ある会社員

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凄腕の殺し屋が、ある女性に再会したことで、自らの生き方を変えようともがくサスペンス･アクションです。
表向きは普通の商社、裏では殺人を請け負う会社って、ある意味本当のブラック企業じゃないですか？！
とにかく、何が凄いって、アクションが凄いです。息を付く間もないくらいでした。

相棒として組んだアルバイトのフンの殺害をも命じられ、彼から全財産を家族に渡してほしいと頼まれたヒョンド（ソ・ジソブ）は、彼の母ミヨン（イ・ミヨン）が何と昔大好きだった歌手ミヨンだったからビックリです。今は裁縫師として工場で働いていることを知ります。
ミヨンと出会い、ヒョンドが普通の生活を求めて、足を洗おうとした事から他の社員から命を狙われることに。
この会社の成り立ちとか日本にないので気になっていたのですが、そんな事を気にしている間もなくどんどん、アクションが進んで行きます。

時間が短いのにロマンスと殺人を混ぜ込んで、両方味わえるところが魅力です。
人として普通の生活に目覚めた男が、追い詰められていく姿には、胸が痛いです。会社に忠誠を誓い、感情を抑えた仕事人だからこそ、彼女と彼女の家族を守ろうと、彼の秘めた怒りが爆発するのが切ないです。
スーツを着てネクタイを締めるソ・ジソブの哀愁漂う大人の男の色気、繊細で優しい眼差し、多彩な影を持つ男です。
ありふれた日常の会社員とのギャップが面白く、過激なアクションでつつんだところに魅力があるように思いました。

ああこの映画もリリースされていたんですね。劇場で観ましたがつまらない映画でした。
殺人請負会社というのはしばしば映画の題材になってきましたが、これがいちばんうまくいっていない気がします。
そもそも荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいので、この設定はお笑いになりやすい。
ＳＦ設定にするなどして中和しないといけないところです。
ところがこの映画は、現代のモーレツサラリーマンのような会社にしたて、深刻にやってしまいます。
職業的殺し屋の苦悩なんて、そりゃ殺しをするんだから苦悩はあって当たり前でしょう。それが大層な問題のように描かれても……
と、そんな気持ちが湧いてきます。
ギドクの『嘆きのピエタ』をもっとマンガ的にしたような感じで、こちらは昔好きだった歌手との出会いが男を変えていきます。
何じゃそれはという感じですね。
借金取りも殺し屋も、みんなハートの真ん中には純粋な何かがあるということのようです。
と文句ばっかりですが、主人公の男優は魅力的です。
おんなじような役柄の『アジョシ』ウォンビンには敵いませんが、なかなか格好よく動きもキレがあります。
しかしお話がこれでは……。20点。

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スーツに身を包み出勤する会社員たち。主人公ヒョンド（ソ・ジソプ）も彼らと同じようにビルに吸い込まれていく・・・。
しかし、その会社は表向きは金属貿易商社だが、真の業務は殺人請負です。実は、ヒョンドはプロの敏腕殺し屋なのです。
ある日、ヒョンドは部下のフンの殺害を命じられる。殺されると知ったフンはヒョンドに「貯金を家族に渡して欲しい」と頼む。
その後、ヒョンドはお金を持参しフンの実家を訪れるが、、フンの母親ミヨンが少年時代憧れた歌手であることを知るのです。
それから何度か会い、愛するミヨンとの人生を考えるようになり、この仕事から足を洗おうとするのだが・・・。

俺の人生これでいいのか
暗殺者が
人を愛することを知ったとき
はじめて流す涙　（by　ジャケ写）

殺し屋ヒョンドが直面する心の葛藤にいつしか惹き込まれていく・・・。
過激なアクションと人間ドラマで描かれるサスペンスアクション。
平凡なタイトルなのに意外なストーリー展開に釘づけになりました。
面白かったです。

洋画はなんでも劇場で観る私ですが
アジア映画まで手が回らず、
韓国映画は大作は劇場で観てるものの、
本作はＤＶＤ鑑賞となりました。

殺人請負会社に勤務する殺し屋が
とある女性と出会い、
足を洗おうとする・・・・
そんな感じのお話です。

なんか、もう、全体にわたって地味。
殺し屋を描いた作品にしてはかなりの地味さじゃないだろうか。

その上、韓国俳優に疎い私は
登場人物の判別がつきにくく、
観るのにかなり苦労しました。
というか、疲れました・・・（苦笑

劇場で観てたら確実に寝てたと思う（汗

途中まではなんとなく既視感たっぷりの展開も
であった女性が昔好きだった歌手だったっていう設定は
ちょっとよかったですね。


あと、主人公が
いろいろ思いなおして、足を洗おうとしてのもあって
さらに、愛するものをやられちゃって
この殺人請負会社に個人でスーツで立ち向かう！
ってのも、なんか無謀すぎだけど
アツくなったりもしましたよ！

ということで、終盤はちょっと盛り上がり、
１サラリーマンの企業への復讐みたいに見えて
よかったんだけどね。


やっぱり、俳優に魅力が無いのが致命的でした・・・・・


もう少し、アクション映えするカッコいい俳優じゃないと・・・・・


そして、なんだか、
心を無にして必死に働くサラリーマンを皮肉っているような内容でもあるな
と思ったりもしましたよ。

予告編で面白そうだな…と思って借りましたが。。。


予告編ってやっぱり良く出来ているな！と本編を見て感じました！！

表向きは会社員でその裏では殺し屋という一風変わった役だけど陽よりも陰が強いソ・ジソプだからこそ

この役にはピッタリ嵌っていました！！！

スーツ姿もカッコイイし、切れ長でもの寂しげな眼も良いのですが、何だろう？？？？どうしても

この映画に入り込むまでにはならなかった。。。


散々人を殺していた彼が果たしてある青年を助けて、そして全うな人生を歩もうとそんなすぐに変わるのか？？？


憧れの女性に出会い、今までの人生に嫌気をさすそのヒーローの感情があまりにも見えず、そして

薄っぺらにも思えてしまう感じ。。。


アクションシーンは凄くて　銃撃戦もハラハラドキドキしたけど…あまりにも色んな人が殺されすぎて


何か見ていてショックでした。。。。

　ソ・ジソプはカッコイイけどうーんいかんせん何とも終わり方が…


ＺＥ：Ａのドンジュンも出ています！！！！