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イリノイ州シカゴ。ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、心臓病を患っており、生き延びる方法は心臓移植しかないと判明する。しかし、リストラで半日勤務となっているジョンの保険は、高額な移植手術に適用されなくなっていた。ジョンは家財道具を売るなど金策に走ったが、病院から無情な退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは拳銃を持って救急病棟を占拠。医師や患者を人質に、マイクの手術を要求するのだった。
製作年: |
2002年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
JOHN Q |
監督: |
ニック・カサベテス |
---|---|
製作: |
マーク・バーグ 、 オーレン・クールズ |
製作総指揮: |
マイケル・デ・ルカ 、 マイケル・デ・ルカ 、 アヴラム・ブッチ・カプラン 、 リチャード・サパースタイン |
出演: |
ロバート・デュヴァル 、 デンゼル・ワシントン 、 ジェームズ・ウッズ 、 アン・ヘッシュ 、 エディ・グリフィン 、 ショーン・ハトシー 、 レイ・リオッタ 、 ケヴィン・コナリー |
脚本: |
ジェームズ・カーンズ 、 ジェームズ・キアーンズ |
撮影: |
ロジェ・ストファーズ 、 ロヒール・ストッフェルス |
音楽: |
アーロン・ジグマン |
イリノイ州シカゴ。ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、心臓病を患っており、生き延びる方法は心臓移植しかないと判明する。しかし、リストラで半日勤務となっているジョンの保険は、高額な移植手術に適用されなくなっていた。ジョンは家財道具を売るなど金策に走ったが、病院から無情な退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは拳銃を持って救急病棟を占拠。医師や患者を人質に、マイクの手術を要求するのだった。
製作年: |
2002年 |
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製作国: |
アメリカ |
原題: |
JOHN Q |
監督: |
ニック・カサベテス |
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製作: |
マーク・バーグ 、 オーレン・クールズ |
製作総指揮: |
マイケル・デ・ルカ 、 マイケル・デ・ルカ 、 アヴラム・ブッチ・カプラン 、 リチャード・サパースタイン |
出演: |
ロバート・デュヴァル 、 デンゼル・ワシントン 、 ジェームズ・ウッズ 、 アン・ヘッシュ 、 エディ・グリフィン 、 ショーン・ハトシー 、 レイ・リオッタ 、 ケヴィン・コナリー |
脚本: |
ジェームズ・カーンズ 、 ジェームズ・キアーンズ |
---|---|
撮影: |
ロジェ・ストファーズ 、 ロヒール・ストッフェルス |
音楽: |
アーロン・ジグマン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
116分 | 日本語・日本語吹替え用・音声解説用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 4:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/解説音声 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PIBR1497 | 2003年04月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
116分
字幕:
日本語・日本語吹替え用・音声解説用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
4:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/解説音声
レイティング:
記番:
PIBR1497
レンタル開始日:
2003年04月03日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
116分 | 日本語・日本語吹替え用・音声解説用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 4:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/解説音声 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PIBR1497 | 2003年04月03日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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収録時間:
116分
字幕:
日本語・日本語吹替え用・音声解説用字幕
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レイティング:
記番:
PIBR1497
レンタル開始日:
2003年04月03日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
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☆物語
工場で働くブルーカラー、ジョンQは、妻とボディビルダーを夢見る小さなかわいい息子と三人暮らし。ある時突然息子が心臓疾患で倒れ、心臓移植以外に助からないと病院から宣告される。手術と治療代は莫大な金が必要で、彼の収入ではなんともならず、保険に頼るしかない。しかし、彼の場合、不景気からか会社がいつの間にか、正社員からパートタイムに変更しており、保険はPPOからHMOという、掛け金の少ないかわり、保障額の上限額も小さな保険に移行されていた。納得がいかないまでも、手術代を工面するしかほかになく、家財を安く買い叩かれながらも売り払い、募金や借金をするが、とても病院が要求する金額には届かない。また、移植は他の順番待ちしている患者が大勢いて、順番待ちリストにまず載せなければならない。息子は日に日に弱っていく。それでも藁をもつかむ思いで、納められるだけの金を病院に支払ったが、無常にも病院から退院するよう通告される。
追い詰められたジョンQは、病院のERを占拠する。医者とたまたまそこに居合わせた患者も人質に取る。病院周辺は騒然となり警察が取り囲み、老刑事がジョンQと交渉する。ジョンQの要求はただひとつ、息子を心臓移植のリストに載せることだった。けれど警察の上層部は、マスコミや市長の手前、老刑事を出し抜き、病院に潜入しジョンQを射殺する作戦をとるものの失敗する。そんななか息子はますます深刻な状況に陥っていく。
そして、ジョンQは最後の決断をくだすことになる。
その決断とは、自分が自殺し、息子の心臓ドナーになることだ。自分の心臓を息子に移植するよう、心臓外科医を説得する。そんなジョンQの気迫に負け、医者は移植手術を了承する。
ジョンQは医療ベッドに横たわり、ピストルを頭にかざす。息子が自分の心臓で回復することを祈りつつ、引き金に手をかける…
・・・中略・・・
数ヶ月後、ジョンQは裁判にかけられ、3つの争点のうち、2点は無罪、1点は有罪は受ける。
さて、何が無罪で、何が有罪か?
…まてまて、それよりも彼は病院で引き金を引いたはずではなかったのか?なぜ裁判なのか?そして息子はどうなったのか?
☆aiai's eye
本作のテーマは二つある。一つは、やはり家族愛、そしてもうひとつは米国の医療保険制度の問題。息子の命を救うためならどんなことでもやるという父親の心情は、これはもう万国共通で誰も異存あるまい。いろんなかたちをかえて描かれるもので、こういうドラマはいつ見ても心を打つ。
デンゼル・ワシントンは、突然病気の息子を持つことになってしまった父親を、最初は動揺するが、すぐに取り直し、真っ向から問題にぶつかっていく男として、非常に熱く、堂々と演じきった。はまり役だと思う。
ストーリはいささか無理を感じないこともないが、数あるドラマの中では、ジョンQが選択した決断というのは、主人公の精神的根拠という観点からすると、とても納得がいくものであって、理解できるものである。それしか道が残されていないという切迫感、緊張感が見事に脚本に生きていた。
ただ、誤解されかねない展開もないわけではない。ER占拠の際、興奮からか心臓外科医をピストルで脅しながら息子の手術を強要するシーンがある。そこで、彼の行動を認めることは、事件を起こせば誰でも願いを叶えてもらえるのか、そりゃおかしいだろというしごく真っ当な平等社会におけるルール違反を見てる側にいだかせてしまうのだが、あれはあくまでジョンQの息子を思う本音から吐露された言葉であって、不正を許せという意味ではない。もともとジョンQの要求はあくまで移植対象者リストに息子を載せたいという、いわゆる普通の患者扱いをしてくれという権利を主張するものであって、自分の息子の移植優先順位を1番にしろとかいう我儘な要求ではないからだ。
じゃあ何が悪いんだというと、遡及されるべきもの、つまりもうひとつのテーマである米国医療保険制度の闇に立ち返ることになる。
米国の医療保険制度の問題は、本作で描かれているとおり、民間保険を中心とするため、効率化、コストダウン至上主義となって、本来の社会保障の意義が満たされていない。ひらたくいえば、詳しく検査しないとか、要は医者に手抜きをさせやすい環境を作り出してしまう非常に問題ある制度である。ジョンQの息子も医者が手抜きをせずに早いうちに検査で発見していれば、こんな大事にならなかったかもしれない。
このように、本作は常に家族愛と医療保険制度問題を往復しながら問題意識を深める仕掛けになっている。社会派ドラマとしてはとてもいい出来だと思う。
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ユーザーレビュー:101件
投稿日
2006/10/08
レビュアー
aiai※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
☆物語
工場で働くブルーカラー、ジョンQは、妻とボディビルダーを夢見る小さなかわいい息子と三人暮らし。ある時突然息子が心臓疾患で倒れ、心臓移植以外に助からないと病院から宣告される。手術と治療代は莫大な金が必要で、彼の収入ではなんともならず、保険に頼るしかない。しかし、彼の場合、不景気からか会社がいつの間にか、正社員からパートタイムに変更しており、保険はPPOからHMOという、掛け金の少ないかわり、保障額の上限額も小さな保険に移行されていた。納得がいかないまでも、手術代を工面するしかほかになく、家財を安く買い叩かれながらも売り払い、募金や借金をするが、とても病院が要求する金額には届かない。また、移植は他の順番待ちしている患者が大勢いて、順番待ちリストにまず載せなければならない。息子は日に日に弱っていく。それでも藁をもつかむ思いで、納められるだけの金を病院に支払ったが、無常にも病院から退院するよう通告される。
追い詰められたジョンQは、病院のERを占拠する。医者とたまたまそこに居合わせた患者も人質に取る。病院周辺は騒然となり警察が取り囲み、老刑事がジョンQと交渉する。ジョンQの要求はただひとつ、息子を心臓移植のリストに載せることだった。けれど警察の上層部は、マスコミや市長の手前、老刑事を出し抜き、病院に潜入しジョンQを射殺する作戦をとるものの失敗する。そんななか息子はますます深刻な状況に陥っていく。
そして、ジョンQは最後の決断をくだすことになる。
その決断とは、自分が自殺し、息子の心臓ドナーになることだ。自分の心臓を息子に移植するよう、心臓外科医を説得する。そんなジョンQの気迫に負け、医者は移植手術を了承する。
ジョンQは医療ベッドに横たわり、ピストルを頭にかざす。息子が自分の心臓で回復することを祈りつつ、引き金に手をかける…
・・・中略・・・
数ヶ月後、ジョンQは裁判にかけられ、3つの争点のうち、2点は無罪、1点は有罪は受ける。
さて、何が無罪で、何が有罪か?
…まてまて、それよりも彼は病院で引き金を引いたはずではなかったのか?なぜ裁判なのか?そして息子はどうなったのか?
☆aiai's eye
本作のテーマは二つある。一つは、やはり家族愛、そしてもうひとつは米国の医療保険制度の問題。息子の命を救うためならどんなことでもやるという父親の心情は、これはもう万国共通で誰も異存あるまい。いろんなかたちをかえて描かれるもので、こういうドラマはいつ見ても心を打つ。
デンゼル・ワシントンは、突然病気の息子を持つことになってしまった父親を、最初は動揺するが、すぐに取り直し、真っ向から問題にぶつかっていく男として、非常に熱く、堂々と演じきった。はまり役だと思う。
ストーリはいささか無理を感じないこともないが、数あるドラマの中では、ジョンQが選択した決断というのは、主人公の精神的根拠という観点からすると、とても納得がいくものであって、理解できるものである。それしか道が残されていないという切迫感、緊張感が見事に脚本に生きていた。
ただ、誤解されかねない展開もないわけではない。ER占拠の際、興奮からか心臓外科医をピストルで脅しながら息子の手術を強要するシーンがある。そこで、彼の行動を認めることは、事件を起こせば誰でも願いを叶えてもらえるのか、そりゃおかしいだろというしごく真っ当な平等社会におけるルール違反を見てる側にいだかせてしまうのだが、あれはあくまでジョンQの息子を思う本音から吐露された言葉であって、不正を許せという意味ではない。もともとジョンQの要求はあくまで移植対象者リストに息子を載せたいという、いわゆる普通の患者扱いをしてくれという権利を主張するものであって、自分の息子の移植優先順位を1番にしろとかいう我儘な要求ではないからだ。
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このように、本作は常に家族愛と医療保険制度問題を往復しながら問題意識を深める仕掛けになっている。社会派ドラマとしてはとてもいい出来だと思う。
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ジョンQ 最後の決断