食戟のソーマ　神ノ皿

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　連帯食戟のファイナルバウトで創真が挑んだ食戟に触発されたえりなのスペシャリテは、今までとは異なるえりなの顔が見える一品。
　これまで歩んできた道を全て吸収した料理。そして創真をねじ伏せるスペシャリテ。

　その料理は――親子丼。
　隠し味がなんとゲソのピーナツバター和え。ゲソピーがここで登場という驚き。

　さらにそこから化ける。あの化けるふりかけで。

　薊の本能が抗いきれず、最高のおさずけを。

　勝者は反逆者連合！
　御粗末！


　決着した連帯食戟。
　退学処分者たちも復学、そして商社の創真たちは新たな十傑を結成する事に。

　第一席は創真。

　えりなは総帥に就任。
　新たな遠月が始まる。

　３年生は卒業し新年度。

　第二席、一色。
　第三席、久我。
　第四席、葉山。
　第五席、黒木場。
　第六席、アリス。
　第七席、タクミ。
　第八席、叡山。
　第九席、紀ノ国。
　第十席、田所。

　新体制でますます盛り上がる遠月。

　新キャラ登場で青の舞台へと。

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　一色のみごとな椀に対する司の一品は見事なジビエ料理。
　司の圧勝。


　ついにファイナルバウト。
　コース料理勝負となり、前菜と主菜をそれぞれ作り総合で決める事に。


　司の苦悩はさておき、遠月最強の第一席と第二席との対決が始まる……のだが、創真とえりなはまだどちらが座前菜と主菜のどちらを作るかでもめていた。

　じゃんけんで決まった結果は、創真が前菜、えりなが主菜。
　ついに調理が始まる。


　竜胆の前菜はとても繊細で上品なもの。
　司の主菜は鹿肉料理。以前に創真と勝負をした時をはるかに凌駕するもの。まさにスペシャリテ。


　創真はえりなの舌を利用する事に。
　味見をさせて調整していく。なんという連携。
　そして完成した前菜は漫画肉風。様々な経験をえりなの調整を加えて完成させた。
　創真の料理は確かに前菜とはいいがたいものだが、それはこのままでは勝てないと悟り、えりなを奮起させるため。
　今のえりなの料理はスペシャリテとはいいがたい。創真はえりなに食戟を挑み、最高の皿を求める。

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　４ｔｈバウト開始。

　司瑛士ＶＳ一色慧。野ウサギ。
　小林竜胆ＶＳタクミ・アルディーニ。ヤリイカ。
　茜ケ久保ももＶＳ薙切えりな。黒糖。


　十傑上位陣との最終対決。


　さすが茜ケ久保。そのファンシーさと技術。
　対するえりなも負けてはいない。
　想像を絶するインパクトと派手さ。茜ケ久保の最高潮。それは夢の国。
　えりなのスフレには間にあんこを挟み、それはまるでどら焼き。そう、これは田所の料理。
　１００％以上を目指したえりなが勝利。


　ここで審査員変更。薊が審査委員長に。審査員が入れ替わる。しかも薊に共感する審査員。


　竜胆がこの出来事にイラつきながら料理。
　タクミの一皿は素晴らしいものだったが、竜胆の一皿は圧倒的。
　竜胆が圧勝。


　一色の妖艶なる和食。椀物、一色汁で勝負。
　ジビエで椀物という挑戦。
　蛤と野ウサギ。なんという組み合わせ。
　そこから白みそで変化。超攻撃的和食。

　この料理は司に通用するのか。

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　茜ケ久保ももの料理は華やかなもの。それに対して田所の地味な料理。
　相対する両者ではあるが、田所も負けてはいない。その技術は素晴らしいものだったが、わずかな渋みを残してしまう。ここまで積み上げてきた経験と技術の差が結果に表れた。
　しかし、田所も素晴らしいものだった。


　タクミと叡山は、やはりの展開。叡山の卑劣な作戦で審査員の味覚を操作しようとするが、それを先読みし誘導さえしていたタクミの工夫で快勝。美作との特訓の成果もあり順調。



　そして創真は斎藤とバター対決。
　斎藤の絶品海鮮丼。十傑の実力は伊達ではない。このお題において寿司を際立たせる。
　創真はバターピラフいなりずしで勝負。バターと、豆乳と餅で作ったホワイトソースが勝負を決めた。
　刃一本では勝てないと悟った創真は、連帯食戟ならではの三本の刃を手に入れ、さらにはこれまでの食戟で得た刃、そのなりふり構わない全力でこの激戦を制する。


　これは完全にチームの勝利。

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　久我の因縁の対決。
　ついに司との勝負の時。
　緑茶をテーマにした今回、司の圧勝となった。

　しかし、第一席の司、第二席の竜胆を消耗させることに成功。斎藤も消耗させ作戦は成功。


　３ｒｄバウト開始。

　幸平創真ＶＳ斎藤綜明。お題はバター。
　タクミ・アルディーニＶＳ叡山枝津也。お題は牛肉。
　田所めぐみＶＳ茜ケ久保もも。お題はりんご。

　１年生トリオは連帯食戟ならではの連携で勝負。お互いをカバーしあいながらの食戟。

　この食戟のために特訓を受けるが、田所めぐみを指導するのが四宮小次郎。
　その特訓を受けた田所が茜ケ久保に挑む。

　その茜ケ久保ももの料理は華やかなもの。それに対して田所の地味な料理。
　相対する両者ではあるが、田所も負けてはいない。地味に思える料理に隠し玉が。

　この勝負の行方は――