"(ハリー/マテオ、エルネスト)が全く魅力が無くて非常に浅く表面的にしか描けてない感じがするんよねー・・・(´・ω・`)
"女性"の様々な形は繊細に描けるし、"男性"でも"息子"の部分については描けるけど、"男"や"父親"っつー部分の繊細な部分を描くことに関しては、どーも下手(っつーか興味がない!?)な気がする・・・
今までのペドロ・アルモドバル監督作品は、芯が"女性"や"息子"やったんで、ぜんぜんそれでも良かったんやけど、一応今回は芯(主人公)が"男"のマテオやからどーしても物足りひんよなーヽ(`Д´)ノ
人それぞれ感じ方は違うんで、男性でも共感できる人も居てるやろけど、自分は全く合わんかったっすねー・・・
まぁ、女性から観たら、芯(男)が無くてもまわり(女性)がキチンと存在するんで、バームクーヘンでも美味しいやん!!!って楽しめるかもしれんけどねーш(`∇´*)ш
□■□■□■□■□
つーことで、個人的には全く合いませんでした・・・ただ、アルモドバル作品っつーのは、ある意味そーゆーもんなので、次回作が公開されたらまた観に行くと思います(°∀°)b
今回の作品については、個人的には全くオススメしません!!!・・・が、こーゆー映画は観て確認するしかない映画なんでアルモドバル作品が好きな人は、自分の眼で確認してくだせ♪
個人的満足度 58点!!! オススメ度 60点!!!
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
かけらを集めて、愛に帰す
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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この映画は、失った愛の再生と、
人生という映画の完成を描いています。
失った愛する人と時間は取り戻せないけれど、
自分の中に残ったそのかけらを集めて、
やっぱり
愛という形に戻すことができるという映画です。
映画というものは、観る人の人生に寄り添う作品があります。
その人の生きるテーマとか生きがいになるものです。
マテオは、自分の愛する人と作ったその作品が、人生そのものなのでしょう。
映画を愛する人に観てもらいたい作品です。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
思ってたよりはよかったけど・・・やっぱペネロペありき!?
これは、つきあいで劇場で見ました。
まったく観るつもりがなかった(=ハードル超低め)だったので、
思ったよりは良かったという印象。
ペネロペをめぐる甘いorお色気ラブストーリーだろう
と思ってたんで、
サスペンスちっく(あくまで「ちっく」)なお話になってたのも
予想とはちょっと違い、良かった。
三角関係・嫉妬・事件とちょっとどろどろしいお話に
「映画」にまつわる人のえげつない攻防なんかもあり、
最後まで観れましたが、
なんか、どれも薄味だったのが
「楽しめた」と思えなかったところ。
どれも、もうちょっと見せて!という感じで
なんか、物足りない。
ペネロペはキレイで、いろんな表情・衣装を見せてくれるので
ファンの方にはとっても○だと思います。
ファンじゃない私は彼女の「おなか周りのたるみ」が
気になってしまいました(汗
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
演じる女を演じる美しすぎる女
投稿日
2010/08/01
レビュアー
JUCE
同性愛者を含むマイノリティが出てきて、インパクトのある色彩、劇中映画を織り交ぜて描く。というように書くと、アルモドバル印の作品なのですが、他のレビュアの方も仰るように良くも悪くもアルモドバル監督の灰汁は薄れた作品ように思います。
ただこの傾向はこの作品に始まったことでは無く、私自身は「トーク・トゥ・ハー」あたりから作品の傾向が変化したのではないかと感じています。
この「抱擁のかけら」を観てようやく何が変わってきているのかが分かって来ました。「トーク・トゥ・ハー」より前の作品では、悲劇が起こっても、どんなマイノリティであろうと登場人物たちの人生賛歌になっていて、全ての人間への愛おしさに溢れているように感じました。そういった意味では登場人物全てが主役だったのですが、近年の作品は特定の登場人物へフォーカスされていく傾向にあるようです。またアルモドバル監督のちょっと癖のあるユーモアのセンスも影を潜めています。こういった点で昔からのファンには少し戸惑いを感じる作品ではないでしょうか。
一方、ますます技法には磨きがかかってきているようです。アルモドバル作品では劇中劇や劇中映画がたくみにストーリーと絡んでいくという作品が多く、この作品もそのひとつです。
この作品の中ではペネロペ・クルスが主演を努める映画「謎の鞄と女たち」が作られていく過程がベースになっており、当然のごとくこの映画が劇中劇として何度も登場する。そして最近の映画でも無くてはならないメイキング映像、「謎の鞄と女たち」のメイキングもこの映画のポイントになっている。
そしてその他にも主人公二人が鑑賞するロッセリーニの「イタリア旅行」。もちろんこの引用にも意味があるのだが、それはご覧になってご確認ください。そしてルイ・マルの「 死刑台のエレベーター」も言及されたり、こうした細工がアルモドバル作品ではとても効果的に使われていて、知っている映画なら「なるほど」となりますし、知らなくてもあとで使われた作品について調べるという楽しみ方も出来る仕掛けです。
シンプルなように見えて実はとても複雑というのがアルモドバル作品です。こうした技巧をこれ見よがしに演出しないところが私は好きです。
「美しすぎる女をめぐる三角関係」というごくありふれた題材をこれだけの起伏をつけて語れるアルモドバル監督はやはり凄い監督だと思います。
封印した過去を蘇らせた映画
投稿日
2010/06/13
レビュアー
ミルクチョコ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ペドロ・アルモドバル監督と、ペネロペ・クルスが4度目のタッグを組んだ作品です。
交通事故で恋人と、視力を失って以来、名を変え、過去を捨てて生きてきた脚本家のハリー(ルイス・オマール)。
彼の元に、ライ・Xと名乗る映画監督がやってきて、彼が自身の過去を知る男だと気付いたハリーは、14年前、本名のマテオとして生きていた頃、その後の人生を変えてしまった恋人レナ(ペネロペ・クルス)との日々と向き合うことになります。
14年もの時間が止まったままの彼が、ある男との出会いを通じて生きる力を取り戻す過程を、時間軸のずれや、幾重もの謎と伏線で包み、さらにもう一つ劇中劇という仕込んだ作りは、かなり複雑ですが、愛という真実に突き当たります。
それを理解して初めて現在の彼が見えてくる構成なので、目が離せません。
ペネロペのメロメロなラブストーリーかと思いきや、主役は元監督で現在はさえない脚本家のハリー。14年前の事故がきっかけで視力を失った男のミステリーでした。
女優を目指す女性と、映画監督の恋を、彼女に固執する大富豪が追いつめるというメロドラマに、アルモドバルを感じました。さらには秘密を抱える母、歪んだゲイ、父を知らない青年など独自の要素をちりばめて、受け継がれていく愛に帰着する手腕は見事です。
バラバラに破られた思い出の写真や、悪意で編集されたフィルムを再編集することで、ジグソーパズルを繋ぎ合わせるかのように、生まれ変わる姿に、映画の切なくも美しい存在意義を思わせます。どんな障害が待ち受けようとも、二人の愛は確実に存在していたということなんでしょうね。
描かれる映画への愛情に思わず、そうなんだよね、と涙してしまいました。
彼女の命は戻ることはないでしょうが、フィルムの彼女は永遠な訳で、これが彼らの愛の復活かもしれません。
全ての愛の形を愛おしく描くアルモドバル・・・でも自分は今回ペケ!
投稿日
2010/05/26
レビュアー
KASPAR
☆カンヌ国際映画祭パルムドールノミネート
☆ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート
今回は、ペドロ・アルモドバル監督最新作にしてペネロペ・クルスとの4度目のタッグ作『抱擁のかけら』を紹介します♪
あぁ〜・・・・そっかー・・・・そうっすか〜・・・・う〜〜〜ん・・・・自分は今回はムリっす(´д`lll)
□■□■□■□■□
ずーーーっと何が合えへんのか考えてたんすけど、自分にとっては"主人公に共感できない(魅力がない)"っつー1点に尽きるんかなーっつーのが結論となりました(」°□°)」<魅力ないねーん!
でまぁ、アルモドバルは"男"を魅力的に描くのが下手なんやないやろか!?(っつーかもしかしたら魅力的に描くつもりがないのかもしれん)
ずっと考えてたんやけど、"女性"(レナ、ジュディット)と"息子"(エルネストJr、ディエゴ)が非常に魅力的で繊細で共感できるのに対して、"男"(ハリー/マテオ、エルネスト)が全く魅力が無くて非常に浅く表面的にしか描けてない感じがするんよねー・・・(´・ω・`)
"女性"の様々な形は繊細に描けるし、"男性"でも"息子"の部分については描けるけど、"男"や"父親"っつー部分の繊細な部分を描くことに関しては、どーも下手(っつーか興味がない!?)な気がする・・・
今までのペドロ・アルモドバル監督作品は、芯が"女性"や"息子"やったんで、ぜんぜんそれでも良かったんやけど、一応今回は芯(主人公)が"男"のマテオやからどーしても物足りひんよなーヽ(`Д´)ノ
人それぞれ感じ方は違うんで、男性でも共感できる人も居てるやろけど、自分は全く合わんかったっすねー・・・
まぁ、女性から観たら、芯(男)が無くてもまわり(女性)がキチンと存在するんで、バームクーヘンでも美味しいやん!!!って楽しめるかもしれんけどねーш(`∇´*)ш
□■□■□■□■□
つーことで、個人的には全く合いませんでした・・・ただ、アルモドバル作品っつーのは、ある意味そーゆーもんなので、次回作が公開されたらまた観に行くと思います(°∀°)b
今回の作品については、個人的には全くオススメしません!!!・・・が、こーゆー映画は観て確認するしかない映画なんでアルモドバル作品が好きな人は、自分の眼で確認してくだせ♪
個人的満足度 58点!!! オススメ度 60点!!!
かけらを集めて、愛に帰す
投稿日
2010/07/23
レビュアー
ykk1976
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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この映画は、失った愛の再生と、
人生という映画の完成を描いています。
失った愛する人と時間は取り戻せないけれど、
自分の中に残ったそのかけらを集めて、
やっぱり
愛という形に戻すことができるという映画です。
映画というものは、観る人の人生に寄り添う作品があります。
その人の生きるテーマとか生きがいになるものです。
マテオは、自分の愛する人と作ったその作品が、人生そのものなのでしょう。
映画を愛する人に観てもらいたい作品です。
思ってたよりはよかったけど・・・やっぱペネロペありき!?
投稿日
2010/09/04
レビュアー
MM3
これは、つきあいで劇場で見ました。
まったく観るつもりがなかった(=ハードル超低め)だったので、
思ったよりは良かったという印象。
ペネロペをめぐる甘いorお色気ラブストーリーだろう
と思ってたんで、
サスペンスちっく(あくまで「ちっく」)なお話になってたのも
予想とはちょっと違い、良かった。
三角関係・嫉妬・事件とちょっとどろどろしいお話に
「映画」にまつわる人のえげつない攻防なんかもあり、
最後まで観れましたが、
なんか、どれも薄味だったのが
「楽しめた」と思えなかったところ。
どれも、もうちょっと見せて!という感じで
なんか、物足りない。
ペネロペはキレイで、いろんな表情・衣装を見せてくれるので
ファンの方にはとっても○だと思います。
ファンじゃない私は彼女の「おなか周りのたるみ」が
気になってしまいました(汗
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