THE WAVE/ザ・ウェイブ / クリストファー・ジョーナー
THE WAVE/ザ・ウェイブ
/ローアル・ユートハウグ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(16)
解説・ストーリー
「コールドプレイ」で注目されたノルウェーの俊英ローアル・ユートハウグ監督が贈るディザスター・ムービー。美しいフィヨルドの景観が広がるノルウェーの景勝地を舞台に、大規模な岩山崩落によって発生した巨大津波の恐怖を描く。ノルウェーのガイランゲルフィヨルド。観光客で賑わうこの地で、長年研究を続ける地質学者のクリスチャンだったが、家族の将来を考え、都市部へ引っ越すことに。しかし引っ越しを翌日に控え、地殻の異変を示すデータが明らかとなり、警戒するクリスチャン。やがて彼の不安は的中し、大規模な岩山崩落が発生、静かで穏やかな観光地に緊急避難警報が鳴り響く。ここが巨大津波に飲み込まれるまでに残された時間は、わずか10分しかなかったが…。 JAN:4547286008291
「コールドプレイ」で注目されたノルウェーの俊英ローアル・ユートハウグ監督が贈るディザスター・ムービー。美しいフィヨルドの景観が広がるノルウェーの景勝地を舞台に、大規模な岩山崩落によって発生した巨大津波の恐怖を描く。ノルウェーのガイランゲルフィヨルド。観光客で賑わうこの地で、長年研究を続ける地質学者のクリスチャンだったが、家族の将来を考え、都市部へ引っ越すことに。しかし引っ越しを翌日に控え、地殻の異変を示すデータが明らかとなり、警戒するクリスチャン。やがて彼の不安は的中し、大規模な岩山崩落が発生、静かで穏やかな観光地に緊急避難警報が鳴り響く。ここが巨大津波に飲み込まれるまでに残された時間は、わずか10分しかなかったが…。 JAN:4547286008291
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「THE WAVE/ザ・ウェイブ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「コールドプレイ」で注目されたノルウェーの俊英ローアル・ユートハウグ監督が贈るディザスター・ムービー。美しいフィヨルドの景観が広がるノルウェーの景勝地を舞台に、大規模な岩山崩落によって発生した巨大津波の恐怖を描く。ノルウェーのガイランゲルフィヨルド。観光客で賑わうこの地で、長年研究を続ける地質学者のクリスチャンだったが、家族の将来を考え、都市部へ引っ越すことに。しかし引っ越しを翌日に控え、地殻の異変を示すデータが明らかとなり、警戒するクリスチャン。やがて彼の不安は的中し、大規模な岩山崩落が発生、静かで穏やかな観光地に緊急避難警報が鳴り響く。ここが巨大津波に飲み込まれるまでに残された時間は、わずか10分しかなかったが…。 JAN:4547286008291
「THE WAVE/ザ・ウェイブ」 の作品情報
「THE WAVE/ザ・ウェイブ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
THE WAVE/ザ・ウェイブの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日・日(大字幕) |
ノルウェー:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
IF160829 |
2016年10月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
0人
|
0人
|
ノルウェー:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
THE WAVE/ザ・ウェイブの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日・日(大字幕) |
ノルウェー:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
IF160829 |
2016年10月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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3枚
|
0人
|
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|
ノルウェー:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
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ユーザーレビュー:16件
心底、恐かった・・・。
投稿日:2017/11/12
レビュアー:なんの因果
あー、恐かった・・・。見終わって、生命あることの有り難さをつくづく感じた。
人間、慌てたり、恐怖で錯乱状態になれば、かえって命を落とす事になると、今そう考えても
その時が来たらどうなる事やら、わかりはしない。
助かると思ってバスに乗って、乗れなかった人の方が助かり、そこは神様しか知らない領域なのだ。
ノルウェーのガイランゲル・フィヨルド。
広大な山々に囲まれた大自然豊かな世界屈指の景勝地は、日々観光客で賑わっていた。
地質研究所のクリスチャンはある日、監視データの異常を察知する。
所長に警戒警報を鳴らすよう詰め寄っても、機械の故障だとかグズグズする所長。
やがて不安は的中し、岩山崩落が発生。80m級の大津波が街に迫っていた…。
パニック映画としては、普段の光景から映して真面目に丁寧に作ってあると思います。
後半は死体がゾロゾロありますが、災害映画なので、いた仕方ないでしょう。
クリスチャン家族が生き残った事を責めてはいけない。何が何でも家族を守る父と母がテーマなのだ。
錯乱状態になった男が息子を水に沈めようとしたので、母の愛は強しで母はその男を沈めただけだ。
また、3人が部屋に入って、4人目の奥さんが流されて、そこでドアを閉め切ったのも
「待っていたら4人とも死ぬ!」と母親が判断したからだ。とにかく車も荷物も捨てて、走れ走れ!!
──勉強になる映画だった。ノルウェー映画。侮れない。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
岩盤の隙間での調査が怖い!パニック状態のおっさんも怖い!
フィヨルド観光で栄える村ガイランゲルだが、フィヨルドは複雑な地形を伴っており、
崩落した崖が海になだれ込むと大津波が襲うため、津波警戒センターを設けている。
異常な数値を感知したセンター職員が調査に向かったその時…
とても良くできたディザスターもの!津波の映像は迫力があり恐ろしかったです…
一番怖かったのは、センター職員たちが、岩盤の隙間に調査に入るシーン…
狭くて暗い所で地震とか、落石とか、崩落とか、失禁ものです…
車のサイドミラーに映った迫りくる津波の映像も「あ、死んじゃう…」とハラハラしました。
パニック状態のおっさんが襲ってくるのも意味不明で恐ろしく、イラつく!
一番ムカついたのは、主人公の息子が、津波警報が鳴り響いている中、ホテルの地下で
スケボーに興じているところ!まあ、これが幸いしたわけなんですがね…
主人公の元センター職員(地質学者なんでしょうか)のクリスチャンが大活躍!
津波がすぐそこまで迫っている中、幼い娘を隣人に託して、よその奥さんを
救助しているシーンは英雄的だけど、ちょっと驚きました。
もちろん、美人の奥さん、器量の良い娘と息子のためにも活躍しています。
先に投稿された方たちのレビューに興味を惹かれてレンタルしました。感謝です。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
無難な作品でした・・・
投稿日:2017/12/10
レビュアー:静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ノルウェーの作品とのこと、興味を持って見てみることにしました。
初ノルウェー作品?
ストーリーも王道で、私的にはもう一工夫欲しい感じ。
主人公を含む家族たちの都合の良すぎる展開が少々残念。
映画だからそこまで求めるのは酷ですね。
津波の発生シーンやフィヨルドの落下のシーンは美しさがありました。
それが大自然の非情さをむしろ強調している感があります。
多くの命を飲み込んだ津波後の描写は、実際はもっと厳しく無惨なものだと思います。
知らないことは幸せです。
それでもかなり頑張った描写をしていたのでは無いでしょうか?
格別おススメもしませんが、これはこれでアリな作品だと思います。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
絶景のフィヨルドが突然牙をむくとき
映画冒頭の、過去に繰り返された実際の被災映像や被害規模の情報が、これが単なるフィクションではないこと、ましてや単なるパニック映画ではないことを告げている。フィヨルドに住みそこで仕事をする人々にとって、また世界遺産にもなっている美しい景観を求めてやって来る観光客にとっても、明日にでも再び現実となるかもしれない恐ろしい自然災害を、それに巻き込まれた家族の姿を通して、ありありと描いている。
白い雪を頂き屹立する山並、透き通る青い水を湛えた深い渓谷、緑豊かな山麓、物語の最初に映し出される舞台となるガイランゲルフィヨルドの絶景は、言葉を失うほどに美しい。クリスチャンは、当地の津波警報センターに勤める研究熱心な地質学者だが、山の観測より家族との生活と、大手の石油会社に引き抜かれたのを契機に転職し、家族全員での都会への転居が決まっている。そして今日がここでの最後の日。
センターに立ち寄ったクリスチャンは、観測データの些細な数値の異常に嫌な予感を感じる。観光シーズンで忙しいホテルに勤める妻だけしばらく残り、子ども2人を連れてフェリーに乗ろうとして、どうしても不安を拭えないクリスチャンは引き返し、フィヨルド観測ステーションまでフェリで飛ぶ。フィヨルドの断崖絶壁が圧倒的な迫力で迫ってくる。
異変を確信したクリスチャンは、警告を出すべきだとチームに提案するが、それには多大な責任を伴い、すでに退職した彼の言葉に誰も賛同しようとしない。ともかく、24時間体制で動静を監視することになる。ところがその夜、クリスチャンの不安が的中し、岩盤崩落によって、80メートルもの巨大な津波が、凄まじいスピードで水の塊となって襲い掛かってくる。
逃げるために許された時間はわすか10分。そのたった10分が人々の運命の分かれ目となる。娘と危うく難を逃れたクリスチャンは、津波が引いた後、見る影もない悲惨な廃墟のなかを、ホテルにいたはずの妻と息子を懸命に捜し彷徨う。生き残るかどうかは、運不運というばかりでなく、生きようとする強い意志も左右し得ることが分かる。必死で逃げる、そして最後まで決して諦めない。
いつもと変わらぬ平和な日常に何となく不穏な空気の漂う前半、あっという間の怖ろしい津波の襲撃、無惨な被害の状況を描き出す後半。フィヨルドの津波を引き起こす岩盤崩落はこれからも起きる可能性があり、それがいつかはわからない、そしてこれは現実に起こり得ることなのだと、この映画は私たちに警告している。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
津波が来るまで・・タイムリミットは10分間
2005年。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。
ウェイブは津波のことです。
パニック映画、デザスター的なのは後半のみで、真面目で硬派な映画でした。
ノルウェーのフィヨルドの多い地形は、大規模な岩盤崩落を起こすと地震がきて、
その10分後には大津波が来るのだ。
地質学者クリスチャンの一家が主人公です。
過去のデータからも津波の高さは80メートルにも!!
到達までの10分間にどこまで逃げるかが命の分かれ目。
父と幼い娘は海辺の家から車で高所を目指す途中で渋滞して、
走って高台を目指すことに。
一方ホテル勤務の母とその息子は、避難に遅れ、地下シェルターに
閉じ込められてしまいます。
お父さんのクリスチャンは、妻と息子が非難してないのを知ると、
ホテルに探しに行くのです。向う水で無鉄砲なお父さんは、必死で捜索して、
地下シェルターに妻と息子が居ることを発見。
地下シェルターは水位が刻々と上がり、水没するのもあと10分かそこら・・・
さて、お父さん、間に合うか!?
東日本大震災を思い浮かべました。
日本は地震国で常に地震の恐怖に怯える宿命ですが、ノルウェーも地盤が弱く、
山が1年に15センチも沈下しているそうです。
特に派手な仕掛けとかエンタメではないけれど、津波の怖さと、最初の10分間で
逃げ切ることの大事さが身に染みる映画でした。
(お母さん、タフでしたね、笑)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
心底、恐かった・・・。
投稿日
2017/11/12
レビュアー
なんの因果
あー、恐かった・・・。見終わって、生命あることの有り難さをつくづく感じた。
人間、慌てたり、恐怖で錯乱状態になれば、かえって命を落とす事になると、今そう考えても
その時が来たらどうなる事やら、わかりはしない。
助かると思ってバスに乗って、乗れなかった人の方が助かり、そこは神様しか知らない領域なのだ。
ノルウェーのガイランゲル・フィヨルド。
広大な山々に囲まれた大自然豊かな世界屈指の景勝地は、日々観光客で賑わっていた。
地質研究所のクリスチャンはある日、監視データの異常を察知する。
所長に警戒警報を鳴らすよう詰め寄っても、機械の故障だとかグズグズする所長。
やがて不安は的中し、岩山崩落が発生。80m級の大津波が街に迫っていた…。
パニック映画としては、普段の光景から映して真面目に丁寧に作ってあると思います。
後半は死体がゾロゾロありますが、災害映画なので、いた仕方ないでしょう。
クリスチャン家族が生き残った事を責めてはいけない。何が何でも家族を守る父と母がテーマなのだ。
錯乱状態になった男が息子を水に沈めようとしたので、母の愛は強しで母はその男を沈めただけだ。
また、3人が部屋に入って、4人目の奥さんが流されて、そこでドアを閉め切ったのも
「待っていたら4人とも死ぬ!」と母親が判断したからだ。とにかく車も荷物も捨てて、走れ走れ!!
──勉強になる映画だった。ノルウェー映画。侮れない。
岩盤の隙間での調査が怖い!パニック状態のおっさんも怖い!
投稿日
2018/05/11
レビュアー
コタロウ(!)
フィヨルド観光で栄える村ガイランゲルだが、フィヨルドは複雑な地形を伴っており、
崩落した崖が海になだれ込むと大津波が襲うため、津波警戒センターを設けている。
異常な数値を感知したセンター職員が調査に向かったその時…
とても良くできたディザスターもの!津波の映像は迫力があり恐ろしかったです…
一番怖かったのは、センター職員たちが、岩盤の隙間に調査に入るシーン…
狭くて暗い所で地震とか、落石とか、崩落とか、失禁ものです…
車のサイドミラーに映った迫りくる津波の映像も「あ、死んじゃう…」とハラハラしました。
パニック状態のおっさんが襲ってくるのも意味不明で恐ろしく、イラつく!
一番ムカついたのは、主人公の息子が、津波警報が鳴り響いている中、ホテルの地下で
スケボーに興じているところ!まあ、これが幸いしたわけなんですがね…
主人公の元センター職員(地質学者なんでしょうか)のクリスチャンが大活躍!
津波がすぐそこまで迫っている中、幼い娘を隣人に託して、よその奥さんを
救助しているシーンは英雄的だけど、ちょっと驚きました。
もちろん、美人の奥さん、器量の良い娘と息子のためにも活躍しています。
先に投稿された方たちのレビューに興味を惹かれてレンタルしました。感謝です。
無難な作品でした・・・
投稿日
2017/12/10
レビュアー
静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ノルウェーの作品とのこと、興味を持って見てみることにしました。
初ノルウェー作品?
ストーリーも王道で、私的にはもう一工夫欲しい感じ。
主人公を含む家族たちの都合の良すぎる展開が少々残念。
映画だからそこまで求めるのは酷ですね。
津波の発生シーンやフィヨルドの落下のシーンは美しさがありました。
それが大自然の非情さをむしろ強調している感があります。
多くの命を飲み込んだ津波後の描写は、実際はもっと厳しく無惨なものだと思います。
知らないことは幸せです。
それでもかなり頑張った描写をしていたのでは無いでしょうか?
格別おススメもしませんが、これはこれでアリな作品だと思います。
絶景のフィヨルドが突然牙をむくとき
投稿日
2021/02/27
レビュアー
hinakksk
映画冒頭の、過去に繰り返された実際の被災映像や被害規模の情報が、これが単なるフィクションではないこと、ましてや単なるパニック映画ではないことを告げている。フィヨルドに住みそこで仕事をする人々にとって、また世界遺産にもなっている美しい景観を求めてやって来る観光客にとっても、明日にでも再び現実となるかもしれない恐ろしい自然災害を、それに巻き込まれた家族の姿を通して、ありありと描いている。
白い雪を頂き屹立する山並、透き通る青い水を湛えた深い渓谷、緑豊かな山麓、物語の最初に映し出される舞台となるガイランゲルフィヨルドの絶景は、言葉を失うほどに美しい。クリスチャンは、当地の津波警報センターに勤める研究熱心な地質学者だが、山の観測より家族との生活と、大手の石油会社に引き抜かれたのを契機に転職し、家族全員での都会への転居が決まっている。そして今日がここでの最後の日。
センターに立ち寄ったクリスチャンは、観測データの些細な数値の異常に嫌な予感を感じる。観光シーズンで忙しいホテルに勤める妻だけしばらく残り、子ども2人を連れてフェリーに乗ろうとして、どうしても不安を拭えないクリスチャンは引き返し、フィヨルド観測ステーションまでフェリで飛ぶ。フィヨルドの断崖絶壁が圧倒的な迫力で迫ってくる。
異変を確信したクリスチャンは、警告を出すべきだとチームに提案するが、それには多大な責任を伴い、すでに退職した彼の言葉に誰も賛同しようとしない。ともかく、24時間体制で動静を監視することになる。ところがその夜、クリスチャンの不安が的中し、岩盤崩落によって、80メートルもの巨大な津波が、凄まじいスピードで水の塊となって襲い掛かってくる。
逃げるために許された時間はわすか10分。そのたった10分が人々の運命の分かれ目となる。娘と危うく難を逃れたクリスチャンは、津波が引いた後、見る影もない悲惨な廃墟のなかを、ホテルにいたはずの妻と息子を懸命に捜し彷徨う。生き残るかどうかは、運不運というばかりでなく、生きようとする強い意志も左右し得ることが分かる。必死で逃げる、そして最後まで決して諦めない。
いつもと変わらぬ平和な日常に何となく不穏な空気の漂う前半、あっという間の怖ろしい津波の襲撃、無惨な被害の状況を描き出す後半。フィヨルドの津波を引き起こす岩盤崩落はこれからも起きる可能性があり、それがいつかはわからない、そしてこれは現実に起こり得ることなのだと、この映画は私たちに警告している。
津波が来るまで・・タイムリミットは10分間
投稿日
2020/09/13
レビュアー
カマンベール
2005年。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。
ウェイブは津波のことです。
パニック映画、デザスター的なのは後半のみで、真面目で硬派な映画でした。
ノルウェーのフィヨルドの多い地形は、大規模な岩盤崩落を起こすと地震がきて、
その10分後には大津波が来るのだ。
地質学者クリスチャンの一家が主人公です。
過去のデータからも津波の高さは80メートルにも!!
到達までの10分間にどこまで逃げるかが命の分かれ目。
父と幼い娘は海辺の家から車で高所を目指す途中で渋滞して、
走って高台を目指すことに。
一方ホテル勤務の母とその息子は、避難に遅れ、地下シェルターに
閉じ込められてしまいます。
お父さんのクリスチャンは、妻と息子が非難してないのを知ると、
ホテルに探しに行くのです。向う水で無鉄砲なお父さんは、必死で捜索して、
地下シェルターに妻と息子が居ることを発見。
地下シェルターは水位が刻々と上がり、水没するのもあと10分かそこら・・・
さて、お父さん、間に合うか!?
東日本大震災を思い浮かべました。
日本は地震国で常に地震の恐怖に怯える宿命ですが、ノルウェーも地盤が弱く、
山が1年に15センチも沈下しているそうです。
特に派手な仕掛けとかエンタメではないけれど、津波の怖さと、最初の10分間で
逃げ切ることの大事さが身に染みる映画でした。
(お母さん、タフでしたね、笑)
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