ロード・オブ・ザ・リング　王の帰還　スペシャル・エクステンデッド・エディション

ゴラムの来歴が明かされるオープニング。この３作目ではゴラムが最重要人物なので、この始まり方もいいかなぁと思いました。

エクステンデッドエディションになって復活したというサルマンのシーンなどをはじめ、これがなかったらちょっと物語の流れ的に不完全では…？　と思う重要なシーンが劇場版ではカットされていたみたいなので、やっぱりＬＯＴＲはエクステンデッドエディションじゃないと、だめかなぁ〜と思います。

王の帰還ではメリーとピピンの活躍が印象的。それぞれすごく頑張っていて、旅の最初の頃に比べてものすごく成長したなぁ…とホロリとさせられます。でもゴンドールの戦いはかわいそうすぎて観ていて辛い。エオウィンの活躍する場面は唯一的に痛快な所。ムマキルと戦うレゴラスもいい。レゴラスのヒーロー的な活躍は、待ってましたという感じで爽快感があって楽しい。そして終盤のサムの献身的な活躍は本当に感動的…。サムワイズ・ギャムジー…あなたは本当に偉いよ…。物語の結末あたりはもう涙、涙です…。

オーディオコメンタリーもこれが最後かと思うと、さみしいような名残惜しいような気分になってきますが、最終的には、これでもかって位に沢山楽しませてくれてありがとう！　という達成感に満ちた気持ちになれます。

これぞマイベストムービーです（≧∀≦）ぽすれんでなかなか借りられず待ちきれずに購入してしまいました！！勿論前編も観ましたが、やはり削られた部分をきちんと入れてこそ完璧なロードオブザリングだと思えてなりません。大体劇場版だとあれっっと訳わからない場面もあったのですが、それが全てすっきり解り、やっと消化できた気分です。この作品はトールキンの原作ではありますが、映画自体はピータージャクソン初めこの映画製作に携わった全ての人々の熱意と愛情の集大成であると言えるでしょう。これほどまでに感動を誘う作品は他に類を見ないと思います。ファンタスティック！！

山場の無い話運びといい、適当に配置されラストに重きを置かない構成といい、ハリーポッター系のイギリス制作だと今の今まで思っていた。
アメリカ制作でこんな話を書くとは……

ＣＧは凄かったし、映像は凄かったし、舞台美術は凄かった。
弓王子は大好きだ。
戦争シーンも素晴らしい。

名作だし、好きなジャンルの筈だし、と一気に全部借りてみたが……


主人公、活躍しような！

この3部作のために、私は人生のうち確実に3年間は費やした、と思っています。
コレクターズエディションDVDを３部とも購入した後、勢い余ってスペシャルエクステンディッドエディションまで全て購入。
棚には今も6個のケースが並んでいます。
各種オーディオコメンタリー版まで全て観ようとすると、もう引きこもりになるしかありませんわ。
ミナス・ティリスのてっぺんの広場で、人々がホビットたちに頭を下げるシーンは、何度観ても涙腺がゆるみます。
魅力的なキャラクターはもとより、全編を通して、構造物、風景、衣装、などなどの造形の妙を味わうこともできます。
1部から時間が経つに従って、CGの精度がどんどん上がっているのも面白い。
ゴラムの姿も成長（？）してますし。
デザインチームの苦労と努力が忍ばれます。
激しい戦闘シーンの是非が語られることもありますが、そんなことも含めて、いろいろ考えさせられることも多く、たいへん見応えのある作品と言えるでしょう。
以前、知人の家の小学生の女の子に、このお話の登場人物で誰が好き？と聞いたら、「アラゴルン！」とすかさず答えてくれましたっけ。
そうよね、レゴラスもいいけど、やっぱり彼よねぇ。
（結局ミーハー・・・？）

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ファラミアの悲しみ，
メリーとピピンの絆，
エオウィンの思い，
サルマンの勇姿（笑）などが追加され，
劇場版より，さらにエモーショナル率アップ，
合戦シーンも大迫力になっていて見応えありましたが，
全体の印象としては，断片的で，辻褄が合わなかったり，突っ込むシーンがあり，
入れて良かった映像と，やっぱ無くても良かったんちゃうのと思う映像が同居・・

感動・興奮と，あれ？と立ち止まる展開の繰り返しで，散漫な4時間に思え，
感情のコントロールが最高だった劇場版は，うまいこと編集してたんやなぁと再認識。

・ピーター・ジャクソン監督が，海賊の一員でカメオ出演！
レゴラスに射られてました。