きっと、またあえる

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大学の受験に失敗して
あんなに勉強したのに合格しないなんて、自分は負け犬だ、とラーガヴは自殺を図る。
一命はとりとめたものの、瀕死の重症で生死を彷徨うなか
彼に生きる気力を何とか与えたいと
父親であるアニは、自分の大学時代の思い出を語り始める。
実は、自分は「負け犬」と呼ばれていたんだ、と。
そして大学時代の悪友たちも、病院に駆けつけて
かわるがわる当時の学生寮でのエピソードを
ラーガヴに語ってきかせるのだ。

大学の寮でバカをやっていたエピソードは、実に幼稚なもので
小学生か？と笑ってしまった。
それでも全力でバカをやっている男子たちが何だか愛おしい。
学生寮同士で競うゼネラル・チャンピオンシップ（ＧＣ）で毎年最下位だった彼らの４Ｈ寮が、
負け犬の汚名返上のためにあらゆる手を使って優勝を目指すのだけど
その手口がまたセコイ（笑）
それでも目標に向かって全力で過ごした日々の話はラーガヴへ生きる力を与えていく。
勝敗は重要ではない、全力で戦うことで人々に勇気と感銘を与えるのだ。
そして、見ている私たちにも
「道を間違えたのなら引き返して進めばいい」ということを教えてくれるのだ。

インド映画には珍しく途中でダンスシーンは入らないが
エンドロールでは出演者全員でのダンスはノリノリで楽しかった。
主演のアニを演じたスシャント・シン・ラージプートは
イケメンでダンスが得意な俳優さんだったとのことだが
この映画の撮影後に首吊り自殺をしたそうだ。
作中では息子に生きる希望とやり直す勇気を与える父親を好演していたのに
残念なことだ。

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インドの映画。ヒンディーと英語のミックス（？）されたセリフが新鮮だ。
受験に失敗してお先真っ暗、死にたくなっている息子を、両親、両親の大学時代の友達が集まって元気づけるストーリー。なんかしょうもないな、と思いながらみはじめた。そのうち、スポーツやチェスの競技大会の思い出話が始まる。これもしょうもない。しかし「しょうもなさ」と「おもろさ」の絶妙なバランス、また競技大会の結末知りたさに、最後までみてしまった。クライマックスはエンドロール。大団円のダンスで、実は元気づけられているのは受験に失敗した息子ではなく、観客ひとりひとりであることに気づかされる。13億5千万のインド人もみんな悩んどるんやな、人として、という共感が生まれる。

大学受験に失敗し、自殺未遂をした息子。
両親は 息子を励ます為、自分たちの学生時代の話をして聞かせます。

そして、それに協力する為に集まってくる 両親の学生時代の友人たち。
皆（大学は一流大学ですが）お馬鹿で、最高の友人たちです。

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笑いあり涙あり（軽い下ネタもあり）、そして友情・恋・家族の絆ありのコメディです。
とてもテンポが良いので、１４２分間 飽きずに観られます。
インド映画で定番のダンスは、エンディングのみ。

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長い

GCのオチが見え透いていたから、スローの映像とかで興醒め
インド映画だから、この程度でもいいのか