靖国 YASUKUNI / 刈谷直治
靖国 YASUKUNI
/李纓
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(61)
解説・ストーリー
日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている“靖国神社”。そんな日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリー。靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、真摯かつニュートラルな眼差しでスケッチしていく。
日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている“靖国神社”。そんな日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリー。靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、真摯かつニュートラルな眼差しでスケッチしていく。
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「靖国 YASUKUNI」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている“靖国神社”。そんな日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリー。靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、真摯かつニュートラルな眼差しでスケッチしていく。
「靖国 YASUKUNI」 の作品情報
「靖国 YASUKUNI」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
靖国 YASUKUNIの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CCRN3058 |
2008年10月01日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
0人
|
0人
|
靖国 YASUKUNIの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CCRN3058 |
2008年10月01日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
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|
0人
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ユーザーレビュー:61件
うーん。
浅いなあ。
なんで、この程度の内容であんなに騒いでいたのか不思議です。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
この映画の影響だったんだ
NHKスペシャル「JAPANデビュー」は、この映画の影響をもろに受けたようです。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
日本人には撮れないかもしれないけど ・・・
公開時いろいろと物議を醸した作品ですが、映画・ドキュメンタリーとして特筆すべき点はありません。
最後に戦時中の映像が長く続くあたりからすると、戦前の日本軍国主義の精神を靖国神社を通して探るのが監督の意図かもしれませんが、どうにもつまらない内容です。もしもNHKが制作したら、もっと優れた映像作品ができるでしょう。
戦後世代の私にとって、「靖国神社」というのは戦前の日本、つまり天皇主権の大日本帝国の記念館という感じがします。国名は同じ「日本」でも、実質的に別の国になった今の日本にあって「日の丸」を敬え、「君が代」を斉唱せよ−なんて言われたってナンセンスなんだよな。
われわれは国民であって、臣民じゃないんだから。
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日本が誇るべきことはなにか
投稿日:2009/04/06
レビュアー:むーしあ
ドキュメンタリー映画の出来としてみて、決して優れた作品ではないと思う。賞賛に値するのは、このテーマでとったということのみ。変に右翼が騒ぎ立てなければ、どうということなく消え去っていった作品になっただろう。ただ、中国人でも日本人でも、何人でもどんどんこのテーマでとるといいと思う。このテーマは決して単純に割り切れないいろんな問題をはらんでいるからだ。天安門事件によって中国には言論の自由がないと日本に逃れてきた監督の作品に対して、上映に圧力をかけるなんて右翼も恥ずかしいことをしたものだ。むしろどうどうと上映させたうえで、しっかり批判すべきことはしたらいいのだ。情けない。
映画のなかでは、それほど有効に機能しているとは思えない刀鍛冶に対するインタビューなどの映像が繰り返される。インタビュアー(監督?)と刀鍛冶の会話はかみ合わず、思いも完全にすれ違っているのが象徴的といえば象徴的。
そして様々な靖国にやってくる人々の映像が流される。これはそれぞれ感情の嵐。失った親族を非難から守り弔いたいという遺族の感情と、その祀られている人々に親族、同胞を殺されたという被害者の感情がぶつかり合えば、決して満足させられることはないだろう。この点については、結局どこかで政治的な(あるいは合理的な)決着がつけられるしかない。それは双方の感情をいずれも満足させないだろうが、仕方ないとあきらめられる点を探すしかないだろう。国家元首が参拝しないというのはありうべき妥協点だと思うがどうか。
さらにもう一つの論点として、靖国神社が本当に日本の近代の戦争で失われた人々を弔うのにふさわしい場所かどうかという日本人にのみかかわる問題がある。この人たちの犠牲のうえに、今の日本があるというときのこの人たちは、靖国に祀られている人だけではかなり不十分な気がするがどうか。
日本人の血とか、日本人なら団結すべきと一つになることを強く追求している(一つでないことを嘆いている)人々がいるが、私は違う意見がいえたり、違う感情を持つ人がそれを表明できる日本をむしろ誇りに思う。し、もっと自由にそうできる日本になっていくことを望む。そういう意味でも、上映への圧力は残念だった。
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十字架と誇り
投稿日:2008/12/19
レビュアー:野良パンダ
中国人監督、李纓氏が10年かけて取材したドキュメンタリーって事で上映に至っては何かと騒がれてた作品。
マイケルムーアー氏のように、おもしろおかしくバカにした内容の作品なら叩き割ってやろうかと思ってたのだが、どちらかと言うと中立的な感じで撮ってるようでした。
当時、いろいろ騒がれてたが見ずもせずに批判するのはどうかとは思ってた。思ってはいたが内心批判的なイメージはあった。
実際見てみて良かったと思う。誤解や偏見、思い込みが一番危険なものだと改めて思い知らされた。作中にも思い込みの激しい人物が出てくるが一歩間違えば・・・だ。
日本人でありながら知らない事が多すぎる、他国の者に批判されても仕方が無い・・・私がそうだ。
昭和8年から戦後までの12年間に“靖国刀”と呼ばれる軍刀が約8100振が靖国神社の境内で作られていた。
天皇陛下の為、御国の為散っていった軍人を『英霊』として祀り続け約246万6千余りの魂が移された一振の刀が靖国の『御神体』である。
恥ずかしながら知らなかった。
現役の靖国刀・刀匠 刈谷直治氏(90歳)
彼をメインに撮られている。刀匠といっても仕事場はさびれた感があり、巷で匠ともてはやされてる者とは全く違い寂しい感じがさせられた。ただ彼の刀に向かう姿は凛としてるように思えた。
監督は無理にコメントを取ったり質問攻めにするような事は全編通してなかった。
終盤、刈谷氏に靖国について聞いてるとき逆に刀匠が監督に
「小泉総理が靖国参拝するに対してどうか?」と聞く場面がある。
刈谷氏が自分の仕事の誇りと日本の誇りとして意見したのだと思う。この場面が非常に印象的で涙が出そうになった。
匠の意見としては「平和への願いと戦没者への慰霊」だと、小泉氏と同じ意見だと言っていた。
残念ながらこの質問に答えない、答えられない監督であった。
これに対し本編は過去の映像フィルムを流し、中には刀での処刑の場面もあった。この辺りが悪意のように感じられ嫌だった。
結局、何が言いたい作品だったのか?わからず残念だった。
年老いた軍服姿の者が参拝するのを見ると胸が痛かった。
お国の為、家族のために戦地に向かい遺骨ならまだしも、死亡証明のような紙切れ1枚になって帰ってきた若者達
「靖国で逢おう!」と散っていった者達
彼らが眠る御霊に慰霊と感謝をし、未来永劫の平和を純粋に祈る事に反対する事、される事はおかしいと思う。
私は何度か東京に行ったときに参拝させてもらった
「今の平和があるのは貴方達のおかげです、ありがとうございます。安らかにゆっくりお眠り下さい。」と
最後に、かつて我国が戦争をした事は許されることではないと思います。戦争の過去の過ちは残された子孫として負の十字架として背負っていこうと思う。
ただ、先代が命を賭して守り抜いた平和は誇りとして胸に焼き付けておこうと思う。
監督の力量はともあれ、なかなか良かったと思います。今の平和の感謝として見ておいても良いかと思います。
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ユーザーレビュー
うーん。
投稿日
2008/10/21
レビュアー
ばんび
浅いなあ。
なんで、この程度の内容であんなに騒いでいたのか不思議です。
この映画の影響だったんだ
投稿日
2009/08/15
レビュアー
乾隆帝
NHKスペシャル「JAPANデビュー」は、この映画の影響をもろに受けたようです。
日本人には撮れないかもしれないけど ・・・
投稿日
2009/04/20
レビュアー
哲郎
公開時いろいろと物議を醸した作品ですが、映画・ドキュメンタリーとして特筆すべき点はありません。
最後に戦時中の映像が長く続くあたりからすると、戦前の日本軍国主義の精神を靖国神社を通して探るのが監督の意図かもしれませんが、どうにもつまらない内容です。もしもNHKが制作したら、もっと優れた映像作品ができるでしょう。
戦後世代の私にとって、「靖国神社」というのは戦前の日本、つまり天皇主権の大日本帝国の記念館という感じがします。国名は同じ「日本」でも、実質的に別の国になった今の日本にあって「日の丸」を敬え、「君が代」を斉唱せよ−なんて言われたってナンセンスなんだよな。
われわれは国民であって、臣民じゃないんだから。
日本が誇るべきことはなにか
投稿日
2009/04/06
レビュアー
むーしあ
ドキュメンタリー映画の出来としてみて、決して優れた作品ではないと思う。賞賛に値するのは、このテーマでとったということのみ。変に右翼が騒ぎ立てなければ、どうということなく消え去っていった作品になっただろう。ただ、中国人でも日本人でも、何人でもどんどんこのテーマでとるといいと思う。このテーマは決して単純に割り切れないいろんな問題をはらんでいるからだ。天安門事件によって中国には言論の自由がないと日本に逃れてきた監督の作品に対して、上映に圧力をかけるなんて右翼も恥ずかしいことをしたものだ。むしろどうどうと上映させたうえで、しっかり批判すべきことはしたらいいのだ。情けない。
映画のなかでは、それほど有効に機能しているとは思えない刀鍛冶に対するインタビューなどの映像が繰り返される。インタビュアー(監督?)と刀鍛冶の会話はかみ合わず、思いも完全にすれ違っているのが象徴的といえば象徴的。
そして様々な靖国にやってくる人々の映像が流される。これはそれぞれ感情の嵐。失った親族を非難から守り弔いたいという遺族の感情と、その祀られている人々に親族、同胞を殺されたという被害者の感情がぶつかり合えば、決して満足させられることはないだろう。この点については、結局どこかで政治的な(あるいは合理的な)決着がつけられるしかない。それは双方の感情をいずれも満足させないだろうが、仕方ないとあきらめられる点を探すしかないだろう。国家元首が参拝しないというのはありうべき妥協点だと思うがどうか。
さらにもう一つの論点として、靖国神社が本当に日本の近代の戦争で失われた人々を弔うのにふさわしい場所かどうかという日本人にのみかかわる問題がある。この人たちの犠牲のうえに、今の日本があるというときのこの人たちは、靖国に祀られている人だけではかなり不十分な気がするがどうか。
日本人の血とか、日本人なら団結すべきと一つになることを強く追求している(一つでないことを嘆いている)人々がいるが、私は違う意見がいえたり、違う感情を持つ人がそれを表明できる日本をむしろ誇りに思う。し、もっと自由にそうできる日本になっていくことを望む。そういう意味でも、上映への圧力は残念だった。
十字架と誇り
投稿日
2008/12/19
レビュアー
野良パンダ
中国人監督、李纓氏が10年かけて取材したドキュメンタリーって事で上映に至っては何かと騒がれてた作品。
マイケルムーアー氏のように、おもしろおかしくバカにした内容の作品なら叩き割ってやろうかと思ってたのだが、どちらかと言うと中立的な感じで撮ってるようでした。
当時、いろいろ騒がれてたが見ずもせずに批判するのはどうかとは思ってた。思ってはいたが内心批判的なイメージはあった。
実際見てみて良かったと思う。誤解や偏見、思い込みが一番危険なものだと改めて思い知らされた。作中にも思い込みの激しい人物が出てくるが一歩間違えば・・・だ。
日本人でありながら知らない事が多すぎる、他国の者に批判されても仕方が無い・・・私がそうだ。
昭和8年から戦後までの12年間に“靖国刀”と呼ばれる軍刀が約8100振が靖国神社の境内で作られていた。
天皇陛下の為、御国の為散っていった軍人を『英霊』として祀り続け約246万6千余りの魂が移された一振の刀が靖国の『御神体』である。
恥ずかしながら知らなかった。
現役の靖国刀・刀匠 刈谷直治氏(90歳)
彼をメインに撮られている。刀匠といっても仕事場はさびれた感があり、巷で匠ともてはやされてる者とは全く違い寂しい感じがさせられた。ただ彼の刀に向かう姿は凛としてるように思えた。
監督は無理にコメントを取ったり質問攻めにするような事は全編通してなかった。
終盤、刈谷氏に靖国について聞いてるとき逆に刀匠が監督に
「小泉総理が靖国参拝するに対してどうか?」と聞く場面がある。
刈谷氏が自分の仕事の誇りと日本の誇りとして意見したのだと思う。この場面が非常に印象的で涙が出そうになった。
匠の意見としては「平和への願いと戦没者への慰霊」だと、小泉氏と同じ意見だと言っていた。
残念ながらこの質問に答えない、答えられない監督であった。
これに対し本編は過去の映像フィルムを流し、中には刀での処刑の場面もあった。この辺りが悪意のように感じられ嫌だった。
結局、何が言いたい作品だったのか?わからず残念だった。
年老いた軍服姿の者が参拝するのを見ると胸が痛かった。
お国の為、家族のために戦地に向かい遺骨ならまだしも、死亡証明のような紙切れ1枚になって帰ってきた若者達
「靖国で逢おう!」と散っていった者達
彼らが眠る御霊に慰霊と感謝をし、未来永劫の平和を純粋に祈る事に反対する事、される事はおかしいと思う。
私は何度か東京に行ったときに参拝させてもらった
「今の平和があるのは貴方達のおかげです、ありがとうございます。安らかにゆっくりお眠り下さい。」と
最後に、かつて我国が戦争をした事は許されることではないと思います。戦争の過去の過ちは残された子孫として負の十字架として背負っていこうと思う。
ただ、先代が命を賭して守り抜いた平和は誇りとして胸に焼き付けておこうと思う。
監督の力量はともあれ、なかなか良かったと思います。今の平和の感謝として見ておいても良いかと思います。
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