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高樹のぶ子の自伝的小説『マイマイ新子』を「サマーウォーズ」のマッドハウスがアニメ化。昭和30年代の山口県防府の美しい自然の風景をバックに、空想好きの少女が都会から転校してきた少女と友情を築き、仲間たちと元気に遊ぶ日々の中でゆっくりと成長していく姿をノスタルジックに綴る。遺跡や古い地名が残る歴史の町、防府市国衙。小学3年生の新子は、おじいちゃんから聞いた平安時代に思いを馳せては、千年前の都の様子や人々を空想するのが大好きな女の子。そんなある日、東京からの転校生、貴伊子がやって来た。どこか元気がなく、なかなかクラスに馴染めずにいた貴伊子だったが、好奇心旺盛な新子は彼女に興味を抱き、すぐに2人は仲良くなるが…。
高樹のぶ子の自伝的小説『マイマイ新子』を「サマーウォーズ」のマッドハウスがアニメ化。昭和30年代の山口県防府の美しい自然の風景をバックに、空想好きの少女が都会から転校してきた少女と友情を築き、仲間たちと元気に遊ぶ日々の中でゆっくりと成長していく姿をノスタルジックに綴る。遺跡や古い地名が残る歴史の町、防府市国衙。小学3年生の新子は、おじいちゃんから聞いた平安時代に思いを馳せては、千年前の都の様子や人々を空想するのが大好きな女の子。そんなある日、東京からの転校生、貴伊子がやって来た。どこか元気がなく、なかなかクラスに馴染めずにいた貴伊子だったが、好奇心旺盛な新子は彼女に興味を抱き、すぐに2人は仲良くなるが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
AVBA37129 | 2010年07月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
AVBA37129
レンタル開始日:
2010年07月23日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
AVBA37129 | 2010年07月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
19枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
AVBA37129
レンタル開始日:
2010年07月23日
在庫枚数
19枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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新子は9歳の元気な女の子。
マイマイ(つむじ)が2つあるのだが、何か素敵な考えが思い浮かぶと、そのつむじがいつもムズムズ。
新子のクラスに東京からの転校生きい子がやってくる。
舶来物の色鉛筆、香水の壜、沢山の絵本、ウイスキーボンボン。
新子の知らない世界の香りをふりまくきい子だが、彼女もまた、新しい環境に戸惑っていた。
昭和30年代のなつかしい風景。心地よい山口弁。
でも、そういうものよりも私が心ひかれたのは、新子ときい子が暮らす時代と、1000年前に同じ場所にいたの凪子という少女の時代との、絡み合い方。
タイムトラベルで凪子と新子が会うなんていう非現実的なことは起こらず、子供の空想の世界にとどまっているところが返って好ましかったです。
交わりそうで交わらない2つの時代。けれども、確実に時はつながっている。
新子が足を踏み鳴らせば、1000年前の凪子がそれをかすかに感じる。川を流れる色紙。コップの中のなでしこの花びら。
昭和30年のきい子と、1000年前の凪子。
どちらも都会からやってきて、友達が欲しくてたまらない。
ふたりはまるで別の時代に生きる、同じ少女のようです。
好きな人を諦めて、別の人のお嫁さんになってしまう、保健の先生。
借金を苦にして自殺してしまう、上級生の父親。
大好きなおじいちゃんの死。
終盤はちょっとトーンがかわってびっくりしましたが、大人の世界の汚い部分を、子供なりに受け止めようとする新子たちの姿もよかったです。
実は高樹のぶ子さんの原作は前に読んだことがあるのですが、内容はあまり覚えていませんでした。なので、「清少納言の話なんて、でてきたっけ?」と思ったのですが、そういえば清少納言の父が周防の国司だったというのは、教科書で読んだ記憶があります。
コメンタリーを聞いて知ったのですが、監督も清少納言の件は企画の段階では全く知らなかったとのこと。ロケハンの時に、清少納言の屋敷跡にも知らずに行ってたそうで、新子の物語と清少納言の結びつきに、運命的なものを感じますね。
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静かな話題になっていたので気になっていたんですが、楽しい映画でした。お勧めします。どんな人に? うーん、割とあらゆる年代に大丈夫だと思いますが、40代以上のほうがいいかな? 夜の盛り場のようなシーンもあるのですが、露骨な描写はないので、小学校高学年くらいからだいじょうぶではないかと思います。
高樹のぶ子さんの自伝的小説を原作に、昭和30年ごろの山口県防府を舞台にした、子どもたちのドラマです。田舎の小学校に都会からの転校生が来る。自然の中でのちょっとした冒険や、少しずつ見えかくれする大人たちの世界。他の方も書かれているように、『となりのトトロ』などを想起するし、あるいは『少年時代』なども思い出しました。たとえばダム作りに精を出す子どもたちの描写は「ああ、あるある」と思わせて、クスクス笑ってしまいました。
そう書くと、ノスタルジーいっぱいで昔は良かった、田舎は良かったというものに思われてしまうかもしれません。そういう部分がないではないですが、懐古趣味と片付けてしまうには惜しい魅力にあふれた作品です。トトロなどの宮崎駿の世界観からは、明らかに失われたものへのノスタルジーと、現代への批判的な視点を感じて、それはそれで確固たる作家性のある作品として楽しめます。けれど、作品内で美しく完結しているので、その世界が現在の僕らと地続きという感じはあまりしません。
この『マイマイ新子』は、ファンタジー色もありますが、ひじょうに淡いもので、その点に僕は好感を持ちました。格別大したことは起きないけれども、今につながるものを感じます。作品は外に向かって開いているような気がします。ピクサーの作品などは閉じた世界のさいたるもので、観ていると「そんなに詰め込まなくてもいいのに」と思うときがあります。
本作の場合、ファンタジックな要素は心の中にあるものとして描かれる。けれど誰かの空想ということも実はあまり明示していないので、ちょっと不思議な雰囲気です。空想が現実と交錯する場面では、アニメーションの魅力をうまく生かしていると思います。昭和30年代の防府と、1000年前の周防の国が、時空を超えてつながっている。この作品はそういう歴史感覚を持っていて、だからこそいまにつながるものを感じさせるのです。作品が外に向かって開かれているというのは、そんな感覚を覚えたからです。75点。
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ユーザーレビュー:22件
投稿日
2010/10/04
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
新子は9歳の元気な女の子。
マイマイ(つむじ)が2つあるのだが、何か素敵な考えが思い浮かぶと、そのつむじがいつもムズムズ。
新子のクラスに東京からの転校生きい子がやってくる。
舶来物の色鉛筆、香水の壜、沢山の絵本、ウイスキーボンボン。
新子の知らない世界の香りをふりまくきい子だが、彼女もまた、新しい環境に戸惑っていた。
昭和30年代のなつかしい風景。心地よい山口弁。
でも、そういうものよりも私が心ひかれたのは、新子ときい子が暮らす時代と、1000年前に同じ場所にいたの凪子という少女の時代との、絡み合い方。
タイムトラベルで凪子と新子が会うなんていう非現実的なことは起こらず、子供の空想の世界にとどまっているところが返って好ましかったです。
交わりそうで交わらない2つの時代。けれども、確実に時はつながっている。
新子が足を踏み鳴らせば、1000年前の凪子がそれをかすかに感じる。川を流れる色紙。コップの中のなでしこの花びら。
昭和30年のきい子と、1000年前の凪子。
どちらも都会からやってきて、友達が欲しくてたまらない。
ふたりはまるで別の時代に生きる、同じ少女のようです。
好きな人を諦めて、別の人のお嫁さんになってしまう、保健の先生。
借金を苦にして自殺してしまう、上級生の父親。
大好きなおじいちゃんの死。
終盤はちょっとトーンがかわってびっくりしましたが、大人の世界の汚い部分を、子供なりに受け止めようとする新子たちの姿もよかったです。
実は高樹のぶ子さんの原作は前に読んだことがあるのですが、内容はあまり覚えていませんでした。なので、「清少納言の話なんて、でてきたっけ?」と思ったのですが、そういえば清少納言の父が周防の国司だったというのは、教科書で読んだ記憶があります。
コメンタリーを聞いて知ったのですが、監督も清少納言の件は企画の段階では全く知らなかったとのこと。ロケハンの時に、清少納言の屋敷跡にも知らずに行ってたそうで、新子の物語と清少納言の結びつきに、運命的なものを感じますね。
投稿日
2010/09/01
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
静かな話題になっていたので気になっていたんですが、楽しい映画でした。お勧めします。どんな人に? うーん、割とあらゆる年代に大丈夫だと思いますが、40代以上のほうがいいかな? 夜の盛り場のようなシーンもあるのですが、露骨な描写はないので、小学校高学年くらいからだいじょうぶではないかと思います。
高樹のぶ子さんの自伝的小説を原作に、昭和30年ごろの山口県防府を舞台にした、子どもたちのドラマです。田舎の小学校に都会からの転校生が来る。自然の中でのちょっとした冒険や、少しずつ見えかくれする大人たちの世界。他の方も書かれているように、『となりのトトロ』などを想起するし、あるいは『少年時代』なども思い出しました。たとえばダム作りに精を出す子どもたちの描写は「ああ、あるある」と思わせて、クスクス笑ってしまいました。
そう書くと、ノスタルジーいっぱいで昔は良かった、田舎は良かったというものに思われてしまうかもしれません。そういう部分がないではないですが、懐古趣味と片付けてしまうには惜しい魅力にあふれた作品です。トトロなどの宮崎駿の世界観からは、明らかに失われたものへのノスタルジーと、現代への批判的な視点を感じて、それはそれで確固たる作家性のある作品として楽しめます。けれど、作品内で美しく完結しているので、その世界が現在の僕らと地続きという感じはあまりしません。
この『マイマイ新子』は、ファンタジー色もありますが、ひじょうに淡いもので、その点に僕は好感を持ちました。格別大したことは起きないけれども、今につながるものを感じます。作品は外に向かって開いているような気がします。ピクサーの作品などは閉じた世界のさいたるもので、観ていると「そんなに詰め込まなくてもいいのに」と思うときがあります。
本作の場合、ファンタジックな要素は心の中にあるものとして描かれる。けれど誰かの空想ということも実はあまり明示していないので、ちょっと不思議な雰囲気です。空想が現実と交錯する場面では、アニメーションの魅力をうまく生かしていると思います。昭和30年代の防府と、1000年前の周防の国が、時空を超えてつながっている。この作品はそういう歴史感覚を持っていて、だからこそいまにつながるものを感じさせるのです。作品が外に向かって開かれているというのは、そんな感覚を覚えたからです。75点。
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マイマイ新子と千年の魔法