最近、どうも自分の思い入れを過剰に表現して引かれることも多いさっちゃんです。
　閑話休題、サイモン＆ガーファンクルの歌を初めて聴いたのは確か「コンドルは飛んでゆく」だったと記憶しています。小学生のとき、ラジオで訳詩の朗読と併せて歌を紹介していて「不思議な歌詞だなぁ。」と思ったものです。原曲はアンデス地方のフォルクローレというのはかなり後になって知りました。歌詞もそうでしたが、彼らの澄みきった歌声が耳に残っていました。
　偶然、同じクラスの友人がファンで、「明日に架ける橋」や「スカボロ・フェアー」を教えてくれて、すっかりハマってしまいました。彼がギターを弾いていたので歌を覚えようとしましたが、結構、早口のところがあったり、自分の歌唱力のなさにめげておりました。
　その後、デュオの解散もあり聴いていなかった時期もありましたが、最近、改めて聴いて素晴らしさを再認識しました。私は先に挙げたポピュラーなナンバーももちろん好きですが、このアルバムの中では、ちょっとトンガッた「アイ・アム・ア・ロック」や「ボクサー」など都会の孤独が感じられる歌とか「早く家に帰りたい」の望郷の念を歌った歌も好きです。初めて聴く方にも彼らの代表的な曲を網羅しているので向いているんじゃないかと思います。繊細で豊かな歌声はお勧めです。

小学生のときに親のレコードを聴いて歌詞は英語で分からなかったがその澄んだ歌声に感動し、それからずっと暇さえあれば聴いていた。アルバムの名は忘れてしまったけど曲目はほとんどこのアルバムに収録されているのでベスト版だったんですね。いい音楽は年代関係なくずっと聴き続けられていくもの。ガチャガチャした音楽が好きで聴いているがホっとしたいとき、懐かしさを感じながらリラックスできる音楽を大切にしていきたい。スカボローフェアが好き。