純情

お気に入りのレビューアー『蘭丸』さんのおかげでまたまた、ＢＬ作品に出会えました。
蘭ちゃん、ありがとーー♪

映画「愛の言霊２」が、ガックリ(!?)きたので、今回は期待せずに観賞
う〜ん、正解！！

まず、映像が映画っぽくなく、安〜い韓流ドラマを観ている様でした。
二人がカレーを作って食べた後、何故いきなり「バー」でお酒？なんで？
また、高橋くんが、たま〜に、Ｖ６の岡田くんに見えたり・・・見えなかったり・・
楽人くんが、たま〜に、女の子に見えたり・・・見えなかったり・・・

な〜んて、突っ込みどころ満載でしたが、二人とも体張って「好きだ〜♪」を演じてくれたのでマルです！！
でも、高橋くんはあいかわらず「へたっぴ」だけど（笑）

ラストの、二人しか乗っていないバスのシーン
「冬のソナタ」を思い出させる素敵なシーン
両思いになれた幸せそうな二人・・・寄り添って・・・
って、運転手さん見てるよね〜>O<
でも、そんな野暮なこと言わないで（笑）

ちなみにこの『純情』
ＣＤドラマも出ています。
映像では見れなかった、あ〜んなシーンやこ〜んなシーンをベテラン声優さんが“声”でヤッてくれてます！
物足りなかった方、必聴です。
【ＣＤキャスト一部紹介】
倉田将成：森川智之さん
戸崎圭祐：平川大輔さん
宮田一臣：遊佐浩二さん
さすが、ＢＬ界の帝王です！

原作が好きなＢＬマンガの実写、って事で、今回は「厳しい目」で挑みました（笑）

主人公・戸崎を演じる楽人くん。
初めて見たのは『仮面ライダー響』の頃。まだ小さい少年だったのに、大人になったな〜って、変な親心みたいな気持ちで見始めてしもた。
相手役の倉田役・高橋くん。
『体育館ベイビー』の時も思ったんやけど、ビジュアルが若く見えたり、すっごく年取って見えたりして、原作の将成と違うなと、思った。

でもでも！
これ、めっちゃええんです！♪
原作の雰囲気も壊さず、‘初恋’というキーワードを効果的に使いながら、今の２人の心情もちゃんと描けてる。
倉田のそっけない態度や、冷たいセリフから、戸崎の戸惑いながらも、好きにならずにいられない感情とか、ストレートに画面から、伝わってくるんです。
楽ちゃんは、さすがの演技力で、へたっぴ（ごめん！）な高橋くんを、よくフォローしてます。
（ただ１つ、最近の楽ちゃんは、体を鍛えてるらしく、なかなかエエ体してるんやけど、高橋くんがめっちゃ華奢で、体格の違いが気になった。背の高さはええバランスやのに、そこが残念><）

「大人しく抱かせろよ」とか「さっさと服脱げよ」とか「オレは倉田の何なの！」とか、ＢＬらしい萌えセリフも沢山あって、それがいっそ潔いし、納得します。
楽ちゃんの色っぽい表情や、声にも萌えます。
元彼と今彼の対決、とか、基本のＢＬ要素がてんこ盛りで、正統派の映画になってます。

２人の思い出の地である、海のシーンが、とても良い♪
ロマンチックでちょっぴり切ない、でも最後はハッピーエンド、そんな素敵な作品でした。

映画を観てから原作コミックを見ました
原作を先に知ってる人からしたらキャストがあれれでしょうね
知らずに観たらぎこちないけど頑張ってくれたなって感じです
原作のいいところをうまく構成してますね
何度もリピして観たくなるシーンがあります
演技が下手でもその不器用なところが純情っぽさが出てるんじゃないかな?

作品的には頑張って『BL』してますって感じ。
う〜ん、嫌いではないんですけどね････
高橋君が役にいまいちマッチしてないのよねぇ
楽人くんは、さすがの演技力で、ぜんぜんわざとらしさもないし、良かったですよ。
（先輩との絡みも好き^^：）
ラストの二人で寄り添うシーンは絵になってましたね♪
でも、本当に高橋君って見る角度によってちがうのね。

でも、今回カンゲキしたのは、楽人君のBLに対する解釈の仕方です。
彼とってもまじめなんですね。役に対する真剣さとか、取り組み方とか、
特典映像見ていて、とっても高感度上がりましたよ。

彼には、是非『タクミクンシリーズ』の高林役をやってもらいたいですね。
で、思いっきり可愛く、皆を振り回している所を見てみたいです。

他の方も評価されていますが、倉田役の高橋さんが足を引っ張ってる感が強いです。

高橋さんは、これ以前に『虹色の硝子』で、憧れの先輩？といった位置の役を演じていますが
その役は、寡黙な役で棒っぷりも許容範囲っていえばそうかも〜な状態でしたが
今回は・・・ね。。。

戸崎役の楽人くんがかなりいい演技をされているので、とっても残念です。


ＢＬ作品の中では、平均的？な合格粋だと思われます。
期待しないで観たら、楽しめます。
期待して観たら、不満もでるかもしれません。