きっと ここが帰る場所 / ショーン・ペン
きっと ここが帰る場所
/パオロ・ソレンティーノ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(15)
解説・ストーリー
「イル・ディーヴォ」のパオロ・ソレンティーノ監督がショーン・ペンを主演に迎えて撮り上げた異色のロード・ムービー。ふさぎがちな元ロックスターが、ホロコーストを生き延びた亡き父の遺志を引き継ぎ、ナチSS隊員を追ってアメリカ横断の旅を続ける中で、次第に心のわだかまりを解消していく姿を奔放な筆致で描き出す。共演は「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。かつて絶大な人気を誇ったロックのスーパースター、シャイアン。今はダブリンの豪邸で消防士の妻ジェーンと半隠遁生活を送っていた。そんなある日、故国アメリカから30年以上も会っていなかった父の危篤を知らせる連絡が届く。飛ぶのが苦手なため船でニューヨークへと向かうシャイアンだったが…。
「イル・ディーヴォ」のパオロ・ソレンティーノ監督がショーン・ペンを主演に迎えて撮り上げた異色のロード・ムービー。ふさぎがちな元ロックスターが、ホロコーストを生き延びた亡き父の遺志を引き継ぎ、ナチSS隊員を追ってアメリカ横断の旅を続ける中で、次第に心のわだかまりを解消していく姿を奔放な筆致で描き出す。共演は「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。かつて絶大な人気を誇ったロックのスーパースター、シャイアン。今はダブリンの豪邸で消防士の妻ジェーンと半隠遁生活を送っていた。そんなある日、故国アメリカから30年以上も会っていなかった父の危篤を知らせる連絡が届く。飛ぶのが苦手なため船でニューヨークへと向かうシャイアンだったが…。
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「きっと ここが帰る場所」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「イル・ディーヴォ」のパオロ・ソレンティーノ監督がショーン・ペンを主演に迎えて撮り上げた異色のロード・ムービー。ふさぎがちな元ロックスターが、ホロコーストを生き延びた亡き父の遺志を引き継ぎ、ナチSS隊員を追ってアメリカ横断の旅を続ける中で、次第に心のわだかまりを解消していく姿を奔放な筆致で描き出す。共演は「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。かつて絶大な人気を誇ったロックのスーパースター、シャイアン。今はダブリンの豪邸で消防士の妻ジェーンと半隠遁生活を送っていた。そんなある日、故国アメリカから30年以上も会っていなかった父の危篤を知らせる連絡が届く。飛ぶのが苦手なため船でニューヨークへと向かうシャイアンだったが…。
「きっと ここが帰る場所」 の作品情報
「きっと ここが帰る場所」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
きっと ここが帰る場所の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
119分 |
日本語 |
英:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MPF11131 |
2012年12月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
1人
|
1人
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きっと ここが帰る場所の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
119分 |
日本語 |
英:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MPF11131 |
2012年12月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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11枚
|
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ユーザーレビュー:15件
ショーン・ペンの怪演
カンヌ映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞しましたが賛否両論を巻き起こした話題作です。なので、好き嫌いのはっきり分かれそうな作品です。
ショーン・ペン演じる元ロックスターが父の死を契機に、父が探していた人物を探す旅に出る話ですが、序盤中々話が進まなくて、だらだらと散文的に続く展開に睡魔に襲われました。けれど、いつの間にかショーン・ペンの世界に引きずり込まれていました。
ショーン・ペン演じるのは、引退したロック界の元スーパースターシャイアン。アイルランド・ダブリンの豪邸に住む彼は、頭はボサボサで、ファンデーションを塗り、真赤なルージュを引いて、妙にか細い声でぼそぼそ話す様子はスーパースターにはどう見ても見えません。
ある日、30年以上音信不通だったNYに住む父が危篤との知らせが入り、飛行機が怖いシャイアンは船で向かい、ありがちなロードムービーかと思いきや、思わぬ方向に話が進みます。袂を分っていた父と思わぬ形の再会で、葬儀の日、ユダヤ人である父がある男に復讐しようとしていた事を知ります。
ミステリアスな人探しの旅は、探している男の妻や娘と交流していくうちに、家族を思う心に触れたり、出会う人々に感化されるシャイアン。シャイアンは父との関係を見直していくきっかけになったのだと思います。
旧友のデイヴィッド・バーンのライブに出かけると、デイヴィッド・バーン本人が登場し、名曲「THIS MUST BE THE PLACE」を披露してくれます。
長い旅を終えた末に戻るべき場所に帰結するラストに安堵しました。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
帰る場所
投稿日:2013/03/11
レビュアー:まみもぉ
たぶん、今、観たからと思います。とてもよかった。
ずっと This Must Be the Placeが一貫。続いていてました。
”the Place” へのロードムービーでした。
往年のロックスター。活動を止めた理由と家族、父親との確執をそのまま抱えて、
だからそのままのスタイルのシャイアン。
年齢相応の皺に食い込むような化粧が
表情皺筋豊かなショーン・ペン、よく似合う。
無表情でボソボソと話すけど、台詞下手じゃない。
その台詞がいい。
イレズミ屋さんやレイチェル親子との会話・・・、くすっと哀しく笑えるものばかり。
カウリスマキ作品観たばかりだったので、
独特な無表情から繰り出される台詞の妙と重なりそうで、でも、重ならない。
ショーン・ペンはカウリスマキ作品俳優さん達と比べたら、
はるかに表情豊か。
妻役のランシス・マクドーマンドにもっと登場してほしかったです。
ランシスでなく、カティ・オウティネンだったらと、勝手な想像しながら楽しめました。
レトロ調の黄味がかった画が、活き活きとくたびれていて、
突然、爽やかな原色の風景がよけいに映えてました。
ラストのトレーラーハウスのある白い風景は絶景でした。
シャイアンが父に代わってした”報復”と、よく合っていた爽やかな風景でした。
そして、名曲にのって帰るべき場所に、自らの呪縛を化粧と共に落として帰っていく。
美しい不屈の復讐心、執着心が激っているのに熱くないロードムービーでした。
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
心動かず。
E.Tだって、宇宙人ポールだって、ぱっと見は不気味でも、見慣れるとかわいく思えてくる。
「さすらいの女神たち」のニューバーレスクダンサーだって、どきつい化粧とポヨポヨした肉体に始めはあっけにとられてたけど、最後はすっかり魅了されていた。
ところがこの映画でショーン・ペンが演じる主人公の派手な化粧とボサボサ頭は、最後まで慣れることがなかった。
抑揚のないゆっくりとしたしゃべり方には眠気を誘われてしまった。
かつては人気ロックスターだった主人公のシャイアン。今はダブリンの豪邸で妻とともに隠遁生活。
奥さん役がフランシス・マクドーマンドなんだけど、このふたり全然夫婦にみえない。
シャイアンは株でもうけてるのに、なぜか奥さんは消防士。こういうちぐはぐさは狙ったものなのかと思ったけど、私には受け入れがたかった。
シャイアンは父親と30年以上音信不通だったが、その父の危篤の知らせを受けてアメリカへ。
ロードムービーって好きなんだけど、ホロコースト、ナチスの残党狩りの話になってしまってびっくり。残党狩りの顛末はあれでいいのだろうか?
「ありとあらゆる身体に悪いことをやってきたのに、煙草だけは受けつけなかった」主人公。
それが煙草を吸い始め、「大人になって」の帰還。
その姿(あれでいいのか?)になにがしかの感動を覚えるべきなのかもしれないが、全然動かなかった私の心。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
きれいな絵本
ショーン・ペンの、この何とも言えない奇抜な装いが、ずっと気になっていた映画♪
歌えなくなったロックミュージシャンが
“過去の呪縛”と旅する、ロードムービー☆
ショーンは、まさに熱演・・・っていうか怪演・・・っていうかキモ演wで
過去の『ミルク』での役を、もっと研ぎ澄ませて振り切った(?)感じw
莫大な富を築き上げたというミュージシャンの面影は、その容姿だけで
話し方も、歩き方も、どこか少女のような可愛らしささえ見え隠れする・・・
繊細なテーマと、荒んだ容姿・・・
まるで絵本の中にいるような、現実味のないストーリー
幾ばくかの混乱を抱えたまま、気が付けば映画の世界に迷い込み
流れるように滑り込んでいくカメラワークと
艶を帯びた映像
それに魅了され
思えば・・・
どうしようもない社会の仕組み
それによって、人生が狂ってしまった
その過去に対峙して、自分はどう生きて行きたいのか・・・
それをストレートに描いていることに、気付くのです
デヴィット・バーン御本人の登場シーン
舞台のセットが、これまた素敵で♪
こういう世界観、すきです☆
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
語るべき言葉はみんなが持っている
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ほぼ隠遁生活を送る元ロックスター、シャイアン(ショーン・ペン)が父の死をきっかけに人生を見つめなおす機会を得るロードムービー。
それにしても、好き嫌いがわかれている映画です。
☆の数で観ていただけるように、わたしは大好きです。
そもそも、ショーン・ペンのあの化粧と髪型・・・。これが導入部をかなり困難にしています。しかもあのボソボソした話し方(笑)。
それを乗り越えても、ストーリーに入っていけた人は、最後まで観ていられることでしょう。
ストーリーもわかりやすさより、ぶっ飛び感が多く、心温まるという面を期待した人には、がっかりを与えるかもしれません。
映画の中の人たちが、いろんなことを語るのですが、その人物自体が好感が持てる人ではなかったりします。
でも、わたしは、ドツボにはまりました。3回観ました。
かめばかむほど味の出るアレのように、何回観ても楽しめる映画です。また観てしまうと思います。
主人公シャイアンが「帰る場所」を求め彷徨うロードムービーもこれといった感動話があるわけではないし、
(なんせ父の敵のナチス将校を探して殺そうということだし)
でも、将校を探していくなかでの、出会いや言葉になんか「キラキラ」した瞬間をたくさんもらえました。
何といっても、いちばん映画の中で、いい言葉を語る人が元ナチのSSアロイス・ランゲ(ハインツ・リーフェン)。
その言葉が映画の合間にちょこちょこはさまれるんですが、なんていうんでしょうね、あの話し方。
ハインツ・リーフェンさんは、役柄通りかなりの高齢の俳優さんだと思いますが、あの得難い雰囲気は何でしょう。
彼の語る横顔は、やはりあまたの人生を乗り越えた感じがにじみ出ていて、そのシーンに圧倒されてしまいました。
パオロ・ソレンティーノ監督とショーン・ペンが意気投合して作った作品だそうですが、
出演した俳優さんも渋いです。
シャイアンの妻ジェーンもフランシス・マクドーマンド(夫はジョエル・コーエンです)、
物語のキーのナチス残党狩りのモーデカイはジャド・ハーシュ(この人の風貌はいかにもユダヤ系ですよね)、
果てはデヴィッド・バーン本人出演しています。
ショーンとフランシスが夫婦なんて設定、考え付いた人天才。ふたりの絶妙なハーモニーと言ったら。
大人になりきれていない大人たちへの映画という気がします。だから、どうでもいい人には本当にくだらない映画でしょう。
ああ、だから私は好きなのか・・・と気づいてしまいましたが。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ショーン・ペンの怪演
投稿日
2012/12/05
レビュアー
ミルクチョコ
カンヌ映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞しましたが賛否両論を巻き起こした話題作です。なので、好き嫌いのはっきり分かれそうな作品です。
ショーン・ペン演じる元ロックスターが父の死を契機に、父が探していた人物を探す旅に出る話ですが、序盤中々話が進まなくて、だらだらと散文的に続く展開に睡魔に襲われました。けれど、いつの間にかショーン・ペンの世界に引きずり込まれていました。
ショーン・ペン演じるのは、引退したロック界の元スーパースターシャイアン。アイルランド・ダブリンの豪邸に住む彼は、頭はボサボサで、ファンデーションを塗り、真赤なルージュを引いて、妙にか細い声でぼそぼそ話す様子はスーパースターにはどう見ても見えません。
ある日、30年以上音信不通だったNYに住む父が危篤との知らせが入り、飛行機が怖いシャイアンは船で向かい、ありがちなロードムービーかと思いきや、思わぬ方向に話が進みます。袂を分っていた父と思わぬ形の再会で、葬儀の日、ユダヤ人である父がある男に復讐しようとしていた事を知ります。
ミステリアスな人探しの旅は、探している男の妻や娘と交流していくうちに、家族を思う心に触れたり、出会う人々に感化されるシャイアン。シャイアンは父との関係を見直していくきっかけになったのだと思います。
旧友のデイヴィッド・バーンのライブに出かけると、デイヴィッド・バーン本人が登場し、名曲「THIS MUST BE THE PLACE」を披露してくれます。
長い旅を終えた末に戻るべき場所に帰結するラストに安堵しました。
帰る場所
投稿日
2013/03/11
レビュアー
まみもぉ
たぶん、今、観たからと思います。とてもよかった。
ずっと This Must Be the Placeが一貫。続いていてました。
”the Place” へのロードムービーでした。
往年のロックスター。活動を止めた理由と家族、父親との確執をそのまま抱えて、
だからそのままのスタイルのシャイアン。
年齢相応の皺に食い込むような化粧が
表情皺筋豊かなショーン・ペン、よく似合う。
無表情でボソボソと話すけど、台詞下手じゃない。
その台詞がいい。
イレズミ屋さんやレイチェル親子との会話・・・、くすっと哀しく笑えるものばかり。
カウリスマキ作品観たばかりだったので、
独特な無表情から繰り出される台詞の妙と重なりそうで、でも、重ならない。
ショーン・ペンはカウリスマキ作品俳優さん達と比べたら、
はるかに表情豊か。
妻役のランシス・マクドーマンドにもっと登場してほしかったです。
ランシスでなく、カティ・オウティネンだったらと、勝手な想像しながら楽しめました。
レトロ調の黄味がかった画が、活き活きとくたびれていて、
突然、爽やかな原色の風景がよけいに映えてました。
ラストのトレーラーハウスのある白い風景は絶景でした。
シャイアンが父に代わってした”報復”と、よく合っていた爽やかな風景でした。
そして、名曲にのって帰るべき場所に、自らの呪縛を化粧と共に落として帰っていく。
美しい不屈の復讐心、執着心が激っているのに熱くないロードムービーでした。
心動かず。
投稿日
2012/12/08
レビュアー
パープルローズ
E.Tだって、宇宙人ポールだって、ぱっと見は不気味でも、見慣れるとかわいく思えてくる。
「さすらいの女神たち」のニューバーレスクダンサーだって、どきつい化粧とポヨポヨした肉体に始めはあっけにとられてたけど、最後はすっかり魅了されていた。
ところがこの映画でショーン・ペンが演じる主人公の派手な化粧とボサボサ頭は、最後まで慣れることがなかった。
抑揚のないゆっくりとしたしゃべり方には眠気を誘われてしまった。
かつては人気ロックスターだった主人公のシャイアン。今はダブリンの豪邸で妻とともに隠遁生活。
奥さん役がフランシス・マクドーマンドなんだけど、このふたり全然夫婦にみえない。
シャイアンは株でもうけてるのに、なぜか奥さんは消防士。こういうちぐはぐさは狙ったものなのかと思ったけど、私には受け入れがたかった。
シャイアンは父親と30年以上音信不通だったが、その父の危篤の知らせを受けてアメリカへ。
ロードムービーって好きなんだけど、ホロコースト、ナチスの残党狩りの話になってしまってびっくり。残党狩りの顛末はあれでいいのだろうか?
「ありとあらゆる身体に悪いことをやってきたのに、煙草だけは受けつけなかった」主人公。
それが煙草を吸い始め、「大人になって」の帰還。
その姿(あれでいいのか?)になにがしかの感動を覚えるべきなのかもしれないが、全然動かなかった私の心。
きれいな絵本
投稿日
2013/01/10
レビュアー
パンケーキレンズ
ショーン・ペンの、この何とも言えない奇抜な装いが、ずっと気になっていた映画♪
歌えなくなったロックミュージシャンが
“過去の呪縛”と旅する、ロードムービー☆
ショーンは、まさに熱演・・・っていうか怪演・・・っていうかキモ演wで
過去の『ミルク』での役を、もっと研ぎ澄ませて振り切った(?)感じw
莫大な富を築き上げたというミュージシャンの面影は、その容姿だけで
話し方も、歩き方も、どこか少女のような可愛らしささえ見え隠れする・・・
繊細なテーマと、荒んだ容姿・・・
まるで絵本の中にいるような、現実味のないストーリー
幾ばくかの混乱を抱えたまま、気が付けば映画の世界に迷い込み
流れるように滑り込んでいくカメラワークと
艶を帯びた映像
それに魅了され
思えば・・・
どうしようもない社会の仕組み
それによって、人生が狂ってしまった
その過去に対峙して、自分はどう生きて行きたいのか・・・
それをストレートに描いていることに、気付くのです
デヴィット・バーン御本人の登場シーン
舞台のセットが、これまた素敵で♪
こういう世界観、すきです☆
語るべき言葉はみんなが持っている
投稿日
2013/12/08
レビュアー
ykk1976
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ほぼ隠遁生活を送る元ロックスター、シャイアン(ショーン・ペン)が父の死をきっかけに人生を見つめなおす機会を得るロードムービー。
それにしても、好き嫌いがわかれている映画です。
☆の数で観ていただけるように、わたしは大好きです。
そもそも、ショーン・ペンのあの化粧と髪型・・・。これが導入部をかなり困難にしています。しかもあのボソボソした話し方(笑)。
それを乗り越えても、ストーリーに入っていけた人は、最後まで観ていられることでしょう。
ストーリーもわかりやすさより、ぶっ飛び感が多く、心温まるという面を期待した人には、がっかりを与えるかもしれません。
映画の中の人たちが、いろんなことを語るのですが、その人物自体が好感が持てる人ではなかったりします。
でも、わたしは、ドツボにはまりました。3回観ました。
かめばかむほど味の出るアレのように、何回観ても楽しめる映画です。また観てしまうと思います。
主人公シャイアンが「帰る場所」を求め彷徨うロードムービーもこれといった感動話があるわけではないし、
(なんせ父の敵のナチス将校を探して殺そうということだし)
でも、将校を探していくなかでの、出会いや言葉になんか「キラキラ」した瞬間をたくさんもらえました。
何といっても、いちばん映画の中で、いい言葉を語る人が元ナチのSSアロイス・ランゲ(ハインツ・リーフェン)。
その言葉が映画の合間にちょこちょこはさまれるんですが、なんていうんでしょうね、あの話し方。
ハインツ・リーフェンさんは、役柄通りかなりの高齢の俳優さんだと思いますが、あの得難い雰囲気は何でしょう。
彼の語る横顔は、やはりあまたの人生を乗り越えた感じがにじみ出ていて、そのシーンに圧倒されてしまいました。
パオロ・ソレンティーノ監督とショーン・ペンが意気投合して作った作品だそうですが、
出演した俳優さんも渋いです。
シャイアンの妻ジェーンもフランシス・マクドーマンド(夫はジョエル・コーエンです)、
物語のキーのナチス残党狩りのモーデカイはジャド・ハーシュ(この人の風貌はいかにもユダヤ系ですよね)、
果てはデヴィッド・バーン本人出演しています。
ショーンとフランシスが夫婦なんて設定、考え付いた人天才。ふたりの絶妙なハーモニーと言ったら。
大人になりきれていない大人たちへの映画という気がします。だから、どうでもいい人には本当にくだらない映画でしょう。
ああ、だから私は好きなのか・・・と気づいてしまいましたが。
新規登録で
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きっと ここが帰る場所
(C)2011 Indigo Film, Lucky Red, Medusa Film, ARP ,France 2 Cinema, Element Pictures. All Rights reserved. ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。