高度7000米 恐怖の四時間 / 高倉健
高度7000米 恐怖の四時間
/小林恒夫
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
「海軍兵学校物語 あゝ江田島」の船橋和郎によるオリジナル脚本を「疑惑の夜」の小林恒夫が監督したサスペンス作品。撮影は「点と線」の藤井静、音楽は「今日もまたかくてありなん」の木下忠司が担当。「静かなる兇弾」の高倉健が、殺人犯がまぎれこんだ旅客機の勇敢な乗務員を演じた。<BR> 羽田発北海道行きのダグラスDC-3には三十二人の客が乗っていた。その飛行機に強盗殺人の罪で指名手配中の木田正太郎が搭乗する。木田は拳銃を所持し、左脚が義足だという。同機に搭乗したセールスレディの和子は、隣に座る男の左脚が義足であることに気づいた。正体がばれた木田は拳銃を取り出して操縦室に入り込み、機長の山本と副操縦士の原を脅迫。八戸空港への着陸を試みるが、すでに警察が来ていることに逆上した木田は、飛行機内で拳銃を発射してしまう。山本はこのピンチを乗り切るため、飛行機を高度7000メートルまで上昇、木田を酸欠状態にさせ客席に縛るのだったが…。
「海軍兵学校物語 あゝ江田島」の船橋和郎によるオリジナル脚本を「疑惑の夜」の小林恒夫が監督したサスペンス作品。撮影は「点と線」の藤井静、音楽は「今日もまたかくてありなん」の木下忠司が担当。「静かなる兇弾」の高倉健が、殺人犯がまぎれこんだ旅客機の勇敢な乗務員を演じた。<BR> 羽田発北海道行きのダグラスDC-3には三十二人の客が乗っていた。その飛行機に強盗殺人の罪で指名手配中の木田正太郎が搭乗する。木田は拳銃を所持し、左脚が義足だという。同機に搭乗したセールスレディの和子は、隣に座る男の左脚が義足であることに気づいた。正体がばれた木田は拳銃を取り出して操縦室に入り込み、機長の山本と副操縦士の原を脅迫。八戸空港への着陸を試みるが、すでに警察が来ていることに逆上した木田は、飛行機内で拳銃を発射してしまう。山本はこのピンチを乗り切るため、飛行機を高度7000メートルまで上昇、木田を酸欠状態にさせ客席に縛るのだったが…。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「高度7000米 恐怖の四時間」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「海軍兵学校物語 あゝ江田島」の船橋和郎によるオリジナル脚本を「疑惑の夜」の小林恒夫が監督したサスペンス作品。撮影は「点と線」の藤井静、音楽は「今日もまたかくてありなん」の木下忠司が担当。「静かなる兇弾」の高倉健が、殺人犯がまぎれこんだ旅客機の勇敢な乗務員を演じた。<BR> 羽田発北海道行きのダグラスDC-3には三十二人の客が乗っていた。その飛行機に強盗殺人の罪で指名手配中の木田正太郎が搭乗する。木田は拳銃を所持し、左脚が義足だという。同機に搭乗したセールスレディの和子は、隣に座る男の左脚が義足であることに気づいた。正体がばれた木田は拳銃を取り出して操縦室に入り込み、機長の山本と副操縦士の原を脅迫。八戸空港への着陸を試みるが、すでに警察が来ていることに逆上した木田は、飛行機内で拳銃を発射してしまう。山本はこのピンチを乗り切るため、飛行機を高度7000メートルまで上昇、木田を酸欠状態にさせ客席に縛るのだったが…。
「高度7000米 恐怖の四時間」 の作品情報
「高度7000米 恐怖の四時間」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
高度7000米 恐怖の四時間の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD03678 |
2013年09月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚
|
0人
|
0人
|
高度7000米 恐怖の四時間の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD03678 |
2013年09月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
0枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:6件
高度7000米 恐怖の四時間
投稿日:2015/10/15
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
羽田発仙台経由北海道行の旅客機に拳銃を持った殺人犯が乗り込んでいて、ハイジャックしちゃう話。
映画の始まりから中盤まで乗員乗客それぞれの日常が描かれていきますが、軽いナレーションで画面を見ていなくてもわかるような、めちゃくちゃわかりやすい説明のナレーションが笑ってしまいそうになるくらいすごいです。ちょっと説明的すぎる感じを受けました。そしてその日常が映画が75分と短いのにハイジャックが起こるまで映画の半分くらいとテンポがあまりよくない印象でした。
そして犯人がどうして機内にピストルを持ち込めたのかとかも見てるだけではよくわからなかったです。セキュリティは時代で甘かったのだろうかと思いながら見てました。機長が操縦室でタバコを吸い始めたりしたのも驚きで、緩い時代だったのかなーとびっくりでした。犯人が操縦室に入ってくるのも操縦室はロックしていない感じで普通に犯人が入ってきちゃうのとかも驚きでした。
そういったディテールが気になってしまってハイジャックの緊張感があまり伝わってこないのが惜しかったです。ハイジャックが起こっても、高度を上げて機内を酸欠状態にしてしまうというすごい方法で簡単に犯人を捕らえちゃうんも不完全燃焼でした。
とはいえ、1959年制作というのが凄くて、その時代にこういう航空パニックものを作られてたと知ることができるだけで満足な1本でした。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
1959年のフライトゲーム
投稿日:2015/03/09
レビュアー:さんとろ
航空機サスペンスは1970年の「大空港」がその原点だとばかり思い込んでいたので
その10年も前に日本でこれだけレベルの作品が作られていたことに驚きました
おそらくその源流には「駅馬車」や「バルカン超特急」のような作品があるのでしょうけど
旅客機が舞台となるサスペンス映画を一番最初に作ったのは誰なんでしょうかね?
小林恒夫監督についてはよく知らないのですが
Wikipediaによれば
『今日、東映のアクションものといえば、“仁義なき戦い”の系列か、いっとき前の高倉健の任侠ものがすぐ浮かぶが、
その源流をなしたのはこの人のリアリズム・アクション路線の作品群ではなかったなかったろうか。
もしもこの人が東宝か松竹にでもいたら、日本映画第一級の監督になっていたのではないだろうか。
たまたま、東映の前身、東横映画に身を置いたばかりに、ついに中途半端なアクション監督の座に縛りつけられてしまったような気がする…(略)』
とのことで、日本映画はまだまだ奥が深いと思わされた一本でありました
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
健さん像は昔から変わらず。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
1959年の作品なので、現在も活躍している人も何人か出ていたりします。
主役は昨年亡くなられた高倉健ですが、自分にとって健さん像は「八甲田山」以降の「忍耐の男」が中心であり、任侠映画の時代を知らない世代ですが、この作品は任侠映画よりも古い時代の作品。
なので若くて少しやんちゃな雰囲気はあるが、でも晩年のイメージを変える印象は無い。
反対に、亡くなった妻のシガレットケースを大切に懐に忍ばせている様は、
映画も私生活も高倉健と言ったブランドイメージが当時から確立されたモノである事が伺えて、
正しく映画に捧げた人生であったと考えられ関心させられます。
その他、ライオン歯磨き家族の中原ひとみとか、中原ひとみにストーカーの様に付き纏う梅宮辰夫(現在の容姿からは想像できない...。)
そして月光仮面こと、大村文武 等など...。
航空パニック映画のセオリー通り、乗客で色々な人物が詰め込まれているが、少し飽和気味の感はある。
新婚カップルとか、離陸前に時間を多く割いているが、飛行中は殆どエキストラ状態だったり...。
見ていて興味深いのは当時の飛行機の搭乗の様子など、今と比べると非常にセキュリティーが甘い。
犯人は労せず、ピストルを機内に持ち込んでるし...。
それと、機内に居る犯人を参らせる為、飛行機を高度7000mまで上昇させて酸欠にさせたりと、乗客も巻き添えの非常に荒療治な展開が、今の航空パニック映画には無い要素ですね。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
‘この便の機長は山本(高倉健)’
投稿日:2019/01/29
レビュアー:趣味は洋画
高度7000米 恐怖の四時間(1959年、日本・東映 総天然色76分)
当時、カラー映画は「総天然色」と表記されていました。実に懐かしいです。
この映画が製作された1959年は、日本ではまだプロペラ機が主流の時代だったようで、本作では「北日本航空DC−3型機」が大雪(タイセツ)号として、羽田発・仙台経由・札幌行として就航しています。
航空業界の素人にはピンときませんが、調べてみると、1960年前後の日本は丁度、ダグラス社とボーイング社のジェット機導入でしのぎを削っていた時代だったようです。
さて映画の冒頭は、当時の羽田空港の空撮と状況のナレーションから始まります。
当然のことながら、あらゆるモノ、現象が古いの一語で、逆にそれが新鮮にすら映ります。
空港までのバス(今でいうところのリムジンバス)は超懐かしいデザインで、車掌(女性)が乗務しています。空港のチケットカウンター、場内アナウンス、搭乗ゲートと搭乗券渡し(勿論手作業)、どれをとっても今では考えられない「絵」です。
でも、スチュワーデス(久保菜穂子)の機内アナウンスは、ちゃんと英語も交えてありました。
この便の機長は山本(高倉健)、副操縦士は原(今井俊二 ⇒ 後の今井健二)。
今井健二は東映の超ワル役で有名でしたが、この頃は普通の青年役だったのですね。高倉健とは東映の同期入社のようです。山本機長の妹であり、原副操縦士の婚約者役が、同じく2人と同期の丘さとみ。
DC−3型機は13時50分に羽田を離陸、機内で飴のサービスが始まるのですが、老婆がスチュワーデスに、‘いくら?(値段)’と聞くシーンがあります。‘サービスです’と聞かされると、孫への土産にと、沢山の飴を取ってしまうのには、思わず笑ってしまいました。
しかし、その笑いもつかの間、飛行機には殺人犯人が搭乗していることが判明します。そういえば羽田空港のロビーで流れていたテレビニュースで、その事件が報道されていました。
(別の報道番組で、結婚披露宴の司会役で「トニー谷」が出ていました/若い方はご存じないでしょう)
機内で犯人と隣席になったのが、車のセールスレディ役の中原ひとみ。(初々しい)
左足が義足であるという犯人の特徴を、携帯ラジオで聞いて知ったのです。
その犯人役は、これまた悪役で有名だった大村文武(月光仮面の...)です。
身元がバレた犯人は操縦室に入り込み、機長を脅して空港以外への着陸を強要します。機長は乗客の安全と引き換えに、八戸空港へ着陸して犯人を逃がすことを約束します。しかし八戸空港には既に警察の手が回っており、裏切られた思いの犯人は拳銃を発射、機は八戸空港を去ることになります。
ストーリーはここまでとしますが、ラストは予想だにしないトラブルが機に降りかかってきます。
絶対絶命です。
飛行機が怖いくせに、航空パニック映画を観るのは好きという、自分でもよくわからないこの正確に呆れるばかりです。若い頃から仕事の関係で、飛行機にはしょっちゅう乗っていました。特に離陸時のほうが着陸時よりも恐怖感があり、雲の中を飛行中は景色がまったく見えないので、実に不安です。
寝ることは勿論できませんし、他の乗客が新聞を読んだり、熟睡したりしているのを見て、羨ましく思ったのは茶飯事です。水平飛行でベルト着用サインが消えても、ベルトを外した記憶はありません。
着陸が近づくと、地上が見えてくるので少し安心です。無事着陸した後は、手のひらと脇は汗ビッショリです。(それを悟られまいと、平静を装っている自分がいます/笑)
随分と脇道に逸れ、いつもの悪い癖がでました。
上述の俳優さんたち以外にも、懐かしい顔ぶれが揃っています。
梅宮辰夫、加藤嘉、殿山泰司、風見章子、左卜全、等々。
1960年代半ば以降は、航空機事故(それも大惨事)が多発しました。
勿論、それ以前にも事故は頻発していたようですが、ジェット機就航後は‘大量輸送時代’に突入し、時間との競争、ライバル会社との競争など、あらゆる負の側面が続いて出たのかもしれません。
今後も航空機事故の起きない、安全な空の旅が永遠に続くことを祈るばかりです。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
出演者が若い!
東映の悪役・今井健二が若くて良い人の役なのがびっくり!
それから中原早苗が怖いくらいキュート!
加藤嘉も殿山泰司も梅宮辰夫も若い!
当時の風俗を見てるだけで楽しい映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
高度7000米 恐怖の四時間
投稿日
2015/10/15
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
羽田発仙台経由北海道行の旅客機に拳銃を持った殺人犯が乗り込んでいて、ハイジャックしちゃう話。
映画の始まりから中盤まで乗員乗客それぞれの日常が描かれていきますが、軽いナレーションで画面を見ていなくてもわかるような、めちゃくちゃわかりやすい説明のナレーションが笑ってしまいそうになるくらいすごいです。ちょっと説明的すぎる感じを受けました。そしてその日常が映画が75分と短いのにハイジャックが起こるまで映画の半分くらいとテンポがあまりよくない印象でした。
そして犯人がどうして機内にピストルを持ち込めたのかとかも見てるだけではよくわからなかったです。セキュリティは時代で甘かったのだろうかと思いながら見てました。機長が操縦室でタバコを吸い始めたりしたのも驚きで、緩い時代だったのかなーとびっくりでした。犯人が操縦室に入ってくるのも操縦室はロックしていない感じで普通に犯人が入ってきちゃうのとかも驚きでした。
そういったディテールが気になってしまってハイジャックの緊張感があまり伝わってこないのが惜しかったです。ハイジャックが起こっても、高度を上げて機内を酸欠状態にしてしまうというすごい方法で簡単に犯人を捕らえちゃうんも不完全燃焼でした。
とはいえ、1959年制作というのが凄くて、その時代にこういう航空パニックものを作られてたと知ることができるだけで満足な1本でした。
1959年のフライトゲーム
投稿日
2015/03/09
レビュアー
さんとろ
航空機サスペンスは1970年の「大空港」がその原点だとばかり思い込んでいたので
その10年も前に日本でこれだけレベルの作品が作られていたことに驚きました
おそらくその源流には「駅馬車」や「バルカン超特急」のような作品があるのでしょうけど
旅客機が舞台となるサスペンス映画を一番最初に作ったのは誰なんでしょうかね?
小林恒夫監督についてはよく知らないのですが
Wikipediaによれば
『今日、東映のアクションものといえば、“仁義なき戦い”の系列か、いっとき前の高倉健の任侠ものがすぐ浮かぶが、
その源流をなしたのはこの人のリアリズム・アクション路線の作品群ではなかったなかったろうか。
もしもこの人が東宝か松竹にでもいたら、日本映画第一級の監督になっていたのではないだろうか。
たまたま、東映の前身、東横映画に身を置いたばかりに、ついに中途半端なアクション監督の座に縛りつけられてしまったような気がする…(略)』
とのことで、日本映画はまだまだ奥が深いと思わされた一本でありました
健さん像は昔から変わらず。
投稿日
2015/10/25
レビュアー
土豆
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
1959年の作品なので、現在も活躍している人も何人か出ていたりします。
主役は昨年亡くなられた高倉健ですが、自分にとって健さん像は「八甲田山」以降の「忍耐の男」が中心であり、任侠映画の時代を知らない世代ですが、この作品は任侠映画よりも古い時代の作品。
なので若くて少しやんちゃな雰囲気はあるが、でも晩年のイメージを変える印象は無い。
反対に、亡くなった妻のシガレットケースを大切に懐に忍ばせている様は、
映画も私生活も高倉健と言ったブランドイメージが当時から確立されたモノである事が伺えて、
正しく映画に捧げた人生であったと考えられ関心させられます。
その他、ライオン歯磨き家族の中原ひとみとか、中原ひとみにストーカーの様に付き纏う梅宮辰夫(現在の容姿からは想像できない...。)
そして月光仮面こと、大村文武 等など...。
航空パニック映画のセオリー通り、乗客で色々な人物が詰め込まれているが、少し飽和気味の感はある。
新婚カップルとか、離陸前に時間を多く割いているが、飛行中は殆どエキストラ状態だったり...。
見ていて興味深いのは当時の飛行機の搭乗の様子など、今と比べると非常にセキュリティーが甘い。
犯人は労せず、ピストルを機内に持ち込んでるし...。
それと、機内に居る犯人を参らせる為、飛行機を高度7000mまで上昇させて酸欠にさせたりと、乗客も巻き添えの非常に荒療治な展開が、今の航空パニック映画には無い要素ですね。
‘この便の機長は山本(高倉健)’
投稿日
2019/01/29
レビュアー
趣味は洋画
高度7000米 恐怖の四時間(1959年、日本・東映 総天然色76分)
当時、カラー映画は「総天然色」と表記されていました。実に懐かしいです。
この映画が製作された1959年は、日本ではまだプロペラ機が主流の時代だったようで、本作では「北日本航空DC−3型機」が大雪(タイセツ)号として、羽田発・仙台経由・札幌行として就航しています。
航空業界の素人にはピンときませんが、調べてみると、1960年前後の日本は丁度、ダグラス社とボーイング社のジェット機導入でしのぎを削っていた時代だったようです。
さて映画の冒頭は、当時の羽田空港の空撮と状況のナレーションから始まります。
当然のことながら、あらゆるモノ、現象が古いの一語で、逆にそれが新鮮にすら映ります。
空港までのバス(今でいうところのリムジンバス)は超懐かしいデザインで、車掌(女性)が乗務しています。空港のチケットカウンター、場内アナウンス、搭乗ゲートと搭乗券渡し(勿論手作業)、どれをとっても今では考えられない「絵」です。
でも、スチュワーデス(久保菜穂子)の機内アナウンスは、ちゃんと英語も交えてありました。
この便の機長は山本(高倉健)、副操縦士は原(今井俊二 ⇒ 後の今井健二)。
今井健二は東映の超ワル役で有名でしたが、この頃は普通の青年役だったのですね。高倉健とは東映の同期入社のようです。山本機長の妹であり、原副操縦士の婚約者役が、同じく2人と同期の丘さとみ。
DC−3型機は13時50分に羽田を離陸、機内で飴のサービスが始まるのですが、老婆がスチュワーデスに、‘いくら?(値段)’と聞くシーンがあります。‘サービスです’と聞かされると、孫への土産にと、沢山の飴を取ってしまうのには、思わず笑ってしまいました。
しかし、その笑いもつかの間、飛行機には殺人犯人が搭乗していることが判明します。そういえば羽田空港のロビーで流れていたテレビニュースで、その事件が報道されていました。
(別の報道番組で、結婚披露宴の司会役で「トニー谷」が出ていました/若い方はご存じないでしょう)
機内で犯人と隣席になったのが、車のセールスレディ役の中原ひとみ。(初々しい)
左足が義足であるという犯人の特徴を、携帯ラジオで聞いて知ったのです。
その犯人役は、これまた悪役で有名だった大村文武(月光仮面の...)です。
身元がバレた犯人は操縦室に入り込み、機長を脅して空港以外への着陸を強要します。機長は乗客の安全と引き換えに、八戸空港へ着陸して犯人を逃がすことを約束します。しかし八戸空港には既に警察の手が回っており、裏切られた思いの犯人は拳銃を発射、機は八戸空港を去ることになります。
ストーリーはここまでとしますが、ラストは予想だにしないトラブルが機に降りかかってきます。
絶対絶命です。
飛行機が怖いくせに、航空パニック映画を観るのは好きという、自分でもよくわからないこの正確に呆れるばかりです。若い頃から仕事の関係で、飛行機にはしょっちゅう乗っていました。特に離陸時のほうが着陸時よりも恐怖感があり、雲の中を飛行中は景色がまったく見えないので、実に不安です。
寝ることは勿論できませんし、他の乗客が新聞を読んだり、熟睡したりしているのを見て、羨ましく思ったのは茶飯事です。水平飛行でベルト着用サインが消えても、ベルトを外した記憶はありません。
着陸が近づくと、地上が見えてくるので少し安心です。無事着陸した後は、手のひらと脇は汗ビッショリです。(それを悟られまいと、平静を装っている自分がいます/笑)
随分と脇道に逸れ、いつもの悪い癖がでました。
上述の俳優さんたち以外にも、懐かしい顔ぶれが揃っています。
梅宮辰夫、加藤嘉、殿山泰司、風見章子、左卜全、等々。
1960年代半ば以降は、航空機事故(それも大惨事)が多発しました。
勿論、それ以前にも事故は頻発していたようですが、ジェット機就航後は‘大量輸送時代’に突入し、時間との競争、ライバル会社との競争など、あらゆる負の側面が続いて出たのかもしれません。
今後も航空機事故の起きない、安全な空の旅が永遠に続くことを祈るばかりです。
出演者が若い!
投稿日
2018/04/20
レビュアー
カサノヴァ・ウォン
東映の悪役・今井健二が若くて良い人の役なのがびっくり!
それから中原早苗が怖いくらいキュート!
加藤嘉も殿山泰司も梅宮辰夫も若い!
当時の風俗を見てるだけで楽しい映画でした。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
高度7000米 恐怖の四時間
(C)東映 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。