エビデンス−全滅−

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ＰОＶ映像をメインにしたホラースリラー。

人々が焼死体で発見。現場に残された映像に犯人が映ってないか刑事達が見始める。
その「証拠」となる映像には
男女数人が乗ったバスが砂漠で事故り近くの建物に行ってみたら１人ずつ殺されて行く模様が映されていた・・

映像を見始めてから「事が起きる」まで延々とくだらない日常生活ばっか垂れ流している。
この全くどうでもいい部分が長過ぎて観る気が失せてしまい超イライラしたぜ・・
ところが、事件勃発からはオモロそうな展開になる。
しかしながら、肝心な火炙り描写が少ないので期待したらガッカリするぜ＾＾

一体誰が犯人なのか？こんなふざけたアリキタリなオチいらねぇ・・

あまり期待をせずに観に行ったせいもあり、
意外にも楽しめました。

ガソリンスタンドの廃墟で発生した惨殺事件
メッタ刺しでバラバラにされた挙句無残に燃やされている。

捜査官はそこで発見された携帯電話などの映像を修復・分析して事件の真相に迫る、
という話。

ＰＯＶをダラダラ流すだけの映画にちょっと食傷気味だった私は、
この、ＰＯＶ映像の使い方は好みでした。

だいたいＰＯＶではチラッとしか見えない「見せ所」を
「捜査官が検証のために修復していく過程」として、
徐々に全貌が明らかになっていく感じが良いです。

まるでジグソーパズルのピースを１つ１つはめ込んでいく感覚。

で、明らかになった真相は・・・・・！？

っていうのは、特に真新しい展開はないんだけど、
観客は捜査官と一緒に傷んだ画像を修復しながら
事件の全貌を組み立てる作業が楽しめるので
最後までガン見でした。

捜査のための証拠物件である映像が
なぜか世間に流れ、
「一体誰がリークした！？」っていう
もう一つの謎も加わり、
さらに、その画像にもあらたに秘密があることが判明

一体、捜査はどういう結末を迎えるのか・・・・

オチも２段オチっぽくなっていて、
素直に画面を追っていくとけっこう楽しめます。

そして、期待してないからといって
序盤の何気ない会話を聞き逃さないように。

ＰＯＶ手法の映画部門としては
私はけっこう好きなほうです。

途中経過を楽しんで、素直に結末に「お！」となれればかなり楽しめると思います。

殺人事件現場に残されたビデオテープ。

「またＰＯＶホラーか〜」と思いましたが、本作では「警察が録画テープを見て分析、捜査をすすめる」という新形式。
工夫が見られたけど、小手先だけ変えてもダメですね。
肝心のＰＯＶが怖くないし、展開・オチも読めてしまう(>_<)　「ありきたり」の域から脱していません。

ＰＯＶの最初の方のセリフが伏線になるなど、「ほら〜！ヒント出してたけど気づいた？きちんと作っているでしょー」という
製作者の声が聞こえてきそうだけど、あまり感心しなかったなあ^^;
やっぱり中身が面白くないとね…

バスの乗員・乗客とみられる惨殺遺体が発見された。
現場に残されたビデオ映像を手掛かりに捜査が開始される。
事件を担当する刑事・アレックスを、映像解析を得意とするリース刑事がサポート。
彼は、乱れた映像を拡大、鮮明化し精査することで犯人に迫る。
そんな努力を嘲笑うかのように、犯人は殺人動画を拡散し、世間を騒がせるのだった。

現場に残された映像は、乗客の一人、映画監督志望のレイチェルが撮ったものが大部分だった。
彼女は、友人であり、新人女優でもあるリアンのドキュメンタリーを撮影していたのだ。
映像には、何者かの策略で横転するバス車内、襲ってくる殺人鬼も収められていた！

レイチェルの撮った映像パートはPOVとなっています。
殺人鬼はすごく酷いことをしているんだろうけど、ブレブレなので、怖くないです。
溶接トーチを持った「バーニング・キラー」に、過度な期待は禁物です。

本作の煽りは「遺伝子が震え上がる」だそうですが、自分の遺伝子は何も感じませんでした…
映像や音声が乱れるシーンで挿入される「ガゴガゴゴッ！」って音ビックリの方が、
よっぽどビクッ！となりました！

警察の捜査方法、犯人の犯行計画もガバガバです。
犯人はものすごく自慢げだったけど、光の速さで捕まると思います。
アレックスを演じたラダ・ミッチェルが好きなので、星３つにしました。お暇なら…

予告編でバーニング・キラーというので、溶接工マスクのシリアルキラーものかとおもってしまった。

映画ネタのない「スクリーム」の様相で、連続殺人でなくバスの乗客を複数殺人。最期に火をつけて焼き殺す代物でした。

ドキュメンタリー映画を作るんだという女のカメラと携帯電話の映像などが事件を現し、それを見て犯人を捜査するLA警察。

だんだんと明らかになりそうな映像捜査が、なかなかおもしろかった。

で、どんでん返しの映像で犯人の意図がわかるのであります。

構成を変えると「スクリーム」形式。

「悪魔のいけにえ」系なホラーを期待すると、火傷するので

ご注意を。