夜、鳥たちが啼く / 山田裕貴
夜、鳥たちが啼く
/城定秀夫
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(6)
解説・ストーリー
佐藤泰志の同名短編を城定秀夫監督が、主演に山田裕貴と松本まりかを迎えて映画化した大人の恋愛ドラマ。鬱屈した日々を送る小説家の男と、離婚して行き場をなくしたシングルマザーの女が、いびつな半同居生活を送る中で繰り広げる不器用な恋愛の行方を描く。売れない小説家の慎一は同棲していた恋人にも去られ、鬱屈した日々を送っていた。そんな中、友人の元妻・裕子が、幼い息子のアキラを連れて引っ越してくることに。離婚で住むところを失った2人に、慎一がそれまで恋人と暮らしていた一軒家を貸してあげることにしたのだった。彼自身は離れのプレハブに移り、母子と慎一の奇妙な半同居生活が始まった。やがて父親の不在を埋め合わせるかのようにアキラは慎一を慕うようになり、いつしか慎一と裕子の距離も少しずつ縮まっていくのだったが…。 JAN:4532640326302
佐藤泰志の同名短編を城定秀夫監督が、主演に山田裕貴と松本まりかを迎えて映画化した大人の恋愛ドラマ。鬱屈した日々を送る小説家の男と、離婚して行き場をなくしたシングルマザーの女が、いびつな半同居生活を送る中で繰り広げる不器用な恋愛の行方を描く。売れない小説家の慎一は同棲していた恋人にも去られ、鬱屈した日々を送っていた。そんな中、友人の元妻・裕子が、幼い息子のアキラを連れて引っ越してくることに。離婚で住むところを失った2人に、慎一がそれまで恋人と暮らしていた一軒家を貸してあげることにしたのだった。彼自身は離れのプレハブに移り、母子と慎一の奇妙な半同居生活が始まった。やがて父親の不在を埋め合わせるかのようにアキラは慎一を慕うようになり、いつしか慎一と裕子の距離も少しずつ縮まっていくのだったが…。 JAN:4532640326302
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「夜、鳥たちが啼く」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
佐藤泰志の同名短編を城定秀夫監督が、主演に山田裕貴と松本まりかを迎えて映画化した大人の恋愛ドラマ。鬱屈した日々を送る小説家の男と、離婚して行き場をなくしたシングルマザーの女が、いびつな半同居生活を送る中で繰り広げる不器用な恋愛の行方を描く。売れない小説家の慎一は同棲していた恋人にも去られ、鬱屈した日々を送っていた。そんな中、友人の元妻・裕子が、幼い息子のアキラを連れて引っ越してくることに。離婚で住むところを失った2人に、慎一がそれまで恋人と暮らしていた一軒家を貸してあげることにしたのだった。彼自身は離れのプレハブに移り、母子と慎一の奇妙な半同居生活が始まった。やがて父親の不在を埋め合わせるかのようにアキラは慎一を慕うようになり、いつしか慎一と裕子の距離も少しずつ縮まっていくのだったが…。 JAN:4532640326302
「夜、鳥たちが啼く」 の作品情報
「夜、鳥たちが啼く」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
夜、鳥たちが啼くの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
KWX2630 |
2023年05月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
夜、鳥たちが啼くの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
|
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
KWX2630 |
2023年05月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:6件
「傷を舐め合う」ようにして付き合う二人
佐藤泰志は芥川賞候補に5度ノミネートされながら、1990年41歳で自殺してしまった作家。
2010年の『海炭市叙景』以降、佐藤泰志原作の映画が次々と公開されている。
直近では「きみの鳥はうたえる」(2018年)、「草の響き」(2021年)が記憶に新しく、
6本目の映画化となったのが、本作「夜、鳥たちが啼く」であるがタイトルで検索しても書籍が出てこなかった。
佐藤泰志の連作短編集『大きなハードルと小さなハードル』(1991年)に収録されている短編のひとつであった。
1989年。(昭和最後の年)。主人公の売れない小説家、慎一(山田裕貴)の家へ裕子(松本まりか)とその子供アキラが引っ越してくる。
慎一は母屋を二人に貸して、自分は仕事部屋にしていたプレハブに住む事にした。裕子は慎一の先輩加藤の別れた奥さんで、顔見知り程度だった。
冷蔵庫と風呂は共用(多分トイレもだよね)。そんなんじゃ、一緒に暮らしてるのと同じ。
どのみち男と女の関係になるだろうと安直に考えるも、そのとおりなのであった。
慎一の付き合っていた彼女(中村ゆりか)が加藤先輩と付き合ったので、裕子は離婚する事になったのだ。
裕子が離婚届の印鑑を押す場に、加藤先輩と一緒に待ってるなんて中村ゆりかもエグい。
勝ち誇った顔する必要ないじゃないか。
だが、中村ゆりかも「書けなくて呻吟する慎一」には苦労させられていた。彼のあまりの嫉妬深さから、勤務先の店長との関係を邪推して
店まで行ってケンカし、小説がうまくいかないからと八つ当たりされては逃げたくもなるだろう。
むさ苦しい髭面で、メガネの奥から狂気がにじみ出る慎一(おそらく佐藤の自画像だろう)を山田裕貴がよく演じていた。
また松本まりかもアニメみたいな声の女優さんだが、細身で不安定な感じが病的で本作に合っていた。(妖怪役よりよほど良い・笑)
城定秀夫監督にかかれば、何気ないエロでも濃厚すぎるエロになるとか。確かにそうだった。
(セクシーシーン早く終わってくれないかと思ってたのに、翌朝またヤリ始める山田、歯は磨いたのかいな?)
この二人の恋愛が上手くゆくかどうかは知らないが、お互いに前より慎重になっている。
過去のキズが心を強くさせたのだろう。明るいトーンで花火を楽しむシーンで終わるが、この翌年、佐藤が自死したと思えば複雑だ。
佐藤泰志は自身が叶わなかった希望を、小説の中の主人公にはせめて、与えたかったのだろうか。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ズルい男
公開時の舞台挨拶の動画を見たら、山田裕貴が「こういう作品をやりたかった」と語っていた。
面白いお話をスムーズに転がしていくキャラとして動くよりも、
登場人物がそこに居てそこに生きている、確かなエモーションを体現したい。
たぶん山田クンはそういう志向の役者なんでしょう。
だから本作のように静かに人が変化していく、人の心の機微といったものが繊細に描れる
物語を紡いでみたかったのだと思う。
で、本作において彼は見事に生きてましたよ。苦悩する作家、慎一として。
原作は佐藤泰志という作家の小説で、自分はこの人のことを全く知らなかった。
芥川賞に5回もノミネートされながら受賞は叶わず41歳で自殺したのだそう。
たぶん、この映画を評価するにはこの作家や城定秀夫監督のことに触れるべきと思うが、
自分の手には余るので放棄します。ブンッ!(←投げた)
もうね、私は、ここんとこユーキダーヤマを見つめ続けてる只のファンなんですよ。
そんな一人のオタクがただただ感想を言います。言わせてください。彼、すごいですから。
(昨日、東京リベンジャーズ2の前編「運命」観てきて荒ぶってるもんでサーセン!)
山田君は売れない小説家。回想シーンに出て来る彼はけっこうイヤな奴です。
恋人の浮気を疑ってタラタラ嫌味言うわ彼女の職場に乗り込んで暴れるわでどうしようもない。
いきなり人を殴っておいて、やり返されたら「ごめんなさい、ごめんなさい」って泣いてんの、
サイコーにカッコ悪いんだけど、この振り幅がスゴイ。上手いよ彼は。ホントに。
でも、知り合いのシングルマザー裕子(松本まりか)に家を貸してあげてる現在は、
距離感ゼツミョーな紳士で誠実そうでめっちゃカッコイイのです。
(↑めっちゃカッコイイ、だけ私情。無精ひげにダサい髪型で冴えない風貌にしてます)
裕子の幼い息子にもさ、気さくに声かけて気遣ってあげて、なんかイイ父親になりそうじゃんって
雰囲気なんですよね。でもたぶん、この男の本質って違うんだと思う。
結局、なるべくしてなったって感じで慎一と裕子は男女の仲になる。
女の方は離婚の痛手を引きずってて警戒しつつも、もしかしたら新しい家庭が作れるかもって
淡い期待を抱いてしまう。
でも、男は終始ヌルッとした態度で「結婚なんて考えてない」的な言葉を平然と口にする。
ズルいよ、ズルいよ、ユーキダーヤマよ、あんた、あんなに情熱的に求めといてさー。
息子ちゃんと川の字に寝て、完全に親子3人の図みたいなキラキラした朝を迎えといてさー。
この一線を越えた2人の、翌日の1日を丹念に描いているのですね、本作は。
ここが見どころです。
山田裕貴の最大の持ち味であるナチュラルさ、まんま、そこに慎一という男性が生きている、
その姿を見ているだけで満たされる、充実したドラマ体験でした。
そして、新しい関係性に入った慎一と裕子がこの先どういう風に進んでいくのか分からないまま、
交わす言葉の一つひとつに2人の温度差が見えたり、逆に確かな結びつきが感じられたりと、
見えている景色がくるくる変わるのが刺激的だった。
とてもいい脚本・・・ってか原作の力なのかなぁ。
思った以上に感情を揺り動かされてしまって、どっと疲れたわい。(←幸福な疲労感)
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ほどほどの幸せ
投稿日:2024/04/04
レビュアー:sweet
あまり期待せずに見たけど良かった。
人生躓いた人たちが(私にいわせればまだまだ若い、可能性のある人たちだけど)少しずつ前を向く物語。
どんな形だっていいじゃない。完璧な幸せなんてないよ。
主役の二人の演技は流石でした。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
濃密な大人の時間
濃密な恋愛。
退廃的な関係。
静かで激しい恋物語。
痛みを感じさせる愛の時間。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
発情期の鳥たち
嫉妬深すぎて女に逃げられてしまい自信をなくした作家志望の男。
もう男に振り回されるのはこりごりというシングルマザー。
男が小さな一軒家を困っているシングルマザーに貸し、自分は離れのプレハブに住む、そういう話であった。
夜中に近所で飼っている鳥たちが啼く。発情期なのだという。
シングルマザーの息子は頼りになる大人の男が欲しいのか、男に懐いていくる。学校で仲間外れにされている息子を誘い、男はハンバーガーをおごった。ママには内緒だと言ったのに、すぐにばれて、二度とあんなことしないでと釘をさされてしまう。
プレハブでこのふたりがキズをなめあうようにセックスをするまでそう時間はかからなかった。
その翌朝、男の方はわりとお気楽に、なるようになるさ、と考えていた。
女の方は慎重だった。拒んでもキスして押し倒せばなんとかなる、そういう男の態度、それに征服されてしまう自分が嫌だった。
ところが数秒後には女は喘ぎながら「シンイチくん、好きにして」と言う、なかなかエロい脚本であった。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「傷を舐め合う」ようにして付き合う二人
投稿日
2023/05/05
レビュアー
くまげらの森
佐藤泰志は芥川賞候補に5度ノミネートされながら、1990年41歳で自殺してしまった作家。
2010年の『海炭市叙景』以降、佐藤泰志原作の映画が次々と公開されている。
直近では「きみの鳥はうたえる」(2018年)、「草の響き」(2021年)が記憶に新しく、
6本目の映画化となったのが、本作「夜、鳥たちが啼く」であるがタイトルで検索しても書籍が出てこなかった。
佐藤泰志の連作短編集『大きなハードルと小さなハードル』(1991年)に収録されている短編のひとつであった。
1989年。(昭和最後の年)。主人公の売れない小説家、慎一(山田裕貴)の家へ裕子(松本まりか)とその子供アキラが引っ越してくる。
慎一は母屋を二人に貸して、自分は仕事部屋にしていたプレハブに住む事にした。裕子は慎一の先輩加藤の別れた奥さんで、顔見知り程度だった。
冷蔵庫と風呂は共用(多分トイレもだよね)。そんなんじゃ、一緒に暮らしてるのと同じ。
どのみち男と女の関係になるだろうと安直に考えるも、そのとおりなのであった。
慎一の付き合っていた彼女(中村ゆりか)が加藤先輩と付き合ったので、裕子は離婚する事になったのだ。
裕子が離婚届の印鑑を押す場に、加藤先輩と一緒に待ってるなんて中村ゆりかもエグい。
勝ち誇った顔する必要ないじゃないか。
だが、中村ゆりかも「書けなくて呻吟する慎一」には苦労させられていた。彼のあまりの嫉妬深さから、勤務先の店長との関係を邪推して
店まで行ってケンカし、小説がうまくいかないからと八つ当たりされては逃げたくもなるだろう。
むさ苦しい髭面で、メガネの奥から狂気がにじみ出る慎一(おそらく佐藤の自画像だろう)を山田裕貴がよく演じていた。
また松本まりかもアニメみたいな声の女優さんだが、細身で不安定な感じが病的で本作に合っていた。(妖怪役よりよほど良い・笑)
城定秀夫監督にかかれば、何気ないエロでも濃厚すぎるエロになるとか。確かにそうだった。
(セクシーシーン早く終わってくれないかと思ってたのに、翌朝またヤリ始める山田、歯は磨いたのかいな?)
この二人の恋愛が上手くゆくかどうかは知らないが、お互いに前より慎重になっている。
過去のキズが心を強くさせたのだろう。明るいトーンで花火を楽しむシーンで終わるが、この翌年、佐藤が自死したと思えば複雑だ。
佐藤泰志は自身が叶わなかった希望を、小説の中の主人公にはせめて、与えたかったのだろうか。
ズルい男
投稿日
2023/07/05
レビュアー
ポッシュ(卒業)
公開時の舞台挨拶の動画を見たら、山田裕貴が「こういう作品をやりたかった」と語っていた。
面白いお話をスムーズに転がしていくキャラとして動くよりも、
登場人物がそこに居てそこに生きている、確かなエモーションを体現したい。
たぶん山田クンはそういう志向の役者なんでしょう。
だから本作のように静かに人が変化していく、人の心の機微といったものが繊細に描れる
物語を紡いでみたかったのだと思う。
で、本作において彼は見事に生きてましたよ。苦悩する作家、慎一として。
原作は佐藤泰志という作家の小説で、自分はこの人のことを全く知らなかった。
芥川賞に5回もノミネートされながら受賞は叶わず41歳で自殺したのだそう。
たぶん、この映画を評価するにはこの作家や城定秀夫監督のことに触れるべきと思うが、
自分の手には余るので放棄します。ブンッ!(←投げた)
もうね、私は、ここんとこユーキダーヤマを見つめ続けてる只のファンなんですよ。
そんな一人のオタクがただただ感想を言います。言わせてください。彼、すごいですから。
(昨日、東京リベンジャーズ2の前編「運命」観てきて荒ぶってるもんでサーセン!)
山田君は売れない小説家。回想シーンに出て来る彼はけっこうイヤな奴です。
恋人の浮気を疑ってタラタラ嫌味言うわ彼女の職場に乗り込んで暴れるわでどうしようもない。
いきなり人を殴っておいて、やり返されたら「ごめんなさい、ごめんなさい」って泣いてんの、
サイコーにカッコ悪いんだけど、この振り幅がスゴイ。上手いよ彼は。ホントに。
でも、知り合いのシングルマザー裕子(松本まりか)に家を貸してあげてる現在は、
距離感ゼツミョーな紳士で誠実そうでめっちゃカッコイイのです。
(↑めっちゃカッコイイ、だけ私情。無精ひげにダサい髪型で冴えない風貌にしてます)
裕子の幼い息子にもさ、気さくに声かけて気遣ってあげて、なんかイイ父親になりそうじゃんって
雰囲気なんですよね。でもたぶん、この男の本質って違うんだと思う。
結局、なるべくしてなったって感じで慎一と裕子は男女の仲になる。
女の方は離婚の痛手を引きずってて警戒しつつも、もしかしたら新しい家庭が作れるかもって
淡い期待を抱いてしまう。
でも、男は終始ヌルッとした態度で「結婚なんて考えてない」的な言葉を平然と口にする。
ズルいよ、ズルいよ、ユーキダーヤマよ、あんた、あんなに情熱的に求めといてさー。
息子ちゃんと川の字に寝て、完全に親子3人の図みたいなキラキラした朝を迎えといてさー。
この一線を越えた2人の、翌日の1日を丹念に描いているのですね、本作は。
ここが見どころです。
山田裕貴の最大の持ち味であるナチュラルさ、まんま、そこに慎一という男性が生きている、
その姿を見ているだけで満たされる、充実したドラマ体験でした。
そして、新しい関係性に入った慎一と裕子がこの先どういう風に進んでいくのか分からないまま、
交わす言葉の一つひとつに2人の温度差が見えたり、逆に確かな結びつきが感じられたりと、
見えている景色がくるくる変わるのが刺激的だった。
とてもいい脚本・・・ってか原作の力なのかなぁ。
思った以上に感情を揺り動かされてしまって、どっと疲れたわい。(←幸福な疲労感)
ほどほどの幸せ
投稿日
2024/04/04
レビュアー
sweet
あまり期待せずに見たけど良かった。
人生躓いた人たちが(私にいわせればまだまだ若い、可能性のある人たちだけど)少しずつ前を向く物語。
どんな形だっていいじゃない。完璧な幸せなんてないよ。
主役の二人の演技は流石でした。
濃密な大人の時間
投稿日
2023/09/09
レビュアー
なゆ(21)デンゲリ
濃密な恋愛。
退廃的な関係。
静かで激しい恋物語。
痛みを感じさせる愛の時間。
発情期の鳥たち
投稿日
2023/07/09
レビュアー
daichan
嫉妬深すぎて女に逃げられてしまい自信をなくした作家志望の男。
もう男に振り回されるのはこりごりというシングルマザー。
男が小さな一軒家を困っているシングルマザーに貸し、自分は離れのプレハブに住む、そういう話であった。
夜中に近所で飼っている鳥たちが啼く。発情期なのだという。
シングルマザーの息子は頼りになる大人の男が欲しいのか、男に懐いていくる。学校で仲間外れにされている息子を誘い、男はハンバーガーをおごった。ママには内緒だと言ったのに、すぐにばれて、二度とあんなことしないでと釘をさされてしまう。
プレハブでこのふたりがキズをなめあうようにセックスをするまでそう時間はかからなかった。
その翌朝、男の方はわりとお気楽に、なるようになるさ、と考えていた。
女の方は慎重だった。拒んでもキスして押し倒せばなんとかなる、そういう男の態度、それに征服されてしまう自分が嫌だった。
ところが数秒後には女は喘ぎながら「シンイチくん、好きにして」と言う、なかなかエロい脚本であった。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
夜、鳥たちが啼く
(C)2022 クロックワークス ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。