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イラン出身でパリ在住のマルジャン・サトラピの半自伝的グラフィック・ノベルを、原作者自らの監督・脚本で映画化した長編アニメ。イランの激動の現代史を、一人の少女の成長物語に重ね、生活者の目線から皮肉とユーモアを織り交ぜヴィヴィッドに描き出す。1978年のイラン。9歳の少女マルジは、パパとママとおばあちゃんに囲まれ、何不自由ない生活を送っていた。しかし、革命が起きてイスラム政権が誕生すると生活は一変、風紀は厳しく取り締まられ、さらにはイラン・イラク戦争も勃発してしまう。そんな中、反抗心旺盛なマルジの言動は、自由主義の母をも不安にさせる。そこで両親は、マルジをウィーンへと留学させることを決意する。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
PERSEPOLIS |
受賞記録: |
2007年 カンヌ国際映画祭 審査員賞
2007年 NY批評家協会賞 アニメーション賞 2007年 LA批評家協会賞 アニメーション賞 |
監督: |
マルジャン・サトラピ 、 ヴァンサン・パロノー |
---|---|
製作: |
マルク=アントワーヌ・ロベール 、 ザヴィエ・リゴ |
出演: |
キアラ・マストロヤンニ 、 カトリーヌ・ドヌーヴ 、 ダニエル・ダリュー 、 シモン・アブカリアン 、 ガブリエル・ロペス |
脚本: |
マルジャン・サトラピ 、 ヴァンサン・パロノー |
原作: |
マルジャン・サトラピ |
音楽: |
オリヴィエ・ベルネ |
イラン出身でパリ在住のマルジャン・サトラピの半自伝的グラフィック・ノベルを、原作者自らの監督・脚本で映画化した長編アニメ。イランの激動の現代史を、一人の少女の成長物語に重ね、生活者の目線から皮肉とユーモアを織り交ぜヴィヴィッドに描き出す。1978年のイラン。9歳の少女マルジは、パパとママとおばあちゃんに囲まれ、何不自由ない生活を送っていた。しかし、革命が起きてイスラム政権が誕生すると生活は一変、風紀は厳しく取り締まられ、さらにはイラン・イラク戦争も勃発してしまう。そんな中、反抗心旺盛なマルジの言動は、自由主義の母をも不安にさせる。そこで両親は、マルジをウィーンへと留学させることを決意する。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
PERSEPOLIS |
受賞記録: |
2007年 カンヌ国際映画祭 審査員賞
2007年 NY批評家協会賞 アニメーション賞 2007年 LA批評家協会賞 アニメーション賞 |
監督: |
マルジャン・サトラピ 、 ヴァンサン・パロノー |
---|---|
製作: |
マルク=アントワーヌ・ロベール 、 ザヴィエ・リゴ |
出演: |
キアラ・マストロヤンニ 、 カトリーヌ・ドヌーヴ 、 ダニエル・ダリュー 、 シモン・アブカリアン 、 ガブリエル・ロペス |
脚本: |
マルジャン・サトラピ 、 ヴァンサン・パロノー |
---|---|
原作: |
マルジャン・サトラピ |
音楽: |
オリヴィエ・ベルネ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 日(仏語用)日(英語用) | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBE73090 | 2008年10月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
15枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
日(仏語用)日(英語用)
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
PCBE73090
レンタル開始日:
2008年10月22日
在庫枚数
15枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
95分 | 日(仏語用)日(英語用) | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PCBE73090 | 2008年10月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
15枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
95分
字幕:
日(仏語用)日(英語用)
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
レイティング:
記番:
PCBE73090
レンタル開始日:
2008年10月22日
在庫枚数
15枚
1位登録者:
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面白いですよ。だって原理主義の厳格なイランの町を、真っ黒いヴェールをかぶった少女が、『ロッキー3』の主題歌「アイ・オブ・ザ・タイガー」にのって闊歩するんです。
書店で一目惚れして、同名の原作二冊(バジリコ刊)を買ったのがもう三年くらいまえでしょうか。イラン革命で翻弄される少女の姿……というとやや小難しく、堅苦しく聞こえますが、そんなことはありません。分かりやすく、ポップで、ユーモアがあって、恋あり悩みありの青春を描いて、読んでいる間はほんとうに至福の時でした。
アニメで映画になると聞いて、しかも本人が監督していると聞いて驚きました。原作の完成度が高いので、それにはかなわないかなと思いながら観に行きましたが、うれしいことに実にすばらしい作品でした。
CGに慣れた眼には懐かしい2Dでモノトーンの画面。しかしこちらのほうがはるかに表現力があるような気がします。あらためて「色」ということを考えたり、エッシャーのたとえば鳩を思わせるようなイメージの変化が楽しめたり。イラストレーションに関心のある方はより楽しめそうな気がします。
イランって、革命で王を追放して、原理主義で、アメリカから悪の帝国呼ばわりされて、核開発とか、不法就労とか、実際あまりいいイメージないような気がします(イラン映画もいい作品がありますけれど)。主人公マルジは国のあり方に批判的で、西欧的な視点から祖国を見ていますから、イランの悪いイメージがすべて覆るわけではありません。が、そこに生きる人々の息づかい、家族を思いやる心は、(当たり前ですが)僕らのそれと何も変わらないことがよく分かります。
イラン革命――1979年。僕は中学生でした。『ぜんぶ、フィデルのせい』や『連合赤軍』なども70年代を扱っています。それは、働き盛りで一線の作り手が40歳代くらいになって、子どもの頃のことを描き始めているということと同時に、熱狂から離れて時代を冷静に見つめるにはやはり30年程度の時間の経過が必要なのかもしれないな、と思いました。
機会があれば、原作もどうぞ。80点。
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この映画、白黒のアニメーションです。
とにかく絵が可愛いし、なんともアーティスティック。
マルジは子供のころから、正義感に燃えているなんとも、パワフルな女の子。
おそらくかなり裕福な家庭なんだと思う。
このマルジの家族がとにかく素敵。お父さんは優しくて、頼りになるジェントルマン。お母さんはちょっと勝気で、優しく、とっても毅然とした素敵な人。
なにより、素敵なのは、おばあちゃん。
おしゃれだし、おばあちゃんなのに、とっても「女」なんだよね。
ブラジャーの中にジャスミンの花をいつも入れていたり、胸を冷水で冷やしてふっくらした胸を保つ。
そしてとってもシュールなんだけど、このおばあちゃんがいつもいいことをいうんだよね〜。
マルジがウィーンに留学するときに、「これからたくさんの馬鹿に出会って、傷つくこともあるだろうけど、そんなときは、相手が愚かだと思うんだよ。そうすれば相手を恨まずにすむ。
怒りや、恨みは一番人間を駄目にする」みたいなことをいうんだよね。
「いつも公明正大に。毅然として」というおばあちゃんは、とてもカッコいい!
マルジがウィーンで成長して、いろんな恋愛をしたりもするんだけど、ここもかなり面白い。
「ああ、わかるわかる」っていうような、駄目駄目な恋愛だったりもするんだよね。
そのあとまた彼女は、イランに帰るんだけど、両親に「帰りたいけど、帰っても何もきかないで」という。
「かえっておいで、何もきかないよ」という両親。
う〜ん、素敵。うちだったら「なんだ、そんな都合のいいこというな!」とか絶対言われそう(笑)
イランに帰ったマルジ。
革命後のイランは、アメリカやイギリスの音楽とかも入ってきてるんだよね。
マルジは「アイアンメイデン」に夢中で「ABBA」はダサい、とかいっているのが笑える。
マルジが、うつ病になってしまい、立ち直るときに、「Eye of the Tiger」をマルジが歌うのが笑えた。
ロッキー3のテーマだからね。
しかも全篇フランス語なんだけど、ここだけ、英語。
で、ちょっと発音も微妙なところが、新しい文化に影響されている感じがしてよい。
革命後だって全然自由じゃないんだよね〜。
彼女は裕福そうなので、またフランスにいったりいろいろするんだけど、貧しいひとたちは一体どうだったんだろうか?
たくさんの人たちが処刑されたりもする。
自由って本当にすごいことだと思う。
やっぱり、毎日、自由に外にでたり、好きなことが出来たり、そんな普通にしていることって、スゴイことなんだと思います。
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「ヨーロッパにいても、イランにいても、自分のいる場所がない」というマルジの悩みは、学生時代に帰国子女のクラスメイト達がよくこぼしていたものと一緒でした。
田舎の公立高校を卒業し上京してきた、至って平凡な私にとって、それは“贅沢な悩み”であり、「本当に悩んでる?」なんて半ば嫉妬半分で聞いていたものです。ところちがえど、人格形成の時期を異国で過ごした“留学生”に共通する悩みなんですね。
不思議なことに、それ以外にもマルジの悩みや行動には、いろいろと共感することが多く、それが面白い発見でもありました。
周りが見えなくなるくらいの恋に落ちたり、その恋に破れて前後不覚になるほど落ち込んだり。(「私を心底打ちのめしたのはイランでの不幸な経験ではなく、たった一つの失恋だった」というのには不謹慎ながら少し笑いました。)
そしてそんな彼女を育んだ、リベラルな家族たち。
「あなたは何一つ行動していない。行動しなさい。」なんて叱咤激励、私の心にもずきんと響いてきました。これらの両親や祖母の分別に満ちた言葉の数々は、そのまま世界の若者たちの心に響くものだと思いました。
ジャスミンの花をブラジャーに入れたくなりました。そんなお祖母ちゃんになりたいもんですね。
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ユーザーレビュー:39件
投稿日
2008/10/15
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
面白いですよ。だって原理主義の厳格なイランの町を、真っ黒いヴェールをかぶった少女が、『ロッキー3』の主題歌「アイ・オブ・ザ・タイガー」にのって闊歩するんです。
書店で一目惚れして、同名の原作二冊(バジリコ刊)を買ったのがもう三年くらいまえでしょうか。イラン革命で翻弄される少女の姿……というとやや小難しく、堅苦しく聞こえますが、そんなことはありません。分かりやすく、ポップで、ユーモアがあって、恋あり悩みありの青春を描いて、読んでいる間はほんとうに至福の時でした。
アニメで映画になると聞いて、しかも本人が監督していると聞いて驚きました。原作の完成度が高いので、それにはかなわないかなと思いながら観に行きましたが、うれしいことに実にすばらしい作品でした。
CGに慣れた眼には懐かしい2Dでモノトーンの画面。しかしこちらのほうがはるかに表現力があるような気がします。あらためて「色」ということを考えたり、エッシャーのたとえば鳩を思わせるようなイメージの変化が楽しめたり。イラストレーションに関心のある方はより楽しめそうな気がします。
イランって、革命で王を追放して、原理主義で、アメリカから悪の帝国呼ばわりされて、核開発とか、不法就労とか、実際あまりいいイメージないような気がします(イラン映画もいい作品がありますけれど)。主人公マルジは国のあり方に批判的で、西欧的な視点から祖国を見ていますから、イランの悪いイメージがすべて覆るわけではありません。が、そこに生きる人々の息づかい、家族を思いやる心は、(当たり前ですが)僕らのそれと何も変わらないことがよく分かります。
イラン革命――1979年。僕は中学生でした。『ぜんぶ、フィデルのせい』や『連合赤軍』なども70年代を扱っています。それは、働き盛りで一線の作り手が40歳代くらいになって、子どもの頃のことを描き始めているということと同時に、熱狂から離れて時代を冷静に見つめるにはやはり30年程度の時間の経過が必要なのかもしれないな、と思いました。
機会があれば、原作もどうぞ。80点。
投稿日
2008/09/27
レビュアー
KEE※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
この映画、白黒のアニメーションです。
とにかく絵が可愛いし、なんともアーティスティック。
マルジは子供のころから、正義感に燃えているなんとも、パワフルな女の子。
おそらくかなり裕福な家庭なんだと思う。
このマルジの家族がとにかく素敵。お父さんは優しくて、頼りになるジェントルマン。お母さんはちょっと勝気で、優しく、とっても毅然とした素敵な人。
なにより、素敵なのは、おばあちゃん。
おしゃれだし、おばあちゃんなのに、とっても「女」なんだよね。
ブラジャーの中にジャスミンの花をいつも入れていたり、胸を冷水で冷やしてふっくらした胸を保つ。
そしてとってもシュールなんだけど、このおばあちゃんがいつもいいことをいうんだよね〜。
マルジがウィーンに留学するときに、「これからたくさんの馬鹿に出会って、傷つくこともあるだろうけど、そんなときは、相手が愚かだと思うんだよ。そうすれば相手を恨まずにすむ。
怒りや、恨みは一番人間を駄目にする」みたいなことをいうんだよね。
「いつも公明正大に。毅然として」というおばあちゃんは、とてもカッコいい!
マルジがウィーンで成長して、いろんな恋愛をしたりもするんだけど、ここもかなり面白い。
「ああ、わかるわかる」っていうような、駄目駄目な恋愛だったりもするんだよね。
そのあとまた彼女は、イランに帰るんだけど、両親に「帰りたいけど、帰っても何もきかないで」という。
「かえっておいで、何もきかないよ」という両親。
う〜ん、素敵。うちだったら「なんだ、そんな都合のいいこというな!」とか絶対言われそう(笑)
イランに帰ったマルジ。
革命後のイランは、アメリカやイギリスの音楽とかも入ってきてるんだよね。
マルジは「アイアンメイデン」に夢中で「ABBA」はダサい、とかいっているのが笑える。
マルジが、うつ病になってしまい、立ち直るときに、「Eye of the Tiger」をマルジが歌うのが笑えた。
ロッキー3のテーマだからね。
しかも全篇フランス語なんだけど、ここだけ、英語。
で、ちょっと発音も微妙なところが、新しい文化に影響されている感じがしてよい。
革命後だって全然自由じゃないんだよね〜。
彼女は裕福そうなので、またフランスにいったりいろいろするんだけど、貧しいひとたちは一体どうだったんだろうか?
たくさんの人たちが処刑されたりもする。
自由って本当にすごいことだと思う。
やっぱり、毎日、自由に外にでたり、好きなことが出来たり、そんな普通にしていることって、スゴイことなんだと思います。
投稿日
2009/07/19
レビュアー
みみ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「ヨーロッパにいても、イランにいても、自分のいる場所がない」というマルジの悩みは、学生時代に帰国子女のクラスメイト達がよくこぼしていたものと一緒でした。
田舎の公立高校を卒業し上京してきた、至って平凡な私にとって、それは“贅沢な悩み”であり、「本当に悩んでる?」なんて半ば嫉妬半分で聞いていたものです。ところちがえど、人格形成の時期を異国で過ごした“留学生”に共通する悩みなんですね。
不思議なことに、それ以外にもマルジの悩みや行動には、いろいろと共感することが多く、それが面白い発見でもありました。
周りが見えなくなるくらいの恋に落ちたり、その恋に破れて前後不覚になるほど落ち込んだり。(「私を心底打ちのめしたのはイランでの不幸な経験ではなく、たった一つの失恋だった」というのには不謹慎ながら少し笑いました。)
そしてそんな彼女を育んだ、リベラルな家族たち。
「あなたは何一つ行動していない。行動しなさい。」なんて叱咤激励、私の心にもずきんと響いてきました。これらの両親や祖母の分別に満ちた言葉の数々は、そのまま世界の若者たちの心に響くものだと思いました。
ジャスミンの花をブラジャーに入れたくなりました。そんなお祖母ちゃんになりたいもんですね。
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