マイ・ニューヨーク・ダイアリー / マーガレット・クアリー
マイ・ニューヨーク・ダイアリー
/フィリップ・ファラルドー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(4)
解説・ストーリー
ジョアンナ・ラコフの自伝『サリンジャーと過ごした日々』をマーガレット・クアリー主演で映画化した青春ストーリー。90年代のニューヨークを舞台に、老舗出版エージェンシーでアシスタントとして働き始めた作家志望のヒロインが、理想と現実のギャップに葛藤しながら成長していく姿を瑞々しく綴る。共演はシガーニー・ウィーヴァー。監督は「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドー。90年代のアメリカ。作家を夢見てニューヨークへとやって来たジョアンナ。老舗出版エージェンシーに就職した彼女は、J.D.サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始めることに。そんな彼女に割り振られた仕事は、毎日世界中から大量に届くサリンジャー宛のファンレターを処理することだったが…。 JAN:4532612158238
ジョアンナ・ラコフの自伝『サリンジャーと過ごした日々』をマーガレット・クアリー主演で映画化した青春ストーリー。90年代のニューヨークを舞台に、老舗出版エージェンシーでアシスタントとして働き始めた作家志望のヒロインが、理想と現実のギャップに葛藤しながら成長していく姿を瑞々しく綴る。共演はシガーニー・ウィーヴァー。監督は「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドー。90年代のアメリカ。作家を夢見てニューヨークへとやって来たジョアンナ。老舗出版エージェンシーに就職した彼女は、J.D.サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始めることに。そんな彼女に割り振られた仕事は、毎日世界中から大量に届くサリンジャー宛のファンレターを処理することだったが…。 JAN:4532612158238
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「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ジョアンナ・ラコフの自伝『サリンジャーと過ごした日々』をマーガレット・クアリー主演で映画化した青春ストーリー。90年代のニューヨークを舞台に、老舗出版エージェンシーでアシスタントとして働き始めた作家志望のヒロインが、理想と現実のギャップに葛藤しながら成長していく姿を瑞々しく綴る。共演はシガーニー・ウィーヴァー。監督は「ぼくたちのムッシュ・ラザール」のフィリップ・ファラルドー。90年代のアメリカ。作家を夢見てニューヨークへとやって来たジョアンナ。老舗出版エージェンシーに就職した彼女は、J.D.サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始めることに。そんな彼女に割り振られた仕事は、毎日世界中から大量に届くサリンジャー宛のファンレターを処理することだったが…。 JAN:4532612158238
「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」 の作品情報
「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
マイ・ニューヨーク・ダイアリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
101分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CPDP15913 |
2022年11月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
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0人
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マイ・ニューヨーク・ダイアリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
101分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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CPDP15913 |
2022年11月02日
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在庫枚数 |
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ユーザーレビュー:4件
サリンジャーと巡り会ったニューヨークでの1年間
原作のタイトル(邦題『サリンジャーと過ごした日々』)と映画の原題とは、おそらく同じなのだろうと思うのですが、この映画の邦題から主要なモチーフであるサリンジャーを消してしまったのはなぜだろう。サリンジャーよりもニューヨークの方がお洒落でキャッチ―だと考えたのだろうか。映画自体も何だか淡々としていて、主人公に強いインパクトを感じるわけではないので、案外お似合いの邦題と言えるのかもしれない。
ジョアンナ・ラコフは、ニューヨークで暮らしている友人もいて、休暇で西海岸からニューヨークに遊びに来たのだが、ニューヨークが気に入ってそのまま滞在を続けることにする。主人公はとってもチャーミングな女性なのに、この発端からして状況も彼女の気持ちもよく分からない。新学期が始まるとか、文学研究はもううんざりとか話しているので、西海岸(おそらくバークレー)では学生だったのだろうと推測できるけれど、何をするわけでもなくそのままほったらかし。しかも、もうすでにロンドンで文学の修士号を取得していることになっている。西海岸には同棲していた恋人カールがいるのに、当分戻らないと電話をかけただけで、関係を放置したまま、別れるかどうかもはっきりしない。彼からの手紙も読まない。当然返信もしない。
1995年秋、ジョアンナはまずは仕事と、人材派遣会社に応募して、作家と出版社とを取り次ぐ老舗の文学出版エージェント会社を勧められる。女性の上司マーガレット(シガニー・ウィーバー、適役です)の面接を受け、大した苦労もなくすんなり彼女のアシスタントとして採用される。彼女の上司は、数々の逸話を持つ伝説の作家サリンジャーを長く担当していて、彼をジェリーと呼ぶほど親しい。ジョアンナの主な仕事のひとつは、送られてくる膨大な数のサリンジャー宛のファンレターを読み(読むのには理由がある)、「サリンジャーはファンレターを読みません」という紋切り型の返信をすること。一方、作家志望でもあるジョアンナは、偶然知り合った同じ目標を持つドンと意気投合し、あっさり同棲(!)を始める。
ジョアンナ自身はサリンジャーの作品を読んだこともないのだが、ファンの熱烈な手紙を読むうちに、次第にファンレターを読むことに夢中になり、サリンジャーに対しても興味を抱くようになる。紋切り型の返信に飽き足らず、ファンにきちんとした返事を書きたいと、自分で勝手に考えた文面の返信を出し、トラブルになったりもする。サリンジャーが過去に雑誌に掲載した作品『ハプワース16』を単行本で出版するという企画が持ち上がり、ワシントンでサリンジャーと出版社との契約交渉を見守るという幸運に恵まれたりもする。ファンの手紙に心を打たれたジョアンナは、彼らの手紙が私を変えた、彼らの情熱の源を自分で確かめようと、ついにサリンジャーを読むに至る。
無神経で自分勝手、思いやりのないドンとの生活に苛立ちながら、出版エージェントで奮闘するジョアンナの仕事の日々を描いたお仕事ムービーでもあるのだが、自分の作品が書きたくても仕事に追われてなかなか書けないという彼女の無念さや葛藤が伝わってこないので、作家になりたいという彼女の強い思いはあまり感じられない。彼女のクラシカルなブラウスやスーツ、ワンピースの衣裳はとても素敵なのに、それが物語に自然に溶け込んでいるとは言いがたい。彼女自身の人物像は何だかぼやけていて、むしろ人間的魅力溢れるマーガレットを始めとする会社の同僚たち、マーガレットとダニエルとの深く複雑な関係、自らも作家として作家志望のジョアンナに温かい言葉をかけて励ましてくれるサリンジャー、ニューヨークの仕事を辞めてでも婚約者の転居先にきっぱり移り住むと決意する友人、ジョアンナのためだけにサティの「ジムノペディ」を演奏してくれるどこまでも誠実な元恋人のカール、といった周囲の人々の方が引き立っていて印象に残る映画だった。
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隠遁生活の作家
投稿日:2023/12/12
レビュアー:こうさま
実在の作家でフリージャーナリスト、ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジヤーと過ごした日々」を映画化した作品で、作家志望の若い娘ジョアンナがNYにやって来て都会で自分の居場所を探し出す過程で成長して行く姿を描いている。
NYに来て友達の家に転がり込んだものの、生活の基盤を作って行くために就活、本人は作家志望ではあるがいきなり作家になれるわけでは無い、出版エージェントのアシスタントとして採用され、メインの仕事は有名作家「ライ麦畑でつかまえて」の著者D.J.サリンジャーのファンレター係、つまり彼に当てられた手紙の返信を「本人は手紙を読みません」との定型文で返事を出し、手紙はその後廃棄するとう仕事。
でも彼女はそんな手紙を全部無視するつもりにはなれず、自分で返事してしまうこともあり、上司に見つかってクビになりそうにもなったり。
徐々にNY生活に慣れてくるジョアンナ、作家志望のドンと同棲生活を始めるが、やはり「物を書く」という夢は捨てきれない。
上司マーガレットとのやりとりも単なる上司部下の関係だけではなくどこか信頼感の上に成り立っているところがなかなか良い。
彼女はサリンジャーと顔を合わせることなく電話で話をするが、彼から「ともかく毎日書くことだ」と勧められて実践しているのだが、彼女は未だ彼の作品を読んだことがないというのも面白いところ。
こうしてジョアンナが彼女の「夢」にいろんな経験や人とのふれあいを経て向かって行く様が心に染みる感じがする。
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地味だけど、心地良いお話
地味だけど、心地良い話でした。
ジョアンナを演じるマーガレット・クアリーが、可愛らしくて
みずみずしい演技も良かったです。
西海岸からニューヨークに来た作家志望のジョアンナは
ニューヨークの街に魅せられ、西海岸には戻らず、この地で仕事をみつけることに。
就職したのは作家のエージェント会社。
なんと、かの有名なサリンジャーのエージェントも!
ジョアンナはサリンジャーに送られてくる膨大なファンレターの返信係となるのです。
隠遁生活をしているサリンジャーは、ファンレターは読みません、
もう書かないで、というなんとも味気ない返事をタイプする日々。
ジョアンナは、ファンレターに綴られるサリンジャー作品への熱いファンの思いに
どうしても答えてあげたくなる気持ちは、仕事のルールを逸脱していますが
心を揺さぶられるファンレターが彼女を勇気づけたり、元気をもらったり
ジョアンナにとってはビタミン剤のようになっていくわけですね。
何か大きな事件が起きるわけではないですが(ボスの私生活以外では)
サリンジャー自身というよりも(実際には一度も対面はない)
サリンジャー宛のファンレターが、恋にも本当にやりたいことにも、
一歩引いていたジョアンナを成長させていくという物語。
ラストは爽やかな清涼感があり、なかなか良かったです。
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みんなサリンジャー好きなんだなぁ・・・
投稿日:2023/05/14
レビュアー:Yohey
みんなサリンジャー好きなんだなぁ。そんな感想を抱いた作品でした。NYにやってきた女性が出版エージェント会社に入って色々と・・・女上司はシガニー・ウィーバー。NYだし、プラダを着た悪魔みたいな感じなのかな、と思ったのですが、色々とトラブルはあるものの、全体的にしっとりとした作品。
文系の方々が好きそうな感じの話の展開でして、ドタバタ劇があって楽しい感じには仕上げていなかったです。ですんで、そこまで面白くはない。1990年代のNYの雰囲気は出ておりまして、これはこれでいいのかも知れないけど。
まぁ、結局のところ、この出版エージェントとかいう仕事がいまひとつ何なのかよくわからんまま話が展開していって、わけのわからん作家サリンジャーの実態を掘り下げるわけでもなく終わります。
まぁ、ほわっとした作品ですね。ぼんやり観たらいいんじゃないかなぁ。
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ユーザーレビュー
サリンジャーと巡り会ったニューヨークでの1年間
投稿日
2022/11/09
レビュアー
hinakksk
原作のタイトル(邦題『サリンジャーと過ごした日々』)と映画の原題とは、おそらく同じなのだろうと思うのですが、この映画の邦題から主要なモチーフであるサリンジャーを消してしまったのはなぜだろう。サリンジャーよりもニューヨークの方がお洒落でキャッチ―だと考えたのだろうか。映画自体も何だか淡々としていて、主人公に強いインパクトを感じるわけではないので、案外お似合いの邦題と言えるのかもしれない。
ジョアンナ・ラコフは、ニューヨークで暮らしている友人もいて、休暇で西海岸からニューヨークに遊びに来たのだが、ニューヨークが気に入ってそのまま滞在を続けることにする。主人公はとってもチャーミングな女性なのに、この発端からして状況も彼女の気持ちもよく分からない。新学期が始まるとか、文学研究はもううんざりとか話しているので、西海岸(おそらくバークレー)では学生だったのだろうと推測できるけれど、何をするわけでもなくそのままほったらかし。しかも、もうすでにロンドンで文学の修士号を取得していることになっている。西海岸には同棲していた恋人カールがいるのに、当分戻らないと電話をかけただけで、関係を放置したまま、別れるかどうかもはっきりしない。彼からの手紙も読まない。当然返信もしない。
1995年秋、ジョアンナはまずは仕事と、人材派遣会社に応募して、作家と出版社とを取り次ぐ老舗の文学出版エージェント会社を勧められる。女性の上司マーガレット(シガニー・ウィーバー、適役です)の面接を受け、大した苦労もなくすんなり彼女のアシスタントとして採用される。彼女の上司は、数々の逸話を持つ伝説の作家サリンジャーを長く担当していて、彼をジェリーと呼ぶほど親しい。ジョアンナの主な仕事のひとつは、送られてくる膨大な数のサリンジャー宛のファンレターを読み(読むのには理由がある)、「サリンジャーはファンレターを読みません」という紋切り型の返信をすること。一方、作家志望でもあるジョアンナは、偶然知り合った同じ目標を持つドンと意気投合し、あっさり同棲(!)を始める。
ジョアンナ自身はサリンジャーの作品を読んだこともないのだが、ファンの熱烈な手紙を読むうちに、次第にファンレターを読むことに夢中になり、サリンジャーに対しても興味を抱くようになる。紋切り型の返信に飽き足らず、ファンにきちんとした返事を書きたいと、自分で勝手に考えた文面の返信を出し、トラブルになったりもする。サリンジャーが過去に雑誌に掲載した作品『ハプワース16』を単行本で出版するという企画が持ち上がり、ワシントンでサリンジャーと出版社との契約交渉を見守るという幸運に恵まれたりもする。ファンの手紙に心を打たれたジョアンナは、彼らの手紙が私を変えた、彼らの情熱の源を自分で確かめようと、ついにサリンジャーを読むに至る。
無神経で自分勝手、思いやりのないドンとの生活に苛立ちながら、出版エージェントで奮闘するジョアンナの仕事の日々を描いたお仕事ムービーでもあるのだが、自分の作品が書きたくても仕事に追われてなかなか書けないという彼女の無念さや葛藤が伝わってこないので、作家になりたいという彼女の強い思いはあまり感じられない。彼女のクラシカルなブラウスやスーツ、ワンピースの衣裳はとても素敵なのに、それが物語に自然に溶け込んでいるとは言いがたい。彼女自身の人物像は何だかぼやけていて、むしろ人間的魅力溢れるマーガレットを始めとする会社の同僚たち、マーガレットとダニエルとの深く複雑な関係、自らも作家として作家志望のジョアンナに温かい言葉をかけて励ましてくれるサリンジャー、ニューヨークの仕事を辞めてでも婚約者の転居先にきっぱり移り住むと決意する友人、ジョアンナのためだけにサティの「ジムノペディ」を演奏してくれるどこまでも誠実な元恋人のカール、といった周囲の人々の方が引き立っていて印象に残る映画だった。
隠遁生活の作家
投稿日
2023/12/12
レビュアー
こうさま
実在の作家でフリージャーナリスト、ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジヤーと過ごした日々」を映画化した作品で、作家志望の若い娘ジョアンナがNYにやって来て都会で自分の居場所を探し出す過程で成長して行く姿を描いている。
NYに来て友達の家に転がり込んだものの、生活の基盤を作って行くために就活、本人は作家志望ではあるがいきなり作家になれるわけでは無い、出版エージェントのアシスタントとして採用され、メインの仕事は有名作家「ライ麦畑でつかまえて」の著者D.J.サリンジャーのファンレター係、つまり彼に当てられた手紙の返信を「本人は手紙を読みません」との定型文で返事を出し、手紙はその後廃棄するとう仕事。
でも彼女はそんな手紙を全部無視するつもりにはなれず、自分で返事してしまうこともあり、上司に見つかってクビになりそうにもなったり。
徐々にNY生活に慣れてくるジョアンナ、作家志望のドンと同棲生活を始めるが、やはり「物を書く」という夢は捨てきれない。
上司マーガレットとのやりとりも単なる上司部下の関係だけではなくどこか信頼感の上に成り立っているところがなかなか良い。
彼女はサリンジャーと顔を合わせることなく電話で話をするが、彼から「ともかく毎日書くことだ」と勧められて実践しているのだが、彼女は未だ彼の作品を読んだことがないというのも面白いところ。
こうしてジョアンナが彼女の「夢」にいろんな経験や人とのふれあいを経て向かって行く様が心に染みる感じがする。
地味だけど、心地良いお話
投稿日
2023/02/05
レビュアー
飛べない魔女
地味だけど、心地良い話でした。
ジョアンナを演じるマーガレット・クアリーが、可愛らしくて
みずみずしい演技も良かったです。
西海岸からニューヨークに来た作家志望のジョアンナは
ニューヨークの街に魅せられ、西海岸には戻らず、この地で仕事をみつけることに。
就職したのは作家のエージェント会社。
なんと、かの有名なサリンジャーのエージェントも!
ジョアンナはサリンジャーに送られてくる膨大なファンレターの返信係となるのです。
隠遁生活をしているサリンジャーは、ファンレターは読みません、
もう書かないで、というなんとも味気ない返事をタイプする日々。
ジョアンナは、ファンレターに綴られるサリンジャー作品への熱いファンの思いに
どうしても答えてあげたくなる気持ちは、仕事のルールを逸脱していますが
心を揺さぶられるファンレターが彼女を勇気づけたり、元気をもらったり
ジョアンナにとってはビタミン剤のようになっていくわけですね。
何か大きな事件が起きるわけではないですが(ボスの私生活以外では)
サリンジャー自身というよりも(実際には一度も対面はない)
サリンジャー宛のファンレターが、恋にも本当にやりたいことにも、
一歩引いていたジョアンナを成長させていくという物語。
ラストは爽やかな清涼感があり、なかなか良かったです。
みんなサリンジャー好きなんだなぁ・・・
投稿日
2023/05/14
レビュアー
Yohey
みんなサリンジャー好きなんだなぁ。そんな感想を抱いた作品でした。NYにやってきた女性が出版エージェント会社に入って色々と・・・女上司はシガニー・ウィーバー。NYだし、プラダを着た悪魔みたいな感じなのかな、と思ったのですが、色々とトラブルはあるものの、全体的にしっとりとした作品。
文系の方々が好きそうな感じの話の展開でして、ドタバタ劇があって楽しい感じには仕上げていなかったです。ですんで、そこまで面白くはない。1990年代のNYの雰囲気は出ておりまして、これはこれでいいのかも知れないけど。
まぁ、結局のところ、この出版エージェントとかいう仕事がいまひとつ何なのかよくわからんまま話が展開していって、わけのわからん作家サリンジャーの実態を掘り下げるわけでもなく終わります。
まぁ、ほわっとした作品ですね。ぼんやり観たらいいんじゃないかなぁ。
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