悪魔の墓場

…言っても、「制作年が1974年」なんだから、当時の風俗や、携帯電話もなし…などの独特の世界観を「理解＆納得」しないで観ないと楽しめないだろうなぁ〜…よって…もちろんもとネタの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』はじめ、「ゾンビ」「死霊のはらわた」「悪魔のいけにえ」などを、当時リアルタイムで観た「オヤジ」世代と、そうでない世代とでは、評価が分かれるのは当然のことだろう。

「改作？」とあるが…確かに墓場のシーンやラストの理不尽さ（さらに上手くアレンジしている♪）もなど随所に登場はするが…真実を言っても当事者以外誰も信じない、怪しげな超音波装置、次々と沸いて出てくるゾンビたち、飛び散る臓物…などなど、オリジナル以上にきっちりとお約束事が丁寧に描かれていている。

いずれにせよ、この当時のフィルムの薄暗いカラーの質感やＣＧではない血生臭い特殊メイク、思っていた以上に鮮明で不気味な効果音含め、久し振りにＢ級ホラーの「王道」が観れて「オヤジ」的には大満足だった…これ子供時代に見たら「相当強烈な作品だった」と思うよ♪

余談だが…「無修正」って…冒頭のそれ？…とこれまた当時のそのままなんだろうけど「●別用語満載の字幕」が「違う意味でスゲェな〜」と思った♪

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昔見てとても怖かった映画（タイトル失念）と勘違い・・
まぁ、仕方ないので見てみました。
前半、ほとんどホラーと無関係っぽい映像ばかりで早送りしたくなりました。
後半のゾンビが大活躍し始めてからも、かなり悪かったです。
ハッキリ言って、途中で眠くなりました。
一生懸命頑張る主人公が、全く救われません。哀れ。
体に火がついて、驚いたりうろたえるゾンビには笑いましたが・・・
感情あるのか？！ゾンビなのに・・・？！

ゾンビフリークとしては一回は観ておいた方が良いかな、と思い観ました。
うーん、典型的なマカロニホラー＋イギリス風味。（ミニが出てるからか？）
ストーリーや映像はこの手の映画の平均。いや平均を出すのって大変だと思いますが。
とりあえず観て満足でした。

子供の頃TVで放映されていたのを見て、思い切りトラウマになった。その夜うなされた。なんでもない普通ののどかな河原に普通にふらふらと歩いてくるゾンビ。この言いようの無い静けさと恐怖。日常の普通の風景に異常なものがあるのは本当に怖い。大人が見ればたいしたことは無くても、子供にはかなりの恐怖。主演していたのが「ガラスの部屋」や「カサンドラクロス」に出ていたレイ・ラブロックだったというのはかなり後に知った。

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ホラー慣れしていない私も安心して観れました♪

冒頭のシーンも当時の街の環境（汚れた空気・死んでたトリなど）を上手く表現していて、普通の作品とはちょっと違う雰囲気がありました。いきなり全裸で走るオンナのヒトは？？って感じでしたが、これもその時代を表すひとつかな。

ゾンビも動きはスローだけど、なかなか味わい深かったです。やたら強かったり攻撃的なものよりリアルな感じがいいです。内臓食べたりするシーンもそれほど怖くないのは７０年代だから？

でも、ラストはう〜ん、これでよかったかな。ラヴロックも、殺人犯に勘違いされたままで殺されたんじゃ、浮かばれないもんね〜。

普段ホラーを観てない人にもお薦めです。