アウター・リミッツ＜完全版＞　シーズン２

第16話の「十秒間の未来」は、40年ほど前にTVで見たときに衝撃を受けた作品です。もちろん白黒ですが、当時としてはよく出来ていました。今、見ても、楽しめます。ウルトラゾーンシリーズの他の作品に比べても、一歩、抜きんでています。

★【お役立ち情報】★　吹替の途切れてる部分の対処法。
最初にメニューで日本語を選んだら、続いて「吹替用字幕」も選んで下さい。
英語になれば自動的に字幕が出て、日本語に戻れば字幕も消えます。
この技は全シリーズで使えます。これで面倒な操作をしないで済む。
＼（ｏ∩＿∩ｏ）／　ヤッタネ

昔、アウター・リミッツがウルトラ・ゾーンだった頃、
トワイライト・ゾーンはミステリー・ゾーンだった。
わかるかな？わかんねぇだろ〜なぁ？

セカンド・シーズンから、日本語ナレーションにウルトラ・ゾーンの名前を使っています。
４０年程前の事です。

４２，４３話　見知らぬ宇宙の相続人
このシリーズでは珍しい２話続き。戦場で頭を撃たれた兵士が驚異的な回復力を見せ、やがて姿を消す。
それが４人目となり政府が調査に乗り出す。弾の材料は隕石で、ＲＮＡを体内に注入された事が判明する。
全員ＩＱ２００以上という超天才になるが、何者かに心を支配されている。
自分では抵抗できず、目的もわからない。調査官が束になっても４人を止められない。
古い工場を買い取り、何かを始める。
調査官がそこに踏み込んだ時に見たものは、信じられない光景だった…。
ラスト直前まで目的が明かされない。４人自身にも何故そうしてるのかわからない。
シリーズ中最高傑作、これを見ずにアウター・リミッツは語れない。

私的評価　（★ｏ★） キラーン　−−−−＞　何を置いても見るべき、見なきゃ損。

４４話　宇宙からの使者
原題にパープル（紫）ってあるけど白黒では無理、どこが紫？
もう１歩で研究が完成する男が、方程式２つと引換に、宇宙人に自分の感情を譲り渡してしまう。
「悪魔に魂を売った男」の宇宙人版。
感情って有ると邪魔だけど、無いと困るものなの？
やっと完成した研究だが嬉しくもないし、婚約者をもう愛してない事もわかる。
人類を知る為に感情を手に入れた宇宙人は人間に化けて、見捨てられた婚約者に接近する。
婚約者も突然の心変わりを不審に思い、理由が知りたくて宇宙人をピクニックに誘う。
しかし話がかみ合わない。理詰めの宇宙人と、感情論の婚約者。
「女に理屈は通用しない」「不可解なるもの、汝の名は女なり」ってところか。
論理と非論理のせめぎ合い。
元祖「スタートレック」のMr.スポックとその母の会話みたい。
男女にとって、相手は宇宙人程も違うって事？
やがて宇宙人は手に入れた感情により…。
同じ宇宙人もので前回とこうも違うのか。

私的評価　（・ω・）　シ〜ン　−−−−＞　良くも悪くもない、普通。論理の違いを楽しむ余裕が欲しい。

参考：私的評価の目安[５段階]
（★ｏ★） キラ〜ン　−−−−＞　何を置いても見るべき、見なきゃ損。
ｖ（＾ｏ＾）ｖ　イェィ　−−−−＞　面白い、楽しめる。
（・ω・）　シ〜ン　　　−−−−＞　良くも悪くもない、普通。
（ ●｀ε´●）　ブ〜　−−−−＞　ツマラン、金と時間の無駄、止めた方がいい。
（ｘ⊥ｘ）＼（∂⊥∂）　バシッ　−−−−＞　ぬゎんなんだ、こりぃは

これに感動マーク　（ＴｏＴ)　　が付加される事も有る。
注）評価欄以外の顔文字は気分で使ってるので、私的評価とは無関係です。

シリーズ物なので、レビューも続く〜。
（＾ｏ＾）／￣￣￣

ターミネーターの発想の原点になった作品があるというのを聞いて借りてみました。

いいですね、映像は古く、特撮はちゃちいのですが、撮れるものを撮るのではなく撮りたいものを撮る為に、作る為に工夫していく、特撮への挑戦、意気込みが素晴らしいです。

また、当時のＳＦの発想の自由さがうらやましいです、科学が発達すると神秘のベールが次々破られ、怖がれる怪奇現象や未知の領域が現実にはありえないですねと次々解明されてしまうのは幻想怪奇映画や小説好きには悲しい現実でもあるので、荒唐無稽な想像力豊かな作品をこれからもがんばって作って欲しいなと思いました。

★【お役立ち情報】★　吹替の途切れてる部分の対処法。
最初にメニューで日本語を選んだら、続いて「吹替用字幕」も選んで下さい。
英語になれば自動的に字幕が出て、日本語に戻れば字幕も消えます。
この技は全シリーズで使えます。これで面倒な操作をしないで済む。
＼（ｏ∩＿∩ｏ）／　ヤッタネ

昔、アウター・リミッツがウルトラ・ゾーンだった頃、
トワイライト・ゾーンはミステリー・ゾーンだった。
わかるかな？わかんねぇだろ〜なぁ？

セカンド・シーズンから、日本語ナレーションにウルトラ・ゾーンの名前を使っています。
４０年程前の事です。

３９話　火星！その恐るべき敵
この話には変なところが有ります。
特撮がチャッチイとか砂が水っぽいなんて事ぢゃなく、レーザーで火星と同時通信する場面です。
フィクションと割り切ってしまえばそれまでですが、現実には有り得ない事です。
通常光でも、レーザーでも、或は電波でさえ光速を超える事は不可能です。
当時、目新しかったレーザーをそういう設定にしたのでしょう。
時は移りレーザーも随分身近になりました。
そう、ＣＤやＤＶＤに必須です。
普段なにげに使っているレーザーですが、では通常光と、どこがどう違うのでしょうか？
レーザーはコヒーレント、つまり光束が一方向に揃っているという事です。
φ（・＿・）　メモメモ　【ここ！！テストに出るかも】
通常光はあらゆる方向を照らすので、距離の３乗に反比例して、減衰します。
つまり１ｍの距離で明るさ１なら、２ｍなら８分の１、３ｍなら２７分の１になります。
レーザーは減衰率が極めて少ないので、月まで往復して距離を測れます。

もう１点、火星では宇宙服無しでは死にます。
では酸素マスクさえ有ればいいのかと言うと、そういうわけにもいきません。
大気が有るといっても、極めて薄く、宇宙服が無ければ、釣上げられた深海魚みたく悲惨な状態になります。
「トータル・リコール」が事実に近いでしょう（映画的な演出は有りますが）。

４０話　謎の惑星ウルフ３５９
実験室に惑星のモデルを作ってシュミレーションを行います。
エドモンド・ハミルトン著「フェッセンデンの宇宙」を思い出します。
小説では実験者が神の如く住民を全滅させたり、進化を加速させたりしますが、このエピソードでは観察するだけです。
しかし逆に実験者の方が惑星から影響を受けます。
そして最後には…。
地球の行く末を予測するテスト・ケースになっています。
果たして人類は核や温暖化で自滅してしまうのでしょうか？
それとも戦争や犯罪の無い世界を築き上げる事ができるのでしょうか？
あなたはどう思います？
ところでウルフ３５９は実在します。
話のような惑星でわなく、太陽と同じく恒星で距離７．７光年、ケンタウルス、バーナードに続いて３番目に近い恒星系です。小さな星で非常に暗いです。

４１話　ロボット法廷に立つ
英語のタイトルはアイザック・アシモフ著「我はロボット」の原題と同じ（後に映画化）。
このエピソードには有名な「ロボット三原則」が登場しない。
ロボットを殺人罪で裁くが、正式裁判でわなく審問会の形をとる。
無罪かスクラップか、どちらの運命が待つのでしょうか？
それとも第３の選択わ有るのか？

シリーズ物なので、レビューも続く〜。
（＾ｏ＾）／￣￣￣

かの「ターミネーター」のアイデアの元になった話しがあり、この時代の白黒作品にしては「ミステリーゾーン」に次いで今でも見るに耐えるとおもいます。