レイトン教授と永遠の歌姫

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つっこみどころは多々あれど、メッセージはきちんと心に響くのは、ゲームと一緒。
ほんわか優しいストーリーではあるけれど、劇場で観なくてもいいかも…という印象はありますね。

とはいえ、今回もストーリ―原案は日野さん！
すごい人ですね…万能か!!
あ、でも、原案って、もともとのレイトンを考えた人ってことなのかな…？
さすがに、今回の脚本は、日野さんではなかったです。

音楽なども、ゲームファンにはうれしい限りの作りで、ラストにはあろうことか、やっぱり泣いてしまいましたが、劇場内からは、同様にすすり泣きの声が聞こえたので、ほっと一安心。

ゲームよりも、ナゾトキがストーリーに直接絡む作りになっています。
シリーズ化の可能性は、十分にあるんじゃないでしょうか。
小説版も、売れているみたいだし、２作とも読んでみましたが、なかなかの出来栄えだったように思います。

以下、ネタバレアリです。













以前から、自分の両親のことが好きすぎて、この人たちが死ぬとか考えたくもない、そんなところに耐えられる気がしないから、自分の方がむしろ先に死ねたらいいなあとか、ぼんやりとだけど、ややマジで考えていたのですが、
やっぱりそれは、子供を持ったことがない人が考えることなんでしょうかね。

自分の子供は、何よりも大切で、その子を守るためなら、なんだってできると思うのが、親なのかもしれません。
子供を失うつらさは、きっと、想像を絶するものがあるのでしょう。
親が悲しむことはしたくないと思うけれど、まだ自分の子供がいないうちは、なんとなく実感がわかないのでした。

とはいえ、こういう作品を見たり読んだりしていると、ほんとにぼんやりとだけど、そんなにも大切で、かけがいのない存在を、いつの日か、自分も抱ける日がくるのだろうか…と少し楽しみな気持ちになります。

おもしろかったです！久々にエンドロールまでじっくり観てしまいました。
１０歳ころまでに観てたら、どっぷりハマっていたんじゃないかなぁ。

パズーとカリオストロの城が頭にチラついちゃうのが、ジブリ大好きな私のダメなところなんでしょうねぇ。

親だったら、迷わずに子どもと一緒に観られる作品です。
あと「ロミオと青い空」とかね、好きな人にはたまらないと思います。いくつになってもヨーロッパの街並みには憧れてしまいます…いつか行ってみたいなぁ…。

もし映画化２作目ができるようなら、劇場に観に行ってしまうかも。
大泉洋さんと堀北真希さんにも拍手。

シャーロックホームズものは、大人向けに映画化されたり、イギリスでは、当時の雰囲気満点のテレビドラマとなったりしておりますが、子ども向けの探偵ドラマがこの頃なくて困っておりました。

しかし、この映画はゲームの映画化らしいのですが、名探偵コナンのややこじつけ気味の謎解きと比べて解きやすい謎解きと、冒険あり、最後の大きな謎解きもありの見ごたえのある作品でした。

子どもが見ることを意識してか、ルパン三世では見られないシートベルトも、クラシックカーのような車に乗っているのに、後部座席までしっかり３点式シートベルトがあって少年ルークもちゃんとしていたり、蓄音機なのにレコード演奏が終わると針が元に戻ったりと子どもが間違って覚えないようにしてあるのかなあ、と思いました。

あと、声優さんも配役ピッタリだったと思います。水木奈々さん、紅白出るだけあって歌、うまいですなあ・・・。

　ちょっとした子供向けのホームズの謎解き・・・と、そんな感じで、推理に気持ちの重さは感じないけど、よく考えてあるなと、単純に感じながら、レイトン博士役の大泉洋さんの声が、以外にぴったり。また、助手役の掘北真樹さんのかわいらしさの残る声もイメージどおりでよかった。

　名探偵コナンも好きなので、見てみました。続編出たら、また見るでしょう・・きっと。

ゲームは１作目しかやってませんが、これをみて他のもやりたいなって思いました。
冒頭の時計台の鐘を鳴らすシーンなんて、ゲームの１シーンのようで、わくわくしました。
ただゲームの時はセリフが短いからＯＫなんでしょうが、ルーク役の堀北真希はそのまんま時声で…
まぁルークがかわいいから許しちゃいますけどね（＾＾）

ゲームファン（私と娘）にもそうでない人（息子）にも楽しめました。謎解きよりもファンタジーって感じですぅ。