シグナル

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最初少し面白そうな展開だったんですが・・・
突然あれって感じに。

延々と防護服を着た人の尋問がグダグダと続き、脱走を試みる主人公。
アホな質問ばかりで何が言いたいのか不明？
尋問部分のダルイこと。
寝てしまった。
血が黒くなったり、脱走すると廊下が大破してたり、脱走している最中に反応の無い防護服の男たち。

またやってしまったかな・・・
この手の作品にすぐ引っかかる私。

おそらく最後のシーンがサプライズだったんだけど。
とにもかくにも途中の意味や連中の動機がわからないのでかえってシラケました。

残念でした。

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外国の航空会社の飛行機に乗った際、映画ライブラリーで面白そうな作品を物色していたら引っかかった作品。
英語音声のみだったので、映画の難解さも併せて、結局、分かった様な分からん様な感じで．．．。
ただ、画像の綺麗さとか物語の印象が深くて、タダモノの映画じゃないな．．．と印象が強い作品でした。
最近、ふと「そう言えば、あの映画もうＤＶＤでてるかな」と気になって探したら丁度、今月レンタル開始になっていたので、早速、拝見しました。
監督のウィリアム・ユーバンクはスタンリー・キューブリックとデビッド・リンチを敬愛しているとの事で、作品中にモロにその影響が伺えます。

ドラマは若者３人のロードムービーから始まる。
ニックとヘイリーのカップルとその友達のジョナの３人は、ヘイリーの一年間転学先の西海岸に向っている。
ニックは足が悪く、将来的に車椅子生活を余儀なくされる模様で、将来的にヘイリーの重荷になる事を考え、
この旅で、別れ話を切り出そうとしている。
ヘイリーも雰囲気から察して、ニックとの間に嫌な空気が漂う。
何が原因で足が悪くなったって事は一切明かされず、丈夫だった頃の回想シーンや、
濁流に遮られて、何か考えているシーン等挿入して、見ている側に何があったのかを考えさせる。
これらのシーンが非常にスタイリッシュで奇麗です。

又、ニックとジョナには、ハッキングを仕掛ける謎のノーマッドと名乗るハッカーを探す目的も兼ねていた。
ようやく、ハッカーの居場所を突き止めて、その廃屋に向かうがそこで三人は何者かに襲われ意識を失う。
ニックが気がつくと隔離施設に収容されており、デーモンと名乗る防護服の男から、
「君たちは地球外生命体に接触して汚染された」とのみ告げられる。
この施設、白色が強調され、引きの画像がキューブリックの様に絵の構図が練られている。

病院内でも、謎的なモノが沢山仕掛けられている。
まずデーモンから、質問される内容がチンプンカンプン。
そして、ジョナとの会話、通気口越しと思っているが、実はテレパシーで話しているのか？？
実験室にいる牛と投げられる机．．．これは完全デビッド・リンチだ！！

そして、眠るヘイリーを連れて脱走を試みるが見つかって、連れ戻された時に、足が全てサイボーグ（？）になって居る事に気付く（遅い！！）。
このサイボーグ足が、スーパーな力を発揮しヘイリーを連れて脱出に成功する。
（ここで車に乗っけてくれる叔母ちゃんが、リンチ風で良い．．．。）
その後、道が無くなっていたりして、この世界が、何かおかしい事に気付き始める。

そして、ジョナと突然の再開、何故か彼は腕がサイボーグ化している。
ニックのジョナの体調の様子に明らかに差異があるには、ジョナはサイボーグ化を拒絶しているが、
ニックは最初から悪かった足が、サイボーグ化することを受け入れたからなんだろうか。
デーモンが最後に告げる、「君は理想のハイブリッドだ」の言葉が、それを匂わせる。

結局、デーモン（ノーマッド）に導かれたニックは、廃屋でアブダクションされ、
それ以降は、全ての事柄は地球上では無くて、宇宙のあるコロニー上の作られた世界での出来事、
叔母ちゃんもトラックの運ちゃんもロボットもしくは、連れてこられた人間なんだろうか。
（接触後、何故始末されるのかわからないけど．．．。）
デーモンを始め、隔離施設で働いているのはサイボーグで、地球外生命体と人間のハイブリッド人種を
製造しようとしている。
この先、ヘイリーはどうなるのかの疑問は残して．．．。
ニックは、自分が別の者に進化した事を悟るでエンディング。

ＳＦ好きには色々な意味で印象に残る作品で、星五つです。

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　謎のハッカーを追いかけていく学生さんたちが謎の組織に捕らえられて脱出したいけど、そのうちに自分の体に異変が起こっていく話。

　自分たちの知らないところで何か不穏な出来事が起こっている。というのを独特の映像で見せてくれてSFとしての不気味さがあってよかったです。ただずっとそのテンションのままで続くので、何だかミュージックビデオをずっと見せられているかのように思えてしまって、集中力をしだいに欠いていってしまいました。

　見終わってみると、なぜ主人公たちにこのような出来事を起こしたのか?　ハッカーはどうして彼らに狙いをつけたのかとかがわからなかったです。そのため主人公の体に異変が起きているらしい。謎の組織に捕らえられてしまってからの出来事がただただ理不尽な話にしか見えないので、それでいてリズムがよくないので結構退屈に思えました。

　とはいえ、シャープな映像とクールな構図は冷たい印象を持ててカッコいい映画でした。

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起承転結、理路整然、簡単明瞭で単純明快ハッピーエンドが大好きな私が
またまたこんな難解な映画を見てしまった。
いや、話自体は単純なのかな？
「彼ら」に改造されてしまった普通の地球人の悲劇。。。。
でもね、その改造の目的は何？
何で彼女だけ、改造されなかったの？
捕えられていた施設は何？
逃走した彼らに接触しておかしくなった二人は何？
デイモンの正体は何？
そもそも、物語の舞台はどこ？？？？
っと、何で？何で？何で？のオンパレード！！！！！

明快な解答がなく終わってしまった物語の結末＆謎解きを
自分なりに想像することで満足できる人にはお勧めです。

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う〜ん、これは...“Ｂ級”と言ってしまっていいかな。公式サイトには「スタンリー・キューブリックとデヴィッド・リンチを合わせたような作品」などと評されているが、とてもそんなハイレベルとは言い難い。

３人の若者がエイリアンらしき者に捕らわれて以降がハイライト。そこが政府の秘密の隔離施設であるとずっと思わせ、ラストで実は...こうだったという結末になるのだが、途中で「そこ、ほんとうに地球なの？」「仮想空間、あるいは意識の中の世界では？」などと思わせられるヒントがいくつか出てくるので、結末のネタがだいたい推測できてしまう。
それと、なんでつまらないかというと、前半での前振りが弱いということがある。ニックがなぜエイリアンから検体として選ばれることになったのか、後半の真相が明らかとなる場面につながるようニックのその事情について予め示しておくべき。前半にそれが無く、正体不明のハッカー探しとヘイリー（ニックの恋人）を送る旅だけでダラダラと続くので、全体の構成バランスが悪い。また、エイリアンがなぜ巨大宇宙船の中の「人間牧場兼改造実験室」で自分たちと人間とのハイブリットを作ろうとしているのか、その理由も明示されず無情で空虚な終わり方をする。もう少しはっきりとした物語性がほしかったところ。
これは、もっと緻密な話に仕立てて、テレビシリーズにしたほうがいいかも。

＜トリビア＞
ヘイリー役のオリヴィア・クックはクリスティーナ・リッチに似ていると思う。若い頃のクリスをスリムにした感じ。