インベージョン

ありえない作品です、関係者は試写で何も言わなかったのか？
制作費の９割以上は、ギャラのような気がする
監督、脚本共我々素人に撮らせても充分です
しかし、ニコールの顔にゲロビューって、もう無茶苦茶ですやん
ダニエルもいなくてもいいし、宇宙生命体の目的なんて触れもしない

評価は星一つ付けたが、当然ニコールに哀れみの一つである。

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ジャック・フィニイ原作「盗まれた街（Invasion of the Body Snatchers）」の４度目
の映画化。これまでの３作は全てBody Snatchersがタイトルにつけられていいた
が本作は「Invasion」になっているのも興味深いところだ。私は過去３作は未見な
のでなんとも言えないが違いは想像できる。過去三作は１９５６、１９７８、１９９３
であり２作目と３作目と同じような間隔でインベーションも製作されたことになる。

ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグの競演ということで話題には事欠かない
が本作は息子オリバー役のジャクソン・ボンドがグッド。天才肌ではない感じだが
表情やセリフはなかなかのもの。

さて、作品的には古い原作なので現代風にしても多少無理があるのは突っ込み
をいれては無粋というもの。前半と後半では雰囲気がずいぶん違い前半は質の
高さを感じるものの後半はパニックムービーのようになっている。話や設定も雑
になるもののバイオハザードのような恐怖感も加わり一気にラストまでいったの
だからまぁそれなりに面白かったということでしょう。ニコールキッドマンはこういう
取り乱した感の演技が意外とうまいと思うのは私だけでしょうか？
ダニエル・クレイグは意外と役に立たず（笑）、あっさりと感染してしまうのだが、
これはエンディングを作りたいがための布石。それにしては代償が大きすぎた。
あの回想したセリフをダニエルクレイグが発したセリフにしたかったばかりに
感染させたわけだが、彼のセリフである必要性はないと思う。それよりも彼は
、一緒に逃げて戦う役にするべき。悪くない映画だっただけにそこが残念でなら
ない。

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口から出るものが苦手なオバサン。
感染の仕方が気持ち悪くて、どうにかしてくれ〜！

スペースシャトルに付着した謎の生命体。
これが地球規模で大感染。

争いのない平和な世界になる？
ならいいんじゃない。
侵略でもなさそうだし。

でも人間って欲がなくなるとこうなるのかしら。
吹き替えで観たせいか、変な抑揚のあるしゃべりかた。
これじゃ感染したくないかな。

まあ、内容は何故？何故？のオンパレード。

そうです、何も考えずにニコールの美しさに見惚れて下さい。
話の展開が早すぎて振り落とされそうになるのでしっかり掴まってみて下さいネ。

それにしてもこの手の映画「ワクチン」完成後はあっさり終幕。
なんか物足りなさを感じました。

おっと、いけないいけない。
ニコールを堪能する映画でした。

いいんですけど、楽しめたんですけど、
何となくものたりない感じが残ってしまいました。

何がたりないのか
私なりに考えた結果、深みなんじゃないかと思います。

設定もいいし、カーアクションもなかなかだと思うし、
子役も可愛くて嫌味がないし、
ストーリー全体の運びも決して悪くない。

でも、なんだか軽い気がするんです。
尺が短いのもあるかもしれないけど、それだけじゃなくて。

結構楽しめただけに残念です。

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　ジャック・フィニーの小説『盗まれた街』の、
　『ボディ・スナッチャー／恐怖の街』　ドン・シーゲル　１９５６年。
　『ＳＦ／ボディ・スナッチャー』　フィリップ・カウフマン　１９７８年。
　『ボディ・スナッチャーズ』　アベル・フェラーラ　１９９３年。
　『パラサイト』　ロバート・ロドリゲス　２０００年。
　『クレヨンしんちゃん／伝説を呼ぶ　踊れ！アミーゴ』　２００６年。
　に続く６度目の映画化作品。
　えっ？『パラサイト』は完全にオマージュ捧げてる作品だからご愛嬌で許容するけど、『クレヨンしんちゃん』はさすがには違うやろって？いやいや、前半は完全にボディ・スナッチャーですもの。何といっても登場する捜査官の名前がジャクリーン・フィーニーですから・・・いちおう、半分ジョーク半分本気で言ってます。興味ある方は一度お確かめください。
　というところで、本作『インベージョン』なのですが、『盗まれた街』の６度目（まだ言ってます）の映画化とかそういうことを横に置いといて、これ単品として観るならば、なかなか緊迫感もあったし、まずまず観応えのある作品に仕上がっていると思います。ニコール・キッドマンも相変わらずお綺麗でした。
　けど、たとえ『盗まれた街』を未読でも、映画版は『ボディ・スナッチャーズ』と『パラサイト』と『クレヨンしんちゃん』（←しつこい！）しか観てなくても、やっぱり比較の目線で観てしまうのも確か。
　そうなると、どうしてもガックリきてしまうのが、人間とすり替わる侵略者（エイリアン）が、それこそインフルエンザの親戚みたいな扱いをされているってこと。しかもエイリアンに対する抗体を持つ人間がいるって、なんじゃそりゃ！って話です。おまけに、何といってもハリウッド製メジャーバージョンなだけに観る前から基本ハッピーエンドは見え見え。そんなだからもうラストあたりになるとすっかり興醒め状態。
　こんなんだったら、わざわざ『盗まれた街』原作とせずに、知らん顔して「オリジナルです」と言ったほうがよっぽど良かったんじゃないかと思ってしまいました。

　で、なんだか妙にモヤモヤが残ってしまったので、思わず原作小説である『盗まれた街』をネットで注文してしまいました。まず、読んで、まだ未見の映画版を観てみようと思ってます。