アイドゥ・アイドゥ〜素敵な靴は恋のはじまり

KNTVで、現在12話（全16話）まで放送済みですが、ここでは全14話となっているようです。しかも1巻1話収録ですから割高感は否めませんね。

ラブコメの女王キム・ソナssiが、ブランドシューズデザイナーのファン・ジアン役で、30代後半の“できるゴールドミス”を演じています。
韓流ラブコメの設定は、ドジなヒロインと白馬に乗った王子様というシンデレラストーリーか、二人のイケメンから求愛されて葛藤するヒロインというのが定番でしたが、本作では男女のキャラを逆転させ、これまで彼女が演じてきたキャラとは正反対のバリバリのキャリアウーマンという役柄です。衣装もファッション系のお仕事ということでヨレていませんし、美しく見える方のキム・ソナssiをお楽しみいただけます。
一方、ラブラインのお相手を演じるのはイ・ジャンウssiです。11歳年下のフリーター、パク・テガン役で、こちらも「栄光のジェイン」でみせたボンボン役から一変して、貧乏でも母親がいなくても、明るく打たれ強い男性を演じています。

ドラマは、一夜限りの過ちで想定外の妊娠、たった一夜の出来事が彼女の人生を変える大事な選択を迫られることになるという展開です。

大部分の舞台が会社となりますので、会社員の皆さんならだれでも共感できるエピソードがいっぱい詰まっています。また、ヒロインが30代後半という設定ですので、出産についての悩み、結婚・キャリアとは何かを考えさせられる作品となっていまので、同世代の女性には見ごたえがあると思います。


おまけ：キム・ソナssiのインタビューの記事を発見しましたのでご紹介します。
「ドラマで伝えたかったのは、自分の人生の選択は自分でしなくてはいけないということ。そして、自分が選択した道にはそんなに後悔しないし、一生懸命がんばろうと前向きになれる。とてもシンプルなメッセージだけど、今、いちばん伝えたいことでした。」

サランヘさんが、頭に書いて下さってますが

このドラマ

１枚にたった１話のみ、収録なんですね

わたし・・1枚目だけが、１話のみだと思ってたので、これで新作リスト１削られるのは、かなりの割高気分です
(作品紹介にちゃんと　記載されてますから、見落としてたのは、自分ですが)

なんでまた　そんな　やらしい出し方してるんだろう・・

８枚定額している者にとっては、ちょっと残念感がございますが、それでも、ドラマは面白いw

バリバリのキャリアウーマン役のキム・ソナ女史ですが、役職は理事なので幹部職ですよね
でも、そこに外国から帰国してきた、会長の愛人の娘が、いきなり、副社長として就任してきて、景色のいいオフィスまで奪われて
バトル勃発です
先行きが多少、不安になってきています
そこに１話で、ひょんなことから、出会って一夜を共にした、めちゃめちゃ年下の男の子(見た目可愛い系ですねw)が、またひょんな事から、会社へ入社とか
親から煩く薦められた、お見合い相手の殿方は、私の大好きな　パク・コニョンssi♪
彼との絡みは、大人な関係？
三角関係の図式は出来てますけど、未だ、誰も恋に落ちてませんからw

でも、全てを犠牲にして仕事に生きて来たって感じのキャリア・ウーマン
どうしても、部下に好かれない、キツメの上司で生きて来た感
自分のレベルを部下にまで強いて来た？
ある意味いい事ですが、それだけでは、やっぱり、部下には好かれません
そういう意味で　後半のあるシーンは　胸が詰まされる女性の上司さんも、いたのでは？
でも、そこらへん、女ってやっぱり、男社会の中で生きていくとなると、何処かで心の余裕がなくなってしまうんですよね
そこらへんも、これからは、年下の彼と産婦人科の彼が絡んでいって、彼女の心の隙間　埋めていってくれるのかなぁ・・
まぁ・・お相手の基本は年下の彼ですけどね


これで２話ずつ収録なら、本当に満足しちゃうのになぁ

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三角関係ありーの、陰謀ありーの、悲しい親子関係ありーの、
といったドラマではなく、日本のドラマでも観られるようなラブコメでした。
もうちょっと、韓ドラしてよという方には物足りないかもしれませんが・・

ドラマを面白く観られたのはやはりキム・ソナお姉さまのおかげ。
今回は業界一の成功した靴デザイナーの役ですから、いつもの隣のお姉ちゃんとは程遠い、とてつもなくファッショナブルです。
濃い化粧に派手なファッションは、サムスン時より2/3の体重に見える？現在では、カッコイイんですけど・・・
私は膝丈ぐらいのシックな装いの方が似合っていると思うし好きですが。

好きな仕事で成功した女性ジアン（キム・ソナ）。仕事にも部下にも厳しい（怖い！）。ましてや男なんて眼中になし！
仕事一辺倒の娘を心配する両親とは会えば言い争い。
父親と喧嘩してショックで会ったばかりの年下男のテガン（イ・ジャンウ）とぐでんぐでんに酔いつぶれ、一夜のあやまちを犯してしまう。

会社の社長の地位が目の前に迫った時、医者から子宮年令が高齢で閉経が迫っていることを告げられショックを受ける・・
いや！もっと受けたのはその後のあやまち妊娠発覚！

さあ、どうする？ジアン！

靴が大好き、靴に夢見ているようなジアンが、このけつまずき？によって、
会社、仕事、両親、ライバル、支えてくれる人、そして子供ぽいテガンを導くことよって惹かれていく・・
自分を見つめなおしていくドラマです。

「サムスン」以降のキム・ソナドラマのお相手役、ツンデレ御曹司（ヒョンビン）、デキるプレイボーイ（イ・ドンゴン）、野心家の政治家（チャ・スンウォン）、心に傷を持った御曹司（イ・ドンウク）
考えてみれば、キム・ソナの押したり引いたり、ぶっ叩いたりの演技もあり、誰が？と選べないほどベストツーショットです。
ちなみに、私は軟派な古美術学者役のイ・ドンゴンのツーショットが一番お気に入りです。

今回もです！
１１歳年下君役のイ・ジャンウがよかった、というか可愛かった〜
ちゃらんぽらんで子供ぽいところのあるテガン。でも根は優しい子。
背も高いしハンサムだしで、モテる男の子だと思うけど。
生まれた時に母親を失くしたせいか、女性には理想があったはずなのに・・
こちらも年増のジアンにけつまずいた？

いや、未熟な青年が才能のある毅然としたジアンに惹かれていくのがすごくわかります。
キム・ソナ、そこのところ良く出ていたと思います。
欲を言えば、テガンをもっともっと鍛えるシーンがあるとよかったかな？
テガンがジアンを想うようになってから、人間として大人の階段上る↑
過程が感動的になったかな？と思います。

他の共演者に――
ジアンのお見合い相手の産婦人科医、パク・コニョン。ここでもいい味を出していました。
ジアンのライバル役で、美貌は随一だと思うイム・スヒャン。「芙蓉閣の女たち」とはお鼻の形が変わって、また整形したの？
世界的な靴デザイナーにミンソク。お気に入り作品「ドキドキMy Love」以来かな？

ところで、これ１話７０分弱のドラマなんですが、レンタル１巻８０分程度ってことは１巻１話なの？TVバージョンって出ていないし？
男優で一番大好きなキム・ガンウ主演の「海雲台（ヘウンデ）の恋人たち」もそう・・
ということは、今後はこの方針でいくのかよー！？
これは、あこぎだぜ！と思いませんか？

　４人で食事をする場面は第９話です。間違いに気がついたので訂正します。

　訂正ついでにジアンの家庭について。今までに見た韓国ドラマでは、主役の人たちの両親は、親の役割をはたさず子どもに迷惑をかけたり足を引っ張ったりするパターンか、子どもを支配して抑圧する家父長的なタイプか、どちらかの家庭がとても多いように感じます。また、両親がいなかったり、どちらかの親が亡くなっていたり義理の関係という場合も少なくない。そしてそれがドラマツルギーの大きな要素になっています。

　それに比べると、ジアンの家庭は平凡だけれど温かい。お父さんは頑固で娘の決断に怒って大反対しても、力づくで自分に従わせようとはせず、最終的には娘可愛さから折れて娘の行動を黙認する。お母さんは自分の規範を逸脱した娘の行動にショックを受けても、娘を支援し娘のよき理解者になろうとする。仕事に忙しくろくに食事もしない娘を案じてマンションにやってきて、わざわざ食事の用意をしてやり、「自分で人生を切り開くから、あなたがうらやましかった。こうなったら協力するから、ふたりで育てよう」とジアンに言う８話のシーンがとても好きです。ちなみに素直になれないお父さんは、マンションの外でお母さんを待っています。

　『１％の奇跡』の包容力のあるタヒョンのお母さんも素敵ですが、控え目だけれど苦難のときには娘の支えになろうとするジアンのお母さんも素晴らしいです。

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　全体的な印象は悪くなかったので、一般の評価が辛いのが意外です。確かに韓ドラらしさは少な目だし、軽く描こうとはしているけれど、テーマ自体は重いので、仕方がないかなと思う半面、少し残念でもあります。

　主役の男性より二番手の人のほうが素敵だとか好印象だとか思ったことは（Ｆ４や美男でさえも）、今まで一度もないのですが（『マイガール』は特例）、このドラマは例外で、大人の分別と落ち着きを備えながらどこか少年らしさを残している産婦人科医のチョ・ウンソンも、少し頼りないけれど真っ直ぐで男気のある年下のパク・テガンも、それぞれに魅力的です。

　このドラマは、仕事一筋のキャリアウーマンが思いがけない妊娠によって仕事か子どもかの選択を迫られるということがメインプロットだとは思うのですが、そんな仕事中毒の、とても一筋縄ではいかない手ごわい女性に、これまた思いがけず惚れてしまい、翻弄されるふたりのハンサムな男たちの一触即発の心理戦も見ものです。ジアンの妊娠が発覚して、恋する男性ふたりが互いを牽制し合いながら二者二様に思い悩む５話から１２話にかけて、ふたりの魅力全開で見応えがあります。

　特にこれを象徴するのが、４人で食事をする８話のシーン。ウンソンとジアン、テガンと副社長のヨム・ナリが、それぞれカップルで豚足屋に行きそこで偶然出会ってしまい、そのお店はお休みだったものの図らずも４人で食事をする破目になる場面が秀逸です。ウンソンとテガンはジアンを挟んで密かな三角関係、ナリはテガンに好意を寄せているが３人の関係については知らず、ジアンとは社長の座を争う仕事上のライバル同士。４人の複雑な感情が交錯し、含みのある丁々発止の会話が交わされ、平然を装ってはいても反応や表情に本音が透けて見える。こんな時にもウンソンは大人の余裕の対応。けれどジアンがテガンに惹かれていることには気がついていて、内心は穏やかでない。一方テガンは、子どもの父親がウンソンだと勝手に勘違いしていて、敗北感と嫉妬心を隠せないのに強がって、かわいい。

　本当はジアンが好きでたまらないのに、テガンが子どもの実の父親だと知り、ジアンとテガンのお互いを想う気持ちを推察すると、大人な対応をして平気なふりで自分は一歩退き、良き友人に徹してキューピッド役まで引き受けてしまうウンソンは、未練を封印して潔く、とても包容力のある人物です。そんなウンソンと恋のライバルになるテガンも大変ですが、本当は自分が父親だということを知らないまま、他の男性の子どもであっても絶対にいいパパになると決意して、何の迷いもなくプロポーズするほど、まっすぐにジアンを愛する、目元の涼しい好青年です。

　たぶん平凡な結末になるのを避けたかったのかもしれないけれど、重大な結婚問題が出産のどさくさまぎれに曖昧に処理されてしまったことが、私的には少し不満かな。