ミケランジェロの暗号 / モーリッツ・ブライプトロイ
ミケランジェロの暗号
/ウォルフガング・ムルンベルガー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(40)
解説・ストーリー
第二次大戦下のウィーンを舞台に、ミケランジェロが描いた一枚の絵を巡って、ナチスを相手に命を懸けた虚々実々の駆け引きを繰り広げるユダヤ人画商一家の運命をスリリングに描いたサスペンス・ミステリー。主演は「es [エス]」のモーリッツ・ブライブトロイ。1938年、オーストリアのウィーン。画廊を営むユダヤ人一族のカウフマン家は、ムッソリーニも欲しがるという国宝級の逸品、ミケランジェロの素描を隠し持っていた。ある日、息子のヴィクトルは、兄弟同然に育った使用人の息子ルディと久々の再会を果した際、その絵の隠し場所を教えてしまう。しかし、ナチスに傾倒していたルディは、昇進を狙ってそのことを密告、絵はナチスの手へと渡ってしまうのだったが…。
第二次大戦下のウィーンを舞台に、ミケランジェロが描いた一枚の絵を巡って、ナチスを相手に命を懸けた虚々実々の駆け引きを繰り広げるユダヤ人画商一家の運命をスリリングに描いたサスペンス・ミステリー。主演は「es [エス]」のモーリッツ・ブライブトロイ。1938年、オーストリアのウィーン。画廊を営むユダヤ人一族のカウフマン家は、ムッソリーニも欲しがるという国宝級の逸品、ミケランジェロの素描を隠し持っていた。ある日、息子のヴィクトルは、兄弟同然に育った使用人の息子ルディと久々の再会を果した際、その絵の隠し場所を教えてしまう。しかし、ナチスに傾倒していたルディは、昇進を狙ってそのことを密告、絵はナチスの手へと渡ってしまうのだったが…。
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「ミケランジェロの暗号」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第二次大戦下のウィーンを舞台に、ミケランジェロが描いた一枚の絵を巡って、ナチスを相手に命を懸けた虚々実々の駆け引きを繰り広げるユダヤ人画商一家の運命をスリリングに描いたサスペンス・ミステリー。主演は「es [エス]」のモーリッツ・ブライブトロイ。1938年、オーストリアのウィーン。画廊を営むユダヤ人一族のカウフマン家は、ムッソリーニも欲しがるという国宝級の逸品、ミケランジェロの素描を隠し持っていた。ある日、息子のヴィクトルは、兄弟同然に育った使用人の息子ルディと久々の再会を果した際、その絵の隠し場所を教えてしまう。しかし、ナチスに傾倒していたルディは、昇進を狙ってそのことを密告、絵はナチスの手へと渡ってしまうのだったが…。
「ミケランジェロの暗号」 の作品情報
「ミケランジェロの暗号」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ミケランジェロの暗号の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日日(大字幕) |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/ドイツ語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ALBD6860 |
2012年02月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
0人
|
0人
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ミケランジェロの暗号の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日日(大字幕) |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/ドイツ語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ALBD6860 |
2012年02月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
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ユーザーレビュー:40件
二転三転劇が面白い
『ヒトラーの贋札』のスタッフによる幻の絵を巡る命懸けの駆け引きを追うサスペンス映画です。
サスペンスなれど、コメディタッチです。
ホロコーストものだけど、暗く悲惨な話になり過ぎず、対照的な二人が織りなすかけ引きは、面白いです。
逆に残虐で残酷なシーンが無かったせいか悲壮感があまり感じられません。むしろユーモアなやり取りで思わずクスリと笑う場面もあった程です。
デッサンが偽物であったことから、二転三転劇が始まります。早々に本物のデッサンの所在は分かってしまい、サスペンスとして観るならばがっかりしてしまいますが、監督の意図はそこにはないように思います。
悲劇のホロコーストを底辺に据えながらのこのコメディタッチは凄いと思います。監督の人間の大きさを感じさせます。
幼馴染が偶然によって入れ替わり、立場の逆転の悲喜劇が、話を面白くしています。二人が命運を分けて戦いますが相手を徹底的には叩きのめしたりはしません。
ヴィクトルとルディという対立人間観がこの映画のミソですね。
彼らも奇しくも時代が生んだライバルなのかもしれません。 一方はどんな時も家族思いの誠実さを持ち合わせ、他方は欲望をむき出しにしてはいるものの、最後まで彼ら二人は憎み合っていないという雰囲気がこの映画の余韻を生み、物語の大きさを感じるところです。
ヴィクトルが打つ最後の大勝負、ヴィクトルと彼の母とレナの三人は、絵画を切り取ったかのようで胸がすっとしました。
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18人の会員が気に入ったと投稿しています
60点(微妙)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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楽しめたけど、こんなもんかな。。。
画商一家が保有するミケランジェロの希少な絵をナチスが奪うも、本物は別の場所に隠していた。
ナチスは再び本物を奪おうと画商の息子を脅迫するのだが、話が二転三転し中々オモロい展開に。
アリガチだけど、ナチスが生き延びようとして軍服を脱ぎユダヤ人のボロ服を着てみたら
迫って来たのがレジスタンスではなくナチスだったためユダヤ人として連行されるってオーモロ〜^^
ユダヤ人がナチスに成り済まして正体がバレないかドキドキ・・しなかった・・
基本的にコメディタッチ。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
面白かったです!!
シリアスで暗いドラマかと思ってたら、サスペンス・ミステリーの娯楽作品でした。
最期まで退屈することなく、ハラハラドキドキ、ヒヤヒヤ・・・緊張感を堪能できて良かったです。
特にラストシーンが良かった。してやったり!!! 気分爽快でエンドロール。
ナチス進軍により、ウィーンでもユダヤ排斥運動が高まる。ユダヤ人画商の息子・ヴィクトルと
家族同然に育った使用人の息子・ルディは久しぶりの再会を祝い、楽しく飲み明かした。
ある日突然、ナチ将校がヴィクトルの屋敷に押しかける。ナチに入隊したルディの裏切りだった。
やがて、密かに所有していたミケランジェロの貴重な名画は没収されてしまい、一家は収容所へ。
ムッソリーニ訪独式典の目玉商品になるはずの名画であったが、贋作であることが判明する。
さあ、大変!! 本物をゲットしないとルディの立場は危険。本物を差し出さないとヴィクトルも危険。
ここから二人の攻防が始まります。後半からは、とんでもない展開になり、んなアホな・・・
と、突っ込みたくなりましたが、まぁ・・・映画なんだし。いっか(笑
謎解きは早めに分りますが、それでも面白かったです。オススメです♪
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ルディの制服
投稿日:2012/07/04
レビュアー:まみもぉ
ミケランジェロだしナチスだし暗号だし…
ドロドロとした悲惨で複雑なミステリアスなものと思っていたら、
ほんとにそうでなく、ヒトラーのあの時代舞台なのにとても楽しい痛快な作品でした。
コメディでない?のにルディを筆頭にナチスSS親衛隊がおかしい…
今時の言い方であれです…”ヘタレ”なもので。
贋作を掴まされますが、それが贋作とわかったくだりの独伊会議も笑えました。
ともかく、期限までに本物を見つけ出さなくてはならない。
容赦ないナチの手段が展開…はせず、チャップリンの『独裁者』を思わせる入れ替わりな展開。
何度もばれそうになりますが、舞台喜劇のように笑わせてくれながら(割礼のおちにはたまげました)お話しはすすみ、
本物のありかもあっと驚くこともなく、結局、最後まで楽しめました。主役はルディ?
こちらの期待をあおりはぐらかしがとっても上手でした。
「君がこの制服をほしがったのが分るよ」 …こんな台詞に苦笑いできてしまう平和な時代を有難く思いつつ、
これがこの作品のほんとうの暗号かもと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
戦争の悲惨さも伝わってきたサスペンス
ナチがユダヤ人を迫害している、厳しい時代背景の中での娯楽作(サスペンス)って、あまり見たことがないような気がします。
サスペンスとしてのオチは想像つくのですが、そこにいたるまでの過程が、かなりスリリング!
息つく暇もなく引き込まれました。
厳しく異常なナチス。独裁者に支配されることの怖さも伝わってきます。
時代に流されざるをえない人々。人間ドラマとしても見ごたえがありました。
画廊の裕福な息子と使用人の息子。使用人の息子の「生まれがこうだったばっかりに、俺だって!」
という気持ちも理解できます。(でも腹立ったけど…)
緊迫した中、ちょっと笑えるシーンもあったりして、掘り出し物の作品でした。
戦争ものと言えばひたすらシリアスなイメージなのですが、戦争の悲惨さをサスペンスというジャンルで
伝えきっているのが凄かったと思います。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
二転三転劇が面白い
投稿日
2012/02/13
レビュアー
ミルクチョコ
『ヒトラーの贋札』のスタッフによる幻の絵を巡る命懸けの駆け引きを追うサスペンス映画です。
サスペンスなれど、コメディタッチです。
ホロコーストものだけど、暗く悲惨な話になり過ぎず、対照的な二人が織りなすかけ引きは、面白いです。
逆に残虐で残酷なシーンが無かったせいか悲壮感があまり感じられません。むしろユーモアなやり取りで思わずクスリと笑う場面もあった程です。
デッサンが偽物であったことから、二転三転劇が始まります。早々に本物のデッサンの所在は分かってしまい、サスペンスとして観るならばがっかりしてしまいますが、監督の意図はそこにはないように思います。
悲劇のホロコーストを底辺に据えながらのこのコメディタッチは凄いと思います。監督の人間の大きさを感じさせます。
幼馴染が偶然によって入れ替わり、立場の逆転の悲喜劇が、話を面白くしています。二人が命運を分けて戦いますが相手を徹底的には叩きのめしたりはしません。
ヴィクトルとルディという対立人間観がこの映画のミソですね。
彼らも奇しくも時代が生んだライバルなのかもしれません。 一方はどんな時も家族思いの誠実さを持ち合わせ、他方は欲望をむき出しにしてはいるものの、最後まで彼ら二人は憎み合っていないという雰囲気がこの映画の余韻を生み、物語の大きさを感じるところです。
ヴィクトルが打つ最後の大勝負、ヴィクトルと彼の母とレナの三人は、絵画を切り取ったかのようで胸がすっとしました。
60点(微妙)
投稿日
2012/08/30
レビュアー
ホヨマックス
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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楽しめたけど、こんなもんかな。。。
画商一家が保有するミケランジェロの希少な絵をナチスが奪うも、本物は別の場所に隠していた。
ナチスは再び本物を奪おうと画商の息子を脅迫するのだが、話が二転三転し中々オモロい展開に。
アリガチだけど、ナチスが生き延びようとして軍服を脱ぎユダヤ人のボロ服を着てみたら
迫って来たのがレジスタンスではなくナチスだったためユダヤ人として連行されるってオーモロ〜^^
ユダヤ人がナチスに成り済まして正体がバレないかドキドキ・・しなかった・・
基本的にコメディタッチ。
面白かったです!!
投稿日
2012/04/19
レビュアー
エコエコアザラク
シリアスで暗いドラマかと思ってたら、サスペンス・ミステリーの娯楽作品でした。
最期まで退屈することなく、ハラハラドキドキ、ヒヤヒヤ・・・緊張感を堪能できて良かったです。
特にラストシーンが良かった。してやったり!!! 気分爽快でエンドロール。
ナチス進軍により、ウィーンでもユダヤ排斥運動が高まる。ユダヤ人画商の息子・ヴィクトルと
家族同然に育った使用人の息子・ルディは久しぶりの再会を祝い、楽しく飲み明かした。
ある日突然、ナチ将校がヴィクトルの屋敷に押しかける。ナチに入隊したルディの裏切りだった。
やがて、密かに所有していたミケランジェロの貴重な名画は没収されてしまい、一家は収容所へ。
ムッソリーニ訪独式典の目玉商品になるはずの名画であったが、贋作であることが判明する。
さあ、大変!! 本物をゲットしないとルディの立場は危険。本物を差し出さないとヴィクトルも危険。
ここから二人の攻防が始まります。後半からは、とんでもない展開になり、んなアホな・・・
と、突っ込みたくなりましたが、まぁ・・・映画なんだし。いっか(笑
謎解きは早めに分りますが、それでも面白かったです。オススメです♪
ルディの制服
投稿日
2012/07/04
レビュアー
まみもぉ
ミケランジェロだしナチスだし暗号だし…
ドロドロとした悲惨で複雑なミステリアスなものと思っていたら、
ほんとにそうでなく、ヒトラーのあの時代舞台なのにとても楽しい痛快な作品でした。
コメディでない?のにルディを筆頭にナチスSS親衛隊がおかしい…
今時の言い方であれです…”ヘタレ”なもので。
贋作を掴まされますが、それが贋作とわかったくだりの独伊会議も笑えました。
ともかく、期限までに本物を見つけ出さなくてはならない。
容赦ないナチの手段が展開…はせず、チャップリンの『独裁者』を思わせる入れ替わりな展開。
何度もばれそうになりますが、舞台喜劇のように笑わせてくれながら(割礼のおちにはたまげました)お話しはすすみ、
本物のありかもあっと驚くこともなく、結局、最後まで楽しめました。主役はルディ?
こちらの期待をあおりはぐらかしがとっても上手でした。
「君がこの制服をほしがったのが分るよ」 …こんな台詞に苦笑いできてしまう平和な時代を有難く思いつつ、
これがこの作品のほんとうの暗号かもと思いました。
戦争の悲惨さも伝わってきたサスペンス
投稿日
2012/10/18
レビュアー
みなみ
ナチがユダヤ人を迫害している、厳しい時代背景の中での娯楽作(サスペンス)って、あまり見たことがないような気がします。
サスペンスとしてのオチは想像つくのですが、そこにいたるまでの過程が、かなりスリリング!
息つく暇もなく引き込まれました。
厳しく異常なナチス。独裁者に支配されることの怖さも伝わってきます。
時代に流されざるをえない人々。人間ドラマとしても見ごたえがありました。
画廊の裕福な息子と使用人の息子。使用人の息子の「生まれがこうだったばっかりに、俺だって!」
という気持ちも理解できます。(でも腹立ったけど…)
緊迫した中、ちょっと笑えるシーンもあったりして、掘り出し物の作品でした。
戦争ものと言えばひたすらシリアスなイメージなのですが、戦争の悲惨さをサスペンスというジャンルで
伝えきっているのが凄かったと思います。
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