眉山−びざん−

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自分が心から愛した人のふるさと。
徳島を愛し、自分の故郷として生き抜いた人のお話です。
最近には珍しい感じの大人の映画だと思いました。

信じた生き方を貫き通す、 凛とした宮元信子の
江戸っ子”龍子さん”の生き様が すがすがしいと思いました。

ベッドに横たわる母の胸に頭をよせる娘。
その娘の頭をいつまでも、”いいこ””いいこ”となでる母親。
無言の会話が胸にしみ渡ります。

そして、阿波踊りのイメージとバックで流れ続ける
鐘の音がいつまでも耳に響く映画でした

うん？レビュー散々やな。。
俺は好きな作品。
役者良し、演技良し、映像良し。
確かにストーリーは読めるけど、伝えたいことがはっきりしており飽きずに鑑賞出来た。

実は昨年暮れ病気で亡くなった祖母が、同じように芯が強く、弱音見せない性格だった為、モロ感情移入。
取り返しがつかない一言がある。
俺が実家へ行く度祖母がお金くれてたから、気が引け母を通じて断った。
祖母からは
「悲しかねぇ・・」と一言。
体は動かない状況、祖母の唯一の楽しみを奪ってしまった。
もう二度と貰うことは出来ない。
孝行は出来る時にやっておこう。

宮本信子が素晴らしいの一語に尽きます。

よかった。

心の底に秘めた思いを、顔の表情ひとつで熱く感じます。

竹本孝之くん、久しぶりに見たわ。照れてジンジンとかいう歌を歌っていましたよね。（古っ）。

澄んだ目をした役がとても似合いました。

あのきっぷのいいお母さんの娘のわりには、娘である松嶋奈々子の声が小さく感じたのがちょっと。。
反面教師かな？

後味のいい終わり方でした。

阿波踊り、踊りたい〜！

故山田辰夫もよかったです。

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母親の入院を機に、亡くなったと聞かされていた父親と母親の秘められた過去と、
気丈な母の深い愛を知ることとなった娘を軸に描かれた親子愛。
比較されがちな『東京タワー』を観た後に、作為的に今作を鑑賞してみた。

結論から言えば、あたしは『東京タワー』の方が良かったかなぁ。
母と子の関係性が、父親のことで母への反発があるという設定なので、
咲子が母親の気持ちを理解して、何のわだかまりもなく愛せるようになるまでが、
描かれるから感動までのスタンスが遠い気がする。
大好きだから死んで欲しくないとか、絶対に離れたくないっていう部分は描かれないので、
泣くまではいかなかったな。でも、阿波踊りのシーンは、言葉を交わさないのに
充分ひとりひとりの気持ちが伝わってきて、感動的で印象深いシーンに仕上がってはいた。

原作はどうなのかわからないけど、母娘以外のところを疎かにしすぎたのかも。
咲子が母の入院先の病院で小児科医の寺澤と出会い、恋仲になるところがまず唐突だったし、
咲子が苦悩しながらも、母の人生に歩み寄ろうとした時に背中を押してくれるというくだりも、
端折りすぎてるんだろうなぁって演出だったから、全然気持ちがついてゆけなかった。
母の人生を紐解くのがメインで“母の死”に対する娘の悲しい、辛い、抗いたい、
そういったリアルな感情をスパッと切ったところが良くもあり、悪くもあり。
とっても綺麗なお話には映るけど、あたしはイマイチでした。

大河のように、本当にゆった〜ぁりと描かれた、この作品。
そのラストにふさわしく、口にはしない母の大きな愛で包み込んでくれてます。

最近多いね。
「母」モノ。
ようするにコレもそう。
ホント最近よく見てる気がするｗ
阿波踊りだからってわけじゃないけど「見る阿呆」ですｗ

「"しどい"母親なんです、永い間"しとり"娘を悲しませて」ｗ
粋な江戸っ子で面白いんだけど苦手なオバハンだわ。
味方なら心強いが敵に回すと大変なことになるタイプｗ

自分も医者と一緒になってれば...って後悔からか(違)
あの子をよろしくお願いしますってそれとなく逆玉の方向でまとめあげる強引さｗ

献体ってのは、へぇ〜トヵ思いながら さだまさし らしいなと思って見てました。
どこがらしいのか説明できませんがｗ（なんだソレ）