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マリー・アントワネットに別れをつげて
マリー・アントワネットに別れをつげて
マリー・アントワネットに別れをつげて / レア・セドゥ
マリー・アントワネットに別れをつげて
/ブノワ・ジャコー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(26)
解説・ストーリー
フランス革命に揺れるベルサイユ内部を、王妃マリー・アントワネットに仕えた朗読係の少女というユニークな視点から綴ったシャンタル・トマの『王妃に別れをつげて』を映画化した歴史ドラマ。出演はマリー・アントワネットにダイアン・クルーガー、ヒロインの読書係シドニーにレア・セドゥ。監督は「トスカ」のブノワ・ジャコー。1789年フランス、パリのベルサイユ宮殿。読書係の少女シドニーはマリー・アントワネットを心から敬愛していた。しかし当のアントワネットは、ポリニャック夫人に夢中。折しも、宮殿の外ではバスティーユが陥落し、286名のギロチンリストが出回っていた。そこにはアントワネットばかりか、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人の名も載っていたが…。
フランス革命に揺れるベルサイユ内部を、王妃マリー・アントワネットに仕えた朗読係の少女というユニークな視点から綴ったシャンタル・トマの『王妃に別れをつげて』を映画化した歴史ドラマ。出演はマリー・アントワネットにダイアン・クルーガー、ヒロインの読書係シドニーにレア・セドゥ。監督は「トスカ」のブノワ・ジャコー。1789年フランス、パリのベルサイユ宮殿。読書係の少女シドニーはマリー・アントワネットを心から敬愛していた。しかし当のアントワネットは、ポリニャック夫人に夢中。折しも、宮殿の外ではバスティーユが陥落し、286名のギロチンリストが出回っていた。そこにはアントワネットばかりか、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人の名も載っていたが…。
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「マリー・アントワネットに別れをつげて」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
フランス革命に揺れるベルサイユ内部を、王妃マリー・アントワネットに仕えた朗読係の少女というユニークな視点から綴ったシャンタル・トマの『王妃に別れをつげて』を映画化した歴史ドラマ。出演はマリー・アントワネットにダイアン・クルーガー、ヒロインの読書係シドニーにレア・セドゥ。監督は「トスカ」のブノワ・ジャコー。1789年フランス、パリのベルサイユ宮殿。読書係の少女シドニーはマリー・アントワネットを心から敬愛していた。しかし当のアントワネットは、ポリニャック夫人に夢中。折しも、宮殿の外ではバスティーユが陥落し、286名のギロチンリストが出回っていた。そこにはアントワネットばかりか、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人の名も載っていたが…。
「マリー・アントワネットに別れをつげて」 の作品情報
「マリー・アントワネットに別れをつげて」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
マリー・アントワネットに別れをつげての詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
10DRT20648 |
2013年07月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】マリー・アントワネットに別れをつげて(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/フランス語 2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
10XRT20018 |
2013年07月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
0人
|
0人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/フランス語
2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語
マリー・アントワネットに別れをつげての詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
10DRT20648 |
2013年07月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
【Blu-ray】マリー・アントワネットに別れをつげて(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
100分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/フランス語 2:DTS-HD Master Audio/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
10XRT20018 |
2013年07月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
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0人
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0人
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1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/フランス語
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ユーザーレビュー:26件
運命の皮肉
王妃マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点から王妃の恋やベルサイユ宮殿に渦巻く野望を描いた歴史劇です。
1789年7月14日、バスティーユが陥落しフランス革命が勃発します。王妃マリー・アントワネットと、彼女の寵愛を一身に受けるポリニャック夫人らの名前が載った286名の処刑リストが出回ります。ベルサイユに衝撃が走り、宮廷は大混乱に陥ります。王妃に心酔する若き朗読係のシドニー(レア・セドゥー)は、革命勢力を恐れた王侯貴族たちが次々にベルサイユを見捨てて逃亡する中、王妃から思いもよらぬことを命じられます。
マリー・アントワネットが1793年、37歳で処刑されるその4年前の物語。
王妃を主役にせず、朗読係シドニーという使用人目線で語ったベルサイユの裏側。これまであまりスポットがあてられなかった舞台を描いていて、その辺は興味深いです。
革命の一報を受けて、宮殿内の貴族たちが狼狽するシーンや、その混乱振りに重きが置かれていたように思います。宮廷の中の人々がどれくらい動揺し、不安にさらされていたかが細やかに描かれます。手持ちカメラが廊下にひしめく人々の間をシドニーと共に動き回るので、観ているこちらもその場にいるかのような臨場感あります。けれど画面が揺れるのでちょっと疲れました。
そしてもう一つ、王妃とポリニャック夫人との独特な関係も描かれています。
王妃にとっては恋人と言っても良いくらいに愛情を感じている存在。王妃はその気持ちをシドニーに打ち明けます。
シドニーは心酔する王妃のために立ち回ったのに、一方で王妃からポリニャック夫人への恋心を聞かされ、板ばさみになって悶々とする奇妙な三角関係が描かれます。
ただシドニーが王妃に心酔する心理描写の薄さと、問題提起と結末がつながっていない脚本の弱さが致命的なような気がしました。
フランス革命というドラマチックな歴史題材を扱い、豪華な舞台と衣装で彩られているのに、ストーリーが散漫で何故か盛り上がりに欠けます。
実況中継のようにリアルに再現されてはいたものの、映画的にはそれほど面白くなかったです。王妃とシドニー、そして、一人勝ちで寵愛を受けたポリニャック夫人と王妃の関係をもう少し深く描いてほしかったです。王妃に心酔して、残酷な結末を言い渡されて、身も心も捧げるというシドニーの気持ちがドラマから伝わってこなかったです。
このレビューは気に入りましたか?
24人の会員が気に入ったと投稿しています
蚊とギロチン
冒頭のブーーンに思わずヘッドフォン外して ベープを捜したりしたのですがw
ここで下女たちのバックヤードを対照させて描くなと予見されるのですが 蚊に刺されたレア・セドゥーの腕 ねずみにギャッ 犬の鳴き声等
実はトイレがなかったのですフランス王室は みたいな連想されます
しかし血を吸う蚊は 後半の断首者のリスト 貴族たちの血まみれの首の方へとその後の流れは連想が変わります レアの腕ではなく皮膚
つまり薄い表面 リスト 恋文など<紙>の主題の方に重きが置かれます
それとは反対にインタビューで王妃ダイアン・クルーガーがおっしゃいますように この作品は同時にスペクタクル映画です かなりの予算の
黒沢清の「リアル」の何倍もの予算でしょうか 「バリーリンドン」や「2012」みたいに楽しむべきです ウエス・アンダーソンの「ムーンライズキングダム」
のブルレに失望したのですが 撮影・照明・美術 とりわけ衣装において 「マリアン」は「ムンキン」をすべて凌駕してると断言します そして
スタッフ・キャストも内外の豪華絢爛な陣容 そこで心理物語を持ってくるのでなく 紙の主題 衣装の主題を持ってきているのが
このスペクタクル映画の繊細極まるぜ贅沢さなのです
レアは劇の途中からどうやら狂言回しとわかってきます レアは王妃の周りの人物として媒介者であり 何よりも映画の観客としてステディカメラとなって
フィクスショットの豪華さをぶち破って ドレスをジーンズのように着こなして宮廷を突っ走るのです
裏切りの心理劇などはマクガフィンです 衣装の映画でもあるので レアを裸にして緑のドレスに着替えさせるためにそのプロットがあるのです
ここでレアは無名者からくるりと王族に反転して宮廷から逃走し かくして映画の主役は物語からも画面からもその姿はきれいに消え去るのです
ないものねだりではなく動物は出てきますので 馬車に乗るなら乗馬のシーンが欲しかった またラストは馬車を取り囲む群衆のスペクタクルを
ここだけなのでやってほしかったね
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
ただものではないレア・セドゥ
ある一定の年齢以上の女性の中には、「ベルサイユ」とか「マリー・アントワネット」という言葉に弱い人が少なからずいるようで
(私もそういう年代ですが)、映画館は女性客で満員でした。
しかし、この映画が彼女たちを満足させるものだったかといえば、そうとは思えません。
物語は城の中の狭い空間で淡々と進行し、城の外で何が起こっているかは一切描かれていません。
中にいた人たちにとっては、民衆の怒りも革命の熱狂も、とても遠かったのでしょう。
廊下をあわただしく行きかう人たち。ささやき。ざわめき。一体なにが起こっているのかわからず、ただ不安な空気が漂うだけです。
王妃アントワネットに心酔する、朗読係の少女。
王妃にとっての特別な存在でありたい。王妃のためならなんでもしたい。
時にはその気持ちは報いられるが、裏切られるときもある。
王妃が欲しがったダリアの刺繍。
刺繍係の代わってそれを刺したのは自分なのに、そのことを知らない王妃が、自分ではなく刺繍係に褒美をあたえてしまったときの落胆。
そして命じられたのは、王妃の大切な友人ポリニャック夫人の身代わりだった。
特別な存在になれるかもしれないというかすかな望みが裏切られ、「何者でもなくなってしまう」と言いながら消えてゆくラストがせつなかったです。
特筆すべきは朗読係役のレア・セドゥの存在感。
特に終盤の一糸まとわぬ姿には圧倒されました。若さだけではない、ほと走るような輝きとエネルギーにあふれたヌードでした。
この人、ただものではないと思います。彼女の出演作はこれからも注目したいです。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
王妃に心を寄せる朗読係の悲しみとプライド
歴史ものはワクワクします。
特にマリー・アントワネットといえば、やはり”ベルばら”世代の私としては
見ないわけはいかないでしょう。
実際にこのような朗読係がいたのか、いないのか、
本当に王妃が寵愛していたポリニャック伯爵夫人に対して、性的にも陶酔していたのか
その辺りは物語として楽しむことにしましょう。
朗読係から見たマリーアントワネットの裏側です。
「パンがないのならケーキを食べればいいじゃない」と本当に彼女が言ったのかどうかは謎ですが
それだけ高貴な身分の人たちが、平民の生活に疎かったということでしょう。
そしてこの映画の中でも、そんな彼女たちの暮らしが描かれています。
革命騒ぎで混沌とする中でも、ダリアの刺繍のことばかり気にする王妃。
そんな王妃も、自分が愛するものを守ろうと必死になりますが
結局とりまきたちは皆そうそうに逃げ出して行ったことは歴史の事実が示しています。
皮肉なことです。
一番王妃を心配していたのはこの朗読係であるシドニーだったということでしょうか。
王妃が自分に与えた理不尽な命令に否応なしに応じるシドニー。
その悔しさと悲しみとプライドの入り混じった彼女の表情が印象的でした。
結局オーストリアに亡命したポリニャック伯爵夫人も、マリーアントワネットがギロチンにかけらたあと、程なくして急死しているのですよね。
これもなんとも皮肉なことです。
肖像画を見ても、マリーアントワネットよりはるかに美しい女性だったようで、
少し年上の彼女に対して抱いた寵愛は、マリーアントワネットにとって憧れの思いもあったのかもしれませんね。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
朗読係はミタ!的なものを期待しちゃダメだったね・・・
王妃マリーアントワネットの朗読係をつとめた女性の視点で描く
フランス革命勃発後のヴェルサイユ宮殿内部の顛末記。
王妃に憧れ、恋心さえ持っているような少女が
王妃に気に入られ朗読係になる。
そばにいたからこその
宮廷内輪もめ、恋愛、野望、陰謀の様子がこれは面白いんじゃないか!?
と思ったんですが、
なんでだろう・・・・・・・・
これ、ほとんど印象に残らなかったんです。
観ている間は、ふむふむ、って思いながら観てたのに。
ベルサイユ宮殿に仕える人からみた
フランス革命というのが、
ほんとに、宮廷内だけの描写にとどまってしまってるので
外の世界ではいったいどんなことになってるのか
イメージしづらい。
そとで起きていることは
宮廷内にはニュースのような感じで伝わってくるものの、
彼ら(宮廷内の人々)は当事者じゃないので、
視覚的にはほとんどわからない。
で、この映画の観客が観るものは
結局のところ最初に書いたように
宮廷内のイザコザだけなのです・・・・・
三角関係なんかも描かれてるんですが
いかんせん描写がうっすらだし
その他イザコザそれぞれのエピソードがこれまた弱いんで
映画の中で山場となりうるであろうところも、
薄まっちゃってる感じがしました。
レアセドゥーの存在感とダイアンクルーガーの王妃役はよかったし、
映像も素敵、
だけど、なぜか印象に残らない、そんな映画でした。
とにかくけっこうスゴイ話なのに
脚本が貧弱っていう感じがしました。(なんとなく)
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
運命の皮肉
投稿日
2013/05/31
レビュアー
ミルクチョコ
王妃マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点から王妃の恋やベルサイユ宮殿に渦巻く野望を描いた歴史劇です。
1789年7月14日、バスティーユが陥落しフランス革命が勃発します。王妃マリー・アントワネットと、彼女の寵愛を一身に受けるポリニャック夫人らの名前が載った286名の処刑リストが出回ります。ベルサイユに衝撃が走り、宮廷は大混乱に陥ります。王妃に心酔する若き朗読係のシドニー(レア・セドゥー)は、革命勢力を恐れた王侯貴族たちが次々にベルサイユを見捨てて逃亡する中、王妃から思いもよらぬことを命じられます。
マリー・アントワネットが1793年、37歳で処刑されるその4年前の物語。
王妃を主役にせず、朗読係シドニーという使用人目線で語ったベルサイユの裏側。これまであまりスポットがあてられなかった舞台を描いていて、その辺は興味深いです。
革命の一報を受けて、宮殿内の貴族たちが狼狽するシーンや、その混乱振りに重きが置かれていたように思います。宮廷の中の人々がどれくらい動揺し、不安にさらされていたかが細やかに描かれます。手持ちカメラが廊下にひしめく人々の間をシドニーと共に動き回るので、観ているこちらもその場にいるかのような臨場感あります。けれど画面が揺れるのでちょっと疲れました。
そしてもう一つ、王妃とポリニャック夫人との独特な関係も描かれています。
王妃にとっては恋人と言っても良いくらいに愛情を感じている存在。王妃はその気持ちをシドニーに打ち明けます。
シドニーは心酔する王妃のために立ち回ったのに、一方で王妃からポリニャック夫人への恋心を聞かされ、板ばさみになって悶々とする奇妙な三角関係が描かれます。
ただシドニーが王妃に心酔する心理描写の薄さと、問題提起と結末がつながっていない脚本の弱さが致命的なような気がしました。
フランス革命というドラマチックな歴史題材を扱い、豪華な舞台と衣装で彩られているのに、ストーリーが散漫で何故か盛り上がりに欠けます。
実況中継のようにリアルに再現されてはいたものの、映画的にはそれほど面白くなかったです。王妃とシドニー、そして、一人勝ちで寵愛を受けたポリニャック夫人と王妃の関係をもう少し深く描いてほしかったです。王妃に心酔して、残酷な結末を言い渡されて、身も心も捧げるというシドニーの気持ちがドラマから伝わってこなかったです。
蚊とギロチン
投稿日
2013/09/02
レビュアー
裸足のラヴァース
冒頭のブーーンに思わずヘッドフォン外して ベープを捜したりしたのですがw
ここで下女たちのバックヤードを対照させて描くなと予見されるのですが 蚊に刺されたレア・セドゥーの腕 ねずみにギャッ 犬の鳴き声等
実はトイレがなかったのですフランス王室は みたいな連想されます
しかし血を吸う蚊は 後半の断首者のリスト 貴族たちの血まみれの首の方へとその後の流れは連想が変わります レアの腕ではなく皮膚
つまり薄い表面 リスト 恋文など<紙>の主題の方に重きが置かれます
それとは反対にインタビューで王妃ダイアン・クルーガーがおっしゃいますように この作品は同時にスペクタクル映画です かなりの予算の
黒沢清の「リアル」の何倍もの予算でしょうか 「バリーリンドン」や「2012」みたいに楽しむべきです ウエス・アンダーソンの「ムーンライズキングダム」
のブルレに失望したのですが 撮影・照明・美術 とりわけ衣装において 「マリアン」は「ムンキン」をすべて凌駕してると断言します そして
スタッフ・キャストも内外の豪華絢爛な陣容 そこで心理物語を持ってくるのでなく 紙の主題 衣装の主題を持ってきているのが
このスペクタクル映画の繊細極まるぜ贅沢さなのです
レアは劇の途中からどうやら狂言回しとわかってきます レアは王妃の周りの人物として媒介者であり 何よりも映画の観客としてステディカメラとなって
フィクスショットの豪華さをぶち破って ドレスをジーンズのように着こなして宮廷を突っ走るのです
裏切りの心理劇などはマクガフィンです 衣装の映画でもあるので レアを裸にして緑のドレスに着替えさせるためにそのプロットがあるのです
ここでレアは無名者からくるりと王族に反転して宮廷から逃走し かくして映画の主役は物語からも画面からもその姿はきれいに消え去るのです
ないものねだりではなく動物は出てきますので 馬車に乗るなら乗馬のシーンが欲しかった またラストは馬車を取り囲む群衆のスペクタクルを
ここだけなのでやってほしかったね
ただものではないレア・セドゥ
投稿日
2013/06/16
レビュアー
パープルローズ
ある一定の年齢以上の女性の中には、「ベルサイユ」とか「マリー・アントワネット」という言葉に弱い人が少なからずいるようで
(私もそういう年代ですが)、映画館は女性客で満員でした。
しかし、この映画が彼女たちを満足させるものだったかといえば、そうとは思えません。
物語は城の中の狭い空間で淡々と進行し、城の外で何が起こっているかは一切描かれていません。
中にいた人たちにとっては、民衆の怒りも革命の熱狂も、とても遠かったのでしょう。
廊下をあわただしく行きかう人たち。ささやき。ざわめき。一体なにが起こっているのかわからず、ただ不安な空気が漂うだけです。
王妃アントワネットに心酔する、朗読係の少女。
王妃にとっての特別な存在でありたい。王妃のためならなんでもしたい。
時にはその気持ちは報いられるが、裏切られるときもある。
王妃が欲しがったダリアの刺繍。
刺繍係の代わってそれを刺したのは自分なのに、そのことを知らない王妃が、自分ではなく刺繍係に褒美をあたえてしまったときの落胆。
そして命じられたのは、王妃の大切な友人ポリニャック夫人の身代わりだった。
特別な存在になれるかもしれないというかすかな望みが裏切られ、「何者でもなくなってしまう」と言いながら消えてゆくラストがせつなかったです。
特筆すべきは朗読係役のレア・セドゥの存在感。
特に終盤の一糸まとわぬ姿には圧倒されました。若さだけではない、ほと走るような輝きとエネルギーにあふれたヌードでした。
この人、ただものではないと思います。彼女の出演作はこれからも注目したいです。
王妃に心を寄せる朗読係の悲しみとプライド
投稿日
2013/09/15
レビュアー
飛べない魔女
歴史ものはワクワクします。
特にマリー・アントワネットといえば、やはり”ベルばら”世代の私としては
見ないわけはいかないでしょう。
実際にこのような朗読係がいたのか、いないのか、
本当に王妃が寵愛していたポリニャック伯爵夫人に対して、性的にも陶酔していたのか
その辺りは物語として楽しむことにしましょう。
朗読係から見たマリーアントワネットの裏側です。
「パンがないのならケーキを食べればいいじゃない」と本当に彼女が言ったのかどうかは謎ですが
それだけ高貴な身分の人たちが、平民の生活に疎かったということでしょう。
そしてこの映画の中でも、そんな彼女たちの暮らしが描かれています。
革命騒ぎで混沌とする中でも、ダリアの刺繍のことばかり気にする王妃。
そんな王妃も、自分が愛するものを守ろうと必死になりますが
結局とりまきたちは皆そうそうに逃げ出して行ったことは歴史の事実が示しています。
皮肉なことです。
一番王妃を心配していたのはこの朗読係であるシドニーだったということでしょうか。
王妃が自分に与えた理不尽な命令に否応なしに応じるシドニー。
その悔しさと悲しみとプライドの入り混じった彼女の表情が印象的でした。
結局オーストリアに亡命したポリニャック伯爵夫人も、マリーアントワネットがギロチンにかけらたあと、程なくして急死しているのですよね。
これもなんとも皮肉なことです。
肖像画を見ても、マリーアントワネットよりはるかに美しい女性だったようで、
少し年上の彼女に対して抱いた寵愛は、マリーアントワネットにとって憧れの思いもあったのかもしれませんね。
朗読係はミタ!的なものを期待しちゃダメだったね・・・
投稿日
2013/07/11
レビュアー
MM3
王妃マリーアントワネットの朗読係をつとめた女性の視点で描く
フランス革命勃発後のヴェルサイユ宮殿内部の顛末記。
王妃に憧れ、恋心さえ持っているような少女が
王妃に気に入られ朗読係になる。
そばにいたからこその
宮廷内輪もめ、恋愛、野望、陰謀の様子がこれは面白いんじゃないか!?
と思ったんですが、
なんでだろう・・・・・・・・
これ、ほとんど印象に残らなかったんです。
観ている間は、ふむふむ、って思いながら観てたのに。
ベルサイユ宮殿に仕える人からみた
フランス革命というのが、
ほんとに、宮廷内だけの描写にとどまってしまってるので
外の世界ではいったいどんなことになってるのか
イメージしづらい。
そとで起きていることは
宮廷内にはニュースのような感じで伝わってくるものの、
彼ら(宮廷内の人々)は当事者じゃないので、
視覚的にはほとんどわからない。
で、この映画の観客が観るものは
結局のところ最初に書いたように
宮廷内のイザコザだけなのです・・・・・
三角関係なんかも描かれてるんですが
いかんせん描写がうっすらだし
その他イザコザそれぞれのエピソードがこれまた弱いんで
映画の中で山場となりうるであろうところも、
薄まっちゃってる感じがしました。
レアセドゥーの存在感とダイアンクルーガーの王妃役はよかったし、
映像も素敵、
だけど、なぜか印象に残らない、そんな映画でした。
とにかくけっこうスゴイ話なのに
脚本が貧弱っていう感じがしました。(なんとなく)
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