デイアフター2020−首都大凍結− / リチャード・ロクスバーグ
デイアフター2020−首都大凍結−
/ニック・コパス
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全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの前編。西暦2020年。深刻化するエネルギー危機の対策として、北極圏の氷原に眠る石油掘削計画が進行していた。氷原の破壊が新たな氷河期を招くと予見する科学者のトムは現地へ調査に乗り込む。※一般告知解禁日:10月1日
異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの前編。西暦2020年。深刻化するエネルギー危機の対策として、北極圏の氷原に眠る石油掘削計画が進行していた。氷原の破壊が新たな氷河期を招くと予見する科学者のトムは現地へ調査に乗り込む。※一般告知解禁日:10月1日
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「デイアフター2020−首都大凍結−」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの前編。西暦2020年。深刻化するエネルギー危機の対策として、北極圏の氷原に眠る石油掘削計画が進行していた。氷原の破壊が新たな氷河期を招くと予見する科学者のトムは現地へ調査に乗り込む。※一般告知解禁日:10月1日
「デイアフター2020−首都大凍結−」 の作品情報
「デイアフター2020−首都大凍結−」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
デイアフター2020−首都大凍結−のシリーズ商品
デイアフター2020-首都大凍結- <前編>
異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの前編。西暦2020年。深刻化するエネルギー危機の対策として、北極圏の氷原に眠る石油掘削計画が進行していた。氷原の破壊が新たな氷河期を招くと予見する科学者のトムは現地へ調査に乗り込む。※一般告知解禁日:10月1日
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5431 |
2012年11月21日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
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デイアフター2020-首都大凍結- <後編>
異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの後編。急激な冷気に包まれた北半球は豪雪に襲われ、ロンドンでも市民に避難命令が発せられた。プロペラ機を譲り受けたトムは、狂った自然の容赦ない猛威の中、家族の救出に向かうのだが…。※一般告知解禁日:10月1日
収録時間: |
字幕: |
音声: |
94分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5432 |
2012年11月21日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚 |
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デイアフター2020−首都大凍結−のシリーズ商品
デイアフター2020-首都大凍結- <前編>
作品詳細を開く
- 収録時間:
94分
- 字幕:
日吹
- 音声:
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//日本語
- レイティング:
- 記番:
ASBX5431
- レンタル開始日:
2012年11月21日
- 在庫枚数
9枚
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異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの前編。西暦2020年。深刻化するエネルギー危機の対策として、北極圏の氷原に眠る石油掘削計画が進行していた。氷原の破壊が新たな氷河期を招くと予見する科学者のトムは現地へ調査に乗り込む。※一般告知解禁日:10月1日
デイアフター2020-首都大凍結- <後編>
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94分
- 字幕:
日吹
- 音声:
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//日本語
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ASBX5432
- レンタル開始日:
2012年11月21日
- 在庫枚数
10枚
- 1位登録者:
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異常気象によるロンドン壊滅を描いたパニックムービーの後編。急激な冷気に包まれた北半球は豪雪に襲われ、ロンドンでも市民に避難命令が発せられた。プロペラ機を譲り受けたトムは、狂った自然の容赦ない猛威の中、家族の救出に向かうのだが…。※一般告知解禁日:10月1日
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ユーザーレビュー:6件
んまあ、こんなもんか・・
なにか起きるたびに登場人物が気を失うのが気になった。気を失うほどのダメージを受けたら、人は普通は入院するのだが、この映画では目が覚めるとすぐに起き上がって元気に動く。あれっ、ただ眠ってただけなの? って場面が何度も出てくる。この件ばかりでなく、あらゆるところで細部のつくりがザツ。
ストーリーにもリアリティーがない。
温暖化によってヨーロッパのほとんどが砂漠のようになったというはいいのだが、これにエネルギー不足が加わって石油が枯渇しつつある、っていう設定がよくわからない。石油が枯渇しつつあるなら二酸化炭素の排出量が減ってるはずで、温暖化は止まってるはずなのだ。また、北極圏の海底を掘ったら熱湯が出てきて北極の氷がみんな溶けちゃうってのも、よくわからない。お湯が出るってことは火山があるってことだと思うけど、その説明がない。主人公の学者はお湯が出てくることを予測していたわけではないのに北極の氷が溶けると騒いでいたが、どういう根拠で騒いでいたのかよくわからない。だいたい、北極の氷があっと言う間にみんな溶けちゃうってなことが起きるほどのお湯が出るってことが考えられない。0℃の氷が溶けて0℃の水になる時の融解熱は80cal/gだそうである。「1cal は、1gの水の温度を標準大気圧下で1℃上げるのに必要な熱量」であるからして、1g の氷を溶かすのには1gの水の温度を80度あげるほどの熱が必要になるのである。北極の氷が何gあるのかわからないけど、それが全部2日やそこらで溶けてしまうほどの熱が出たとしたら、北半球は灼熱地獄になってるだろう。
それから、ドラマ性もうすい。
お誕生日にパパが来ないとふてくされてる娘はよくあるパターンで可愛くないし、その母親役のクレア・フォーラニはいい年なのにか弱い娘ッコ気分丸出しで、母親らしくない。ジョーブラックと一緒にいればよかったのに、って思いながら見ていたらアゴが歪んでた。顎関節症らしい。あと、主人公と敵対していた女弁護士のフランシス・オコナーが企業側の隠蔽工作に気づいて主人公に寝返るとこまでは面白かったけど、でも、ちょっといい人すぎる。主人公が家族のもとに帰るのを手伝うために北極から飛行機を操縦して脱出するまではわかるが、その後の行動はあまりにも主人公に寄り添いすぎる。彼女にだって家族がいるはずなんだから、彼女は彼女の家族のところに行きたいはずなのだが、そういう素振りは一切ない。AIの子どもロボットを森に捨てた母さんにしては、つきあいがよすぎる。そうこうしてるうちに暴漢に襲われてトンネルの中で息をひきとるんだけど、ここでは、あっけなく死にすぎ。主人公にとっては好都合だったろうけど、都合がよすぎる。
ラストは、家族が無事に再会できてよかったね、ってことだけど、なんじゃそりゃ! って感じ。再会できても、事態が好転したわけではなく、どうやって生き延びるのかについては、なんの解決策もないのである。
観なくていい作品だった。
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【後篇】明日のないデイ・アフターは、3年後 PART 2
後編は、怒涛の勢いで物語が展開する。(状況が悪化する) あっという間に北極圏の氷が溶けて、氷河期が訪れるのだ。数ヶ月とか数日とかのレベルではなく、わずか数時間である。これには、ビックリした。(笑)
――雪上車でヘイロー社の石油掘削基地から脱出したトムとサラ。立ちふさがる絶壁を超える途中で、2人の男に助けられる。アメリカの観測所の隊員で、掘削基地からのSOSで駆けつけたのだ。彼らと一緒にCIAの秘密施設に逃げ込んだ彼らは、古い機材を使って外部との連絡を試みる。
その頃、イギリスでは厳しい気候の変化が訪れ、パニックに陥っていた。首相は、トムの進言に従い、国民に南への避難を命じる。それは、祖国を捨てることだった。
一方、不法移民を収容する施設に連れて行かれたトムの妻は、取調室に監禁されてしまう。
娘のミリーと義父が助けに向かうが、既にロンドンの街は機能していなかった。しかし、幸いにもトムからの電話を受けたミリーは、助けを求める。
トムは、妻子を助けるために、ガレージに保管されていた古い小型機でイギリスに向かう。
……というお話し。
カナダのデザスターTVMも顔負けの破天荒な展開だった。でも、何故か地味。(笑) これも、お国柄だろうか。
これが米国製で、然もアサイラムが撮ったなら、トムは間違いなく氷河期を食い止めるために北極圏の海底で核爆発を起こすだろう。氷を溶かす熱水を止めれば、全て解決ってワケだ。
たぶん、近くにいたロシアの原潜に国際協力を呼びかけ、原潜ごと熱水口に突っ込むんだな。でも、トムだけが脱出ポッドで助かる。(笑) サラは一人乗りのポッドにトムを押し込め、「私は2号(愛人)になりたくないの」とか言ってキスするような気がする。脱出ポッドが海上に顔を出すと、そこにケンジがいて、シロクマの生態をビデオ撮影していた。そんな感じになるに違いない。(笑)
カナダのTVMなら、あくまでもエコロジー路線だ。太陽光のビームでロンドンを覆った雪と氷を溶かそうとするだろう。
けれど、そんなことをしたら、ロンドンは水没することになる。必死で止めようとするトムの願いも虚しく首相は決断。ビームは発射され、ロンドンは水没する。トムは、収容所で助けを待つ妻子を助けられるのか? ……というお話しになるに違いない。(苦笑)
雪と氷の世界から一転、温水まみれの大洪水。ヴィジュアル的にも面白いと思うな。(笑)
イギリスとニュージーランドの合作映画は、TVMにもかかわらず地味な展開だった。緻密で科学的な考証をするでもなく、ポリティカルな側面も描かない。男が妻と娘を助けるため、“八甲田山/死の行軍”に挑むだけ。つまらない。(溜息)
第一、国民に南への脱出を命じるのってヘンじゃない? イギリスって島国でしょ? 難民を受け入れなかったイギリスの国民を、他の国々が受け入れると思っているのだろうか? 首相は自国民の受け入れについて各国と交渉したのだろうか? そもそも、どうやって海を渡るんだ? 海峡も凍ったのだろうか? だからって海を渡れるのだろうか? ひとりの男が妻子を助ける旅路よりも、重要な物語があると思うな。
『デイ・アフター・トゥモロー』は、すべての手配を終え、後は圧倒的なスペクタクル映像で押し切った。それを低予算のTVMで再現しようとしたのが、間違いだな。(苦笑)
終わりが近づくにつれて、緊張感がなくなり、最後は“ソリで滑りおりる”って……。ずいぶん幼稚なクライマックスだった。(笑)
後編は、オススメ致しません!
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【前篇】明日のないデイ・アフターは、3年後
就任したばかりの大統領が、中東・アフリカ7ヶ国の人たちを入国禁止にした。「現実に、こんなことをするヤツがいるんだぁ」と少なからずビックリした。まるでB級映画に出て来る独裁政治家みたいだ。(笑)
本作品の背景も、やや特殊で、イギリスは“鎖国”状態になっている。
世界各地で砂漠化が進んで難民が増大。イギリスは難民の入国を禁止したのだ。だから、夫の父親を訪ねてイギリスに渡ったアメリカ人の妻が拘束され、収容所に送られてしまう。まるで、戦時下の敵国民扱いだ。
今にして思うと、こうした背景をキチンと描いた方が、デザスター映画としては緊迫感が増したと思うな。
そう、あまり締まりのないデザスター映画だった。(笑) イギリスとニュージーランド合作のTVM。エネルギー問題を絡めたパニック映画は、カナダの“十八番”だが、それに較べると、だいぶ地味な仕上がりになっている。
ストーリーとしては、『デイ・アフター・トゥモロー』の焼き直しの感じは否めない。特に、後編は、そうだ。原作があるようだから、一概に「パクリだ!」とは言えないが、素晴らしくよく似ている。(笑)
――2020年。地球温暖化の危機が叫ばれる中、懸念される化石燃料の枯渇への対策として、北極圏での石油掘削が始まる。これを一手に引き受けたヘイロー社にとっても社運を賭けた一大事業だった。
気象学者のトムは、掘削によって氷河が溶け出し、大西洋の温暖な海流を止めてしまうと警告する。そうなれば、氷河期が訪れることになる。
しかし、その主張は受け入れられず、彼は仕事を辞める決意をする。ところが、掘削基地で働く友人から「決定的な証拠を手に入れた」と連絡があり、急遽、基地に向かうことになる。
その動きを察知したヘイロー社の社長カバナーは、監視役として顧問弁護士のサラを向かわせる。
……というお話し。
前編は、ヘイロー社の石油掘削基地を中心に物語は展開する。序盤は、説明不足なところが多々あって、腑に落ちないところがある。トムの焦りやカバナーの目論見なども釈然としない。そのため、軽いフラストレーションを覚える。
けれど、サラが基地に赴任した辺りから、アクション映画のような展開になっていくので、視聴者としては充実感が得られる。なにしろ彼女は、主人公顔負けの活躍をみせるのだから。
もっとも、彼女が命を賭して回収したビデオカメラは、その後、有効活用されることなく忘れ去られてしまう。あの映像が事態を大きく変えるキッカケになったなら溜飲を下げることが出来たんですけどね。
主人公の学者、トム・アーチャーを演じるのは、リチャード・ロックスバーグ。スティーブン・ソマーズ監督の『ヴァン・ヘルシング』でドラキュラ伯爵を演じていた。大作にも出て、いい役所も得ているのに、いまいちパッとしない。
女性弁護士のサラを演じるのは、フランシス・オコナー。リチャード・ドナー監督の『タイムライン』でヒロインを演じたが、その後はあまりパッとせず。でも、本作品では、なかなか健闘していたと思う。
ヘイロー社のカバナー社長を演じるのは、サム・ニール。個人的には、イザベル・アジャーニと共演した『ポセッション』の印象が強いが、一般的には『ジュラシック・パーク』だろうなぁ。
監督は、ニック・コパス。イギリスのSF作家『トリフィドの日』をベースにしたTVM『エンド・オブ・ザ・ワールド』を撮っている。(同じ原作で『人類SOS』という古い作品があり、こちらは名作) いまは、もっぱら米国でTVドラマの監督をしているようだ。
前編に関して言えば、サスペンスなのかアクションなのかミステリーなのか、どっちつかずの印象になってしまったのは、失敗でしょう。CGや特撮の出来映えが、そこそこ良かっただけにザンネン。(苦笑)
少しだけオススメ!
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
後半について
前半とは全く違う雰囲気がよい。危険を乗り越え、家族のもとをめざす姿は、浪花節とはいいませんが、共感できます。最後にハッピーエンドが待っているわけではないのですが、未来に希望が少しあるのがいいと思います。続編を期待します。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
面白い
非常に面白い。スリリングな展開になるのまでの、どろどろとした企業や人間関係。科学的な論争も面白く、興味がわきます。ストーリーは、きわめてわかりやすく、意外性な面も十分ありながら、予測通りの展開でした。前半の最後で、企業のトップが死んでしまうのは残念です。後半でも、十字架を背負いながら、自らの信念を貫いてほしかったです。
このレビューは気に入りましたか?
0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
んまあ、こんなもんか・・
投稿日
2013/04/01
レビュアー
勇光
なにか起きるたびに登場人物が気を失うのが気になった。気を失うほどのダメージを受けたら、人は普通は入院するのだが、この映画では目が覚めるとすぐに起き上がって元気に動く。あれっ、ただ眠ってただけなの? って場面が何度も出てくる。この件ばかりでなく、あらゆるところで細部のつくりがザツ。
ストーリーにもリアリティーがない。
温暖化によってヨーロッパのほとんどが砂漠のようになったというはいいのだが、これにエネルギー不足が加わって石油が枯渇しつつある、っていう設定がよくわからない。石油が枯渇しつつあるなら二酸化炭素の排出量が減ってるはずで、温暖化は止まってるはずなのだ。また、北極圏の海底を掘ったら熱湯が出てきて北極の氷がみんな溶けちゃうってのも、よくわからない。お湯が出るってことは火山があるってことだと思うけど、その説明がない。主人公の学者はお湯が出てくることを予測していたわけではないのに北極の氷が溶けると騒いでいたが、どういう根拠で騒いでいたのかよくわからない。だいたい、北極の氷があっと言う間にみんな溶けちゃうってなことが起きるほどのお湯が出るってことが考えられない。0℃の氷が溶けて0℃の水になる時の融解熱は80cal/gだそうである。「1cal は、1gの水の温度を標準大気圧下で1℃上げるのに必要な熱量」であるからして、1g の氷を溶かすのには1gの水の温度を80度あげるほどの熱が必要になるのである。北極の氷が何gあるのかわからないけど、それが全部2日やそこらで溶けてしまうほどの熱が出たとしたら、北半球は灼熱地獄になってるだろう。
それから、ドラマ性もうすい。
お誕生日にパパが来ないとふてくされてる娘はよくあるパターンで可愛くないし、その母親役のクレア・フォーラニはいい年なのにか弱い娘ッコ気分丸出しで、母親らしくない。ジョーブラックと一緒にいればよかったのに、って思いながら見ていたらアゴが歪んでた。顎関節症らしい。あと、主人公と敵対していた女弁護士のフランシス・オコナーが企業側の隠蔽工作に気づいて主人公に寝返るとこまでは面白かったけど、でも、ちょっといい人すぎる。主人公が家族のもとに帰るのを手伝うために北極から飛行機を操縦して脱出するまではわかるが、その後の行動はあまりにも主人公に寄り添いすぎる。彼女にだって家族がいるはずなんだから、彼女は彼女の家族のところに行きたいはずなのだが、そういう素振りは一切ない。AIの子どもロボットを森に捨てた母さんにしては、つきあいがよすぎる。そうこうしてるうちに暴漢に襲われてトンネルの中で息をひきとるんだけど、ここでは、あっけなく死にすぎ。主人公にとっては好都合だったろうけど、都合がよすぎる。
ラストは、家族が無事に再会できてよかったね、ってことだけど、なんじゃそりゃ! って感じ。再会できても、事態が好転したわけではなく、どうやって生き延びるのかについては、なんの解決策もないのである。
観なくていい作品だった。
【後篇】明日のないデイ・アフターは、3年後 PART 2
投稿日
2017/02/05
レビュアー
みなさん(退会)
後編は、怒涛の勢いで物語が展開する。(状況が悪化する) あっという間に北極圏の氷が溶けて、氷河期が訪れるのだ。数ヶ月とか数日とかのレベルではなく、わずか数時間である。これには、ビックリした。(笑)
――雪上車でヘイロー社の石油掘削基地から脱出したトムとサラ。立ちふさがる絶壁を超える途中で、2人の男に助けられる。アメリカの観測所の隊員で、掘削基地からのSOSで駆けつけたのだ。彼らと一緒にCIAの秘密施設に逃げ込んだ彼らは、古い機材を使って外部との連絡を試みる。
その頃、イギリスでは厳しい気候の変化が訪れ、パニックに陥っていた。首相は、トムの進言に従い、国民に南への避難を命じる。それは、祖国を捨てることだった。
一方、不法移民を収容する施設に連れて行かれたトムの妻は、取調室に監禁されてしまう。
娘のミリーと義父が助けに向かうが、既にロンドンの街は機能していなかった。しかし、幸いにもトムからの電話を受けたミリーは、助けを求める。
トムは、妻子を助けるために、ガレージに保管されていた古い小型機でイギリスに向かう。
……というお話し。
カナダのデザスターTVMも顔負けの破天荒な展開だった。でも、何故か地味。(笑) これも、お国柄だろうか。
これが米国製で、然もアサイラムが撮ったなら、トムは間違いなく氷河期を食い止めるために北極圏の海底で核爆発を起こすだろう。氷を溶かす熱水を止めれば、全て解決ってワケだ。
たぶん、近くにいたロシアの原潜に国際協力を呼びかけ、原潜ごと熱水口に突っ込むんだな。でも、トムだけが脱出ポッドで助かる。(笑) サラは一人乗りのポッドにトムを押し込め、「私は2号(愛人)になりたくないの」とか言ってキスするような気がする。脱出ポッドが海上に顔を出すと、そこにケンジがいて、シロクマの生態をビデオ撮影していた。そんな感じになるに違いない。(笑)
カナダのTVMなら、あくまでもエコロジー路線だ。太陽光のビームでロンドンを覆った雪と氷を溶かそうとするだろう。
けれど、そんなことをしたら、ロンドンは水没することになる。必死で止めようとするトムの願いも虚しく首相は決断。ビームは発射され、ロンドンは水没する。トムは、収容所で助けを待つ妻子を助けられるのか? ……というお話しになるに違いない。(苦笑)
雪と氷の世界から一転、温水まみれの大洪水。ヴィジュアル的にも面白いと思うな。(笑)
イギリスとニュージーランドの合作映画は、TVMにもかかわらず地味な展開だった。緻密で科学的な考証をするでもなく、ポリティカルな側面も描かない。男が妻と娘を助けるため、“八甲田山/死の行軍”に挑むだけ。つまらない。(溜息)
第一、国民に南への脱出を命じるのってヘンじゃない? イギリスって島国でしょ? 難民を受け入れなかったイギリスの国民を、他の国々が受け入れると思っているのだろうか? 首相は自国民の受け入れについて各国と交渉したのだろうか? そもそも、どうやって海を渡るんだ? 海峡も凍ったのだろうか? だからって海を渡れるのだろうか? ひとりの男が妻子を助ける旅路よりも、重要な物語があると思うな。
『デイ・アフター・トゥモロー』は、すべての手配を終え、後は圧倒的なスペクタクル映像で押し切った。それを低予算のTVMで再現しようとしたのが、間違いだな。(苦笑)
終わりが近づくにつれて、緊張感がなくなり、最後は“ソリで滑りおりる”って……。ずいぶん幼稚なクライマックスだった。(笑)
後編は、オススメ致しません!
【前篇】明日のないデイ・アフターは、3年後
投稿日
2017/02/04
レビュアー
みなさん(退会)
就任したばかりの大統領が、中東・アフリカ7ヶ国の人たちを入国禁止にした。「現実に、こんなことをするヤツがいるんだぁ」と少なからずビックリした。まるでB級映画に出て来る独裁政治家みたいだ。(笑)
本作品の背景も、やや特殊で、イギリスは“鎖国”状態になっている。
世界各地で砂漠化が進んで難民が増大。イギリスは難民の入国を禁止したのだ。だから、夫の父親を訪ねてイギリスに渡ったアメリカ人の妻が拘束され、収容所に送られてしまう。まるで、戦時下の敵国民扱いだ。
今にして思うと、こうした背景をキチンと描いた方が、デザスター映画としては緊迫感が増したと思うな。
そう、あまり締まりのないデザスター映画だった。(笑) イギリスとニュージーランド合作のTVM。エネルギー問題を絡めたパニック映画は、カナダの“十八番”だが、それに較べると、だいぶ地味な仕上がりになっている。
ストーリーとしては、『デイ・アフター・トゥモロー』の焼き直しの感じは否めない。特に、後編は、そうだ。原作があるようだから、一概に「パクリだ!」とは言えないが、素晴らしくよく似ている。(笑)
――2020年。地球温暖化の危機が叫ばれる中、懸念される化石燃料の枯渇への対策として、北極圏での石油掘削が始まる。これを一手に引き受けたヘイロー社にとっても社運を賭けた一大事業だった。
気象学者のトムは、掘削によって氷河が溶け出し、大西洋の温暖な海流を止めてしまうと警告する。そうなれば、氷河期が訪れることになる。
しかし、その主張は受け入れられず、彼は仕事を辞める決意をする。ところが、掘削基地で働く友人から「決定的な証拠を手に入れた」と連絡があり、急遽、基地に向かうことになる。
その動きを察知したヘイロー社の社長カバナーは、監視役として顧問弁護士のサラを向かわせる。
……というお話し。
前編は、ヘイロー社の石油掘削基地を中心に物語は展開する。序盤は、説明不足なところが多々あって、腑に落ちないところがある。トムの焦りやカバナーの目論見なども釈然としない。そのため、軽いフラストレーションを覚える。
けれど、サラが基地に赴任した辺りから、アクション映画のような展開になっていくので、視聴者としては充実感が得られる。なにしろ彼女は、主人公顔負けの活躍をみせるのだから。
もっとも、彼女が命を賭して回収したビデオカメラは、その後、有効活用されることなく忘れ去られてしまう。あの映像が事態を大きく変えるキッカケになったなら溜飲を下げることが出来たんですけどね。
主人公の学者、トム・アーチャーを演じるのは、リチャード・ロックスバーグ。スティーブン・ソマーズ監督の『ヴァン・ヘルシング』でドラキュラ伯爵を演じていた。大作にも出て、いい役所も得ているのに、いまいちパッとしない。
女性弁護士のサラを演じるのは、フランシス・オコナー。リチャード・ドナー監督の『タイムライン』でヒロインを演じたが、その後はあまりパッとせず。でも、本作品では、なかなか健闘していたと思う。
ヘイロー社のカバナー社長を演じるのは、サム・ニール。個人的には、イザベル・アジャーニと共演した『ポセッション』の印象が強いが、一般的には『ジュラシック・パーク』だろうなぁ。
監督は、ニック・コパス。イギリスのSF作家『トリフィドの日』をベースにしたTVM『エンド・オブ・ザ・ワールド』を撮っている。(同じ原作で『人類SOS』という古い作品があり、こちらは名作) いまは、もっぱら米国でTVドラマの監督をしているようだ。
前編に関して言えば、サスペンスなのかアクションなのかミステリーなのか、どっちつかずの印象になってしまったのは、失敗でしょう。CGや特撮の出来映えが、そこそこ良かっただけにザンネン。(苦笑)
少しだけオススメ!
後半について
投稿日
2013/02/14
レビュアー
鵺
前半とは全く違う雰囲気がよい。危険を乗り越え、家族のもとをめざす姿は、浪花節とはいいませんが、共感できます。最後にハッピーエンドが待っているわけではないのですが、未来に希望が少しあるのがいいと思います。続編を期待します。
面白い
投稿日
2013/02/14
レビュアー
鵺
非常に面白い。スリリングな展開になるのまでの、どろどろとした企業や人間関係。科学的な論争も面白く、興味がわきます。ストーリーは、きわめてわかりやすく、意外性な面も十分ありながら、予測通りの展開でした。前半の最後で、企業のトップが死んでしまうのは残念です。後半でも、十字架を背負いながら、自らの信念を貫いてほしかったです。
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デイアフター2020−首都大凍結−