光とともに…　〜自閉症児を抱えて〜

今の時代。障害児とは違いますが、若い夫婦が７歳の我が娘に手をかけて殺めてしまうという事件が、ごく身近で起こった経験があります。

この最終話で、母親が語る「光より一日だけ多く生きたい。」
それは、障害児を残して死ねないという、親として共通の願いだろうと思います。
順風満帆とはいかない道のりを前向きに進もうとする母親や家族、側面から支える学校職員に拍手を送りたい気分です。
その一方で、簡単にリセットやデリートがおこなわれる社会が、どうしても許せません。馬鹿と言われようが、純粋過ぎると言われようが、そんな世の中をまともに戻さなければいけません。

ただ、物語の結末が、どんでん返しとも見える“その道の険しさ”を不気味な程に暗示しているのが悲しすぎました。

自閉症の人間にとっては、全ての物事が一つ一つの独立した単体の出来事であって、経験からステップアップして学んだものではありません。
よって、一般人と違い極端に不安感が強く、手順を示され見通しを持たせる事によって、やっと安心してその世界に入ることが出来るのです。

“トマト大作戦”で、試行錯誤しながらも水やりする光を支える友だち。成長を喜びながらも、ついつい他の子と比べてあせる母親。「まあ、いいか」で済ますことが出来ない自閉症児のこだわりに、向き合う周りの人たちがとてもいいです。

難しい役をこなしている子役の子供たちには、目を見張ります。また、里緒先生とさくら先生の掛け合いや校長の一昔前のアイドルダンスが笑えました。

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ＤＶＤ、第二巻と第三巻を見ました。
自閉症という難しい障害を抱えて奮闘する家族と周囲の人たちの心温かな交流に感動しています。
１０００人に一人ということだそうですが、それに当たった、という言い方は変かもしれませんが、すごいことよね、というセリフを言った光君のおばあちゃんの言葉にははっとさせられました。
皆、迫真の演技でついつい引き込まれて同じように泣きそうになったり笑ったりしてます。
このドラマを見てよかったです。最終話でどうなるかとても気になります。

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　よく泣いてしまった。
　これはフィクションのドラマだとわかっていても、現実の抱える問題も多く含まれていて考えさせられる。
　障害をもつ者への周りの反応・考え方で、さらっと流している部分でも、本当は根の深い、深刻な問題もあると思う。
　全体的に、性善説的な発想に基づいて人間関係は構築されている。最初は、回りの反発・無理解から始まり、問題とぶつかりながら、解決していき最後はハッピィ・エンド。となるが、このドラマの終わりは、そうでないところが良かった。コメディータッチで表現されているが、現実では本当にこういうことは、起こりえることであり笑えない話であると思う。ただ、このドラマの余韻は、多分この問題もみんなで解決するであろうと思わせるところである。現実はどうかわからないが・・・。
　障害を持つ者とその家族を知ってもらうためには、いいドラマだったと思う。
　篠原涼子の踏ん張った笑顔は本当に良かった。自分もああいう内にファイトの心をもった笑顔ができればいいなと思った。

テレビでやっていたときは初回を見逃していたので見るのをあきらめていました。
自閉症というものは、以前からテレビなどではだいたいのことは知っていたのですが、改めて大変だと思いました。
4歳の子供と見ましたが、子供は何の抵抗もなしに頑張れと応援しながら見ています。初回からなきっぱなしです。