レボリューション　＜ファイナル・シーズン＞

ブラックアウト後の電力のない混沌とした世界と最新の物質ナノの影響が及ぼうとしている世界が同時に描かれていますが、その接点がどうなるのか、あまりにも違う世界観に結末が見い出せないままファイナルシーズンが終わってしまった感じです。内容的にはまだ続かないと意味がなさそうな気がしますが、どうも接点がなく世界がどうなるのか、このまま終わるしかないのか？　それぞれの登場人物の行く末がどうなるの？ちょっと不完全燃焼なまま終わりました。

ブラックアウトによって電力が消失してしまった後の世界を描いた今作品。
コンセプトはとても面白く、ｊｊエイブラムスの作品だけに期待していましたが、焦点が絞りきれず、視聴者の興味が失せてしまったといった感じです。
色々やりたかったんだろうなぁ。アイデアが次々に湧いてきて、全部押し込んじゃったんだろうなぁ。。。^^;
ＪＪエイブラムスの作品では良くあるパターンです。
目的をひとつに絞れば面白い作品が作れるのに、色々と脚色しすぎてしまう　爆
シーズン１では、ブラックアウト後に各地で作られた小国同士の戦いにスポットを当て、シーズン２では、大元とも言うべき【大国】との戦い。
どうやらシーズン３では【ナノｖｓ人間】の路線で行きたかったのでしょうが、視聴者の興味は失せてしまったようです。
そもそも、週に１話の放送で半年間も視聴者の興味を惹き付けておくのは難しいのでしょう。
長期番組となるのは、１話完結の刑事物やハンター物といった無難な作品ばかり。
作品が打ち切りとなるのは、作り手の腕よりも飽きっぽい視聴者の問題かもしれませんね。
せっかく面白い設定をひねり出してくれるのだから、じっくり我慢（？）して観続けるのも視聴者としての礼儀かもしれません^^;
シーズンが進むにつれて面白くなっていく作品もありましたから。
ま、今作は期待はずれでしたが　爆

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【愛国者】の陰謀を暴き、テキサスとカリフォルニアの戦いを回避したマイルズ達。
【連合軍ｖｓ愛国者】の戦いには一応の終結を見ました。
とはいえ、それぞれのサブエピが多く、まとまりはない。
ゴールに辿り着いたという達成感を感じないのは私だけでしょうか？
どうやらシーズン３は、【ナノｖｓ人間】の路線で狙っていたようですが、正直お腹いっぱいです。。。
同じ意見の人が多かったのか、これにて打ち切りとなってしまった今作。
ＪＪエイブラムスの作品だけに期待しましたが、構想が大きすぎて散漫になってしまった感が否めません。
残念です。

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半年前、マイルズが誰かを殺して火をつけたと思わせるシーンがあった。
ずーっとそれが気になっていた私。
多分、とんでもないどんでん返しがあるんだろうなぁ。。。と、ワクワク♪
ところが、なんて事はない。あれってナノに兄の幻覚を見せられて１人で暴れたって事？
顔や手についていた血は自分の？
じゃぁ、あんなに罪悪感を感じた表情をしていたのは、【幻覚の兄を殺した】から？
なんじゃい、そりゃ。。。
最後の最後にきて中だるみなんですけど^^;

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ブラックアウトによって人の心に変化が生じている。
以前は当たり前だった善悪の境界線が曖昧になっているのだ。
それに飲み込まれる人と、抵抗する人。
最近のチャーリーは完全に飲み込まれている。核爆弾の発射を止める事が出来なかった辺りから現実を受け入れる道を選んでしまったのだろう。
反面、レイチェルやジェイソンは正しくいようと努力し続けているのだ。
特に、選択肢のなかった状態を生きてきたジェイソンは、父親を【善】としてついてきた。だが、母親の一件で、その信念に揺るぎが生じ、とうとう自身の足で生きて行く道を選んだのだ。
なのに、この結末は悲しすぎる。やっと、【自分の信念】を持つ事が出来たのに。。。
ただ、今回の件では他に方法がなかったのか疑問が残るところです。
なにせ、目の中に刻まれた番号で洗脳されている事は分かっているのだ。
なら、前もって番号を消しておけば良かったんじゃないの？
せめて、チャーリーがその番号を呼んで行動を止めさせるとか。
なんだか無駄死にで可愛そうです。





今回のゲスト。
第１７話【愚かなる人々】
マリオンは【２４】のミシェル・デスラー。
第１８話【潜む暗殺者たち】
ブランチャードは【ＬＯＳＴ　シーズン１〜４】のトム。
教官は【ＣＳＩ：マイアミ】のクラーボ・クルス。