ザ・ドライバー / ライアン・オニール
ザ・ドライバー
/ウォルター・ヒル
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全体の平均評価点: (5点満点)
(18)
解説・ストーリー
犯罪者の逃亡を助ける凄腕の“ドライバー”(R・オニール)と、それを執拗に追い続ける“ディテクティブ”(B・ダーン)。そこへ現れるミステリアスな美女“プレイヤー”(I・アジャーニ)。夜のロスアンゼルスを舞台に」・ヒルがスタイリッシュな映像美でまとめあげたフィルム・ノワール調アクションの快作。
犯罪者の逃亡を助ける凄腕の“ドライバー”(R・オニール)と、それを執拗に追い続ける“ディテクティブ”(B・ダーン)。そこへ現れるミステリアスな美女“プレイヤー”(I・アジャーニ)。夜のロスアンゼルスを舞台に」・ヒルがスタイリッシュな映像美でまとめあげたフィルム・ノワール調アクションの快作。
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「ザ・ドライバー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
犯罪者の逃亡を助ける凄腕の“ドライバー”(R・オニール)と、それを執拗に追い続ける“ディテクティブ”(B・ダーン)。そこへ現れるミステリアスな美女“プレイヤー”(I・アジャーニ)。夜のロスアンゼルスを舞台に」・ヒルがスタイリッシュな映像美でまとめあげたフィルム・ノワール調アクションの快作。
「ザ・ドライバー」 の作品情報
「ザ・ドライバー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ザ・ドライバーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
日本語 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PIBR1129 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
0人
|
0人
|
ザ・ドライバーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
日本語 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PIBR1129 |
2002年10月31日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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13枚
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ユーザーレビュー:18件
度肝を抜かれるカーチェイス
投稿日:2020/10/14
レビュアー:趣味は洋画
ザ・ドライバー(1978年・アメリカ、カラー、91分)
冒頭から凄まじいカー・アクションが展開され、これはもう画面にくぎ付け状態です。
まるで、こういう映画は最初に観客の度肝を抜く必要があるかのようです。
複数のレビュアーさんが述べられているとおり、この映画には固有名詞(役名)がありません。
ドライバー(プロの逃がし屋):ライアン・オニール
ディテクティヴ(刑事) :ブルース・ダーン
プレイヤー(賭博師) :イザベル・アジャーニ
コネクション(連絡屋) :ロニー・ブレイクリー
ほかにも強盗役のグラス(眼鏡)やティース(歯)、或いは刑事役もレッドとかゴールドといった名前が誂えられています。ウォルター・ヒル監督のこだわりが感じられます。
ロサンゼルス。プロの逃がし者 ‘ドライバー’ は、賭博場から売上金を強奪して逃げてきた覆面の男2人を待機していた車に乗せると、瞬時に走り去った。その様子を後方から目撃していた女がいた。‘プレイヤー’ である。並外れた運転技術をもつドライバーは、追跡するパトカーを何台も振り切って仕事を終えると、依頼主から報酬を受け取って消え去った。ドライバー逮捕に執念を燃やす ‘ディテクティヴ’ は、部下の刑事レッド(マット・クラーク)とゴールド(フェリス・オーランディ)と共に鋭意捜査を展開、目撃者の面通しを行うが、プレイヤーはドライバーを観て、なぜか ‘別人だ’ と偽証する。そこでディテクティヴは、襲撃犯の1人グラス(ジョセフ・ウォルシュ)を丸め込み、ドライバーに罠を仕掛けるが....
ライアン・オニール(1941.04.20〜)も、ブルース・ダーン(1936.06.04〜)も、この頃が俳優として絶頂期の頃ではなかったかと推測します。
ライアン・オニールは73年「ペーパー・ムーン」、75年「バリー・リンドン」の主役を経て、77年「遠すぎた橋」に続く出演でした。猛追するパトカーをかわす運転中は表情ひとつ変えず、「仕事」以外には何の興味も持たない孤高の男を演じきっています。
対するブルース・ダーンは性格俳優として知られ、60年代の西部劇から70年代のアクション映画に数多く出演、本作と同年の「帰郷」ではシリアスな演技で注目されました。
本作ではドライバーの取り調べの途中、いきなり熱いコーヒーをドライバーの手に浴びせかけるシーンがあります。対抗心剥き出しです。
ドライバーは逃げ切れるのか、ディテクティヴに逮捕されるのか...全編に渡って繰り広げられるカー・アクションの凄まじさと共に、2人の駆け引きが見どころ一つとなっています。
それにしてもウォルター・ヒル監督は男くさく骨っぽい映画を撮らせたら抜群です。
彼のデビュー作にして傑作の「ストリート・ファイター」におけるチャールズ・ブロンソンに圧倒され、ジェームズ・コバーンとのコンビぶりも最高でした。「48時間」や「レッドブル」、「ジョニー・ハンサム」...みな面白かった。「エイリアン」シリーズをはじめとする作品で、脚本やプロデュースでも才能を如何なく発揮している映画人、もう ‘殿堂入りもの’ ですね。
本作に付随されているメイキングでは、オープニング・シーンの別バージョンがありました。
コネクションがプレイヤーに会うシーンからスタートです。
短いですが、こちらのほうがしっくりする印象です。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
恰好いいんだけどね
投稿日:2010/03/21
レビュアー:さっちゃん
ウォルター・ヒル監督の作品であります。レヴュアーの推測ですが、本作は登場人物の名前を全て役割で通すという一点で勝負したと思えるところがあります。
まず、主演のライアン・オニールが”ドライバー”、いつも彼が犯罪者を逃亡させるのに業を煮やして、手段を選ばず捕らえようとする刑事が”ディテクティブ”、ふとした偶然から”ドライバー”に関わることになった女性ギャンブラーが”プレイヤー”という具合で、その他に主要登場人物に関わるキャラクターも”ティース(歯)”とか”グラス(眼鏡)”とか呼ばれており、一人も劇中で固有名詞を呼ばれないというのが本作の特徴になっています。
これは作品全体にクールな印象を持たせることが狙いだったのではないかと思われます。実際、”ドライバー”が感情を見せない、自分の決めた規則を守らない相手とは契約しない一匹狼で、夜の場面が多いこととも相俟って、その狙いは成功していると感じました。
一方、”ドライバー”を追いかける”ディテクティブ”ですが、こちらは逆に熱いというか”ドライバー”憎しの感情が先走って、刑事のくせに”ドライバー”逮捕に使えそうだとなると、凶悪な強盗も放免してしまうというとんでもない悪徳警官であります。演じているのが以前、『サイレント・ランニング』で主演を務めたブルース・ダーンで、この人は何かにとり憑かれるような演技をやらせたら抜群にうまい人で、本作でも鬼気迫る演技を見せてくれます。
さて、紹介に困るのが”プレイヤー”に扮するイザベル・アジャーニですが、本当に美人です。でも、本作では仕所がないというか、何だか偶然、知り合った”ドライバー”にふらふら追いていって危険な目に遭うだけの、お嬢さん、ちょっとアブナイんじゃないの?という、よく分からない役所です。
恰好いい画に対して突っ込みどころが多いのが脚本で、犯罪者を逃走させる商売なんだから、派手に突っ走るだけでなく、場合によっては、もう少し目立たないように走った方がいいんじゃないのと思うし、どうも登場人物の行動が行き当たりばったりに過ぎるような気がしないでもないのです。
まぁ、多分、見ている間はそこまで気にならないと思います。映像的には恰好いいし、最後までクールに見せる演出も効果を上げており、面白い作品に仕上がっています。あと、”ドライバー”がラストの対決で持ち出す拳銃で、監督の西部劇好きが顔を覗かせています。
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最近の派手なだけのカーアクションよりはよいが全体的に暗い作品
面白さ:★★★☆☆
対象年齢:高校生以上(字幕ですし、人が殺される場面が割とあるので)
食事中に見られるか:無理ではないけど、お勧めはしません
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タイムスリップ
ライアンオニール カッコいい!!夜の場面が似合うイザベルアジャーニ!!カーチェイスの場面で横Gに振られるアジャーニの表情が又いいのです。初めて見たのは大学生のとき。ただの車が主役の映画(××スピードとか・・etc)とは違い独特の世界に引き込まれます。
懐かしさからつい見てしまったのですが、あの時の、あの時代の自分を思い出しました。4半世紀を過ぎてしまいましたが、いまだ見ていない人には薦められる一つです。
俺もおやじになったなぁ〜。
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ライアン・オニールの魅力
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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繊細で甘いマスクという今までの概念をうち破り、ニヒルでクールな役どころを演じて見事。駐車場でロールス・ロイスを丹念に壊していくシーンには、公開当時鳥肌がたった覚えがある。ウォルター・ヒル会心の一作。イザベル・アジャーニは鳴り物入りで起用したはずだけど、精彩を欠いているような気もするが。
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ユーザーレビュー
度肝を抜かれるカーチェイス
投稿日
2020/10/14
レビュアー
趣味は洋画
ザ・ドライバー(1978年・アメリカ、カラー、91分)
冒頭から凄まじいカー・アクションが展開され、これはもう画面にくぎ付け状態です。
まるで、こういう映画は最初に観客の度肝を抜く必要があるかのようです。
複数のレビュアーさんが述べられているとおり、この映画には固有名詞(役名)がありません。
ドライバー(プロの逃がし屋):ライアン・オニール
ディテクティヴ(刑事) :ブルース・ダーン
プレイヤー(賭博師) :イザベル・アジャーニ
コネクション(連絡屋) :ロニー・ブレイクリー
ほかにも強盗役のグラス(眼鏡)やティース(歯)、或いは刑事役もレッドとかゴールドといった名前が誂えられています。ウォルター・ヒル監督のこだわりが感じられます。
ロサンゼルス。プロの逃がし者 ‘ドライバー’ は、賭博場から売上金を強奪して逃げてきた覆面の男2人を待機していた車に乗せると、瞬時に走り去った。その様子を後方から目撃していた女がいた。‘プレイヤー’ である。並外れた運転技術をもつドライバーは、追跡するパトカーを何台も振り切って仕事を終えると、依頼主から報酬を受け取って消え去った。ドライバー逮捕に執念を燃やす ‘ディテクティヴ’ は、部下の刑事レッド(マット・クラーク)とゴールド(フェリス・オーランディ)と共に鋭意捜査を展開、目撃者の面通しを行うが、プレイヤーはドライバーを観て、なぜか ‘別人だ’ と偽証する。そこでディテクティヴは、襲撃犯の1人グラス(ジョセフ・ウォルシュ)を丸め込み、ドライバーに罠を仕掛けるが....
ライアン・オニール(1941.04.20〜)も、ブルース・ダーン(1936.06.04〜)も、この頃が俳優として絶頂期の頃ではなかったかと推測します。
ライアン・オニールは73年「ペーパー・ムーン」、75年「バリー・リンドン」の主役を経て、77年「遠すぎた橋」に続く出演でした。猛追するパトカーをかわす運転中は表情ひとつ変えず、「仕事」以外には何の興味も持たない孤高の男を演じきっています。
対するブルース・ダーンは性格俳優として知られ、60年代の西部劇から70年代のアクション映画に数多く出演、本作と同年の「帰郷」ではシリアスな演技で注目されました。
本作ではドライバーの取り調べの途中、いきなり熱いコーヒーをドライバーの手に浴びせかけるシーンがあります。対抗心剥き出しです。
ドライバーは逃げ切れるのか、ディテクティヴに逮捕されるのか...全編に渡って繰り広げられるカー・アクションの凄まじさと共に、2人の駆け引きが見どころ一つとなっています。
それにしてもウォルター・ヒル監督は男くさく骨っぽい映画を撮らせたら抜群です。
彼のデビュー作にして傑作の「ストリート・ファイター」におけるチャールズ・ブロンソンに圧倒され、ジェームズ・コバーンとのコンビぶりも最高でした。「48時間」や「レッドブル」、「ジョニー・ハンサム」...みな面白かった。「エイリアン」シリーズをはじめとする作品で、脚本やプロデュースでも才能を如何なく発揮している映画人、もう ‘殿堂入りもの’ ですね。
本作に付随されているメイキングでは、オープニング・シーンの別バージョンがありました。
コネクションがプレイヤーに会うシーンからスタートです。
短いですが、こちらのほうがしっくりする印象です。
恰好いいんだけどね
投稿日
2010/03/21
レビュアー
さっちゃん
ウォルター・ヒル監督の作品であります。レヴュアーの推測ですが、本作は登場人物の名前を全て役割で通すという一点で勝負したと思えるところがあります。
まず、主演のライアン・オニールが”ドライバー”、いつも彼が犯罪者を逃亡させるのに業を煮やして、手段を選ばず捕らえようとする刑事が”ディテクティブ”、ふとした偶然から”ドライバー”に関わることになった女性ギャンブラーが”プレイヤー”という具合で、その他に主要登場人物に関わるキャラクターも”ティース(歯)”とか”グラス(眼鏡)”とか呼ばれており、一人も劇中で固有名詞を呼ばれないというのが本作の特徴になっています。
これは作品全体にクールな印象を持たせることが狙いだったのではないかと思われます。実際、”ドライバー”が感情を見せない、自分の決めた規則を守らない相手とは契約しない一匹狼で、夜の場面が多いこととも相俟って、その狙いは成功していると感じました。
一方、”ドライバー”を追いかける”ディテクティブ”ですが、こちらは逆に熱いというか”ドライバー”憎しの感情が先走って、刑事のくせに”ドライバー”逮捕に使えそうだとなると、凶悪な強盗も放免してしまうというとんでもない悪徳警官であります。演じているのが以前、『サイレント・ランニング』で主演を務めたブルース・ダーンで、この人は何かにとり憑かれるような演技をやらせたら抜群にうまい人で、本作でも鬼気迫る演技を見せてくれます。
さて、紹介に困るのが”プレイヤー”に扮するイザベル・アジャーニですが、本当に美人です。でも、本作では仕所がないというか、何だか偶然、知り合った”ドライバー”にふらふら追いていって危険な目に遭うだけの、お嬢さん、ちょっとアブナイんじゃないの?という、よく分からない役所です。
恰好いい画に対して突っ込みどころが多いのが脚本で、犯罪者を逃走させる商売なんだから、派手に突っ走るだけでなく、場合によっては、もう少し目立たないように走った方がいいんじゃないのと思うし、どうも登場人物の行動が行き当たりばったりに過ぎるような気がしないでもないのです。
まぁ、多分、見ている間はそこまで気にならないと思います。映像的には恰好いいし、最後までクールに見せる演出も効果を上げており、面白い作品に仕上がっています。あと、”ドライバー”がラストの対決で持ち出す拳銃で、監督の西部劇好きが顔を覗かせています。
最近の派手なだけのカーアクションよりはよいが全体的に暗い作品
投稿日
2006/09/21
レビュアー
チキンハート
面白さ:★★★☆☆
対象年齢:高校生以上(字幕ですし、人が殺される場面が割とあるので)
食事中に見られるか:無理ではないけど、お勧めはしません
タイムスリップ
投稿日
2004/03/11
レビュアー
レビュアー名未設定
ライアンオニール カッコいい!!夜の場面が似合うイザベルアジャーニ!!カーチェイスの場面で横Gに振られるアジャーニの表情が又いいのです。初めて見たのは大学生のとき。ただの車が主役の映画(××スピードとか・・etc)とは違い独特の世界に引き込まれます。
懐かしさからつい見てしまったのですが、あの時の、あの時代の自分を思い出しました。4半世紀を過ぎてしまいましたが、いまだ見ていない人には薦められる一つです。
俺もおやじになったなぁ〜。
ライアン・オニールの魅力
投稿日
2005/12/01
レビュアー
トシ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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繊細で甘いマスクという今までの概念をうち破り、ニヒルでクールな役どころを演じて見事。駐車場でロールス・ロイスを丹念に壊していくシーンには、公開当時鳥肌がたった覚えがある。ウォルター・ヒル会心の一作。イザベル・アジャーニは鳴り物入りで起用したはずだけど、精彩を欠いているような気もするが。
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