ザ・コントラクター

「ジョン・ウィック」のスタッフが手掛けるアクションという事で、それなりアクションは面白く見映えはするのだが、
アメリカ陸軍をデスってるのかと思うほど、クリス・パインの不幸がすごい。
（言うほど陸軍に詳しくないので先に謝っておきます・・言い過ぎてたらごめん）

アメリカ陸軍の特殊部隊、忍耐力と精神力も必要なエリート部隊だ。
そこで、沢山功績を残した、ジェームズ（クリス・パイン）は、ひざのけがの治療に使った、ステロイドを薬物と認定され、
「名誉除隊にしてあげる、でも退職金も恩給もつかない」と言われ絶句。反論も出来ずにやめさせられた。

妻と幼い息子がいて、家の借金もあるジェームズは、困った困った・・。
高額な報酬を求めて、かつての親友のつてを頼り、危険な民間企業の仕事に参加したとは当然の成り行きだろう。
（そこはアメリカ政府からの依頼で、国防総省の極秘任務を、扱っていた）
しかし、たった一週間のその仕事が、裏切られ、命を狙われ、二度と家族に会えなくなるとは、
お釈迦様も聖徳太子も「まじ、まんじ？」という顔をするのであった。
「意外性」という意味では評価できるシナリオだが、どうも、「訳わからん」ストーリーとなっていて、
確かに「裏の仕事」だから全貌は見せないのはわかるが、客は共感できないのよ。

あれだけ軍で頑張ったクリス・パインがあっけなく見捨てられ、初めて参加した一回の
裏仕事で、二度と家族に会えないとは。あんなに息子を可愛がっていたのに！
突然始まる銃撃戦、敵も味方もわからない（えっ？）（だって味方が殺しに来るんだもん！）
面白いけど腑に落ちない。（私のレビューもわけわかめ？トホホ〜・・）
だがもし深読みするならば、ステロイドごときで除隊にしたのは、その後の就職先も見越して
使い捨て要員にしちゃろうという国防総省の陰謀だったのかとも思います。

とりあえず、銃がバンバン発射され人がバタバタ死んで、ストーリーの抜け殻があちこち落ちてるタイプの作品でした。
一般受けは厳しいかも。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　面白くないというわけではないのだけれど…。途中から、ジェームズが一体どんな理由で、どんな組織に追われているのか説明不足なので、闘っている意味が分からず、アクションのためのアクションとしか思えない。視聴者は（少なくとも私は）、ストーリーの中で迷子になった気分で、訳も分からずハラハラするだけ。あんなに銃が乱射されるのに、ちっともジェームズに当たらないというのも不思議。仲間のマイクは無事アメリカに帰国しているのに、なぜジェームズだけがベルリンに取り残されたあげく、問答無用で執拗に命を狙われるのか？　彼が生きているとどんな不都合があるのだろう？　

　もしジェームズが秘密を知ったせいだとしたら、盗んだのが致死率の高いウィルスではなく、治療用のワクチンであると彼が知ったことを、いつ誰がどうやって突き止めたのだろうか。第一、その秘密はマイクも知っていたのではないだろうか。ジェームズだけが命を狙われる理由は何なのだろう。あんなに執念深い組織から逃れて、最後は案外簡単に帰国できたのも不思議。クレディスイス（最近経営破綻でニュースになった銀行という点では時宜を得ているのかも）の貸金庫に保管されていたワクチンのデータは、最終的に一体どうなったのだろう。あるいは、ジェームズがまだ持っているとすれば、彼はそれをどうするつもりなのだろう？　また、ラストシーンで息子ジャックに呼びかけたのは本当にジェームズなのだろうか。いい加減悲惨な話なのに、こんな思わせぶりなエンディングはやめてほしい。

　ストーリーとどう関わっているのか皆目不明な冒頭の教会シーンを除けば、理不尽にも退職金も恩給も与えられず軍を名誉除隊となり、経済的に困ったジェームズが、特殊部隊で信頼できる盟友だったマイクの働く民間軍事会社の極秘任務を請け負い、ベルリンに行くあたりまでは、丁寧な展開で、軍の無慈悲さに憤り、ジェームズや彼の家族の苦境に共感できる。ところが、それ以降はアクションシーンの連続で緊迫感はあるのだが、最初に述べたように、ストーリーが大雑把で、一体何が起こっているのか推測するしかない。暗闇で手探りしているような感じでスッキリしない。ジェームズと同じ気分を味わうということなのかもしれないけれど…。

　ジェームズと彼の父親、ジェームズと彼の息子ジャック、マイクと医療ケアの必要な彼の息子、といった父と息子の関係は印象的に扱われているけれどそれ以上深まっていないし、兵士を使い捨てにする軍に対する批判は、ラスティのような民間軍事会社の利益優先の非情さによって曖昧となり、恐怖のない未来を子どもたちに残すために科学に献身する、人類の未来のために科学研究を役立てたいというモーシン博士の理想も、タブレットのメッセージにとどまっている。ジェームズがたったひとりで闘い抜いた意味はどこにあるのだろう。

すんごく面白かった。
よくある兵隊募集用映画ではない。
むしろ、兵隊にだけはなるなよ、っていうお話。
厳しい訓練を耐え、何度も死地をくぐりぬけて仲間の命も助け、あいつはベストソルジャーだと皆から言われていたにもかかわらず、上官がこいつは気に入らんとなるとポイと捨てられるのがアメリカの兵隊らしい。で、捨てられた兵隊は民間企業に就職するわけだが、さしたる技能がなければビルの管理人とかオフィスビルの門番ぐらいの仕事しかないらしい。ただ、高い技能があると要人警護の仕事ってのもあるようだ。が、そういうのは大した稼ぎにならないようだ。借金をかかえているようなヤツで、高い技能をもっていると、政府が直接関与できないようなヤバイ仕事をするらしい。ヤバイ橋を渡って標的を殺すとか、発明品を盗むとか・・そういう仕事は儲かるらしいし、そういう仕事にありつけるのは優秀な兵隊らしい。

この映画の主人公はスパイ映画にドヤドヤと出てくる悪の組織の手先たち。ただし、本人は悪玉をやっているとは知らずにいる。
ジェイソン・ボーンは悪玉をやれと言われ、イヤだと言ったら拷問を受け、何も考えずに悪玉をやれるようになったスパイだったが、この映画のクリス・パインは騙されてやらされて殺されそうになる。しかも騙したヤツはジャック・バウアー。
いや〜、とにかく面白かった。

なんだろうな、印象に残らない。てのが正直な気持ちかな。

アメリカって、軍隊てさんざ活躍しても除隊になったら、それも強制的に辞めさせられて退職金も恩給も貰えないの？そんなひどい国なんですか？

で、仕方なく民間の軍事会社に雇われて、要人警護だと言ってたのになぜかスパイさせられて、挙げ句の果てに殺人、警察に追われる…なんでそうなるの？です。

何やら訳のわからんうちに追われてまた殺して、とアクションはそこそこ面白いけど、内容にはしっくりこない。

Uにて770Pは高いよね けど「女神の継承」は880Pなんよ 商売
うまいよね つかデスカス遅れてるからね 流れはとまらんつ

娯楽サスペンス映画のちょい渋い線を狙っているとこのルックの
良さはいい感じよ こゆのクリスパインも製作兼ねてるのね
なんかクリスはヴァンダムみたいなのよ 暗い影ありな

膝の治療の為のステロイドで嫌われてる上官から 除隊処分にされる
かなりのパトリオットで 子供の頃に父親に国旗の刺青を強制され
ている しかしこの父親も子供も結局は国家に見捨てられ 行き着く
ところは傭兵の世界となる まそんな話なので話的には凡庸です

なので生活苦の話が20分も続いて 少しかったるいが 最初の任務
で早くも仲間を失い どうやら医療業界の陰謀があり裏切りに合う
よくある話はしかし各場面を丁寧に撮る事で切り抜けて行くのが
見どころ 悪くないよ 緊張感が途切れない

国家に忠誠など誓っても 碌なことはないよ ばらばらの個人を
束ねるのは国家や国旗では無く 家族を大切にする事って お話し
防衛費を何兆円も増やして 国民は貧乏人ばかりのどっかの国が
なかったけええ