ビッグハンマー・マサカー　血しぶきの狂宴

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

題名だけは最高だね！＾＾

パンクな野郎と女が廃虚の工場で飲んで踊ってラリって１匹ずつ殺される話。
雑巾みたいなのをまとったデブな殺人鬼がご愛用のビッグハンマーで相手を「一撃必殺！」
その仲間なのか正体不明の幽霊かゾンビか訳分からぬ女の化け物も束になってウギャー！

パンク達がグダグダ喋るだけの前半４０分はすぐさま早送りした＾＾
殺人鬼が出て来た所でマジメに観始めたのだが、これが以外とオモロかったりして。。。
と言っても全体的に「Ｃ級」ぽさは否めぬ。ハンディーカメラも揺れまくるし・・

棒に鉄板を何枚か貼り付けただけのビッグなハンマーで一撃を喰らわすと頭は木っ端微塵！
体は破裂し血が吹き飛び脳ミソもこんばんは！こ〜れぞ人体破壊！ってな感じでよくもまぁ・・＾＾

一生懸命さは感じ取れる！でもおススメする程ではないね。ギリギリＺ級を免れた感じ？＾＾

ストーリーもヘッタクレもあったもんじゃなし。
ただ、ハンマーでゴンです。
なぜ？とかどうして？とか考えちゃいけません！！

ただハンマーでゴンです。

２がでたらたぶん観ます。
でもきっと
ただハンマーでゴンゴンです。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

オープニングは、裸の女が目覚め「ここはどこ!!」と怯えたようにフラフラ歩き始める。そして陰で床に落ちているハンマーが動き出す。
そこへ警官がやって来た。「助けてー!!」と叫ぶ女に何発もの弾を打ち込む。女は血塗れになり死んだ・・・。ここは廃工場らしい。
パーティーを開催しお金を稼ごうと男女数人のパンクなグループが廃工場にやって来た。巨大なハンマーを持つビースト（野獣）の餌食になるのも知らずに・・・。
彼らは準備を始めようとするが、まず、お酒飲んでハッパやっていちゃついて、どうしようもない会話して・・・無駄な時間が流れていきます。（退屈）
しかーし! 30分くらい経つと、あの巨大なハンマーを振り翳すフェイスマスクをしたビーストが、いよいよ登場します!!
リハーサルのロックがガンガン鳴り響くその片隅で、ガリ・ガリ・ガリ　ア･アゴがグニャグニャ、えーーーっ！く・首が!!と、密かに犠牲者が・・・。
巨大なハンマーは一撃でバシャ!!と、頭や手足など胴体などを木っ端微塵にしちゃいます。砕けた肉片と血しぶきが飛び、辺りは血の海と化します。
1人・2人・3人・・・と姿を消していきますが、パーティーに集まって来たお客さんも、何も知らずに賑やかにダンスをしたり楽しそうにしています。今は・・・。
そうそう、ハンマーを持つ男ビーストの仲間なのか、怖そうな女ビーストも2人いました。顔が怖かったです。
最初は中身のない地雷系かと思いましたが、後半から、特にクライマックスシーンは、グロとスラッシャーが満載なので面白かったです。

　最後まで観たので☆二つ半にしましたが、人によっては☆一つかもしれないし、三つ半くらいにするかもしれないし。スプラッター度はかなり高く、そういうのが好きな人にとっては、良いのではないでしょうか。ただ、私は途中の指のシーン、あれ見せられて引いてしまいました。基本あの手のシーンは苦手です。

　オープニングから裸のお姉さんが出てくるのはいいんですが（掴みはＯＫ）、あの警官の行動は何でしょう。あそこで少し腰が引けたんですが、そこから延々とグダグダなシーンが続いて途中で観るのを止めようかと思いました。ただし、途中で脱落しようとする人達を繋ぎとめるためなのか、所々にエロシーンが挿入されています。そういう部分を乗り切れば、スプラッター爆発です。

　なんでこいつらは、こんなことしてるんや、とか、あれだけあそこで行方不明者出てたら警察が捜査に来るんとちゃうんか、とか、突っ込みどころは多々有りますが、単にスプラッターを楽しみたい人は満足されると思います（グロ度は強烈です）。

　ラストも普通のホラーとは少し違います。こいつ、メッチャひどい奴やな、という感じでした。

”あぁあぁぁ〜ん”と言わせたら、この人の右に出る者はいないのではないでしょうか？

両手いっぱいに大きなハンマーを持つ殺人鬼とすさまじい殺戮描写を観ているうちに、
沢田研二さんの『サムライ』の歌詞が頭をよぎりました。

ハーケンクロイツの腕章を付けた衣装でバッシングを受け、振付においても”小さい子供がマネしたらどうする？”等の
熱心な（！）大人のクレームもあったとも。

まぁ、この作品においては子供がマネをすることはないでしょう。
あんな大きなハンマー持てませんし、凶暴な女性のルックスにも魅かれることはないでしょうし、マネをしようとするきっかけが無いでしょうから。

キムという女性以外はまともな人間はおらず、魅力的な悪ガキもいません。
モヒカン君のモヒカン度もブル中野選手のように終盤にはパワーが落ちてしまいます。
”全員殺されてもいいんじゃない。どうでもいいしっ”というホラー映画において致命的ともいえるファイナリストを期待しない展開。
登場人物の紹介にあたる序盤30分は退屈でたまりません。

しかし、この30分を乗り越えるとワクワク感いっぱいの殺戮ショーへ早変わり！
残り1時間に魂を込めたように感じられる怪作。(*^.^*)

しっかりと、このバカバカしいほどのダイナミックな殺戮シーンを堪能されることをおススメします。
（但し、『バーサーカー』のようなバカバカしいホラー映画を好む方に限定されますが。。。）