愛するウンドン

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チュ・ジンモssiはもう、こういうラブストーリーの主人公は年齢的に無理だと思う。特にチ・ウノのような役の場合は。チ・ウノは、幼稚で我儘で身勝手な男だ。４０過ぎた男が、初恋を２０年以上引きずって、やっと探し当てた相手だとはいえ、障害者の夫がいて子供もいるウンドンにアプローチするなど、分別がなさ過ぎて全く共感できない。こんなのを純愛とは呼びたくない。特に、ジンモssiが元々重厚な雰囲気を持つ俳優なだけに、このウノ役には非常に違和感があった。勿論ウンドンにもウノにも全く過失はなく、むしろ被害者だ。悪いのはジェホなのだ。すべてはジェホの執着が原因で起きた悲劇だ。ジェホのせいで二人は人生を狂わされたのだ。にもかかわらず、ウノとウンドンに共感できなかった。再び結ばれた時も、良かったねとは全く思えなかった。若い頃の二人のラブラブシーンは微笑ましかったが、10年経った二人のラブシーンには、何故か苛立ちしか感じず、浮かれているウノの姿は見苦しくさえあった。それなりに幸せに過ごしたはずの10年を連れ添った夫や子供をほったらかして、ウノと旅行に行ってしまうウンドンも全く理解できなかった。だから、ジェホがウンドンに去られ、最愛の息子さえも自ら送り出した後、自殺を図ったのも非難する気になれなかった。息子への裏切りだし、見方によってはウンドンたちへのあてつけともとれる。なのに、何故かジェホに感情移入してしまう。それはたぶん彼が、10年前の過ちさえ除けば、優しい夫であり、子煩悩な父親であり、穏やかに生きる常識人だったからだと思う。自殺を図ったのも、すべて失った彼にはもう、その選択肢しかないだろうなと理解できたし、送り出す息子にも、ママの言うことをよく聞いて、ウノおじさんと仲良くなって、本の続きも呼んでもらいなさいとだけ言って後は何も言わないジェホの潔さが、１０年前の自分の過ちへの償いとしては、精一杯のものだと感じられたからだ。逆に言えば、ジェホがいい人だったから、ウノとウンドンは割を食ったともいえる。物語の展開的にも、有り得ない偶然の多用、過剰なフラッシュバックなどが非常に気になった。なのに、不思議と先が気になって、常にある種の不快感を感じながらも、見るのを止めることができなかった。で、迎えたラストは…妥当な着地だった。ジェホとウノ、二人の男が最大限の犠牲を払って丸く収めた。ただ、ウンドンは何の犠牲も払わなかった。そもそも被害者であるウンドンに犠牲を求める筋合いなど全くないのに、それが何だか不満だった。そしてその時気づいた。ウンドンという女性は、ただ男に守られるだけの女で、美しくて可愛い以外に、人間的な魅力がたいして感じられない女性だったということに。ウンドン役のキム・サランさんがとても素敵だったので、最後まで気づかなかったが、それまでずっと感じてきた違和感はそのせいのような気がした。ウンドンが二人の男に人生をかけさせるほどの魅力あるキャラクターだったら、色々なことが納得できたような気がする。ウンドンというキャラクターの掘り下げの浅さが、このドラマの致命的かつ最大の欠点ではないだろうか。

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有名俳優のウンホ「チュ・ジンモ」が、幾つもの障害を乗り越えてウンドン「キム・サラン」と運命の愛を成就させられるのか、といったラブストーリー。
古風に「記憶喪失」も絡んで、一緒になるはずだった二人が離れ離れになってしまい、いろいろあったけど、あり得ない偶然が重なってまた巡り合うという、一昔前はよくあったような筋書。
美男美女だし、そういうお話もまた懐かしいと思える方には、十分楽しめるだろうラブストーリーで、私もなんとなくジェホ「キム・ジフン」が哀れすぎて困りましたが、最後まで見られました。

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役者になったのはウンドンを探すため。。。そう言い切るチ・ウノ。
不良学生だった彼が出会った少女、そして再会、突然の別れを繰り返し、彼女への想いを断ち切れないウノ、一途にウンドンを思い続けるウノの純情が描かれます。
とにかく、一途なの・・・
出会いはバイクでの事故。まだちびっこと言われるほど幼い少女です。
バイクでの事故の裁判で彼を擁護したことから二人は心を通わせていくことになります。
まだ小学生の彼女なのにこの出会いから初恋へと気持ちが移っていく初々しい二人に見入ってしまいました。
時折流れるウノのナレーションも効果的です。
この若き日のウノはGOT7のJr.。
普段でもメンバーの中でも元気キャラ、MCを勤める姿を見てきたけれど
役者としての彼の違和感のなさにはちょっと驚きました。
１０代、２０代、３０代とそれぞれ違う俳優さんが演じています。
２０代のウンドンを演じたユン・ソヒさんも最近よくドラマで見るようになった女優さんです。
突然にウノの前から再び姿を消してしまったウンドンを２０年にも渡って、ピュアに愛し続けたラブストーリーが繊細に丁寧に描かれていて、重くなりそうだけれども、それがそれほど重荷ではなく主人公の明るさに救われているような気がします。
ウノは自叙伝を出版することになり、ウンドンとの過去を振り返ります。
今は結婚し別の名前、ジョンウンと名乗るウンドンが、ウノの語りを聞きながらゴーストライターとして代筆することになるのですが、自分がウンドンとは気づかずに、ウノの言葉を文字に変えていく過程で何か胸にひっかるものを感じ始めます。
いつジョンウンがウンドンが自分なのだと気づくのか、毎回ドキドキさせられてしまいました。
だんだんとなぜそうなってしまったのか明かされていきますが嘘の名前、偽りの記憶をずっと信じていたウンドン。
次第にウンドンの記憶が戻っていき、自分がウンドンと気づいてからは彼女はウノに向かって一途に行動をしていきます。
この長年に渡る二人の物語にいつしか感情移入させられてしまいます。
親が子供を騙すなんて、本当に酷い親でした。
ウンドンが少しずつ思い出していく姿は嬉しかったけれど二人が昔のように愛し合っていくのには障害が多すぎます。
ウンドンへの執着で事故を引き起こしてしまい、自らも野球人生を棒に振る代償を払うことになる夫も最初は憎かったけど、我が子を大切に思う彼もとっても気の毒な人でした。

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チェ・ジンモが好きで見はじめ、もう何度観たか分かりません
ストーリーの流れは韓流ドラマ特有の流れかもしれませんが、世代ごとの幸せな時間・切ない気持ちがひしひしと伝わりいい歳したおっさんの私が観る度に涙がボロボロ流れてしまいます
誰かを好きになる時の感情の深さはみんな同じだと思うけど、相手の為にこんなにまで優しくなれるのか？なれてるのか？自問自答してしまいます
世代ごとの女優さんも皆さん可愛く綺麗で芝居も上手く感情移入しやすいと思います
これを観た後は妻に優しくしようという気持ちになります
ほんのひと時ですが(^^;)

一気に全ストーリーを見てしまいました。これぞ韓流というストーリーでしたが、普通のドハマリしました。やっぱりこういう筋書きがわかっていても大好きです。