野良犬 / 三船敏郎
全体の平均評価点: (5点満点)
(30)
解説・ストーリー
恐ろしく暑い真夏の午後。射撃練習を終えた若い刑事村上はうだるような暑さに辟易しながら満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、村上は車内でコルトを盗まれたことに気づく。慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失ってしまう。コルトの中には実弾が7発残っていた。必死にコルトを探す村上だったが……。 巨匠・黒澤明監督が初の本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。徹底してディテールに拘った周到な脚本とどこまでもリアリズムを追求した演出でそれまでの日本映画には見られない高い緊張感が全編を支配する。
恐ろしく暑い真夏の午後。射撃練習を終えた若い刑事村上はうだるような暑さに辟易しながら満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、村上は車内でコルトを盗まれたことに気づく。慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失ってしまう。コルトの中には実弾が7発残っていた。必死にコルトを探す村上だったが……。 巨匠・黒澤明監督が初の本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。徹底してディテールに拘った周到な脚本とどこまでもリアリズムを追求した演出でそれまでの日本映画には見られない高い緊張感が全編を支配する。
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「野良犬」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
恐ろしく暑い真夏の午後。射撃練習を終えた若い刑事村上はうだるような暑さに辟易しながら満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、村上は車内でコルトを盗まれたことに気づく。慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失ってしまう。コルトの中には実弾が7発残っていた。必死にコルトを探す村上だったが……。 巨匠・黒澤明監督が初の本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。徹底してディテールに拘った周到な脚本とどこまでもリアリズムを追求した演出でそれまでの日本映画には見られない高い緊張感が全編を支配する。
「野良犬」 の作品情報
「野良犬」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
野良犬の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV2805R |
2004年04月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
0人
|
0人
|
野良犬の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV2805R |
2004年04月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
0人
|
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ユーザーレビュー:30件
夏の演出
温暖化のせいなのか、近年の夏の暑さはたまらないものがあるんだけど、本作に比べるとまだましかなぁって感じがしてくる(笑)
暑さや寒さ、その空気感みたいなものってなかなかフィルムに焼き付けるのは難しいと思うんだけど、本作ほど暑さを感じる作品も少ないのでは。
とにかく冒頭から暑さ、息苦しさの描写が徹底していて、その異様な空気が効果的に全編を覆っている。
その中で描かれる緊張感、焦燥感、も際立つ結果に。
そして暑さの表現だけでなく、例えば雷、夕立、そしてヒグラシや風鈴といった“音”も要所で用いて“夏の空気”を巧く再現している点もポイント。
現代における本作の意義は、当時の戦後の街並み、風俗を丁寧に、かつダイナミックに切り取ったという点もあるだろう。
場末の盛り場、あばら屋、野球場、ダンス小屋、そしてその空気感、街が発するエネルギーみたいな物までもしっかりと感じさせてくれる。
先日レビューした“張込み”もそうだったけど、暑さ寒さの描写、空気感の演出というものがしっかり出来ている作品ってのは感情移入を容易にさせるね。
内容に関しては、黒澤特有の分かり易い単純な人物の(悪い意味ではない)追走劇だったり、“社会が生み出した悪”だったり、今観ても新鮮な要素っていうのは薄いと思うんだけど、この空気、エネルギーを感じる事が出来たので、
星★★★★☆
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
暑さの表現も含めてとにかくギラギラした映画
投稿日:2021/05/06
レビュアー:毎日映画
前半はとにかく三船敏郎が街を歩いたり走ったりする場面が多く、舗装されていない土の道や闇市などまだ戦後が残っている風景がたくさん見られる。まだ戦後4年目だけど普通に野球観戦していたりダンサーが小屋で踊ってたりと意外と復興が早かった事にびっくり。
三船敏郎は野性的な2枚目で恰好いい、対称的に志村喬は仕事は出来るがほのぼのとした雰囲気のベテラン刑事を演じていて味がある。拳銃を盗まれてしまった自責の念から、それこそ狂犬のようになって捜査する三船を志村が時には厳しく時には温かく見守り教育していく、途中息抜きに志村の自宅に招くシーンがあるが、子供の年齢が小さくて志村喬は老けた風貌なので一瞬孫かと思った。
黒澤映画の特徴としてやりすぎてしまうことがあって、この映画でも駅で泥の付いた靴を探していく場面で服の後ろの跳ね返り型が尋常でない、ダンサーたちのとんでもない汗の量、雨が土砂降りなどが挙げられるがこの映画のギラギラ感にはマッチしていた。
緊迫する場面で明るい音楽が流れる映像と音楽の対位法はあまりに有名になっていて、鑑賞前から知っていたのであまり感銘を受けなかった。
後の黒澤組常連の木村功や千秋実が初登場、伊藤雄之助もワンシーンのみ顔を見せる。耳が遠いアパートの管理人は「七人の侍」の“やるべし”の長老だった。
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
緊張感たっぷりです。
子供の時分、個人的には名監督と呼ばれた人は、
ベルトルッチとかゴダールみたいな欧州の芸術家然としたタイプか、
スピルバーグやルーカス見たいなアメリカ商業主義的ヒットメーカーに二分されると思い込んでいました。
私の黒沢明の印象も、丁度「影武者」とか「乱」の頃で、どちらかと言うと芸術家然としたタイプに属するの監督の
イメージが強かった。
それは、コッポラやルーカス、スピルバーグが崇拝していると言った事実もあり。
どちらかと言うと、アーティストが尊敬するアーティストは得てして大衆的では無いと言ったセオリーがあるからで
子供が見ても意味わからんやろうとの思いこみがありましたが、「天国と地獄」を見てその思いは吹っ飛びました。
そこには子供でも熱中出来る大衆向けな活劇が展開されていたのです。
なので、「七人の侍」みたいな時代劇も良いのですが、自分にとっては現代劇の黒沢作品が非常に好きなのです。
「野良犬」もその一つになります。
この作品は黒沢映画が一番輝いていた、黒沢・三船のコンビによる、ごく初期の作品になります。
1949年なので、戦後数年たった頃の東京の様子が映し出されており、最初のバスからスリを追いかける場所なんかは
バラック小屋が立ち並んだ町並みで、今ではその面影は微塵も無くなっているのでは無いかと思います。
又、クーラーが無かったこの時代のうだるような熱気が映画から伝わってきて、見ている方も熱くなってきます。
三船敏郎が演じる、復員して警察に入った新米刑事が拳銃をスリに盗まれる事で発生する事件ドラマを描いており、
一丁の拳銃と装填されている弾丸の一発一発の行方が非常に重要性を帯びています。
(まさに銃社会のアメリカでは考えられない事ですね...。)
野球とかキャバレーのダンスショー等の娯楽も増え、徐々に復興してきている日本と、その裏で取り残され貧困にあえぐ人達。
責任を感じ執拗に拳銃を追いかける三船敏郎も犯人も、ある意味野良犬であり、同じような境遇に合いながらも
進んだ方向が違った互いの対比も意味深い。
そういった重いテーマも含みながら、大衆的な刑事映画としても緊張感たっぷりに描いています。
ラストの犯人の慟哭と民家から聞こえるピアノ、通りを通る子供たちの歌声が凄く印象に残ります。
後、どうでもいいですが私的には「みんなタバコうまそうに吸うな〜」という事が印象的でした。
(ああ〜禁煙止めたくなってきた、いかん、いかん。)
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
連ドラの定番
TVの連ドラで必ず出てくるEP。
元祖「拳銃盗まれたデカ」
執念で犯人を追い詰める刑事を黒澤明の「マストアイテム」
三船敏郎が演じます。
演出にこだわることで有名な監督の伝説の逸話「天気待ち」が
さぞや多かっただろうと思われる作品。
このレビューは気に入りましたか?
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黒沢監督のネオレアリズモ
自転車ならぬ失った拳銃を追いかけて、混沌とした戦後の闇市の中を、引き揚げ者の紛争で彷徨う若き三船刑事。
サッカーならぬ野球場で、拳銃貸しの元締めを見張る三船刑事と老練な志村刑事。
浅草?レビューで踊り子を尋問する両刑事。
これはビットリオ・デ・シーカ監督の、あの時代のイタリアの「現代社会」を描いた名作「自転車泥棒」が下敷きになっている気がします。
自分だって犯罪者になっていたかもしれない。これは敗戦が生んだ犯罪だと三船刑事がいえば、罪は罪、その犯罪者を捕まえることで、何人もの善良な市民が救われるのだと志村刑事が諭す。
捕まった犯人が慟哭しますが、泣くというよりあの時代の呻き声のように聞こえます。
クライムサスペンスとしても一級品。
炎天下、麻とはいえ長袖のスーツにハンチング帽。
エアコンも携帯もなかったあの時代の熱い映画。
(重箱の隅)
その1 戦争は終わってもビールはまだ配給だった。
その2 あの頃の警官の制服や子供の玩具が今よりもグッドデザイン
その3 ジャイアンツ対ホークスって、まだ2リーグ制じゃなかったの? 若き川上選手が…それ以外は分かりません。
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ユーザーレビュー
夏の演出
投稿日
2006/06/08
レビュアー
雲黒斎
温暖化のせいなのか、近年の夏の暑さはたまらないものがあるんだけど、本作に比べるとまだましかなぁって感じがしてくる(笑)
暑さや寒さ、その空気感みたいなものってなかなかフィルムに焼き付けるのは難しいと思うんだけど、本作ほど暑さを感じる作品も少ないのでは。
とにかく冒頭から暑さ、息苦しさの描写が徹底していて、その異様な空気が効果的に全編を覆っている。
その中で描かれる緊張感、焦燥感、も際立つ結果に。
そして暑さの表現だけでなく、例えば雷、夕立、そしてヒグラシや風鈴といった“音”も要所で用いて“夏の空気”を巧く再現している点もポイント。
現代における本作の意義は、当時の戦後の街並み、風俗を丁寧に、かつダイナミックに切り取ったという点もあるだろう。
場末の盛り場、あばら屋、野球場、ダンス小屋、そしてその空気感、街が発するエネルギーみたいな物までもしっかりと感じさせてくれる。
先日レビューした“張込み”もそうだったけど、暑さ寒さの描写、空気感の演出というものがしっかり出来ている作品ってのは感情移入を容易にさせるね。
内容に関しては、黒澤特有の分かり易い単純な人物の(悪い意味ではない)追走劇だったり、“社会が生み出した悪”だったり、今観ても新鮮な要素っていうのは薄いと思うんだけど、この空気、エネルギーを感じる事が出来たので、
星★★★★☆
暑さの表現も含めてとにかくギラギラした映画
投稿日
2021/05/06
レビュアー
毎日映画
前半はとにかく三船敏郎が街を歩いたり走ったりする場面が多く、舗装されていない土の道や闇市などまだ戦後が残っている風景がたくさん見られる。まだ戦後4年目だけど普通に野球観戦していたりダンサーが小屋で踊ってたりと意外と復興が早かった事にびっくり。
三船敏郎は野性的な2枚目で恰好いい、対称的に志村喬は仕事は出来るがほのぼのとした雰囲気のベテラン刑事を演じていて味がある。拳銃を盗まれてしまった自責の念から、それこそ狂犬のようになって捜査する三船を志村が時には厳しく時には温かく見守り教育していく、途中息抜きに志村の自宅に招くシーンがあるが、子供の年齢が小さくて志村喬は老けた風貌なので一瞬孫かと思った。
黒澤映画の特徴としてやりすぎてしまうことがあって、この映画でも駅で泥の付いた靴を探していく場面で服の後ろの跳ね返り型が尋常でない、ダンサーたちのとんでもない汗の量、雨が土砂降りなどが挙げられるがこの映画のギラギラ感にはマッチしていた。
緊迫する場面で明るい音楽が流れる映像と音楽の対位法はあまりに有名になっていて、鑑賞前から知っていたのであまり感銘を受けなかった。
後の黒澤組常連の木村功や千秋実が初登場、伊藤雄之助もワンシーンのみ顔を見せる。耳が遠いアパートの管理人は「七人の侍」の“やるべし”の長老だった。
緊張感たっぷりです。
投稿日
2013/12/23
レビュアー
土豆
子供の時分、個人的には名監督と呼ばれた人は、
ベルトルッチとかゴダールみたいな欧州の芸術家然としたタイプか、
スピルバーグやルーカス見たいなアメリカ商業主義的ヒットメーカーに二分されると思い込んでいました。
私の黒沢明の印象も、丁度「影武者」とか「乱」の頃で、どちらかと言うと芸術家然としたタイプに属するの監督の
イメージが強かった。
それは、コッポラやルーカス、スピルバーグが崇拝していると言った事実もあり。
どちらかと言うと、アーティストが尊敬するアーティストは得てして大衆的では無いと言ったセオリーがあるからで
子供が見ても意味わからんやろうとの思いこみがありましたが、「天国と地獄」を見てその思いは吹っ飛びました。
そこには子供でも熱中出来る大衆向けな活劇が展開されていたのです。
なので、「七人の侍」みたいな時代劇も良いのですが、自分にとっては現代劇の黒沢作品が非常に好きなのです。
「野良犬」もその一つになります。
この作品は黒沢映画が一番輝いていた、黒沢・三船のコンビによる、ごく初期の作品になります。
1949年なので、戦後数年たった頃の東京の様子が映し出されており、最初のバスからスリを追いかける場所なんかは
バラック小屋が立ち並んだ町並みで、今ではその面影は微塵も無くなっているのでは無いかと思います。
又、クーラーが無かったこの時代のうだるような熱気が映画から伝わってきて、見ている方も熱くなってきます。
三船敏郎が演じる、復員して警察に入った新米刑事が拳銃をスリに盗まれる事で発生する事件ドラマを描いており、
一丁の拳銃と装填されている弾丸の一発一発の行方が非常に重要性を帯びています。
(まさに銃社会のアメリカでは考えられない事ですね...。)
野球とかキャバレーのダンスショー等の娯楽も増え、徐々に復興してきている日本と、その裏で取り残され貧困にあえぐ人達。
責任を感じ執拗に拳銃を追いかける三船敏郎も犯人も、ある意味野良犬であり、同じような境遇に合いながらも
進んだ方向が違った互いの対比も意味深い。
そういった重いテーマも含みながら、大衆的な刑事映画としても緊張感たっぷりに描いています。
ラストの犯人の慟哭と民家から聞こえるピアノ、通りを通る子供たちの歌声が凄く印象に残ります。
後、どうでもいいですが私的には「みんなタバコうまそうに吸うな〜」という事が印象的でした。
(ああ〜禁煙止めたくなってきた、いかん、いかん。)
連ドラの定番
投稿日
2010/08/13
レビュアー
ナビ助
TVの連ドラで必ず出てくるEP。
元祖「拳銃盗まれたデカ」
執念で犯人を追い詰める刑事を黒澤明の「マストアイテム」
三船敏郎が演じます。
演出にこだわることで有名な監督の伝説の逸話「天気待ち」が
さぞや多かっただろうと思われる作品。
黒沢監督のネオレアリズモ
投稿日
2009/08/20
レビュアー
ムーン
自転車ならぬ失った拳銃を追いかけて、混沌とした戦後の闇市の中を、引き揚げ者の紛争で彷徨う若き三船刑事。
サッカーならぬ野球場で、拳銃貸しの元締めを見張る三船刑事と老練な志村刑事。
浅草?レビューで踊り子を尋問する両刑事。
これはビットリオ・デ・シーカ監督の、あの時代のイタリアの「現代社会」を描いた名作「自転車泥棒」が下敷きになっている気がします。
自分だって犯罪者になっていたかもしれない。これは敗戦が生んだ犯罪だと三船刑事がいえば、罪は罪、その犯罪者を捕まえることで、何人もの善良な市民が救われるのだと志村刑事が諭す。
捕まった犯人が慟哭しますが、泣くというよりあの時代の呻き声のように聞こえます。
クライムサスペンスとしても一級品。
炎天下、麻とはいえ長袖のスーツにハンチング帽。
エアコンも携帯もなかったあの時代の熱い映画。
(重箱の隅)
その1 戦争は終わってもビールはまだ配給だった。
その2 あの頃の警官の制服や子供の玩具が今よりもグッドデザイン
その3 ジャイアンツ対ホークスって、まだ2リーグ制じゃなかったの? 若き川上選手が…それ以外は分かりません。
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