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これが長編デビューとなるギリシャの新鋭クリストス・ニク監督が記憶喪失の男性を主人公に贈るSFドラマ。突然記憶喪失になる謎の伝染病が蔓延する世界を舞台に、記憶を失った孤独な主人公が、治療のための回復プログラムによって新たな生活を確立していく姿を、哀愁とユーモアを織り交ぜ、ユニークな世界観で寓話的に描き出していく。主演は「アルプス」のアリス・セルヴェタリス。なお、女優のケイト・ブランシェットが本作に惚れ込んだ末、自らエグゼクティブプロデューサーに名乗りを上げるほど熱烈に支援したことでも大きな注目を集めた。 JAN:4571519912970
製作年: |
2020年 |
---|---|
製作国: |
ギリシャ/ポーランド/スロベニア |
原題: |
MILA/APPLES |
監督: |
クリストス・ニク |
---|---|
製作総指揮: |
ニコス・スムピリリス 、 ケイト・ブランシェット 、 ココ・フランチーニ |
出演: |
アリス・セルヴェタリス 、 ソフィア・ゲオルゴヴァシリ 、 アナ・カレジドゥ 、 アルジョリス・バキルティス 、 アルギリス・バキルジス |
脚本: |
スタヴロス・ラプティス |
音楽: |
ザ・ボーイ |
これが長編デビューとなるギリシャの新鋭クリストス・ニク監督が記憶喪失の男性を主人公に贈るSFドラマ。突然記憶喪失になる謎の伝染病が蔓延する世界を舞台に、記憶を失った孤独な主人公が、治療のための回復プログラムによって新たな生活を確立していく姿を、哀愁とユーモアを織り交ぜ、ユニークな世界観で寓話的に描き出していく。主演は「アルプス」のアリス・セルヴェタリス。なお、女優のケイト・ブランシェットが本作に惚れ込んだ末、自らエグゼクティブプロデューサーに名乗りを上げるほど熱烈に支援したことでも大きな注目を集めた。 JAN:4571519912970
製作年: |
2020年 |
---|---|
製作国: |
ギリシャ/ポーランド/スロベニア |
原題: |
MILA/APPLES |
監督: |
クリストス・ニク |
---|---|
製作総指揮: |
ニコス・スムピリリス 、 ケイト・ブランシェット 、 ココ・フランチーニ |
出演: |
アリス・セルヴェタリス 、 ソフィア・ゲオルゴヴァシリ 、 アナ・カレジドゥ 、 アルジョリス・バキルティス 、 アルギリス・バキルジス |
脚本: |
スタヴロス・ラプティス |
---|---|
音楽: |
ザ・ボーイ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日 | ギリシャ語:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TCED6639 | 2022年10月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
90分
字幕:
日
音声:
ギリシャ語:ドルビーデジタル5.1ch
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記番:
TCED6639
レンタル開始日:
2022年10月05日
在庫枚数
6枚
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
90分 | 日 | ギリシャ語:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TCED6639 | 2022年10月05日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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90分
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日
音声:
ギリシャ語:ドルビーデジタル5.1ch
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TCED6639
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ジャケに書いて↑の文章は、そういうことか!と最後まで観て理解できた。
とはいうものの、冒頭のシーンをぼーっと観ていたので
最初のシーンを見返すことで理解できた次第(;^_^A
冒頭シーンは伏線がたくさん描かれているので、覚えておくといい。
時代設定は謎。
スマホはない。
古めかしいカセットレコーダーにポラロイドカメラというのも
古き時代を感じさせるが、それでもこれは現代なのか?
突然記憶喪失になる謎のウィルスが蔓延しているこの世界で
林檎が大好きな主人公の男性も
バスに乗っていて突然自分が誰だかわからなくなる。
病院に救急搬送されたものの、誰も彼を迎えにくることはなく、孤独な日々は続く。
記憶を失った人のために、記憶を取り戻すのではなく
新しい記憶を作っていくことで新しい自分の生活を取り戻すというプログラムが病院で行われていて
主人公もそのプログラムに参加することに。
アパートの部屋と生活費を病院から与えられ
毎日指示された行動を行い、それをポラロイドカメラで撮影し、アルバムを作っていくのだ。
途中でちょいちょい、あれ?この人、本当は記憶を失っていないんじゃない?と
思わせるシーンが出てくる。(林檎は記憶力低下を防ぐらしい!)
実は彼は、記憶喪失のふりをすることで悲しい記憶を消したかった、ということなんだろう。
それでも、プログラムを進めていくうちに、現実に向き合う勇気が生まれていった
ということなんだろう。
明確な言及はないけれど、死んだ妻のお墓参りに行き、自宅アパートに戻り
部屋を片づけ、そして腐りかけていた林檎の中から食べられる林檎をみつけて
食べることをやめていた林檎をまた食べ始める、というシーンから
静かだけど、彼が生きることを決意したことを思わせる。
余韻の残る秀逸なラストだった。
好みの別れる作品という感じだけど、私は好き。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
記憶を失う病に人々が次々と感染する社会で、この病気で記憶を失った人々に対しては、回復の見込みがないため、新しい自分を作り上げるプログラムが実施されるという設定です。
つまり、記憶を失えば、新たな自分を作り直す機会が与えられるわけです。
プログラムの内容は、住居や生活費が与えられたうえで、カセットテープに吹き込まれた、様々な個人的体験や人との交流に関する課題を順番にこなしてゆき、その証拠をポラロイドカメラで撮影して記録してゆくこと。
主人公は、淡々とプログラムの課題をこなしてゆきますが、やがて与えられる課題に違和感を感じてプログラムから離脱します。課題をこなすためだけに設定された、偽りの人間関係に嫌気がさしたのでしょうか。
そして、亡き妻の墓に参った後、元の自宅に戻ります。
要するに、元々記憶を失くしてなどおらず、そのふりをしていたということですね。
途中にも何度か、主人公が過去の記憶をちゃんと持っていながら、それを隠そうとしていることが示唆されます(犬の名前、住所の番地、流行歌)。
妻を亡くした喪失感から逃れるために、病気にかかったふりをして、記憶喪失者用のプログラムによって、新たな自分を作り上げようとした、ということでしょう。
しかし、それも完遂できずに、結局、亡き妻の記憶と埋めがたい喪失感を抱えて、生きていくしかない。記憶も過去も消すことはできずに、それらを抱えたままで、新たな自分を作れるはずもない。
これらのことがはっきりした形で示されるのは、映画の最後になるので、途中までは、プログラムの内容と、個々の課題をこなしてゆく過程にばかり目が行き、主人公の心情的なものが、全くつかめません。
そのプログラムの内容が、何とも違和感だらけなのは、敢えてなのでしょうか?
クラブで酔っぱらった挙句に、ダンスのうまい相手とトイレでセックスするというのが、ギリシャでは、一人前の人間として、再出発するために必要な課題とみなされるのでしょうか?
山道のドライブが課題と思いきや、実際には、車を木にぶつけて、そこから歩いて帰ることが本当の課題だったり。この辺りは、「笑うところ」なんでしょうかね。
プログラムを先行している女性に出会って、彼女の意志と思った行為が、そのあと自分にも課せられて、プログラムの課題にすぎなかったと気づく。
記憶を失った人たちが、全員同じ課題を経験して、その結果、新たな自分を手に入れたとする人たちで溢れる社会ーーこれって、一種のディストピアですね。
全体的に、寡黙で無表情な主人公の演技など、静的で思わせぶりな雰囲気の映像表現になっていて、カセットテープやポラロイドカメラといったレトロ素材と、回復しない記憶喪失病という近未来SF的な設定の組み合わせなど、興味深い要素も多いのですが、それがあまり活かされているとは思えないです。
ポラロイドの写真も、記録用のアルバムに貼り付けられたものが小さく映されるだけで、アナログ写真の画質感どころか、何が映っているのかもはっきり見えない扱いになっています。
結局、全体がベールで包まれたような表現に終始して、その底流に何らかのテーマを感じさせながらも、ぼやけた感じでもう一つ刺さるものがなく、そのがっかり感が大きかったこともあり、実際に描かれている内容としては、舌足らずで、結構薄っぺらい映画だと感じました。
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ユーザーレビュー:6件
投稿日
2022/10/13
レビュアー
飛べない魔女※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ジャケに書いて↑の文章は、そういうことか!と最後まで観て理解できた。
とはいうものの、冒頭のシーンをぼーっと観ていたので
最初のシーンを見返すことで理解できた次第(;^_^A
冒頭シーンは伏線がたくさん描かれているので、覚えておくといい。
時代設定は謎。
スマホはない。
古めかしいカセットレコーダーにポラロイドカメラというのも
古き時代を感じさせるが、それでもこれは現代なのか?
突然記憶喪失になる謎のウィルスが蔓延しているこの世界で
林檎が大好きな主人公の男性も
バスに乗っていて突然自分が誰だかわからなくなる。
病院に救急搬送されたものの、誰も彼を迎えにくることはなく、孤独な日々は続く。
記憶を失った人のために、記憶を取り戻すのではなく
新しい記憶を作っていくことで新しい自分の生活を取り戻すというプログラムが病院で行われていて
主人公もそのプログラムに参加することに。
アパートの部屋と生活費を病院から与えられ
毎日指示された行動を行い、それをポラロイドカメラで撮影し、アルバムを作っていくのだ。
途中でちょいちょい、あれ?この人、本当は記憶を失っていないんじゃない?と
思わせるシーンが出てくる。(林檎は記憶力低下を防ぐらしい!)
実は彼は、記憶喪失のふりをすることで悲しい記憶を消したかった、ということなんだろう。
それでも、プログラムを進めていくうちに、現実に向き合う勇気が生まれていった
ということなんだろう。
明確な言及はないけれど、死んだ妻のお墓参りに行き、自宅アパートに戻り
部屋を片づけ、そして腐りかけていた林檎の中から食べられる林檎をみつけて
食べることをやめていた林檎をまた食べ始める、というシーンから
静かだけど、彼が生きることを決意したことを思わせる。
余韻の残る秀逸なラストだった。
好みの別れる作品という感じだけど、私は好き。
投稿日
2024/04/11
レビュアー
映画漂浪※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
記憶を失う病に人々が次々と感染する社会で、この病気で記憶を失った人々に対しては、回復の見込みがないため、新しい自分を作り上げるプログラムが実施されるという設定です。
つまり、記憶を失えば、新たな自分を作り直す機会が与えられるわけです。
プログラムの内容は、住居や生活費が与えられたうえで、カセットテープに吹き込まれた、様々な個人的体験や人との交流に関する課題を順番にこなしてゆき、その証拠をポラロイドカメラで撮影して記録してゆくこと。
主人公は、淡々とプログラムの課題をこなしてゆきますが、やがて与えられる課題に違和感を感じてプログラムから離脱します。課題をこなすためだけに設定された、偽りの人間関係に嫌気がさしたのでしょうか。
そして、亡き妻の墓に参った後、元の自宅に戻ります。
要するに、元々記憶を失くしてなどおらず、そのふりをしていたということですね。
途中にも何度か、主人公が過去の記憶をちゃんと持っていながら、それを隠そうとしていることが示唆されます(犬の名前、住所の番地、流行歌)。
妻を亡くした喪失感から逃れるために、病気にかかったふりをして、記憶喪失者用のプログラムによって、新たな自分を作り上げようとした、ということでしょう。
しかし、それも完遂できずに、結局、亡き妻の記憶と埋めがたい喪失感を抱えて、生きていくしかない。記憶も過去も消すことはできずに、それらを抱えたままで、新たな自分を作れるはずもない。
これらのことがはっきりした形で示されるのは、映画の最後になるので、途中までは、プログラムの内容と、個々の課題をこなしてゆく過程にばかり目が行き、主人公の心情的なものが、全くつかめません。
そのプログラムの内容が、何とも違和感だらけなのは、敢えてなのでしょうか?
クラブで酔っぱらった挙句に、ダンスのうまい相手とトイレでセックスするというのが、ギリシャでは、一人前の人間として、再出発するために必要な課題とみなされるのでしょうか?
山道のドライブが課題と思いきや、実際には、車を木にぶつけて、そこから歩いて帰ることが本当の課題だったり。この辺りは、「笑うところ」なんでしょうかね。
プログラムを先行している女性に出会って、彼女の意志と思った行為が、そのあと自分にも課せられて、プログラムの課題にすぎなかったと気づく。
記憶を失った人たちが、全員同じ課題を経験して、その結果、新たな自分を手に入れたとする人たちで溢れる社会ーーこれって、一種のディストピアですね。
全体的に、寡黙で無表情な主人公の演技など、静的で思わせぶりな雰囲気の映像表現になっていて、カセットテープやポラロイドカメラといったレトロ素材と、回復しない記憶喪失病という近未来SF的な設定の組み合わせなど、興味深い要素も多いのですが、それがあまり活かされているとは思えないです。
ポラロイドの写真も、記録用のアルバムに貼り付けられたものが小さく映されるだけで、アナログ写真の画質感どころか、何が映っているのかもはっきり見えない扱いになっています。
結局、全体がベールで包まれたような表現に終始して、その底流に何らかのテーマを感じさせながらも、ぼやけた感じでもう一つ刺さるものがなく、そのがっかり感が大きかったこともあり、実際に描かれている内容としては、舌足らずで、結構薄っぺらい映画だと感じました。
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