リンガー！替え玉★選手権

コメディかと思いきや、じ〜っくり感動させられました。
知的障害者に成りすます悪者（？）になる
主人公は決して心底、悪いやつではありません。
人が好過ぎてこうなってしまった訳なので
同情する余地はありますし
終わりよければ全て良し？！
ってな内容ですね。

主人公がスペシャルオリンピックで一目ぼれしてしまう
ボランティアの女性は
あの『グレイズ・アナトミー』で大活躍の
キャサリン・ハイグルですから
彼女のファンの方なら超〜オススメです！！

出演者の皆さんの中に
実際に障害者の方がいたように感じましたけど
明るい雰囲気で楽しめました。

自分の夢は決してあきらめない、
がんばれば不可能な事はない
そんな事が感じられる清々しい結末です。

ファレリー兄弟の
「ふたりにクギづけ」「２番目のキス」とも
私は好きな作品なので
未見の方はあわせてぜひ、どうぞ！

★★★★☆

レビューを見てレンタルしました。　知的障害の方の為のオリンピックに健常者がそのフリをして潜り込む…なんて絶対にやってはいけないことですが、やっぱり皆さんの言うとおり嫌味に見えないんですよね、この作品。　よく考えてみると、障害者の方への配慮や対策が日本なんかと比べ物にならないくらいしっかりしてるからこそ、こういう映画も作れたのかな〜って思います。　全く同じ展開だとしても、もしも日本でこのような作品を作ってしまったとしたら、ただの非常識な作品というだけで終わってしまったと思います。

Katherine Heigl、売れてますねぇ。　この作品でイイと思った瞬間は、LynnとSteve(まだJeffy役)が一緒にCostcoに行くときに、Lynnの亡くなってしまったお兄さんがやはり知的障害者だったということを知ったとき。　Steveのあの一瞬の顔は忘れません。　最後がさわやかなエンディングだったことが良かったです。

今回はリンガーを借りるが ジョンファロー「替え玉殺人事件」の話

いま話題になっている アマゾンの大量特殊詐欺にこれで引っかかった
のよ この詐欺は 安値で売って アマゾン規定の送料より安く送り
差額をパクるせこいもの 深刻なのは情報の抜き取りをやること
こりゃアマゾンも問題あるけど 直ぐには荒治療出来ないよね

この作品は ハワードヒューズの気に入らないで 三分の2は なんと
リチャードフライシャーが演出取り直しをしている事で重要なもの
主演ロバートミッチャム ヴィンセントプライスがユーモアセンスの
方で怪演してるとかで ずっとリストアップして三年 漸く千円安く
なり 即注文が この結果 基本 リストに載せるのは 僕の場合 かなり
マニアックだから 詐欺の対象にはならないと思ってたんだけど
ランダムに選んでるんだろうね しかも業者評価が オール一つ星で
それだけでわかるのに見逃して とほほ

みんなも きいつけてください

お金の為に障害者に扮して障害者スポーツ大会に出る。しかも主演がJACKASSのジョニーノックスビルって事で、どんなに不謹慎な内容かと思いきや、意外と心温まるコメディーでした。ちょっと残念。

障害者、というと健常者からみてどうも「かわいそう」的な上から目線になり、見るのも申し訳ないとか思ったりするかもしれない。
だからこそ見る価値がある映画だ。

私自身、子供の頃知的障害者の方の行動を見て、怖かったり、変だと思ったりしたものだ。それはまわりにそんな人がいなかったから。

今、私には、軽度発達障害、つまりこの主人公の病名である高汎性発達障害の子供がいる。

こうだと思うことがままならないとパニックを起こす。例えばバスに乗っても一番前に乗れないとどうして乗れないのかとパニックを起こす。
その度に周りに騒がしくして申し訳ないとか、知らない人にはしつけがなっていないんじゃないかとか思われているとか考えてしまっていた。

昔の私だったら多分騒がしいとか、しつけが・・・とか思ってしまったから。

でも周りにこういう人がフツーにいて、仲良くしていれば、こういう人なんだってわかりあえる。
しつけがどうこうじゃなくって、こういう人間もいるんだって。

そしてそれがフツーになったら、「障害者」「健常者」なんて言葉自体、なくなるんじゃないかって思う。

個性そのものなんだってわかりあえると思う。

それには「健常者」が近づいていくことも必要だが、「障害者」から近づいていくことがもっと重要なんだ。（細かく言えば、「障害者」を持つ家族から。だって「障害者」本人には生まれつきそうなんだからそういう風に分けられて言われてるってこと自体後付けなんだよね。私は家族がもっともその鍵を握ってると思う。）

だから、主人公みたいに友達になってみたら、なんの事はない。フツーじゃん、って思えるんだって言う事をこの映画でも表現したかったんじゃないかと私は思っている。

そして、この映画をみたら、「スペシャル」な彼らはとっても明るいって感じると思う人が多いかもしれない。実際彼らはとっても明るい。
それは「スペシャル」な彼らを「フツー」な人がかわいそう目線で見てしまっているからとも思えるのだが、何のことは無い、「フツー」と同じにみれば普通にありえることだ。
うちの子も明るさ満点である。（おばかさ満点？！）それによって逆に和まされたりも。

私はいつも子供を紹介するとき最初に発達障害なんだと言う。自己紹介のときも子供が発達障害だとあえて言う。そしてバスでパニックになった時も人から何かアプローチがあったら必ず発達障害なんですと言う様にしている。
なるべく多くの人にこういう人間がいるのだと知ってもらいたいし、それがあってはじめて、「障害者」「健常者」の壁をとりのぞけるきっかけとなっていくと信じているから。

そしてこういう映画が表立って行くことも、壁をとりのぞけるきっかけとなりうると思う。

是非是非、そういった意味でもなるべく多くの人に見てもらいたい作品である。