ハーモニー
ハーモニー
/伊藤計劃
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全体の平均評価点: (5点満点)
(4)
解説・ストーリー
2009年にわずか34歳の若さで夭折した天才SF作家・伊藤計劃。本作は彼が遺した3本の長編小説を劇場アニメ化する<Project Itoh>の1作。原作は第30回日本SF大賞を没後受賞したSFサスペンス。監督は「寫眞館」のなかむらたかしと「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス。近未来、世界は“大災禍”と呼ばれる混沌から復興し、今や健康志向は極限まで追求され、ほとんどの病気や健康リスクは未然に防がれるようになった社会が実現していた。しかしカリスマ的美少女・御冷ミァハは、そんな優しすぎる世界を拒絶し、2人の少女とともに自殺を企てる。13年後。あの時、もう一人の少女・零下堂キアンとともに生き残り、ミァハを一人だけで逝かせてしまった霧慧トァン。今もミァハの存在に縛られ続ける彼女だったが…。 JAN:4534530090836
2009年にわずか34歳の若さで夭折した天才SF作家・伊藤計劃。本作は彼が遺した3本の長編小説を劇場アニメ化する<Project Itoh>の1作。原作は第30回日本SF大賞を没後受賞したSFサスペンス。監督は「寫眞館」のなかむらたかしと「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス。近未来、世界は“大災禍”と呼ばれる混沌から復興し、今や健康志向は極限まで追求され、ほとんどの病気や健康リスクは未然に防がれるようになった社会が実現していた。しかしカリスマ的美少女・御冷ミァハは、そんな優しすぎる世界を拒絶し、2人の少女とともに自殺を企てる。13年後。あの時、もう一人の少女・零下堂キアンとともに生き残り、ミァハを一人だけで逝かせてしまった霧慧トァン。今もミァハの存在に縛られ続ける彼女だったが…。 JAN:4534530090836
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「ハーモニー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
2009年にわずか34歳の若さで夭折した天才SF作家・伊藤計劃。本作は彼が遺した3本の長編小説を劇場アニメ化する<Project Itoh>の1作。原作は第30回日本SF大賞を没後受賞したSFサスペンス。監督は「寫眞館」のなかむらたかしと「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス。近未来、世界は“大災禍”と呼ばれる混沌から復興し、今や健康志向は極限まで追求され、ほとんどの病気や健康リスクは未然に防がれるようになった社会が実現していた。しかしカリスマ的美少女・御冷ミァハは、そんな優しすぎる世界を拒絶し、2人の少女とともに自殺を企てる。13年後。あの時、もう一人の少女・零下堂キアンとともに生き残り、ミァハを一人だけで逝かせてしまった霧慧トァン。今もミァハの存在に縛られ続ける彼女だったが…。 JAN:4534530090836
「ハーモニー」 の作品情報
「ハーモニー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ハーモニーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
|
日:未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
ANRB11603 |
2016年03月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
105枚
|
0人
|
0人
|
ハーモニーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
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日:未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
ANRB11603 |
2016年03月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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105枚
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ユーザーレビュー:4件
伊藤計劃という存在
投稿日:2016/08/14
レビュアー:さっちゃん
伊藤さんが存命中に完成した最後の作品ということになる本作をやっと観ることができた。観たというよりも小説を追体験したような感じが最後までついてきたというのが正直な感想である。プロットを含め、ほとんど原作を忠実に映像化してあると思う。(当然、小説を読まれた方は、それぞれのイメージがあるので違和感を覚えた方もおられると思う。)そこで気づいたのだけれど、本作は原作を読んでない観客にとって、ひどく不親切な映画かもしれない。
本作で描かれる未来は『タイムマシン』のような遠未来ではないが、さりとて『パトレイバー』ほどの近未来ではない。生物工学の技術を応用した航空機が飛んでいるかと思えば、外観に表れないナノテクの医療システムが地球人口のかなりの部分を覆っている。道徳については現在の日本でも主流となった健康第一主義を極端にしたようなものとなっている。小説であれば、ある程度の紙幅を費やして説明できるあれこれが、尺の関係で、かなりすっ飛ばされてしまうのはやむを得ないのかもしれない。
その未来世界で思わず苦笑してしまったのが、個人それぞれが自分のプロフィールを他人に公開していることと、お互いに思いやりを持つように教育されているという点である。これでは、まるで現在の日本や世界の趨勢と真逆ではないか。あるいは伊藤さんのアイロニーなのかもしれないが、「虐殺器官」のラストが世界を覆ったあとでは、その流れも必然かとも思う。
主人公の霧慧トァンはWHO(世界保健機構)の調査官でありながら、飲酒や喫煙といった悪癖をたしなむ組織内の異端者である。その根源には高校時代の親友、御冷ミァハの自殺があった。この未来の日本では先にも書いたようにナノテクによる医療システムにより身体の以上は直ちに中央医療機関に通報されるので服毒などしても無駄である。ミァハはそのシステムを出し抜く方法を考え、実行に移した。やさしさに殺されることを拒否して。
生き残ったトァンは生き残ったことに対する疚しさを秘めて有能ではあるが不良でもあるWHO職員として紛争地域を巡り歩いている。しかし、ニジェールでの紛争当事者の一方であるトゥアレグ族との酒や煙草の闇取引が上司にばれ、日本へ召喚された。そこで起こったミァハのもう一人の親友、零下堂キァンの自殺、最後に彼女が呟いた「ごめんね。ミァハ。」という言葉。実はそのとき全世界で同時に6千人以上の自殺事件が発生したのである。事態を重く見たWHOは調査に乗り出す。トァンは事件の陰にミァハの存在を感じて、独自の調査に動き出す。
とあらすじを書いてきて、伊藤さんの小説が、謎を追っていくタイプが多いことに気付く。「虐殺器官」は主人公が世界の紛争地に必ず現れる人物を追う話だし、盟友、円城塔が完成させた「屍者の帝国」はヴィクター・フランケンシュタインが開発した死体に疑似的な魂を植え付ける技術を巡って、動く死者を利用したテロの秘密を追う物語だった。そして短編を含めて、全作品に共通するのが、人の意識についての考察である。
自意識と言い、自由意志と言うときに個々の人間それぞれが、そんなに自由に選択をしているのか、伊藤さん自身、ブログでそういった疑問を投げかけていたし、死が間近に迫っていることも、そうしたことを考えるのに影響を与えていたのではないかと思う。そして、本作ではそれが凄絶ともいえるラストへとつながっている。私自身は、あのラスト以降に待っている世界を思うと、切ない感情がこみ上げてくる。平安と自意識という選択肢のどちらを選ぶか。せめてもの救いは冒頭のトゥアレグ族のリーダーが言う「我々はほどほどということを知っている。」という台詞だろうか。まだ、その世界に組み込まれない人々もいるのである。
ちょうど今、「伊藤計劃記録」を読んでいる。彼の言葉は読むたびに新しい発見がある。その中に「映画はテーマを観に行くものではない」という言葉があって、そうだよなぁと再認識した次第で、本作も多分、人それぞれに掬い上げるものが違うだろうし、違ってて当然なんだというのが結論である。
結論を書いておいて、まだ何か書き残しているような気がする。これも伊藤さんの作品だからだろう。他のレビュアーさんにも何か書いていただきたい。多分、私が掬い損ねたものを見つけて下さると思う。
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難解な作品で、イマイチでした。
投稿日:2020/04/27
レビュアー:静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
キャラクターを含め、とてもクセの強い作品で、好き嫌いがでると思います。
絵柄はとてもキレイでした。
ただ登場する飛行メカがファンタジー的で、この世界観や時代観にマッチングしていない感じでした。
体にナノテクの健康管理ツールを埋め込み大多数の人類が平和を享受する世界。
そんな世界に違和感を持ち、馴染めないミァハを初めとする少数の人々が存在します。
そうして構築された世界を壊す方法を見つけたミァハとかつての親友であったトァンが紆余曲折を経て再会しますが・・・
結局何がしたかったのか?
何を主張したかったのか?
良く分かりませんでした。
原作ファン向けの作りだったのでしょうか?
原作を知らない私には、疑問がいっぱい残り残念作品でした。
ある意味、アーサー・C・クラークの幼年期の終りにも似たエンディングとなります。
難しい作品でした。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ハーモニーの世界
ノイタミナムービー。
伊藤計劃プロジェクト第2弾。
えっと……難解。
すごい世界。
とにかく濃くて深くて、でもって哲学的。さらに怖い。
衝撃的な映像が多いので注意!
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
いや、めんどくさいよ。
身体の情報を国家が管理することで健康に生きることを実現した社会の話。
屍者の帝国を偶然鑑賞したきっかけでこちらも鑑賞。本当にもうめんどくさいストーリーで脳みそを使います。前作でも書きましたが、これは深夜のシリーズアニメ向けなんじゃないだろか。
帝国では死体を動かして奴隷のように使うシステムがある世界観で、その死者に精神というか魂をいれる研究をしている男が主人公。今回は螺旋監察官という何をしているのかはさっぱりわからないが、先に述べた世界の中では人類を代表するエリート機構の構成員の女が主人公。で過去のトラウマを抱えながら目的意識が希薄なままに生きている。
ざっくりとした説明のくせに、これでもかという細かい設定が垣間見えて非常にしんどい作品です。小説でじっくり読めば面白そうというか一定数のファンを獲得できそうですが、劇場版が初見では、はまるにはもう少し若さが必要だったと思います。
とりあえず前回が動いて精神があればそれは人間じゃないの。という話で今回は生きていても自由な意思を持てないのならばそれは生きているのか死んでいるのか。という高尚そうで鼻につくテーマです。
しかし、テーマは慎重に扱われ、基本のストーリーはいわゆるオタクっぽい絵柄の女の子が、内省的な独白を重ねながら謎を追うという、狭い範囲の物語のなのに世界中を飛び回るというアンバランスな構成で、お好きな人にはたまらないんだろうが、通りがかりの一般人である私がひっかかりを見つけるには非常に困難な内容となっております。前回すごいなと素直に思えたアクションも今回はわずかしかなく、純血のファンの為の映画となっております。帝国を観て感銘を受けないのならお勧めはできないでしょう。
門外漢の査定の為星は真ん中にしております。
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ユーザーレビュー
伊藤計劃という存在
投稿日
2016/08/14
レビュアー
さっちゃん
伊藤さんが存命中に完成した最後の作品ということになる本作をやっと観ることができた。観たというよりも小説を追体験したような感じが最後までついてきたというのが正直な感想である。プロットを含め、ほとんど原作を忠実に映像化してあると思う。(当然、小説を読まれた方は、それぞれのイメージがあるので違和感を覚えた方もおられると思う。)そこで気づいたのだけれど、本作は原作を読んでない観客にとって、ひどく不親切な映画かもしれない。
本作で描かれる未来は『タイムマシン』のような遠未来ではないが、さりとて『パトレイバー』ほどの近未来ではない。生物工学の技術を応用した航空機が飛んでいるかと思えば、外観に表れないナノテクの医療システムが地球人口のかなりの部分を覆っている。道徳については現在の日本でも主流となった健康第一主義を極端にしたようなものとなっている。小説であれば、ある程度の紙幅を費やして説明できるあれこれが、尺の関係で、かなりすっ飛ばされてしまうのはやむを得ないのかもしれない。
その未来世界で思わず苦笑してしまったのが、個人それぞれが自分のプロフィールを他人に公開していることと、お互いに思いやりを持つように教育されているという点である。これでは、まるで現在の日本や世界の趨勢と真逆ではないか。あるいは伊藤さんのアイロニーなのかもしれないが、「虐殺器官」のラストが世界を覆ったあとでは、その流れも必然かとも思う。
主人公の霧慧トァンはWHO(世界保健機構)の調査官でありながら、飲酒や喫煙といった悪癖をたしなむ組織内の異端者である。その根源には高校時代の親友、御冷ミァハの自殺があった。この未来の日本では先にも書いたようにナノテクによる医療システムにより身体の以上は直ちに中央医療機関に通報されるので服毒などしても無駄である。ミァハはそのシステムを出し抜く方法を考え、実行に移した。やさしさに殺されることを拒否して。
生き残ったトァンは生き残ったことに対する疚しさを秘めて有能ではあるが不良でもあるWHO職員として紛争地域を巡り歩いている。しかし、ニジェールでの紛争当事者の一方であるトゥアレグ族との酒や煙草の闇取引が上司にばれ、日本へ召喚された。そこで起こったミァハのもう一人の親友、零下堂キァンの自殺、最後に彼女が呟いた「ごめんね。ミァハ。」という言葉。実はそのとき全世界で同時に6千人以上の自殺事件が発生したのである。事態を重く見たWHOは調査に乗り出す。トァンは事件の陰にミァハの存在を感じて、独自の調査に動き出す。
とあらすじを書いてきて、伊藤さんの小説が、謎を追っていくタイプが多いことに気付く。「虐殺器官」は主人公が世界の紛争地に必ず現れる人物を追う話だし、盟友、円城塔が完成させた「屍者の帝国」はヴィクター・フランケンシュタインが開発した死体に疑似的な魂を植え付ける技術を巡って、動く死者を利用したテロの秘密を追う物語だった。そして短編を含めて、全作品に共通するのが、人の意識についての考察である。
自意識と言い、自由意志と言うときに個々の人間それぞれが、そんなに自由に選択をしているのか、伊藤さん自身、ブログでそういった疑問を投げかけていたし、死が間近に迫っていることも、そうしたことを考えるのに影響を与えていたのではないかと思う。そして、本作ではそれが凄絶ともいえるラストへとつながっている。私自身は、あのラスト以降に待っている世界を思うと、切ない感情がこみ上げてくる。平安と自意識という選択肢のどちらを選ぶか。せめてもの救いは冒頭のトゥアレグ族のリーダーが言う「我々はほどほどということを知っている。」という台詞だろうか。まだ、その世界に組み込まれない人々もいるのである。
ちょうど今、「伊藤計劃記録」を読んでいる。彼の言葉は読むたびに新しい発見がある。その中に「映画はテーマを観に行くものではない」という言葉があって、そうだよなぁと再認識した次第で、本作も多分、人それぞれに掬い上げるものが違うだろうし、違ってて当然なんだというのが結論である。
結論を書いておいて、まだ何か書き残しているような気がする。これも伊藤さんの作品だからだろう。他のレビュアーさんにも何か書いていただきたい。多分、私が掬い損ねたものを見つけて下さると思う。
難解な作品で、イマイチでした。
投稿日
2020/04/27
レビュアー
静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
キャラクターを含め、とてもクセの強い作品で、好き嫌いがでると思います。
絵柄はとてもキレイでした。
ただ登場する飛行メカがファンタジー的で、この世界観や時代観にマッチングしていない感じでした。
体にナノテクの健康管理ツールを埋め込み大多数の人類が平和を享受する世界。
そんな世界に違和感を持ち、馴染めないミァハを初めとする少数の人々が存在します。
そうして構築された世界を壊す方法を見つけたミァハとかつての親友であったトァンが紆余曲折を経て再会しますが・・・
結局何がしたかったのか?
何を主張したかったのか?
良く分かりませんでした。
原作ファン向けの作りだったのでしょうか?
原作を知らない私には、疑問がいっぱい残り残念作品でした。
ある意味、アーサー・C・クラークの幼年期の終りにも似たエンディングとなります。
難しい作品でした。
ハーモニーの世界
投稿日
2018/04/26
レビュアー
なゆ(21)デンゲリ
ノイタミナムービー。
伊藤計劃プロジェクト第2弾。
えっと……難解。
すごい世界。
とにかく濃くて深くて、でもって哲学的。さらに怖い。
衝撃的な映像が多いので注意!
いや、めんどくさいよ。
投稿日
2017/02/22
レビュアー
たんたかたん
身体の情報を国家が管理することで健康に生きることを実現した社会の話。
屍者の帝国を偶然鑑賞したきっかけでこちらも鑑賞。本当にもうめんどくさいストーリーで脳みそを使います。前作でも書きましたが、これは深夜のシリーズアニメ向けなんじゃないだろか。
帝国では死体を動かして奴隷のように使うシステムがある世界観で、その死者に精神というか魂をいれる研究をしている男が主人公。今回は螺旋監察官という何をしているのかはさっぱりわからないが、先に述べた世界の中では人類を代表するエリート機構の構成員の女が主人公。で過去のトラウマを抱えながら目的意識が希薄なままに生きている。
ざっくりとした説明のくせに、これでもかという細かい設定が垣間見えて非常にしんどい作品です。小説でじっくり読めば面白そうというか一定数のファンを獲得できそうですが、劇場版が初見では、はまるにはもう少し若さが必要だったと思います。
とりあえず前回が動いて精神があればそれは人間じゃないの。という話で今回は生きていても自由な意思を持てないのならばそれは生きているのか死んでいるのか。という高尚そうで鼻につくテーマです。
しかし、テーマは慎重に扱われ、基本のストーリーはいわゆるオタクっぽい絵柄の女の子が、内省的な独白を重ねながら謎を追うという、狭い範囲の物語のなのに世界中を飛び回るというアンバランスな構成で、お好きな人にはたまらないんだろうが、通りがかりの一般人である私がひっかかりを見つけるには非常に困難な内容となっております。前回すごいなと素直に思えたアクションも今回はわずかしかなく、純血のファンの為の映画となっております。帝国を観て感銘を受けないのならお勧めはできないでしょう。
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(C)Project Itoh / HARMONY ※こちらはイメージ画像になります。