グロリア

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大好きなドラマ「完璧な恋人に出会う方法」コンビ作品です。
切ないラブストーリー＆家族愛＆サスペンスからなる作家さんお得意のパターン。

両親を自動車事故で失い、生き残った姉ジンジュ（オ・ヒョンギョン）は頭に障害が残り幼稚園程度の知能しかなくなってしまう。１０才のジンジンはそんな姉を抱え、新聞配達から物乞いのようなボールペン売りまでなんでもやって生きてきた。
３０才になったジンジン（ペ・ドゥナ）の望みは、姉より早く死なないこと、姉と幸せな老後を送ること・・こんなの悲しすぎるよ〜
まあ、演じているのがペ・ドゥナですから、一見明るい女の子風で、時々暗さを見せ、一生懸命生きる様にはじーんと来ます。

ジンジンと幼馴染のハ・ドンア（イ・チョニ）はやくざ上がりで今はナイトクラブの用心棒をしている。
甥の小学生オジンと二人暮し。とはいっても、ボロい韓国家屋の一室住まいだから、ナイトクラブの他の従業員達も住んでいて、このあたりがとってもアットホームです。
ジンジンとドンア、つかみ合いの喧嘩友達だけどいい感じなのよね。だからこの２人が恋に落ちていくのかな？？と思ってましたが――

今にも飛び降り自殺をしそうな美しいユンソ（ソ・イヒョン）に声をかけた時、心に留めてしまうドンア。
ユンソは財閥の愛人の娘。そんな境遇が嫌でバレエだけが生きる支えだったが、留学先で足を故障し、失意のままに韓国に戻ってきた。その飛行機で隣り合わせたのがイ・ジソク（イ・ジョンウォン）。以後ストーカーのように付きまとわれることになります。
再び見かけたのが服毒自殺をはかり運び込まれた病院。
イ・ソヒョンがとっても弱々しく儚げで綺麗で、おまけに上手いんですよ。
ジンジンの恋愛の方は当分お預けなので、序盤から前半にかけては美女と野獣（ごめん、イ・チョニ）のお二人のロマンスに釘付けになりました。
でも、元やくざと愛人の子とはいえ財閥の娘。古いけど「泥だらけの純情」か――いえいえ、決してそのような暗さはありません。
それに財閥のジソクが風船のようなお顔でユンソを狙っているよ・・気持ち悪い〜

ナイトクラブで歌手達のストライキがあり、雑用係をしているジンジンが急遽口パクの歌手に仕立て上げられステージに立ちます。始めはでくの坊状態だったジンジンが次第に本能のまま歌いだす。ジンジンにとって世界が広がった瞬間です。

こちらも財閥の愛人の息子イ・ガンソク（ソ・ジソク）。歌手である母から引き離され本家に連れて来られたが義母、兄ジソクから冷たく扱われ、いつの間にか感情を表さない冷たい男になって行った。
デキる男ではあったが、所詮愛人の子で次男坊。ジソクの帰国と共にグループの潰れかけの芸能会社に左遷させられる。
この作家さんになくてはならない定番メニュー。ツンデレ御曹司ですよ。
過去「完璧な〜」ではパク・シフ、「星をとって」はキム・ジフンが演じており、男前度から言いますと、前者２人に分がありますが、何といっても演技派。孤独の匂いがビンビン響いて、とっても切ない男ぶりなのです。

ジンジンとガンソクは、母親が再びナイトクラブで歌い始めだしてからちょくちょく顔を合わせるようになります。
それに、夢も希望もなかったジンジンが３０才にしてグロリアという芸名で夢を追おうとしている。ガンソクは芸能会社の代表、二人に接点ができ、いよいよ開始といった所でしょうか。

夢を見つけたジンジンと心を閉ざしたガンソク、それにドンアとユンソの二組の恋愛を中心に、それぞれの家族が描かれます。
特にガンソクの兄役のイ・ジョンウォン。吐き気を及ぼすほど嫌だったけど、最後まで一貫しての憎まれ役は敬服しました。このぐらいの大物がやってくれるとドラマも盛り上がります。

それと、前半楽しませてくれたのが別冊ラブライン「小さな恋物語」。４０才の幼稚園児ジンジュと１０才のオジンカップルです。もう、二人のラブラブなやり取りが超可愛い。ジンジュ役のオ・ヒョンギョンは「明日ハイ」の冷めたな母親とは全然違って、とっても上手かったです。オジンは「星をとって」で一番印象に残った子役パランをやったチョン・ボグム君です。この作家さんはいつも子役の使い方が上手いんですよね。

中盤から不遇のジンジンには理由があった・・とサスペンスの色が見え始め、終盤はどっぷりサスペンスに、ほとほと呆れっ放しのラブモード（２組揃って、もういい加減にせぇ〜）、まあサービス満点と思えばでしょうが。

ペ・ドゥナとイ・チョニ目当てで見始めましたが、終わってみれば、ソ・ジソクとソ・イヒョンが印象に残りました。
５０話の長丁場、好きな俳優が出ているから私は最初から面白かったけど、皆さんはちょっと我慢かな？
チョン・ジウ女史の集大成と言えるドラマ、是非お勧めします。

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　非常にクセがある登場人物たちですが、ハマル人はハマル。そんなドラマです。

ドラマの出だしは、そのクセが鼻につき、リタイヤする方が多そう。
　「ペ・ドゥナ」は持ち前のクセのある、甘ったるいようなふにゃふにゃした話し方。
苦労人らしきことはわかるけれど、やたら暴力的に、竹馬の友？「イ・チョニ」を殴るし、とてもじゃないですが、始めのうちは不快感を持ちました。
でも、ひょんなことから、クラブでマイクを持つようになってからは、その魅力がわかってきます。
元チッチッケ「ソ・ジソク」もそれに参っちゃったんでしょう。（そして元気がでる主題歌「グロリア」は、いやあもうクセになって、頭をグルグルしっぱなしでしたぁ。）
　一方「ソ・ジソク」は、どうも不幸な育ち方をした御曹司らしきことはわかるんですが、すぐファイトクラブ行って、殴り合いするし、、、。「ペ・ドゥナ」に感化されるまでは、仕様もないヤツなんです、、。
「イ・チョニ」はおバカさんだけど筋の通った兄ちゃん。このドラマでは珍しく一貫して、気持ちいい頼れるヤツですが、、、、。
「ソ・イヒョン」は、薄幸の美女。（明るい役もお似合いの女優さんですが、中盤イキイキし始めてから、自分でも意外だろうと思われる変身を遂げます。）
とにかく、この主要キャスト４人の線がつながり、人間関係が把握できるまで、ちょっと我慢して観ててくださいね！！
この４人のチームワーク。最高なんですよ。我慢してみたら、きっと面白くなりますよ！！

ほかには、なぜかナイトクラブ関係者ほとんどが住む「長屋が、最高にいい感じ。」
生活力満タンのおばあちゃん、ちびすけ、バンドマン、司会専門おじさん、罪多き「イ・チョニ」父など。
ヒロインのジンジン姉を、みんなが温かく見守って暮らしています。
血のつながりより濃い、人々のつながりがそこにある。それが素敵です。

そして悪い面を全て背負っているのが、「ソ・ジソク」兄役の「イ・ジョンウォン」。
この濃い丸顔のカレが、次々とやってくれること！！
ここまでいったら、アッパレ。
反対に、いっつも毅然とカッコいいのが、「ソ・ジソク」母役の「ナ・ヨンヒ」です。

「話の筋よりキャラクター！」
みんな頑張ろう！って、家族で励まし合っていくような、そんな雰囲気が大好きでした。
オススメです！！

　『リンダ・リンダ・リンダ』の映画を観た時にペ・ドゥナが歌っているのを観て、それほど上手いとは思わなかったけど歌っている姿が様になり、カッコイイなと印象を受けました！！
　今回は映画ではなく、ドラマで歌手を目指すヒロインと聞き、凄く興味が沸きました！！！

　何とあの『完璧な恋人に出会う方法』の脚本家なんですね！！だからか、ヒロインとこれから深く関わりラブ関係に進むであろう相手役ソ・ジソクさんの役が完璧な恋人で演じた御曹司役パク・シフと似通っているんですね！！

　無愛想で愛を知らない孤高な御曹司が必ず恋に落ちるのはやっぱり人懐っこくてサバサバしたヒロインが合うんですね！！！

　最初からどんどん嵌っていくので観ていて面白いです！！！昔人気があった歌手だったが交通事故で障害者になってしまった姉ジンジュ。その事故で両親は亡くなり、姉は障害者になったため、人一倍苦労している妹ジンジン（ペ・ドゥナ）
　３０年間、姉のためだけに生きてきた彼女だったが…ナイトクラブで歌手が不在でピンチヒッターでジンジンが出たことにより彼女の人生が変わっていきます！！

　決して上手くないジンジンの歌。しかし、観る者を勇気付けてくれる彼女の力強い歌声に周りは何故か応援したくなります！！！グロリアの曲を歌い、適当にその名前を付けられたジンジン！！
　歌手として生きて生きたいと決めた彼女のサクセスストーリーはこれからどんどん面白くなりそうです！！！

　母親が歌手で大財閥の父親との間に妾の子として生まれたガンソク！！！小さい頃に母親から本家に預けられた事により、継母や兄に虐げられてきたガンソクは自分の意思よりは父親の意見をそのまま受け入れる性格。
　
　兄の帰国により得意分野だった建設会社から今にも潰れそうな芸能事務所の社長として左遷されるガンソク！！ソ・ジソクの演技も何気に上手いです！！！序盤はまだラブ関係にはなかなかならない２人ですが、その代わりにジンジンの親友ドンアと薄幸なお嬢様ユンソの恋が面白くなります！！！

　後、ガンソクの兄ジソク（イ・ジョンウォン）が出てくる度に胸くそ悪く名ほど嫌な役がピッタリあっています。。本当は顔も観たくないのですが。。。。

姉ジンジュとジソクの過去に何かあったのかこれからが凄く楽しみです！！！そして、ジンジンとガンソクの２人が早くラブモード突入して欲しいです！！

　

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「完璧な恋人に出会う方法」からずっと好きな
脚本家さんです。長編でも飽きさせない展開の
早さはいつもすごい！と思っていました。

障がいをもつ姉と暮らす幼い妹の奮闘記で
始まる出だしは、勢いがあってぐいぐい
引っ張られました。
ペ・ドゥナさんのなんとも力の抜けた演技と
ソ・ジソクさんの硬い演技がミスマッチながら
面白く観させてもらいました。

残念なことに、手術により姉の障がいが治癒する
中盤あたりから、先を期待させる感じが失速
しました。皆でよってたかって復讐するほど
強い悪人でなかったことも、興味をうすくしたかも
しれません。
自分の生い立ちをドラマにして、自ら出演してという
あたりからは、なんだか出演者一同、迷いがある
ような雰囲気さえしました。

ちょっと残念な後半でしたが、中盤までは、
楽しく観させてもらいました。
次回作品では、最後まで失速しないドラマを
楽しみにしたいと思います。

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ストーリーは皆さんが書いてくださっているので省略ですが、
何がいいって、
それは４人のキャラクターとラブラインでしょうか。
ジンジン、ガンソク、ドンア、ユンソ、それぞれ最初から最後までキャラクターがぶれません。
愛情もぶれたりしないところが見ていていらいらしないところです。
途中でイライラさせられるドラマが多いなかで、最後の５０話までまったくいらいらさせられない希有なドラマでした。
まあ、ガンソクが途中でツンデレになるのは面白かったので許します！
バカップルなところもいろいろと大変な目にあうカップルたちなので、ほのぼのと見てしまいました。

このドラマのもう一つのテーマである復讐は、
どうしても最後は後味悪いですね。