ザ・ウォーター・ウォー / ガエル・ガルシア・ベルナル
ザ・ウォーター・ウォー
/イシアル・ボジャイン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
解説・ストーリー
監督はイシアル・ボジャイン。脚本はポール・ラヴァーティ、音楽はアルベルト・イグレシアス。主演にガエル・ガルシア・ベルナルを迎え、南米で実際に勃発した水道事業を巡る争い“水戦争”を描く社会派ドラマ作品。ボリビアを訪れたセバスチャンたちスペインの撮影クルーたちは、欧米企業の水道事業独占により水道料金が200%値上りする現状を目の当たりにする。
監督はイシアル・ボジャイン。脚本はポール・ラヴァーティ、音楽はアルベルト・イグレシアス。主演にガエル・ガルシア・ベルナルを迎え、南米で実際に勃発した水道事業を巡る争い“水戦争”を描く社会派ドラマ作品。ボリビアを訪れたセバスチャンたちスペインの撮影クルーたちは、欧米企業の水道事業独占により水道料金が200%値上りする現状を目の当たりにする。
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「ザ・ウォーター・ウォー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
監督はイシアル・ボジャイン。脚本はポール・ラヴァーティ、音楽はアルベルト・イグレシアス。主演にガエル・ガルシア・ベルナルを迎え、南米で実際に勃発した水道事業を巡る争い“水戦争”を描く社会派ドラマ作品。ボリビアを訪れたセバスチャンたちスペインの撮影クルーたちは、欧米企業の水道事業独占により水道料金が200%値上りする現状を目の当たりにする。
「ザ・ウォーター・ウォー」 の作品情報
「ザ・ウォーター・ウォー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ザ・ウォーター・ウォーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
99分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DZ9478 |
2013年05月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ザ・ウォーター・ウォーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
99分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DZ9478 |
2013年05月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:7件
見応え感充分
2000年の初頭に南米ボリビアで起きた“水戦争“と呼ばれることもあるコチャバンバ水紛争を題材とした社会派ドラマ。映画制作のためにボリビアを訪れた映画監督たちクルーが、現地で起きた民衆と欧米企業の水事業を巡る攻防に翻弄される様を描き出したドラマです。
社会性が強いと思ったら、脚本は、ケン・ローチ監督作品の脚本で知られるポール・ラヴァティなのですね。
ボリビアで撮影されるコロンブスのアメリカ大陸到達の、搾取され反抗する奴隷達の植民地時代の映画と、現地で水を求めて勃発する水紛争とが、搾取する側と先住民の構図が見事にシンクロして、迫力の映像に息を呑みました。皮肉と批難を盛り込んでいる様が中々面白いと思います。
先住民たちの生活を圧迫するほど高騰した水道料金。死活問題であるために、命がけの抗議活動を続ける先住民、ダニエル。
エキストラで採用された彼が、顔に撮影に影響するほどの怪我を負い、撮影終了までは活動を自粛させようと、監督もプロデューサーも躍起になるのですが、その過程で描かれる、この二人が徐々に変わってゆく様がとても興味深いです。
先住民に対するコロンブスと同様に、ダニエルに対するコスタが抱いてしまう先入観。周囲の者を含め対話をしながら、考え方が変わっていく二人の姿。
最初はよく思ってなかった相手でも自分や親しい人との状況がリンクしてしまうと次第に情が湧いて来ます。コスタとダニエルのハグ、そして餞別の品がまた奥深くて心にしみました。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
劇中の映画もおもしろそうでした。
「未体験ゾーンの映画たち 2013」にて鑑賞。
これはかなりおもしろくて、上映回数が少ない中無理して観にいった価値があった!!と思っていたのですが、
my mentorよふかしさんの高評価で、ガエル・ガルシアファンの私の贔屓目ではなかったことがわかって嬉しいです。
映画監督のセバスチャン(ガエル・ガルシア・ベルナール)は、コロンブスによる征服の時代、
搾取される現地の人々を助けようとした神父が主人公の映画を撮影するため、ボリビアに渡る。
映画出演を希望するたくさんの現地の人々が、オーデションに集まっているのを見て驚くセバスチャンとプロデューサーのコスタ。
セバスチャンはコスタの反対を押し切り、ダニエルという現地の男を重要な役に抜擢する。
ところが、現地の水を巡る紛争にまきこまれてしまう。
始めから終わりまでガチガチの社会派映画なのかと思いきや、前半は映画撮影の話がほとんどでちょっと面食らってしまいました。
ところが、かなり詳細に紹介されている劇中映画なかなかおもしろそうで、この完成形も観てみたいもんだという気持ちになりました。
後半、現地の紛争に巻き込まれて、監督のセバスチャンがひたすら自分の映画を完成させることだけを目指すのに対して、
初めは現地の素人を起用することに反対し、彼らをバカにするような態度をとっていたコスタの方が、彼らに協力的になってゆくのもおもしろかったです。
クルーの中にひとりだけ女性がいて、全く羨ましいこっちゃなあ〜と思って観てました。
撮影を続行するかそれとも脱出するかという選択を迫られたとき、
1度目は私も彼女と同じで、どこまでもついてくわ、ガエルくん!!と思ったのですが、
2度目はさすがに無理、ごめんガエルくん!!という感じでした(笑)。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
面白い社会派作品
投稿日:2013/03/19
レビュアー:よふかし
なかなか面白い社会派作品でした。
前半地味な感じですが、視線はエンタメではないものの、なかなかの大作で、終盤にかけてぐっと盛り上がります。
どちらかというと主人公は映画監督役のガエル・ガルシア・ベルナルではなくて、最後に大活躍するプロデューサー役のルイス・トサルのほうかなあ? 逆のキャスティングでもよかったかなと思いました。
スペインの映画撮影隊がコロンブスだったかの映画を撮ろうとボリビアに行くと、ちょうどアメリカとかの多国籍大企業が水道事業を独占しようとしていて、住民が激しい反対運動を繰り広げている。
映画の序盤ではあまり問題が詳しく語られず、撮影が進むにつれて、次第に運動が反政府デモのように拡大し、ついに市街戦並みの騒乱になる。まさに「水戦争」。
現地でオーディションした素人キャストが運動のリーダー的な存在だったことから、撮影中の映画つまりヨーロッパによる南米の「新発見」という支配の歴史と、現実の欧米企業による生活の収奪という現実がクロスする仕組みだ。
ただ、観念的にはあまり深く入り込みません。支配者としてのヨーロッパ人であることの苦悩や、常に抵抗者である現地ボリビア人(インディオ)との感情の交流が余韻をもたらします。
形を変えても、この支配―抵抗という構図が現在もなお変わらないことを突きつけるあたり社会派という所以です。
面白いと思ったのは、映画の撮影で、追われたインディオの女性たちが泣く泣く赤ん坊を殺すというシーン。
「あり得ない」と言って演技を拒否されてしまう。リサーチした歴史的事実であるとベルナルがいっても、彼女たちは受け入れない。
人間としてどうか、ということにこの映画が注目していることがよく分かりました。60点。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
見ごたえありの社会派ながらゴリゴリじゃなくエンタメ臭するのも良い
未体験ゾーンの映画たち 2013で観客賞2位ということで
アンコール上映で見てきました。
これ、なかなか面白かったです。
社会派ながら、ゴリゴリの社会派ではなく、
ちょっとエンタメも入ってる。
コロンブスの新大陸発見をテーマにした映画を撮るために
ボリビアにやってきた映画クルーが
そこで勃発している水戦争に遭遇し翻弄されるという話。
この設定が絶妙です。
劇中映画の中での原住民と開拓者、
現実のボリビアでの住民と欧米企業と政府
この関係が本作の中でリンクしているというか、
重ねて見ることができる。
劇中劇のエキストラだった先住民と
撮影クルーの
最初はギクシャクだった関係が
この現実と虚構がリンクした世界で
必然的に関係性がよくなっていく過程もなるほど!でした。
これが、この「リンク」がなければ、
よくある「最初は仲たがい→後に心通じる」的な
単にいい話の社会派ですね、で終わってしまいそうですが
この設定があるから
この撮影クルーと先住民の心境や関係の変化が
すんなり自然に受け入れられるんです。
押し売り的なものを感じることなく。
で、ガエルガルシアベルナルが主役だと思ってみてましたが
ラストに進むにつれ、
この主役的ポジションはプロデューサーだろうな・・・・
映画撮影続行が第一だったクルーご一行の中、
あの決意は胸アツでした。
水戦争、水利権を描く社会派作品でありながら
設定の秀逸さと
エンタメ臭も漂わせたクライマックスの盛り上がりもあり、
予想以上に楽しめました。
評判が良いのも納得です。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
命を育む水、精神を育む映画
最近続けてレンタル開始になった、ガエルくんの作品ですが
コレが一番よかった!というか、見応えありました♪
映画製作に訪れたボリビア
映画の中で展開される、映画製作
その中身と、ロケ地となったボリビアでの社会問題が見事にシンクロして
虚構と現実の重なり具合が、巧みで面白かったです
コロンブスの新大陸発見をテーマとした映画を撮る撮影クルー
欧米の企業に搾取される先住民という、(同じ)構図
「水戦争」が過激になってゆく一方で
クルー達が、個々に感情を動かされてゆくのが印象的でしたが
エキストラで参加した俳優にも、虚構で演じた役が、少なからず現実の(闘争する)自分に影響を与えていたはず
カメラの前で従い
現実の世界で反発する
たかが、映画
たかが、水
お互いの思惑が、安易には結びついてゆかない、少し辛めの後半戦
真面目に社会派映画ですが、映画製作というフィルターで娯楽性もありますし
エキストラの彼が、いい表情していました
「未体験ゾーンの映画たち」って、結構掘り出し物が多い印象だな〜♪
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
見応え感充分
投稿日
2013/07/09
レビュアー
ミルクチョコ
2000年の初頭に南米ボリビアで起きた“水戦争“と呼ばれることもあるコチャバンバ水紛争を題材とした社会派ドラマ。映画制作のためにボリビアを訪れた映画監督たちクルーが、現地で起きた民衆と欧米企業の水事業を巡る攻防に翻弄される様を描き出したドラマです。
社会性が強いと思ったら、脚本は、ケン・ローチ監督作品の脚本で知られるポール・ラヴァティなのですね。
ボリビアで撮影されるコロンブスのアメリカ大陸到達の、搾取され反抗する奴隷達の植民地時代の映画と、現地で水を求めて勃発する水紛争とが、搾取する側と先住民の構図が見事にシンクロして、迫力の映像に息を呑みました。皮肉と批難を盛り込んでいる様が中々面白いと思います。
先住民たちの生活を圧迫するほど高騰した水道料金。死活問題であるために、命がけの抗議活動を続ける先住民、ダニエル。
エキストラで採用された彼が、顔に撮影に影響するほどの怪我を負い、撮影終了までは活動を自粛させようと、監督もプロデューサーも躍起になるのですが、その過程で描かれる、この二人が徐々に変わってゆく様がとても興味深いです。
先住民に対するコロンブスと同様に、ダニエルに対するコスタが抱いてしまう先入観。周囲の者を含め対話をしながら、考え方が変わっていく二人の姿。
最初はよく思ってなかった相手でも自分や親しい人との状況がリンクしてしまうと次第に情が湧いて来ます。コスタとダニエルのハグ、そして餞別の品がまた奥深くて心にしみました。
劇中の映画もおもしろそうでした。
投稿日
2013/03/20
レビュアー
パープルローズ
「未体験ゾーンの映画たち 2013」にて鑑賞。
これはかなりおもしろくて、上映回数が少ない中無理して観にいった価値があった!!と思っていたのですが、
my mentorよふかしさんの高評価で、ガエル・ガルシアファンの私の贔屓目ではなかったことがわかって嬉しいです。
映画監督のセバスチャン(ガエル・ガルシア・ベルナール)は、コロンブスによる征服の時代、
搾取される現地の人々を助けようとした神父が主人公の映画を撮影するため、ボリビアに渡る。
映画出演を希望するたくさんの現地の人々が、オーデションに集まっているのを見て驚くセバスチャンとプロデューサーのコスタ。
セバスチャンはコスタの反対を押し切り、ダニエルという現地の男を重要な役に抜擢する。
ところが、現地の水を巡る紛争にまきこまれてしまう。
始めから終わりまでガチガチの社会派映画なのかと思いきや、前半は映画撮影の話がほとんどでちょっと面食らってしまいました。
ところが、かなり詳細に紹介されている劇中映画なかなかおもしろそうで、この完成形も観てみたいもんだという気持ちになりました。
後半、現地の紛争に巻き込まれて、監督のセバスチャンがひたすら自分の映画を完成させることだけを目指すのに対して、
初めは現地の素人を起用することに反対し、彼らをバカにするような態度をとっていたコスタの方が、彼らに協力的になってゆくのもおもしろかったです。
クルーの中にひとりだけ女性がいて、全く羨ましいこっちゃなあ〜と思って観てました。
撮影を続行するかそれとも脱出するかという選択を迫られたとき、
1度目は私も彼女と同じで、どこまでもついてくわ、ガエルくん!!と思ったのですが、
2度目はさすがに無理、ごめんガエルくん!!という感じでした(笑)。
面白い社会派作品
投稿日
2013/03/19
レビュアー
よふかし
なかなか面白い社会派作品でした。
前半地味な感じですが、視線はエンタメではないものの、なかなかの大作で、終盤にかけてぐっと盛り上がります。
どちらかというと主人公は映画監督役のガエル・ガルシア・ベルナルではなくて、最後に大活躍するプロデューサー役のルイス・トサルのほうかなあ? 逆のキャスティングでもよかったかなと思いました。
スペインの映画撮影隊がコロンブスだったかの映画を撮ろうとボリビアに行くと、ちょうどアメリカとかの多国籍大企業が水道事業を独占しようとしていて、住民が激しい反対運動を繰り広げている。
映画の序盤ではあまり問題が詳しく語られず、撮影が進むにつれて、次第に運動が反政府デモのように拡大し、ついに市街戦並みの騒乱になる。まさに「水戦争」。
現地でオーディションした素人キャストが運動のリーダー的な存在だったことから、撮影中の映画つまりヨーロッパによる南米の「新発見」という支配の歴史と、現実の欧米企業による生活の収奪という現実がクロスする仕組みだ。
ただ、観念的にはあまり深く入り込みません。支配者としてのヨーロッパ人であることの苦悩や、常に抵抗者である現地ボリビア人(インディオ)との感情の交流が余韻をもたらします。
形を変えても、この支配―抵抗という構図が現在もなお変わらないことを突きつけるあたり社会派という所以です。
面白いと思ったのは、映画の撮影で、追われたインディオの女性たちが泣く泣く赤ん坊を殺すというシーン。
「あり得ない」と言って演技を拒否されてしまう。リサーチした歴史的事実であるとベルナルがいっても、彼女たちは受け入れない。
人間としてどうか、ということにこの映画が注目していることがよく分かりました。60点。
見ごたえありの社会派ながらゴリゴリじゃなくエンタメ臭するのも良い
投稿日
2014/01/19
レビュアー
MM3
未体験ゾーンの映画たち 2013で観客賞2位ということで
アンコール上映で見てきました。
これ、なかなか面白かったです。
社会派ながら、ゴリゴリの社会派ではなく、
ちょっとエンタメも入ってる。
コロンブスの新大陸発見をテーマにした映画を撮るために
ボリビアにやってきた映画クルーが
そこで勃発している水戦争に遭遇し翻弄されるという話。
この設定が絶妙です。
劇中映画の中での原住民と開拓者、
現実のボリビアでの住民と欧米企業と政府
この関係が本作の中でリンクしているというか、
重ねて見ることができる。
劇中劇のエキストラだった先住民と
撮影クルーの
最初はギクシャクだった関係が
この現実と虚構がリンクした世界で
必然的に関係性がよくなっていく過程もなるほど!でした。
これが、この「リンク」がなければ、
よくある「最初は仲たがい→後に心通じる」的な
単にいい話の社会派ですね、で終わってしまいそうですが
この設定があるから
この撮影クルーと先住民の心境や関係の変化が
すんなり自然に受け入れられるんです。
押し売り的なものを感じることなく。
で、ガエルガルシアベルナルが主役だと思ってみてましたが
ラストに進むにつれ、
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映画撮影続行が第一だったクルーご一行の中、
あの決意は胸アツでした。
水戦争、水利権を描く社会派作品でありながら
設定の秀逸さと
エンタメ臭も漂わせたクライマックスの盛り上がりもあり、
予想以上に楽しめました。
評判が良いのも納得です。
命を育む水、精神を育む映画
投稿日
2013/06/17
レビュアー
パンケーキレンズ
最近続けてレンタル開始になった、ガエルくんの作品ですが
コレが一番よかった!というか、見応えありました♪
映画製作に訪れたボリビア
映画の中で展開される、映画製作
その中身と、ロケ地となったボリビアでの社会問題が見事にシンクロして
虚構と現実の重なり具合が、巧みで面白かったです
コロンブスの新大陸発見をテーマとした映画を撮る撮影クルー
欧米の企業に搾取される先住民という、(同じ)構図
「水戦争」が過激になってゆく一方で
クルー達が、個々に感情を動かされてゆくのが印象的でしたが
エキストラで参加した俳優にも、虚構で演じた役が、少なからず現実の(闘争する)自分に影響を与えていたはず
カメラの前で従い
現実の世界で反発する
たかが、映画
たかが、水
お互いの思惑が、安易には結びついてゆかない、少し辛めの後半戦
真面目に社会派映画ですが、映画製作というフィルターで娯楽性もありますし
エキストラの彼が、いい表情していました
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