真幸くあらば / 尾野真千子
真幸くあらば
/御徒町凧
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全体の平均評価点: (5点満点)
(12)
解説・ストーリー
死刑囚と被害者の婚約者の禁断の恋を純愛へと昇華させ、静謐なタッチで描き出す異色ドラマ。主演は「殯(もがり)の森」の尾野真千子とドラマ「ブラッディ・マンデイ」の久保田将至。監督は詩人・作詞家でこれが初メガフォンの御徒町凧。遊ぶ金欲しさに空き巣に入り、居合わせたカップルを殺害した青年、南木野淳。一審で死刑判決を受けた彼は、弁護士の説得にも耳を貸すことなく、自ら控訴を取り下げ死刑が確定する。ある日、そんな彼のもとにクリスチャンの女性、川原薫が面会に訪れる。彼女は、淳が殺した男の婚約者だった。しかし、淳の犯した罪によって婚約者の不実を知ることになった薫。複雑な感情を抱きつつも、いつしか淳に惹かれていく薫だったが…。
死刑囚と被害者の婚約者の禁断の恋を純愛へと昇華させ、静謐なタッチで描き出す異色ドラマ。主演は「殯(もがり)の森」の尾野真千子とドラマ「ブラッディ・マンデイ」の久保田将至。監督は詩人・作詞家でこれが初メガフォンの御徒町凧。遊ぶ金欲しさに空き巣に入り、居合わせたカップルを殺害した青年、南木野淳。一審で死刑判決を受けた彼は、弁護士の説得にも耳を貸すことなく、自ら控訴を取り下げ死刑が確定する。ある日、そんな彼のもとにクリスチャンの女性、川原薫が面会に訪れる。彼女は、淳が殺した男の婚約者だった。しかし、淳の犯した罪によって婚約者の不実を知ることになった薫。複雑な感情を抱きつつも、いつしか淳に惹かれていく薫だったが…。
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「真幸くあらば」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
死刑囚と被害者の婚約者の禁断の恋を純愛へと昇華させ、静謐なタッチで描き出す異色ドラマ。主演は「殯(もがり)の森」の尾野真千子とドラマ「ブラッディ・マンデイ」の久保田将至。監督は詩人・作詞家でこれが初メガフォンの御徒町凧。遊ぶ金欲しさに空き巣に入り、居合わせたカップルを殺害した青年、南木野淳。一審で死刑判決を受けた彼は、弁護士の説得にも耳を貸すことなく、自ら控訴を取り下げ死刑が確定する。ある日、そんな彼のもとにクリスチャンの女性、川原薫が面会に訪れる。彼女は、淳が殺した男の婚約者だった。しかし、淳の犯した罪によって婚約者の不実を知ることになった薫。複雑な感情を抱きつつも、いつしか淳に惹かれていく薫だったが…。
「真幸くあらば」 の作品情報
「真幸くあらば」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
真幸くあらばの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
|
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
DRZD08031 |
2010年08月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
真幸くあらばの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
|
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
DRZD08031 |
2010年08月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
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ユーザーレビュー:12件
遠距離セックスは、しずかにね。
投稿日:2011/06/07
レビュアー:ぴよさん
「磐代の 浜松が枝を引き結び 真幸(まさき)くあらば また還り見む」
(万葉集 第二巻・141首)
有間皇子の作とされる歌。有間皇子は蘇我赤兄の姦計にあって、謀反の罪で処刑されて
しまう悲劇の若皇子だ。「もし運良く生きて戻れたら、引き結んだこの松の枝を再び見ること
が出来るだろうか…」と歌うこの歌。つまりこれは、もはや生きて戻ることは無いだろうという、
絶望の歌でもある。
だが(前出のレビュアーsatokaさんが仰ってるように)有間皇子と、本編の南木野淳とは
犯した罪の質がまるで違う。謀られて、クーデターを計画しただけの皇子に比べ、淳は二人
の人間を実際に惨殺している。淳が罪を反省し、自らの命をもって償おうとしているという
点にしても、皇子はそもそも罪を犯していないのだから、反省の気持ちなぞ生まれようが
無いのだ。
この無神経は「都合良く死刑囚が詠んだ、似た風な歌があった」くらいの感覚で使ったと
思わせるものだ。歌の背景を少しでも知っていれば(と言うか、歌人である作者は当然知っ
ているはず)違和感のある使い方と言える。キャッチフレーズとして使うべきではなかった。
(ただ作品の中に於いて、淳はこの歌にそんな背景のあることを知らない。獄中に置かれ
ている官本にあった『万葉秀歌』をたまたま読んで、目に留めただけだ。なので、そこは
あまり厳しく言うべきじゃないのかもしれない)
囚人と被害遺族が、裁判や接見を重ねる中で理解を深めてしまうという例は、実際にある
らしい。本編の場合は彼の犯行によって、婚約者の不実を知ることになったという事情と、
なにより宗教者という設定なので、通常より同情的な気持ちになる可能性はあろう。
ただ食い足りないのは、その薫の心の移り変わりが明確には描かれない点だ。人の心模様
を、そんなにいちいち説明する必要は無いのだが、なぜ、ここまで殺人犯を深く愛するよう
になったかということは、さすがにもう少し表現して欲しい。
これでは彼女が、あまりに浅薄で気分屋の女性に見えてしまう。
決して結ばれることの無い運命の二人が、相手を想って、同時刻に「自慰」をする。
実はこの部分にこそ、万葉世界の趣きがある。(…なんていうと怒られてしまうかな)
古代、詩や歌に想いを託すのは、現代とはまるで意味の違った行為だった。それこそ
強力な思念をこめるようなものだったと思う。先の歌の「松が枝を引き結び」というの
も、松の枝と枝を紐で結びつけ、旅の安全や命の無事を祈る呪術的行為であり、それは
現代の様に形骸化したものではなく、強力な念のこもった行為だったはず。
茜は、同時にそれをする日時を、自らの受胎(排卵)日に指定する。キリスト教徒と
して「処女懐胎」を発想したのだろうが、さすがにそこまでいっちゃうと…ノーコメント。
一点、個人的にどうしても耐えられなかったのが、「その」場面に突如として鳴り響く
森山直太郎の歌。歌自体がわるいと言うわけじゃないが、それまで静かに進んでいた
物語の最もデリケートに見せるべき場面に、あんなアクの強い歌(インストならまだしも)
を流してしまう演出センスが…ちょっと理解出来ない。
せっかくの二人の熱演だったが「まさきくあらば〜♪」の連呼にすっかりかき消されて
しまった。
全然、マサキクナイ。
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牽強付会(こじつけ)なタイトル…稚拙で勝手な本歌取り!
映画がタイトルとした「真幸くあらば」という仮定条件は、結び松という呪術的行為とあいまって、万葉集中死を覚悟しながら歩を進めた有間皇子の詠歌である。しかし映画のどこをとってもこのイメージと有機的に重なる部分はない。ましてやこの歌に触発されて物語が展開されるわけでもなく「無事であったなら」という言葉尻だけを拝借した勝手な本歌取りだ。
自称歌人でもある原作者は、長く拘置所や代用監獄に収監されていた経験を持つツワモノらしいから、「あなたの知らない拘置所ライフ」を啓蒙し、併せて壁を隔てた思いの成就という妄想を現代の問題意識で見られるように整理した、というつもりかもしれないが、それなら題名は何も有間皇子の歌である必然性はない。
かつて古今集の大伴一族をうたった長歌の一部分に注目し「海ゆかば」という日本の歌曲として曲をつけた信時潔は、その歌が意に反して軍国主義に利用され、多くの無駄な戦死者を正当化したとの思いから、戦後は久しく作曲の表舞台に戻らなかったことはよく知られている。韻文に込められたエナジーとは数百年隔ててなお国民を靡下におくほどのものであることを原作者・脚本家は今一度熟考すべきであろう。
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いいのかそれで。。。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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あるんだろうか
そういう恋も
せっかく接しなくても
結ばれたかに思えたのに
彼女も最期は。。。
十字架をつけた女性だったので
彼を偲んでそのまま年を重ねてほしかったな
愛するひとを失っても
傍らにいてくれるひとがいたのだし
事件の彼に惹かれていくのだとしても
なんとなく、時間が短いせいか同情や傷のなめあいに感じる
季節のうつりかわりや
月明かりに浮かぶ二人の姿どれも綺麗だった
感情論では複雑すぎて
こうあるべきだっていうことはできないけど
視覚的に綺麗なので
ムードにのまれてそのまま物語りの肯定派になった
アイアワレムとは深い言葉だなぁ
口数の少ない出演者とは違い
あまりにも歌詞が補足的に聞こえる
何も考えずにメロディだけ聴くといい歌だなぁ
いろんな終わり方や考え方が感じれるので
こういうのもいいのかも。。。
あとで皆様のレビューをみてスッキリしよう
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聖書と万葉集
「磐代の浜松が枝を引き結び真幸くあらばまた還り見む」 有間皇子
万葉集のこの歌からつけられたタイトルです。
強盗殺人の罪で死刑を宣告された孤独な男と、ボランティアで男に面会にやってくる女。
実は女は男が起こした事件の関係者なのだが、面会を重ねるうちに、ふたりは惹かれあう。
差し入れの聖書の中にひそかに書き込みをして、互いの思いを交換する。
相手に触れたい、愛し合いたいという思いは日増しに高まる。
刑務所の塀に隔てられた男女という設定は特に珍しくはないような。
90分と短いので、ふたりの過去や感情の変化の説明が少なく、わかりにくい部分も。
ラストの10分、別々の場所で相手を思いながらふたりが愛し合うシーン。このシーンゆえにR指定になっているのでしょうが、このシーンよりもむしろ刑務所の窓から見た季節ごとの空の色や木々の形のほうが印象に残りました。
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きれいな仕上がり
罪を認め、その罪の真意を見届けようとして、
恋に落ちて、、、傷のなめあい、なんて、
論点がいくらでもあるから、
否定もできないし肯定もしきれないし、簡単に綴れない。
万葉集の枕詞からのタイトルには、
危険な旅から戻れるように祈りが込められている。
それが死刑か、最後の彼女のシーンかは、さておきも、
天でも地獄でもいいから、満月の夜の如き以上に、
今度は、本当に触れ合って欲しいと願いました。
そんな形でも、
作り手が、ことばにも、映像にもして、
世にしらしめたんではないでしょうか。
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ユーザーレビュー
遠距離セックスは、しずかにね。
投稿日
2011/06/07
レビュアー
ぴよさん
「磐代の 浜松が枝を引き結び 真幸(まさき)くあらば また還り見む」
(万葉集 第二巻・141首)
有間皇子の作とされる歌。有間皇子は蘇我赤兄の姦計にあって、謀反の罪で処刑されて
しまう悲劇の若皇子だ。「もし運良く生きて戻れたら、引き結んだこの松の枝を再び見ること
が出来るだろうか…」と歌うこの歌。つまりこれは、もはや生きて戻ることは無いだろうという、
絶望の歌でもある。
だが(前出のレビュアーsatokaさんが仰ってるように)有間皇子と、本編の南木野淳とは
犯した罪の質がまるで違う。謀られて、クーデターを計画しただけの皇子に比べ、淳は二人
の人間を実際に惨殺している。淳が罪を反省し、自らの命をもって償おうとしているという
点にしても、皇子はそもそも罪を犯していないのだから、反省の気持ちなぞ生まれようが
無いのだ。
この無神経は「都合良く死刑囚が詠んだ、似た風な歌があった」くらいの感覚で使ったと
思わせるものだ。歌の背景を少しでも知っていれば(と言うか、歌人である作者は当然知っ
ているはず)違和感のある使い方と言える。キャッチフレーズとして使うべきではなかった。
(ただ作品の中に於いて、淳はこの歌にそんな背景のあることを知らない。獄中に置かれ
ている官本にあった『万葉秀歌』をたまたま読んで、目に留めただけだ。なので、そこは
あまり厳しく言うべきじゃないのかもしれない)
囚人と被害遺族が、裁判や接見を重ねる中で理解を深めてしまうという例は、実際にある
らしい。本編の場合は彼の犯行によって、婚約者の不実を知ることになったという事情と、
なにより宗教者という設定なので、通常より同情的な気持ちになる可能性はあろう。
ただ食い足りないのは、その薫の心の移り変わりが明確には描かれない点だ。人の心模様
を、そんなにいちいち説明する必要は無いのだが、なぜ、ここまで殺人犯を深く愛するよう
になったかということは、さすがにもう少し表現して欲しい。
これでは彼女が、あまりに浅薄で気分屋の女性に見えてしまう。
決して結ばれることの無い運命の二人が、相手を想って、同時刻に「自慰」をする。
実はこの部分にこそ、万葉世界の趣きがある。(…なんていうと怒られてしまうかな)
古代、詩や歌に想いを託すのは、現代とはまるで意味の違った行為だった。それこそ
強力な思念をこめるようなものだったと思う。先の歌の「松が枝を引き結び」というの
も、松の枝と枝を紐で結びつけ、旅の安全や命の無事を祈る呪術的行為であり、それは
現代の様に形骸化したものではなく、強力な念のこもった行為だったはず。
茜は、同時にそれをする日時を、自らの受胎(排卵)日に指定する。キリスト教徒と
して「処女懐胎」を発想したのだろうが、さすがにそこまでいっちゃうと…ノーコメント。
一点、個人的にどうしても耐えられなかったのが、「その」場面に突如として鳴り響く
森山直太郎の歌。歌自体がわるいと言うわけじゃないが、それまで静かに進んでいた
物語の最もデリケートに見せるべき場面に、あんなアクの強い歌(インストならまだしも)
を流してしまう演出センスが…ちょっと理解出来ない。
せっかくの二人の熱演だったが「まさきくあらば〜♪」の連呼にすっかりかき消されて
しまった。
全然、マサキクナイ。
牽強付会(こじつけ)なタイトル…稚拙で勝手な本歌取り!
投稿日
2010/12/31
レビュアー
satoka
映画がタイトルとした「真幸くあらば」という仮定条件は、結び松という呪術的行為とあいまって、万葉集中死を覚悟しながら歩を進めた有間皇子の詠歌である。しかし映画のどこをとってもこのイメージと有機的に重なる部分はない。ましてやこの歌に触発されて物語が展開されるわけでもなく「無事であったなら」という言葉尻だけを拝借した勝手な本歌取りだ。
自称歌人でもある原作者は、長く拘置所や代用監獄に収監されていた経験を持つツワモノらしいから、「あなたの知らない拘置所ライフ」を啓蒙し、併せて壁を隔てた思いの成就という妄想を現代の問題意識で見られるように整理した、というつもりかもしれないが、それなら題名は何も有間皇子の歌である必然性はない。
かつて古今集の大伴一族をうたった長歌の一部分に注目し「海ゆかば」という日本の歌曲として曲をつけた信時潔は、その歌が意に反して軍国主義に利用され、多くの無駄な戦死者を正当化したとの思いから、戦後は久しく作曲の表舞台に戻らなかったことはよく知られている。韻文に込められたエナジーとは数百年隔ててなお国民を靡下におくほどのものであることを原作者・脚本家は今一度熟考すべきであろう。
いいのかそれで。。。
投稿日
2010/11/01
レビュアー
☆maria☆
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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あるんだろうか
そういう恋も
せっかく接しなくても
結ばれたかに思えたのに
彼女も最期は。。。
十字架をつけた女性だったので
彼を偲んでそのまま年を重ねてほしかったな
愛するひとを失っても
傍らにいてくれるひとがいたのだし
事件の彼に惹かれていくのだとしても
なんとなく、時間が短いせいか同情や傷のなめあいに感じる
季節のうつりかわりや
月明かりに浮かぶ二人の姿どれも綺麗だった
感情論では複雑すぎて
こうあるべきだっていうことはできないけど
視覚的に綺麗なので
ムードにのまれてそのまま物語りの肯定派になった
アイアワレムとは深い言葉だなぁ
口数の少ない出演者とは違い
あまりにも歌詞が補足的に聞こえる
何も考えずにメロディだけ聴くといい歌だなぁ
いろんな終わり方や考え方が感じれるので
こういうのもいいのかも。。。
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聖書と万葉集
投稿日
2010/10/03
レビュアー
パープルローズ
「磐代の浜松が枝を引き結び真幸くあらばまた還り見む」 有間皇子
万葉集のこの歌からつけられたタイトルです。
強盗殺人の罪で死刑を宣告された孤独な男と、ボランティアで男に面会にやってくる女。
実は女は男が起こした事件の関係者なのだが、面会を重ねるうちに、ふたりは惹かれあう。
差し入れの聖書の中にひそかに書き込みをして、互いの思いを交換する。
相手に触れたい、愛し合いたいという思いは日増しに高まる。
刑務所の塀に隔てられた男女という設定は特に珍しくはないような。
90分と短いので、ふたりの過去や感情の変化の説明が少なく、わかりにくい部分も。
ラストの10分、別々の場所で相手を思いながらふたりが愛し合うシーン。このシーンゆえにR指定になっているのでしょうが、このシーンよりもむしろ刑務所の窓から見た季節ごとの空の色や木々の形のほうが印象に残りました。
きれいな仕上がり
投稿日
2010/09/04
レビュアー
りん
罪を認め、その罪の真意を見届けようとして、
恋に落ちて、、、傷のなめあい、なんて、
論点がいくらでもあるから、
否定もできないし肯定もしきれないし、簡単に綴れない。
万葉集の枕詞からのタイトルには、
危険な旅から戻れるように祈りが込められている。
それが死刑か、最後の彼女のシーンかは、さておきも、
天でも地獄でもいいから、満月の夜の如き以上に、
今度は、本当に触れ合って欲しいと願いました。
そんな形でも、
作り手が、ことばにも、映像にもして、
世にしらしめたんではないでしょうか。
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真幸くあらば
(C)2009『真幸くあらば』製作委員会 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。