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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 / ヘイッキ・ノウシアイネン
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
/クラウス・ハロ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(10)
解説・ストーリー
「ヤコブへの手紙」のクラウス・ハロ監督が、仕事一筋だった老画商が、作者不明の一枚の肖像画を名画と見抜き、オークションで人生最後の大勝負に挑むさまと、その過程でこれまで家族を顧みてこなかった自らの人生を見つめ直していく姿を描いたドラマ。主演は「ヤコブへの手紙」のヘイッキ・ノウシアイネン。長年美術商を営んできたオラヴィだったが、近頃は経営も厳しく、そろそろ潮時と考え始めていた。そんなある日、ずっと音信不通だった娘から、学校で問題を起こした息子オットーを数日預かってほしいと頼まれる。こうして孫のオットーに仕事を手伝わせることになったオラヴィは、オークションに出品される予定の一枚の肖像画に目を奪われる。名画と確信するも、絵に署名がなく、作者が不明だった。そこでオットーとともに作者を探し始めるオラヴィだったが…。 JAN:4941565119904
「ヤコブへの手紙」のクラウス・ハロ監督が、仕事一筋だった老画商が、作者不明の一枚の肖像画を名画と見抜き、オークションで人生最後の大勝負に挑むさまと、その過程でこれまで家族を顧みてこなかった自らの人生を見つめ直していく姿を描いたドラマ。主演は「ヤコブへの手紙」のヘイッキ・ノウシアイネン。長年美術商を営んできたオラヴィだったが、近頃は経営も厳しく、そろそろ潮時と考え始めていた。そんなある日、ずっと音信不通だった娘から、学校で問題を起こした息子オットーを数日預かってほしいと頼まれる。こうして孫のオットーに仕事を手伝わせることになったオラヴィは、オークションに出品される予定の一枚の肖像画に目を奪われる。名画と確信するも、絵に署名がなく、作者が不明だった。そこでオットーとともに作者を探し始めるオラヴィだったが…。 JAN:4941565119904
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「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ヤコブへの手紙」のクラウス・ハロ監督が、仕事一筋だった老画商が、作者不明の一枚の肖像画を名画と見抜き、オークションで人生最後の大勝負に挑むさまと、その過程でこれまで家族を顧みてこなかった自らの人生を見つめ直していく姿を描いたドラマ。主演は「ヤコブへの手紙」のヘイッキ・ノウシアイネン。長年美術商を営んできたオラヴィだったが、近頃は経営も厳しく、そろそろ潮時と考え始めていた。そんなある日、ずっと音信不通だった娘から、学校で問題を起こした息子オットーを数日預かってほしいと頼まれる。こうして孫のオットーに仕事を手伝わせることになったオラヴィは、オークションに出品される予定の一枚の肖像画に目を奪われる。名画と確信するも、絵に署名がなく、作者が不明だった。そこでオットーとともに作者を探し始めるオラヴィだったが…。 JAN:4941565119904
「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」 の作品情報
「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
日・日(大字幕) |
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
NSD7550 |
2020年08月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
0人
|
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
95分 |
日・日(大字幕) |
オリジナル:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
NSD7550 |
2020年08月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:10件
署名なき「キリストの絵」の顛末
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
(2018年制作・フィンランド)
まずはフィンランドのロケーションがきれいで、路面電車の美しさに目を奪われました。
クラシックな彫刻や絵画が並ぶ美術館のシーンも、心躍る場面でありました。
ヘルシンキの画廊が並ぶ一角で、店を構えている老人オラヴィ。
儲かりもしないし、メールすら出来ない情弱だし、そろそろ店仕舞いを考えていた。
そんな時、オラヴィはオークションハウスで1枚の肖像画に眼を奪われる。
長年の経験から、ピピピ・ピーーン!ときたぁ〜!
これは価値ある作品だと確信するが、絵には署名がない、
どこの誰の作かもわからぬ。その作品は、作者不明のままオークションにかけられるという。
そこへ運よく?IT人間スマホ離せぬマゴのオットーが『職業体験』のためジイちゃんの所へ来る。
態度はガサツだがジイちゃんが好きなオットーは、ジイちゃんと共に、資料とか調べて、若さゆえ行動力もあり、やがてその絵は、近代ロシア美術の巨匠イリヤ・レーピンの作品だと証拠を掴む。
脳内が『捕らぬ狸の皮算用』状態になったジイ様は、手持ち資金もないのに、オークションに参加して、(さぁ、9000が出た、9500はありませんか?はい、そこの御老人1万が出ました!)
と落札しちゃったのさ。
1万ユーロを支払う段になって、このジジイ、母子家庭の娘にまで借金を頼みにゆく。
娘、呆れる。「何回、泣かすの?これまで助けてくれた事があった?」
しょぼくれたジジイは、オットーの部屋で貯金箱を見つけた!まさか、本気かよジジイ・・。
こんな調子だからして、いかに画商の商売が大変だからといえ、このジイ様には才覚というものが皆無なのですね。商売の5原則も基礎知識もなく、強欲なだけ。
ポリシーってものがないのかよ。(言いすぎているかしら?)
ピンポイントで売り込みを図った顧客に、もう購入してくれるもんだと決めつけ、
雨の中プチプチで巻いた絵画を届けようとした。(イコンが濡れるわぁ、やめてぇ)
仕入れ1万ユーロ、販売12万ユーロって。観ていて腹立たしくなりました。
売れそこなったイリヤ・レーピンの「キリスト」の聖画。
(神の前では誰もが一人の人間。レーピンが署名しなかったのは、謙虚さによるものと推定される)のだそうです。
見ようによっては良いお話かもしれません。ラストは、家族への愛が感じられます。
しかし、感動よりオラヴィの人間性に怒りを覚えて、オットーは可愛いけど、
私的にはそんなに楽しめない作品でした。ご参考まで。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
一攫千金を夢見る老美術商と孫
人生の苦さ惨めさが身に染みるけれど、地味だけど良い映画でした。
(フィンランドの2018年作の映画です)
老いたる画商・オラヴィが最後に一万ユーロを工面して買った署名のない名画。
「キリストの肖像画」
果たして本当にイリヤ・レーピン作なのか?
はたまた贋作なのか?
オークション場面もハラハラしたし、サスペンスもそこそこあります。
フィンランドのヘルシンキで美術商を営むオラヴィが15歳の孫のオットーと、一攫千金を夢見て奮闘する姿は、悲しくもみっともない。
だいたいに、一万ユーロの工面が出来ないって、どう言うこと?
たった百二十万円ですよ。
友だち、公的機関、貴重品を売り、挙句に孫のオットーに投資を持ちかけて、
オレオレ詐欺の孫だまし娘だましとは?
(福祉国家フィンランドでは貯蓄はまったく必要ないらしい・・・羨ましいと言えば羨ましいですが、)
でも窃盗の履歴のある問題児のオットーだけど、意外と役に立つし可愛い孫なんですよ。
家族の絆を思い出しただけでも、オラヴィは人生勉強になったと思う。
シングルマザーの娘や孫の方が、よっぽど人生を知っているのね!!
それにしても、だだっ広い店舗に《絵画の山》なのに金目のものが一つも無いって、
オラヴィ爺ちゃん、あまりに目利きでなさ過ぎるよ。
苦い人生だけど、そこはかない人生訓もあって、
《お金より地道に家族を愛せよ!!》
って映画でした。嫌いじゃないです。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
本物の絵画だからこその祈りと鎮魂
この映画を観て、なぜか「フランダースの犬」を思い浮かべてしまった。老いた画商と少年画家という違いはあるけれど、志なかばにして夢破れ、宗教画を前に力尽きてしまう。(画商である以上、絵が高く売れなければ成功とは言えないだろう。)人に慰めを与えるはずの美しい絵画が、悲しい物語のモチーフになってしまうことに、すごくやりきれない思いがする。
老画商のオラヴィは、仕事に熱中するあまり、一人娘や孫のオットーと何年間も音信不通になっている。仕事もあまり順調ではなく店仕舞いも考えるほどだ。オットーに補導歴があるため、学校の職業体験の課題を引き受けてくれる場所がなく、困りはてた娘からの突然の電話で、オラヴィはしぶしぶ孫を引き受けることになる。
オラヴィは、オークションの下見会で、作者不明の肖像画に出会い惹きつけられ、本物と確信して、その絵画の出所や真贋をオットーと協力して突きとめていく。オットーは賢く機転も利き、若さゆえの行動力で大いにオラヴィの力になって、大活躍する。母親には内緒で、落札資金の手助けまでしてくれる。わくわくするような絵画再発見の、この過程をもっと前向きに明るく描いたら、ずっと快い映画になったと思うのだけれど、実際は最後まで重く陰鬱な調子が続く。
信頼できる同業者パトゥのおかげで、肖像画が強欲なドゥブロフスキーの手には渡らず、孫オットーに遺されたことは唯一の救いだ。祖父との交流を心の糧に、その思い出を大切にして彼は成長していくことだろう。宗教画であるがこそ、そのレクイエムが、静かに響いてくるような映画だ。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
おいぼれジジイのラスト勝負が面白かった
なんでも鑑定団に出せば一発で解決するのになあ・・っていうお話。
なかなか面白かった。
主人公は小さな画廊を経営する老いぼれジイさん。「アンダーワールド」のビル・ナイかと思ったらちがった。
リーマン・ショック以来、絵を買う人は激減し、今や画廊なんて商売は儲からない。インターネットを駆使して少ない客をかき集め、だれもが知っている名の通った画家の絵をうまく仕入れてやっと儲けが出るという感じなのだろう。が、店の固定電話で商売してるジイさんはガラケーすら使ったことがなく、インターネットなどとは無縁の生きた化石。これではチャンスなどめぐってこない・・・はずだった。
が、オークションに出品される作品の下見に行って、チャンスがめぐってくる。
サインがなくて値段がつかない名画を名画と見抜いた。
販売元の会社の調査不足でその絵の作者は不明とされ、そのままカタログに出されていた。
よさげな絵ではあるが、作者を特定できないので落札価格は大したことにならないのがわかっていた。
ジイさんは勝負に出ようか迷う。
1枚の絵の所有権をめぐってストーリーは二転三転し、家族のことをないがしろにしてきたジイさんのみじめな人生が浮き彫りになる。が、一応、ハッピーエンドになっており、名画のゆくえも収まるべきところにおさまる。
フィンランドってどんなところなのか行ってみたいなと思っていたので、ヘルシンキの街並みやそこで暮らす人たちの雰囲気を垣間見られて楽しかった。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
こういう作品好きです
投稿日:2021/06/19
レビュアー:スヌーピー
想像以上に良かったです。オークションで出された絵の謎も気になったし、美術商のおじいさんとその孫や娘さんとの関係最後までドキドキしながら見れました。時間的にもちょうどよくうまくまとまっていたと思います。
ラストの展開は驚いたけど素敵な終わり方で良かったです。
それにしてもオークション主催のオーナーが意地悪くて殴ってやりたくなりました(笑)
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
署名なき「キリストの絵」の顛末
投稿日
2020/08/06
レビュアー
くまげらの森
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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(2018年制作・フィンランド)
まずはフィンランドのロケーションがきれいで、路面電車の美しさに目を奪われました。
クラシックな彫刻や絵画が並ぶ美術館のシーンも、心躍る場面でありました。
ヘルシンキの画廊が並ぶ一角で、店を構えている老人オラヴィ。
儲かりもしないし、メールすら出来ない情弱だし、そろそろ店仕舞いを考えていた。
そんな時、オラヴィはオークションハウスで1枚の肖像画に眼を奪われる。
長年の経験から、ピピピ・ピーーン!ときたぁ〜!
これは価値ある作品だと確信するが、絵には署名がない、
どこの誰の作かもわからぬ。その作品は、作者不明のままオークションにかけられるという。
そこへ運よく?IT人間スマホ離せぬマゴのオットーが『職業体験』のためジイちゃんの所へ来る。
態度はガサツだがジイちゃんが好きなオットーは、ジイちゃんと共に、資料とか調べて、若さゆえ行動力もあり、やがてその絵は、近代ロシア美術の巨匠イリヤ・レーピンの作品だと証拠を掴む。
脳内が『捕らぬ狸の皮算用』状態になったジイ様は、手持ち資金もないのに、オークションに参加して、(さぁ、9000が出た、9500はありませんか?はい、そこの御老人1万が出ました!)
と落札しちゃったのさ。
1万ユーロを支払う段になって、このジジイ、母子家庭の娘にまで借金を頼みにゆく。
娘、呆れる。「何回、泣かすの?これまで助けてくれた事があった?」
しょぼくれたジジイは、オットーの部屋で貯金箱を見つけた!まさか、本気かよジジイ・・。
こんな調子だからして、いかに画商の商売が大変だからといえ、このジイ様には才覚というものが皆無なのですね。商売の5原則も基礎知識もなく、強欲なだけ。
ポリシーってものがないのかよ。(言いすぎているかしら?)
ピンポイントで売り込みを図った顧客に、もう購入してくれるもんだと決めつけ、
雨の中プチプチで巻いた絵画を届けようとした。(イコンが濡れるわぁ、やめてぇ)
仕入れ1万ユーロ、販売12万ユーロって。観ていて腹立たしくなりました。
売れそこなったイリヤ・レーピンの「キリスト」の聖画。
(神の前では誰もが一人の人間。レーピンが署名しなかったのは、謙虚さによるものと推定される)のだそうです。
見ようによっては良いお話かもしれません。ラストは、家族への愛が感じられます。
しかし、感動よりオラヴィの人間性に怒りを覚えて、オットーは可愛いけど、
私的にはそんなに楽しめない作品でした。ご参考まで。
一攫千金を夢見る老美術商と孫
投稿日
2020/08/19
レビュアー
カマンベール
人生の苦さ惨めさが身に染みるけれど、地味だけど良い映画でした。
(フィンランドの2018年作の映画です)
老いたる画商・オラヴィが最後に一万ユーロを工面して買った署名のない名画。
「キリストの肖像画」
果たして本当にイリヤ・レーピン作なのか?
はたまた贋作なのか?
オークション場面もハラハラしたし、サスペンスもそこそこあります。
フィンランドのヘルシンキで美術商を営むオラヴィが15歳の孫のオットーと、一攫千金を夢見て奮闘する姿は、悲しくもみっともない。
だいたいに、一万ユーロの工面が出来ないって、どう言うこと?
たった百二十万円ですよ。
友だち、公的機関、貴重品を売り、挙句に孫のオットーに投資を持ちかけて、
オレオレ詐欺の孫だまし娘だましとは?
(福祉国家フィンランドでは貯蓄はまったく必要ないらしい・・・羨ましいと言えば羨ましいですが、)
でも窃盗の履歴のある問題児のオットーだけど、意外と役に立つし可愛い孫なんですよ。
家族の絆を思い出しただけでも、オラヴィは人生勉強になったと思う。
シングルマザーの娘や孫の方が、よっぽど人生を知っているのね!!
それにしても、だだっ広い店舗に《絵画の山》なのに金目のものが一つも無いって、
オラヴィ爺ちゃん、あまりに目利きでなさ過ぎるよ。
苦い人生だけど、そこはかない人生訓もあって、
《お金より地道に家族を愛せよ!!》
って映画でした。嫌いじゃないです。
本物の絵画だからこその祈りと鎮魂
投稿日
2020/08/26
レビュアー
hinakksk
この映画を観て、なぜか「フランダースの犬」を思い浮かべてしまった。老いた画商と少年画家という違いはあるけれど、志なかばにして夢破れ、宗教画を前に力尽きてしまう。(画商である以上、絵が高く売れなければ成功とは言えないだろう。)人に慰めを与えるはずの美しい絵画が、悲しい物語のモチーフになってしまうことに、すごくやりきれない思いがする。
老画商のオラヴィは、仕事に熱中するあまり、一人娘や孫のオットーと何年間も音信不通になっている。仕事もあまり順調ではなく店仕舞いも考えるほどだ。オットーに補導歴があるため、学校の職業体験の課題を引き受けてくれる場所がなく、困りはてた娘からの突然の電話で、オラヴィはしぶしぶ孫を引き受けることになる。
オラヴィは、オークションの下見会で、作者不明の肖像画に出会い惹きつけられ、本物と確信して、その絵画の出所や真贋をオットーと協力して突きとめていく。オットーは賢く機転も利き、若さゆえの行動力で大いにオラヴィの力になって、大活躍する。母親には内緒で、落札資金の手助けまでしてくれる。わくわくするような絵画再発見の、この過程をもっと前向きに明るく描いたら、ずっと快い映画になったと思うのだけれど、実際は最後まで重く陰鬱な調子が続く。
信頼できる同業者パトゥのおかげで、肖像画が強欲なドゥブロフスキーの手には渡らず、孫オットーに遺されたことは唯一の救いだ。祖父との交流を心の糧に、その思い出を大切にして彼は成長していくことだろう。宗教画であるがこそ、そのレクイエムが、静かに響いてくるような映画だ。
おいぼれジジイのラスト勝負が面白かった
投稿日
2021/10/27
レビュアー
勇光
なんでも鑑定団に出せば一発で解決するのになあ・・っていうお話。
なかなか面白かった。
主人公は小さな画廊を経営する老いぼれジイさん。「アンダーワールド」のビル・ナイかと思ったらちがった。
リーマン・ショック以来、絵を買う人は激減し、今や画廊なんて商売は儲からない。インターネットを駆使して少ない客をかき集め、だれもが知っている名の通った画家の絵をうまく仕入れてやっと儲けが出るという感じなのだろう。が、店の固定電話で商売してるジイさんはガラケーすら使ったことがなく、インターネットなどとは無縁の生きた化石。これではチャンスなどめぐってこない・・・はずだった。
が、オークションに出品される作品の下見に行って、チャンスがめぐってくる。
サインがなくて値段がつかない名画を名画と見抜いた。
販売元の会社の調査不足でその絵の作者は不明とされ、そのままカタログに出されていた。
よさげな絵ではあるが、作者を特定できないので落札価格は大したことにならないのがわかっていた。
ジイさんは勝負に出ようか迷う。
1枚の絵の所有権をめぐってストーリーは二転三転し、家族のことをないがしろにしてきたジイさんのみじめな人生が浮き彫りになる。が、一応、ハッピーエンドになっており、名画のゆくえも収まるべきところにおさまる。
フィンランドってどんなところなのか行ってみたいなと思っていたので、ヘルシンキの街並みやそこで暮らす人たちの雰囲気を垣間見られて楽しかった。
こういう作品好きです
投稿日
2021/06/19
レビュアー
スヌーピー
想像以上に良かったです。オークションで出された絵の謎も気になったし、美術商のおじいさんとその孫や娘さんとの関係最後までドキドキしながら見れました。時間的にもちょうどよくうまくまとまっていたと思います。
ラストの展開は驚いたけど素敵な終わり方で良かったです。
それにしてもオークション主催のオーナーが意地悪くて殴ってやりたくなりました(笑)
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