ラスト・タイクーン / ロバート・デ・ニーロ
ラスト・タイクーン
/エリア・カザン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(3 )
解説・ストーリー
豪華絢爛な出演陣、それもそのはず舞台はハリウッド大手映画会社インターナショナル・ワールド。若くして実権を握るやり手の製作部長スター(デ・ニーロ)の、華やかな時代から権力者としての衰退を迎えるまでをドラマチックに描いた作品。原作はフィッツジェラルド。
豪華絢爛な出演陣、それもそのはず舞台はハリウッド大手映画会社インターナショナル・ワールド。若くして実権を握るやり手の製作部長スター(デ・ニーロ)の、華やかな時代から権力者としての衰退を迎えるまでをドラマチックに描いた作品。原作はフィッツジェラルド。
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「ラスト・タイクーン」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
豪華絢爛な出演陣、それもそのはず舞台はハリウッド大手映画会社インターナショナル・ワールド。若くして実権を握るやり手の製作部長スター(デ・ニーロ)の、華やかな時代から権力者としての衰退を迎えるまでをドラマチックに描いた作品。原作はフィッツジェラルド。
「ラスト・タイクーン」 の作品情報
「ラスト・タイクーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ラスト・タイクーンの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
123分
日英
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PDSV101520
2012年07月06日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
17枚
0人
1人
ラスト・タイクーンの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
123分
日英
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2012年07月06日
在庫枚数
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ユーザーレビュー:3件
エリア・カザン監督の遺作です
投稿日:2014/06/11
レビュアー:趣味は洋画
ハリウッドの黄金時代(本作の設定では1930年代と思われる)を背景に、映画界の内幕と、若き敏腕プロデューサーの苦悩を描いた、名匠エリア・カザン監督の遺作となった作品です。 主人公のモンロー・スターは、初期のハリウッドを代表するプロデューサーだったアーヴィング・G・タルバーグ氏がモデルとされているようです。 そのモンロー・スターに若きロバート・デ・ニーロが扮し、トップスターのロドリゲス(トニー・カーティス)やフランス大女優のディディ(ジャンヌ・モロー)、はては監督のレッド(ダナ・アンドリュース)らに即効で指示を与えます。 みるからに‘飛ぶ鳥を落とす勢い’で、これには上司の撮影所長ブラディ(ロバート・ミッチャム)や、弁護士フライシャッカー(レイ・ミランド)もお手上げな状態です。 この序盤あたりは、‘このままモンローが突っ切れるわけがない...’と想像してしまいます。 カリフォルニア沿岸を地震が襲い、被害に遭っている人のなかで、モンローは亡き妻に生き写しの女性キャスリン(イングリッド・ボルティング)に出会います。 モンローは彼女に夢中になり、仕事よりもキャスリンとのデートを優先させてしまいます。 やっぱり...このあたりから雲行きが怪しくなり、モンローの行動に変化が生じます。結局はキャスリンが婚約中であることが判明、2人は別れるのですが、モンローは自暴自棄気味となり、映画作家組合の脚本家ブリマー(ジャック・ニコルソン)と言い争いの末、暴力事件を引き起こします。最後はブラディから‘長期休暇’を言い渡されるのですが、事実上のクビですね。 それにしても、これだけの豪華キャストはなかなか一同には拝めません。 前述以外にも、テレサ・ラッセル(ブラディの娘セシリア役/モンローに想いを寄せている)、ドナルド・プレゼンス(脚本家)、アンジェリカ・ヒューストン(キャスリンの友人)、そしてジョン・キャラダイン(映画撮影所のガイド役)等々...さらに、シーモア・カッセルや、ジェフ・コーリー、ティジ・アンドリュース、モーガン・ファーリー、ボニー・バートレット、エリック・クリスマスなど名脇役が揃っています。 キャスリン役のI・ボルティングへの様々な意見もありますが、私は、これはこれで納得です。(無名女優のほうがかえってよかった...) E・カザンの遺作でもあり、ここでは彼の‘赤狩り’に関するコメントは控えますが、作品中には、何度か‘それらしき台詞’がでてきます。おそらく、クレジットされている大物スタッフ、そしてキャストの面々は、この名匠監督に敬意を払っての作品参画ではなかったのでしょうか... それぞれが自分の仕事をわきまえ、出過ぎず、臆せず、役者は抑えた演技で、この作品を一級のものに仕上げたのでしょう。
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幻の映画に乾杯!
最近、話題になっている、ディカプリオ主演の「グレート・ギャツビー(偉大なるギャツビー)」。 同じ作家の原作によるF・スコット・フィッツジェラルドの「ラスト・タイクーン」です。 これは、「呪われた映画」と言われています。(1976年公開) 監督:エリア・カザン、脚本:ハロルド・ピンター、音楽:モーリス・ジャール 出演:ロバート・デ・ニーロ、トニー・カーティス、ロバート・ミッチャム、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソン、ドナルド・プレザンス、アンジェリカ・ヒューストン こんな豪華メンバーで、作られたにもかかわらず、日本で劇場公開されず、幻の映画となっていたものを、去年(2012年7月)、パラマウント ジャパンさんがDVDを廉価版で発売、TSUTAYAさんもレンタルされました。 38年間、謎であった、この映画を見ることができた。──これは感動であり、発売メーカー、レンタルメーカーに感謝します。 なぜ、長年、お蔵入りになっていたのか。それは、映画を見れば、少しわかりますが、これから、この映画を見る人に、妙な先入観を植え付けることは、無意味です。 ぜひ、一回、観るべきであり、その価値は、十二分にあります。 @ テーマ 「グレート・ギャツビー」と重なるもの。権力を手に入れたあとで訪れる、哀しみ、寂寥、虚無。そして、破滅。 ギャツビーよりも危うい、ハリウッドの映画監督の立場。 A 役者 デ・ニーロって、こんな細かった? 全部、TSUTAYAレンタルできますが── ●1900年 (1976) ●ラスト・タイクーン (1976) ●タクシードライバー (1976) ●ゴッドファーザーPART II (1974) このように、デ・ニーロの極上の期間です。( )内は公開年ですが、撮影期間は1972〜1976年の5年間くらいではなかろうか。 他の名優も、現在やその役者の晩年とは、まったく違う姿をしており、「はっ」とさせられます。 デニーロの相手役の女優さんも、 私見では、この映画では、十分に魅力的です。 B では、何が問題か? これら、豪華スタッフを生かせなかったのは、監督の衰え、脚本のまずさ、以外の事情があるのではと推定します。 鳴り物入りで製作が始まった。名優が揃った。ノーベル文学賞作家のピンターが脚本を書く。 この映画の最初の脚本は、そのまま撮れば、210分程度の長尺になったのではないか。DVDの版は、2時間程度にカットされていますが、これでは、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソンなど、脇がまったく生きない。 製作者、監督、脚本家、俳優の相互関係で、いろいろな権利主張もあり、その決着がこの123分版なのではないか。 全員が最後はやる気をなくし、製作費の80%程度を回収するために、泣く泣く公開したのでしょう。 この映画を観た方は、デニーロ主演、A・ウィンクラー監督の「真実の瞬間」をお勧めします。 「赤狩り」時代のハリウッドの映画界を描いた秀作で、E・カザンのモデルとなる人物も登場します。
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評価が悪かった訳がようやく分かった。
「タクシードライバー」で一躍トップに躍り出たデニーロが続いて「ニューヨークニューヨーク」と本作が立て続けて公開されたのを憶えている。しかし、この2本は話題にはなったが評価はかなり悪かった。デニーロは一挙に勢いに乗る所をつまずいて次の「ディアハンター」で又盛り返す事になる。名匠エリアカザンの遺作であり原作がフィッツカラルドで有名俳優が多数出ているのも魅力的に見えて期待していたのだがビデオ、LD、DVDも一向に出て来ず、その真偽が分からずにいたが、ついに観る事が出来て何故外れたかが分かる様な出来栄えである。名匠の遺作は老齢で腕が往年の冴えがないのに過去の栄光で実力以上の評価が与えられるのは黒澤やキューブリックでも実証済である。これも正にそんな1作だ。致命的なのはデニーロの恋の相手をする女優の魅力のなさである。以後全く名前が売れないのも納得である。デニーロ扮する大物プロデューサーが何でこんなイモねえちゃんに夢中になるのか無理がある。唯一の救いはジャックニコルソンとデニーロの生涯1度の絡みが見れた事だ。それも「ヒート」のアルパシーノとデニーロの様な峠を越した時点の絡みでなく正に若くてノリにノッていた時の2人だから価値がある。このシーンはかなり後半で時間もわずかだったが見応えがあった。
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はい
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ユーザーレビュー
エリア・カザン監督の遺作です
投稿日
2014/06/11
レビュアー
趣味は洋画
ハリウッドの黄金時代(本作の設定では1930年代と思われる)を背景に、映画界の内幕と、若き敏腕プロデューサーの苦悩を描いた、名匠エリア・カザン監督の遺作となった作品です。 主人公のモンロー・スターは、初期のハリウッドを代表するプロデューサーだったアーヴィング・G・タルバーグ氏がモデルとされているようです。 そのモンロー・スターに若きロバート・デ・ニーロが扮し、トップスターのロドリゲス(トニー・カーティス)やフランス大女優のディディ(ジャンヌ・モロー)、はては監督のレッド(ダナ・アンドリュース)らに即効で指示を与えます。 みるからに‘飛ぶ鳥を落とす勢い’で、これには上司の撮影所長ブラディ(ロバート・ミッチャム)や、弁護士フライシャッカー(レイ・ミランド)もお手上げな状態です。 この序盤あたりは、‘このままモンローが突っ切れるわけがない...’と想像してしまいます。 カリフォルニア沿岸を地震が襲い、被害に遭っている人のなかで、モンローは亡き妻に生き写しの女性キャスリン(イングリッド・ボルティング)に出会います。 モンローは彼女に夢中になり、仕事よりもキャスリンとのデートを優先させてしまいます。 やっぱり...このあたりから雲行きが怪しくなり、モンローの行動に変化が生じます。結局はキャスリンが婚約中であることが判明、2人は別れるのですが、モンローは自暴自棄気味となり、映画作家組合の脚本家ブリマー(ジャック・ニコルソン)と言い争いの末、暴力事件を引き起こします。最後はブラディから‘長期休暇’を言い渡されるのですが、事実上のクビですね。 それにしても、これだけの豪華キャストはなかなか一同には拝めません。 前述以外にも、テレサ・ラッセル(ブラディの娘セシリア役/モンローに想いを寄せている)、ドナルド・プレゼンス(脚本家)、アンジェリカ・ヒューストン(キャスリンの友人)、そしてジョン・キャラダイン(映画撮影所のガイド役)等々...さらに、シーモア・カッセルや、ジェフ・コーリー、ティジ・アンドリュース、モーガン・ファーリー、ボニー・バートレット、エリック・クリスマスなど名脇役が揃っています。 キャスリン役のI・ボルティングへの様々な意見もありますが、私は、これはこれで納得です。(無名女優のほうがかえってよかった...) E・カザンの遺作でもあり、ここでは彼の‘赤狩り’に関するコメントは控えますが、作品中には、何度か‘それらしき台詞’がでてきます。おそらく、クレジットされている大物スタッフ、そしてキャストの面々は、この名匠監督に敬意を払っての作品参画ではなかったのでしょうか... それぞれが自分の仕事をわきまえ、出過ぎず、臆せず、役者は抑えた演技で、この作品を一級のものに仕上げたのでしょう。
幻の映画に乾杯!
投稿日
2013/07/13
レビュアー
ちゅく
最近、話題になっている、ディカプリオ主演の「グレート・ギャツビー(偉大なるギャツビー)」。 同じ作家の原作によるF・スコット・フィッツジェラルドの「ラスト・タイクーン」です。 これは、「呪われた映画」と言われています。(1976年公開) 監督:エリア・カザン、脚本:ハロルド・ピンター、音楽:モーリス・ジャール 出演:ロバート・デ・ニーロ、トニー・カーティス、ロバート・ミッチャム、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソン、ドナルド・プレザンス、アンジェリカ・ヒューストン こんな豪華メンバーで、作られたにもかかわらず、日本で劇場公開されず、幻の映画となっていたものを、去年(2012年7月)、パラマウント ジャパンさんがDVDを廉価版で発売、TSUTAYAさんもレンタルされました。 38年間、謎であった、この映画を見ることができた。──これは感動であり、発売メーカー、レンタルメーカーに感謝します。 なぜ、長年、お蔵入りになっていたのか。それは、映画を見れば、少しわかりますが、これから、この映画を見る人に、妙な先入観を植え付けることは、無意味です。 ぜひ、一回、観るべきであり、その価値は、十二分にあります。 @ テーマ 「グレート・ギャツビー」と重なるもの。権力を手に入れたあとで訪れる、哀しみ、寂寥、虚無。そして、破滅。 ギャツビーよりも危うい、ハリウッドの映画監督の立場。 A 役者 デ・ニーロって、こんな細かった? 全部、TSUTAYAレンタルできますが── ●1900年 (1976) ●ラスト・タイクーン (1976) ●タクシードライバー (1976) ●ゴッドファーザーPART II (1974) このように、デ・ニーロの極上の期間です。( )内は公開年ですが、撮影期間は1972〜1976年の5年間くらいではなかろうか。 他の名優も、現在やその役者の晩年とは、まったく違う姿をしており、「はっ」とさせられます。 デニーロの相手役の女優さんも、 私見では、この映画では、十分に魅力的です。 B では、何が問題か? これら、豪華スタッフを生かせなかったのは、監督の衰え、脚本のまずさ、以外の事情があるのではと推定します。 鳴り物入りで製作が始まった。名優が揃った。ノーベル文学賞作家のピンターが脚本を書く。 この映画の最初の脚本は、そのまま撮れば、210分程度の長尺になったのではないか。DVDの版は、2時間程度にカットされていますが、これでは、ジャンヌ・モロー、ジャック・ニコルソンなど、脇がまったく生きない。 製作者、監督、脚本家、俳優の相互関係で、いろいろな権利主張もあり、その決着がこの123分版なのではないか。 全員が最後はやる気をなくし、製作費の80%程度を回収するために、泣く泣く公開したのでしょう。 この映画を観た方は、デニーロ主演、A・ウィンクラー監督の「真実の瞬間」をお勧めします。 「赤狩り」時代のハリウッドの映画界を描いた秀作で、E・カザンのモデルとなる人物も登場します。
評価が悪かった訳がようやく分かった。
投稿日
2012/08/02
レビュアー
CCR
「タクシードライバー」で一躍トップに躍り出たデニーロが続いて「ニューヨークニューヨーク」と本作が立て続けて公開されたのを憶えている。しかし、この2本は話題にはなったが評価はかなり悪かった。デニーロは一挙に勢いに乗る所をつまずいて次の「ディアハンター」で又盛り返す事になる。名匠エリアカザンの遺作であり原作がフィッツカラルドで有名俳優が多数出ているのも魅力的に見えて期待していたのだがビデオ、LD、DVDも一向に出て来ず、その真偽が分からずにいたが、ついに観る事が出来て何故外れたかが分かる様な出来栄えである。名匠の遺作は老齢で腕が往年の冴えがないのに過去の栄光で実力以上の評価が与えられるのは黒澤やキューブリックでも実証済である。これも正にそんな1作だ。致命的なのはデニーロの恋の相手をする女優の魅力のなさである。以後全く名前が売れないのも納得である。デニーロ扮する大物プロデューサーが何でこんなイモねえちゃんに夢中になるのか無理がある。唯一の救いはジャックニコルソンとデニーロの生涯1度の絡みが見れた事だ。それも「ヒート」のアルパシーノとデニーロの様な峠を越した時点の絡みでなく正に若くてノリにノッていた時の2人だから価値がある。このシーンはかなり後半で時間もわずかだったが見応えがあった。
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ラスト・タイクーン
Copyright (C) 1976 Gelderse Maatchappij N.V. All Rights Reserved. TM, (R) & Copyright (C) 2012 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。