眠れぬ夜のために

ジョン・ランディス作品のなかでもかなり秀逸な作品のひとつ。不眠症の主人公という設定もかなり良く最後までワクワクな気持ちをキープしたままで楽しめる作品。お薦めです!!

レビューを読んで「なんか、面白そ〜」と思い、レントしてみたのですが、結果は・・・

どういうつもりでこんな映画を作ったのかと思うほどバカらしい映画でした。アメリカでも、英語を母国語としない移民系のアメリカ人に受けたのではないでしょうか。日本では評価が二分される映画だと思います。たった今観終わったところなので今、かなりイラついています。観て損をした！時間の無駄！秋の夜長の大切な私の時間を返せ！！！と、言いながら結局全部観てしまった自分に一番腹が立つ！

このレビューを読んで「時間を返せと言いたくなるほどツマらん映画ってどんなもんだろう」と思われる方にはお勧めです。

今観たら屁みたいな映画。だが、３０年前に観たときはスゴく楽しめた。
ロサンゼルスの夜を観光ツアーしたような雰囲気の映画であるが、ストーリーもちゃんとある。もっとも、ストーリーはつけ足しみたいな感じもする。見どころはミシェルの美貌である。映画スタジオのシーンでは美人がどやどやと登場するがミシェルの輝くような美しさは群を抜いていた。
全体的に富豪クラスの人間の豪華な暮らしを見せる映画になっているが、主役の２人はそうではない。とくにミシェルは貧乏な家庭で育った設定になっており、貧乏たらしいアパートでのシーンが親近感を持たせてくれる。ちなみに、ポール・マザースキーが映画監督の役で出演していたが、当時学生だった私には、そのビーチハウスでの暮らしぶりなんかが鮮烈な印象だった。自分も映画監督になって美人女優とサンタモニカビーチに家を持とう・・っと決意を固めたのを思い出した。
それはそうと、ミシェルの弟役がちんけなエルビスのモノマネ師として登場するのだが、これがブルース・マッギルだったのに驚いた。最初に観たときはそのシーンが可笑しくてしかたがなかったのだが、当時はブルースを知らず、ちんけなコメディアンとしか思っていなかった。
いろんな意味でなつかしい映画。
いまいちヒットしなかったのが残念である。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

巻き込まれ型サスペンス・コメディーで、主人公が不眠症という設定。その不眠症のせいか、いろんな状況に遭遇する主人公のリアクションが、夢うつつというような感じで、切迫感に欠け弛緩しているような印象。その身に降り掛かる非日常的な出来事を結構すんなりと受け入れていくように見えます。
こう書くとつまんないみたいですが、これが妙に面白くて楽しく見ました。
不眠症は主人公のルーティーン化した日常生活に起因するものかもしれません。女房の浮気にも感情を動かされない主人公が、極端に非日常的な状況に放り込まれ息を吹き返します。

ストレートなサスペンスやアクションなどお好みの向きにはお薦めしかねます。

さえない男が謎めいた美女を助けたために巻き込まれるちょっぴりサスペンスっぽい内容ですが、スリラーではありませんね。
超シリアスなサスペンスではなくおバカなブラック・ユーモア的で結構おもしろかったです。
つまらないという意見もあるようですが、まじめに考えると損します。軽く考えて暇つぶしにみるといいんじゃないかな。
豪華なカメオ出演もあるので。