怪物の木こり

（2023年製作・日本）三池崇史監督。原作は倉井眉介の同名小説。
久々に、三池監督らしい血がぶしゃああああああ！と流れる冒頭（つかみ）であった。
絵本、孤児院、脳チップ・・サイコパスらの話であるが、『人間の共感性』などもテーマであり、あえてシニカルな結末も余韻があり、
非常に面白い作品だった。

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弁護士の二宮彰（亀梨和也）は、ある日暴漢に襲われ、頭蓋骨骨折し手術を受ける。
その時、「脳にあるチップは何か」と執刀医に尋ねられるが、自分にはまったく心当たりがなかった。
実は二宮はサイコパスであり、友人の染谷将太（この人もサイコパス）とともに殺人を
何回か繰り返していた。

一方、警察では度々起きる猟奇殺人（殺害されて脳を持ち去られるという事件）の、
動機を求めて、被害者たちの共通点に頭を悩ませる。
プロファイラーの菜々緒を中心に捜査が進むうちにわかった事とは・・。

「頭蓋骨骨折するほど殴られたなら、埋め込まれた脳チップに何かあっても不思議じゃない」と、染谷に言われた亀梨。
たしかに亀梨はこのところ感情面に混乱が起きていた。
脳チップが原因なのだろうか。

亀梨さんの色気ある悩みぶりや、婚約者の吉岡里帆と孤児院に行って泣いちゃうナイーヴさが良かったです。
私的には、利用されるだけ利用された吉岡里帆が、最後の一撃をかますシーンは溜飲が下がった。
30年前のある優秀な夫婦のエゴイズムが、現在の幾多の不幸を招いていると思うと悲しいのであるが、
作品としては面白い話になっているので堪能したい。

亀梨和也主演「怪物の木こり」を見ました。
共演染谷将太、菜々緒、吉岡里帆、中村獅童、渋川清彦などなどです。
監督は三池崇史です。まあ、久々の三池監督ですから見に行ったんですけどね。

凶器の斧で脳を奪い去る連続殺人事件。
次に狙われたのは、弁護士二宮彰。ところがこの二宮は、目的のために手段を択ばないサイコパスだった。。
連続殺人鬼を追うプロファイラー戸城と暴力刑事、乾。

実は３０年以上前の連続殺人がかかわっている可能性が出てきて。。


とまあ、予告編から連続殺人鬼ＶＳサイコパスを宣伝文句にしてました。

推理的には面白かったんですが、ちょっと説明的になりすぎたかな？

途中で殺人犯のミスリードもあって、急に現れるから、うぉぉ、、とドキッとしたりしました。

キャストもよくて、死んだ魚の目の染谷将太のサイコパスもよかったし（コレコレ
渋川清彦のやべー刑事もよかった。
菜々緒もハンサムだしね〜。私結構、菜々緒ちゃん、好き。

作品的には、やばいっす（笑　PG12だったかな

でも、三池監督にしては、おとなしかったかな（笑
コンプライアンス？映画で？（コレコレ

もっと亀梨君のサイコっぷりが見たかった。ポスターを特典でもらったのに（先着〇名様かな？

原作未読ですが、ちょっと読みたくなりました。

次は亀梨君が独立かなぁ。。カツゥーンがあるから無理かな。。

犯人誰かな？と思ってみてください。でも心臓の弱い人はやめましょう。

サイコパスって、社会生活に支障が出るぐらい異常な性格を持つ人。山道のカーブを急ハンドルで曲がり切ったら、人が立っていた。車が、猛スピードで走ってくるのを知っているのに、道に立つことが出来る人は、まさに、サイコパスですね。

そんな中、頭を斧で叩き割り、脳みそを取り出す「脳泥棒」が発生。プロファイラーの菜々緒が、被害者の共通点を探し出す。被害者達に共通点はあるのか？ 犯人の目的は？ 脳チップとは？
予想外の展開で、楽しく見ることが出来ました。

このタイトルとジャケじゃ 三池崇史じゃなきゃ見る気しないよね

しかし冒頭から 画質は悪いし 三池調も飽きたか どうも面白くない
連続殺人鬼やらサイコパスがいて それなりの仰山な題材ながら
なんつかテーマの脳内チップたら それのあまりの馬鹿馬鹿しさに
興味が失せて行くんだよね 話の筋が推理物になっちょるので
少しはついて行くも その謎解明が 如何にもな現代軽薄ミステリー
のそれでつまらんのよ 結末には失笑 何じゃそりゃとなる しかし
この馬鹿みたいな物語を 生き生きと描いてくれたのが 昔の三池
崇史なのであったのだが それがすっかり色褪せた姿を晒している
ってのがこの映画ね

主人公の亀君は 貴公子然としたサイコパスなのだが それなら
同じく チョーバカバカしいお話の韓国映画「貴公子」の方が
断然面白いのですよ 三池崇史風 躍動する生々しい映画の醍醐味は
今や 普通の韓国映画にその座を開け渡してしまったのですね

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…が印象的w

んー、期待ハズレな作品でした。とにかく亀梨っていつまで経っても役者として成長しないなー。相変わらず棒読み。
なんか「おれカッコいいだろ」的な空気MAXでキムタクと被る。
そのせいか作品自体のせいかほとんど感情移入できず。
亀梨より染谷将太の方が怖かったし。

なんかもう「怖いサイコパス作品を作るぞー」「猟奇殺人のすごいやつ出来た」感が溢れるだけの自己満作品。
構成もちんたらちんたらしてて軸がグラグラだしなー。
キーパーソンな筈の怪物の存在も薄すぎだし、ちょい読解力のある人ならすぐ怪物の正体に気付く。
怪物に焦点を当てたいのか亀梨が主軸なのかどっちつかず。
脳チップの脅威もいまいち伝わってこない。
まーそれは亀梨の演技力のせいか。
亀梨と染谷の役を逆にした方がよかったんじゃないかなー。

最初から最後までなんとなく観る感じで終了w
多分作品自体は面白いんだよ。完全なミスキャスト。
亀梨ファンなら盛り上がる作品でした。




おすすめ度 40％