街は自衛する / ジーナ・ロロブリジーダ
街は自衛する
/ピエトロ・ジェルミ
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(3)
解説・ストーリー
フェデリコ・フェリーニほかの脚本を『無法者の掟』のピエトロ・ジェルミ監督が映画化。社会から落ちこぼれた様々な生い立ちの4人の男たちが、サッカー競技場に押し入って売上金を強奪する。彼らが次第に追い詰められていく過程が胸を打つ。 JAN:4988182113472
フェデリコ・フェリーニほかの脚本を『無法者の掟』のピエトロ・ジェルミ監督が映画化。社会から落ちこぼれた様々な生い立ちの4人の男たちが、サッカー競技場に押し入って売上金を強奪する。彼らが次第に追い詰められていく過程が胸を打つ。 JAN:4988182113472
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「街は自衛する」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
フェデリコ・フェリーニほかの脚本を『無法者の掟』のピエトロ・ジェルミ監督が映画化。社会から落ちこぼれた様々な生い立ちの4人の男たちが、サッカー競技場に押し入って売上金を強奪する。彼らが次第に追い詰められていく過程が胸を打つ。 JAN:4988182113472
「街は自衛する」 の作品情報
「街は自衛する」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
街は自衛するの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
日 |
伊:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
JVD3447 |
2023年12月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
街は自衛するの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
76分 |
日 |
伊:モノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
JVD3447 |
2023年12月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:3件
76分に凝縮された人間ドラマ
1951年 イタリア映画
原案・脚本:フェデリコ・フェリーニ
監督:ピエトロ・ジェルミ(ヴェネチア国際映画祭 最優秀イタリア映画賞)
これは久し振りの拾い物でした。76分というコンパクトな中に2時間あってもいいくらいの濃厚なドラマが描かれていたと思う。
クレジット紹介のあるオープニングの音楽が不安と恐怖が入り混じった様な雰囲気が漂い、鑑賞意欲をそそられます。モノクロの映像も美しい。
舞台はイタリアのサッカー場が舞台。
白昼堂々と試合中に金庫から売り上げ金15000リラを強奪した4名の男達(ドライバーと実行犯3人)の話で、盗みを描いた娯楽アクションなどではなく、犯行に及んだ後のそれぞれの人間模様を描いている。4名の男達の名前はパオロ(R・バルディーニ)、アルベルト(E・マッジョ)、グイド(P・ミュラー)、ルイジ(F・トッツイ)。
パオロは元サッカー選手で名を馳せたが、片足を負傷してしまい、今は見る影もない。
このパオロの恋人にダニエラという役名でジーナ・ロロブリジータが出演している。多分24歳位。パオロが窃盗を犯したことを知り、密かにラジオのボリュームをあげて警察に通報しようとするあたりはサスペンスでスリリングな展開です。
アルベルトは小心者の青年で、盗んだものの、怖くなり紙幣の入ったバッグを公園の池に捨ててしまうが、それを知ったパオロがバッグを池から引き上げて濡れた紙幣を流出させてしまうのだ。
グイドは落ちぶれた画家で、4人の中では首謀的な存在。如何にも”頑固なじいさん風”だが、過去に肖像画のモデルとなった婦人の回想シーンなどもあり、婦人の肖像画やデッサンの腕前は見事だった。ルイジは唯一、妻子持ちで生活苦から犯行に及んだ。家族共々路線電車を使って街を出る決意をするが、電車内で切符を買う際、車掌に怪しまれてしまう。
このルイジの妻を演じたコゼッタ・グレコはジーナ・ロロブリジータとはまた違う美しさがモノクロ映像によく映える。親の都合で、振り回されるルイジの娘を演じた子も健気で何とも可愛い。それ故辛くなる・・
ラストはアルベルトの寡黙な父親の表情と母親の熱演に胸を打たれた。
たった一度の過ちが人生を台無しにしてしまうという、どの時代にも起こり得る警告に思えた。若い世代にも観て欲しい作品です。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
イタリアン・フィルム・ノワールの香り
投稿日:2024/03/23
レビュアー:趣味は洋画
街は自衛する (1951年・イタリア、モノクロ、76分)
「かつ」さんのご紹介レビューでの鑑賞。
さすがジュネス企画さん、クラシック映画のご専門だけあって、ハズレがないですね。
しかもモノクロのイタリア映画で、なかなか観れない作品、至福の76分間でした。
サッカー試合の行われている或るスタジアムで、四人組の強盗団が売上の入場料を強奪する事件が起った。四人組はパオロ(レナート・バルディーニ)、ルイジ(ファウスト・トッツィ)、グイド(ポール・ミュラー)、アルベルト(エンツォ・マッジョ・Jr)である。警察はその手口からプロの仕業ではなく、初犯素人の犯行と断定した。元サッカー選手のパオロは、足の怪我で選手生活を絶たれ、元恋人のダニエラ(ジーナ・ロロブリジーダ)を金でよりを戻そうと犯行に加わっていた。だが彼女は、あまりの大金に恐れをなし、パオロを拒絶し非難する。労働者のルイジは、妻のリーナ(コセッタ・グレコ)と娘サンドリーナのために犯行に及び、パオロから強奪した金の一部を受取ることが出来た。その金で家族3人、田舎に脱出しようと試みるが、トラムに乗車した際、車掌(アメデオ・トリリ)から、チケット購入のために渡した紙幣が濡れているのを咎められる。果たして四人組に、どのような運命が待ち受けているのか...。
鑑賞を決めた理由のひとつに、スタッフ陣(作り手側)の名前が挙げられます。
監督が「鉄道員」(56年)のピエトロ・ジェルミであるほか、脚本にはピエトロ・ジェルミに加えてフェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリといった錚々たる名前があったのです。
トゥリオ・ピネッリは馴染みのない方もおられるかもしれませんが、「道」(54年)、「崖」(55年)、「カビリアの夜」(57年)、「8.1/2」(63年)などの作品で、監督を務めたフェリーニと共に、脚本を手掛けています。
撮影は「自転車泥棒」(48年)のカルロ・モントゥオーリ、音楽は「鉄道員」(56年)、「刑事」(59年)でピエトロ・ジェルミと組んだカルロ・ルスティケリです。
ジーナ・ロロブリジーダのグラマラスなルックスも目の保養にはいいのですが、個人的には、本編中で肖像画のモデルとなったタマラ・リーズの突き刺すような目力に圧倒されました。日本の着物を模した和装姿もよく似合っていたと思います。
邦題の意味合いにも注目していましたが、さすがに観終えて納得しました。
勿論、程よいスリルとサスペンスもうまく融合されています。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
街も人も、あらゆる欲望を飲み込んで肥大化する
投稿日:2024/03/05
レビュアー:スーさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
BGMが素晴らしい。遠近法がバッチリ効いた名画みたいでした。
女性陣も影のある色気があって、良い。
スタインベックのパールという小説を思い出した。
偶然手にした、幸運のせいで、一番大事なものを失う。
70分台で、この密度。少年が生き延びて良かった。
最近の闇バイト系を連想してしまう。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
76分に凝縮された人間ドラマ
投稿日
2024/03/07
レビュアー
かつ
1951年 イタリア映画
原案・脚本:フェデリコ・フェリーニ
監督:ピエトロ・ジェルミ(ヴェネチア国際映画祭 最優秀イタリア映画賞)
これは久し振りの拾い物でした。76分というコンパクトな中に2時間あってもいいくらいの濃厚なドラマが描かれていたと思う。
クレジット紹介のあるオープニングの音楽が不安と恐怖が入り混じった様な雰囲気が漂い、鑑賞意欲をそそられます。モノクロの映像も美しい。
舞台はイタリアのサッカー場が舞台。
白昼堂々と試合中に金庫から売り上げ金15000リラを強奪した4名の男達(ドライバーと実行犯3人)の話で、盗みを描いた娯楽アクションなどではなく、犯行に及んだ後のそれぞれの人間模様を描いている。4名の男達の名前はパオロ(R・バルディーニ)、アルベルト(E・マッジョ)、グイド(P・ミュラー)、ルイジ(F・トッツイ)。
パオロは元サッカー選手で名を馳せたが、片足を負傷してしまい、今は見る影もない。
このパオロの恋人にダニエラという役名でジーナ・ロロブリジータが出演している。多分24歳位。パオロが窃盗を犯したことを知り、密かにラジオのボリュームをあげて警察に通報しようとするあたりはサスペンスでスリリングな展開です。
アルベルトは小心者の青年で、盗んだものの、怖くなり紙幣の入ったバッグを公園の池に捨ててしまうが、それを知ったパオロがバッグを池から引き上げて濡れた紙幣を流出させてしまうのだ。
グイドは落ちぶれた画家で、4人の中では首謀的な存在。如何にも”頑固なじいさん風”だが、過去に肖像画のモデルとなった婦人の回想シーンなどもあり、婦人の肖像画やデッサンの腕前は見事だった。ルイジは唯一、妻子持ちで生活苦から犯行に及んだ。家族共々路線電車を使って街を出る決意をするが、電車内で切符を買う際、車掌に怪しまれてしまう。
このルイジの妻を演じたコゼッタ・グレコはジーナ・ロロブリジータとはまた違う美しさがモノクロ映像によく映える。親の都合で、振り回されるルイジの娘を演じた子も健気で何とも可愛い。それ故辛くなる・・
ラストはアルベルトの寡黙な父親の表情と母親の熱演に胸を打たれた。
たった一度の過ちが人生を台無しにしてしまうという、どの時代にも起こり得る警告に思えた。若い世代にも観て欲しい作品です。
イタリアン・フィルム・ノワールの香り
投稿日
2024/03/23
レビュアー
趣味は洋画
街は自衛する (1951年・イタリア、モノクロ、76分)
「かつ」さんのご紹介レビューでの鑑賞。
さすがジュネス企画さん、クラシック映画のご専門だけあって、ハズレがないですね。
しかもモノクロのイタリア映画で、なかなか観れない作品、至福の76分間でした。
サッカー試合の行われている或るスタジアムで、四人組の強盗団が売上の入場料を強奪する事件が起った。四人組はパオロ(レナート・バルディーニ)、ルイジ(ファウスト・トッツィ)、グイド(ポール・ミュラー)、アルベルト(エンツォ・マッジョ・Jr)である。警察はその手口からプロの仕業ではなく、初犯素人の犯行と断定した。元サッカー選手のパオロは、足の怪我で選手生活を絶たれ、元恋人のダニエラ(ジーナ・ロロブリジーダ)を金でよりを戻そうと犯行に加わっていた。だが彼女は、あまりの大金に恐れをなし、パオロを拒絶し非難する。労働者のルイジは、妻のリーナ(コセッタ・グレコ)と娘サンドリーナのために犯行に及び、パオロから強奪した金の一部を受取ることが出来た。その金で家族3人、田舎に脱出しようと試みるが、トラムに乗車した際、車掌(アメデオ・トリリ)から、チケット購入のために渡した紙幣が濡れているのを咎められる。果たして四人組に、どのような運命が待ち受けているのか...。
鑑賞を決めた理由のひとつに、スタッフ陣(作り手側)の名前が挙げられます。
監督が「鉄道員」(56年)のピエトロ・ジェルミであるほか、脚本にはピエトロ・ジェルミに加えてフェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリといった錚々たる名前があったのです。
トゥリオ・ピネッリは馴染みのない方もおられるかもしれませんが、「道」(54年)、「崖」(55年)、「カビリアの夜」(57年)、「8.1/2」(63年)などの作品で、監督を務めたフェリーニと共に、脚本を手掛けています。
撮影は「自転車泥棒」(48年)のカルロ・モントゥオーリ、音楽は「鉄道員」(56年)、「刑事」(59年)でピエトロ・ジェルミと組んだカルロ・ルスティケリです。
ジーナ・ロロブリジーダのグラマラスなルックスも目の保養にはいいのですが、個人的には、本編中で肖像画のモデルとなったタマラ・リーズの突き刺すような目力に圧倒されました。日本の着物を模した和装姿もよく似合っていたと思います。
邦題の意味合いにも注目していましたが、さすがに観終えて納得しました。
勿論、程よいスリルとサスペンスもうまく融合されています。
街も人も、あらゆる欲望を飲み込んで肥大化する
投稿日
2024/03/05
レビュアー
スーさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
BGMが素晴らしい。遠近法がバッチリ効いた名画みたいでした。
女性陣も影のある色気があって、良い。
スタインベックのパールという小説を思い出した。
偶然手にした、幸運のせいで、一番大事なものを失う。
70分台で、この密度。少年が生き延びて良かった。
最近の闇バイト系を連想してしまう。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
街は自衛する