キング・コング / ナオミ・ワッツ
キング・コング
/ピーター・ジャクソン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(281)
解説・ストーリー
33年製作のSF映画の金字塔「キング・コング」を空前のスケールでリメイクしたアドベンチャー超大作。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が長年夢みてきた悲願のプロジェクトが「ロード〜」の大成功を受けついに実現。1930年代初頭のニューヨーク。映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮影するため、脚本家のジャックと女優アン・ダロウを従え危険な航海に乗り出す。しかし、やがて幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着いた一行は、そこで想像を絶する世界を目の当たりにするのだった…。
33年製作のSF映画の金字塔「キング・コング」を空前のスケールでリメイクしたアドベンチャー超大作。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が長年夢みてきた悲願のプロジェクトが「ロード〜」の大成功を受けついに実現。1930年代初頭のニューヨーク。映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮影するため、脚本家のジャックと女優アン・ダロウを従え危険な航海に乗り出す。しかし、やがて幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着いた一行は、そこで想像を絶する世界を目の当たりにするのだった…。
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「キング・コング」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
33年製作のSF映画の金字塔「キング・コング」を空前のスケールでリメイクしたアドベンチャー超大作。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が長年夢みてきた悲願のプロジェクトが「ロード〜」の大成功を受けついに実現。1930年代初頭のニューヨーク。映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮影するため、脚本家のジャックと女優アン・ダロウを従え危険な航海に乗り出す。しかし、やがて幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着いた一行は、そこで想像を絶する世界を目の当たりにするのだった…。
「キング・コング」 の作品情報
「キング・コング」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
キング・コングの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
186分 |
日本語英語韓国語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
UNRD42208 |
2006年05月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】キング・コング(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
188分 |
日英吹解 |
英:DTS-HD MA5.1ch、仏:DTS5.1ch、伊:DTS5.1ch、独:DTS5.1ch、西:DTS5.1ch、日:DTS5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1040 |
2010年04月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
|
英:DTS-HD MA5.1ch、仏:DTS5.1ch、伊:DTS5.1ch、独:DTS5.1ch、西:DTS5.1ch、日:DTS5.1ch
キング・コングの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
186分 |
日本語英語韓国語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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UNRD42208 |
2006年05月25日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】キング・コング(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
188分 |
日英吹解 |
英:DTS-HD MA5.1ch、仏:DTS5.1ch、伊:DTS5.1ch、独:DTS5.1ch、西:DTS5.1ch、日:DTS5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNXR1040 |
2010年04月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
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0人
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英:DTS-HD MA5.1ch、仏:DTS5.1ch、伊:DTS5.1ch、独:DTS5.1ch、西:DTS5.1ch、日:DTS5.1ch
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ユーザーレビュー:281件
ガッカリ
映画館で見て、もの凄く居心地の悪い感じがずーっとしていました。コングとナオミ・ワッツの関係がデレデレしていて、見てられません。一緒にスケート?するような場面もあるんですが、「REX恐竜物語」のトホホ感すらありました。コングはあくまでも怪物で、怖くなくっちゃ。勝手に去勢してはいけません。怖いコングだからこそ、話が生きてくるわけで、ナオミ・ワッツの方からコングに身を捧げに行ったのでは、着ぐるみ(CG?)の恋愛映画、単なるコスプレじゃありませんか。都会で暴れるところは米国版ゴジラと同じようなカットもあって、相変わらず走ってる車をつかまえることも出来ないし。ピーター・ジャクソンはこんな映画を撮りたかったんですかね。最後は情けないサルになってしまって、ナオミ・ワッツの視線も哀れなサルを高い所(貿易センタービルなので文字通り高い)から見下すようになってしまいました。コングは怖れ、敬われる存在であって、哀れみの対象じゃないですよ。西洋人は何と傲慢なのでしょうか。その傲慢さを「愛」だと描くのも傲慢ですよね。もう恥ずかしくてげんなりしてしまいました。哀れんでいるだけで、ナオミはコングがつかまったときは積極的に止めることもしてませんしね。これなら自然保護の立場にきっちりと立っていたジョン・ギラーミン版の方がましです。もちろんオリジナルのコングが一番ですが。髑髏島で恐竜がいっぱい出てきたり、恐竜とコングが闘うところは凄い迫力で、オリジナルに近くて(というより、オリジナルで撮影したけれどカットされたという伝説の巨大昆虫バトルも再現してくれていて、うれしかったです)面白かっただけに、後半でそれをぶち壊したジャクソンに怒りです。もう怪獣オタクじゃなくなって、心はディズニーになってしまったのかも知れませんね。ガッカリです。昔とても好きだった監督たちが「これはないだろう」という映画を作るケースが最近は増えております。ギリアムのグリム、バートンのチョコレート工場、ベッソンのアンジェラとか。ジャクソンのコングもその一つとなってしまいました。前半100点、後半0点でした。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
尺が長すぎるが感動します。ちょっと泣ける
投稿日:2006/05/18
レビュアー:吟遊旅人
まずはオープニング、観客をあっという間に大不況下の1930年代へと誘(いざな)うつかみの部分は素晴らしい。時代の背景・雰囲気をわずか数分のカットのつなぎで見事に再現してみせる手腕にまずは大満足。
ところがこの後、キングコングが登場するまでが長い。ワンシーンずつが丁寧に撮られているのはいいのだけれど、やりすぎかも。
髑髏島にクルーが上陸してからは一大アドベンチャーで、手に汗握る大活劇が繰り広げられる。これは見ものです。キングコングと恐竜の4つ巴大乱闘なんて重量級の大迫力。次から次へとヒロインたちに襲い掛かる未開の島の恐怖! CGのすさまじい迫力に手に汗握ってすっかり興奮してしまった。
この作品は古いハリウッド映画を忠実にリメイクしただけであって、「原住民」は恐ろしく野蛮で、美女は人質になってヒーロー(キングコング)に助けられ、ヒーローに愛されて最後まで守ってもらう、という「古きよきハリウッド映画」の伝統の枠組みをそのまま踏襲している。むしろ最近ではこういう失笑ものの単純なお話は珍しいのではないか。
物語が進むうちに、「なぜコングがアンだけは助けるのか」などという疑問はすっかり消えている。キングコングの一途な思いにいつのまにか入れ込んで感動してしまっているのだから。アンを守るために傷だらけになっても戦い抜く姿には涙が出そうなぐらい感動する。そして、心優しい野獣を追い詰めたのは強欲な人間たち。
凶暴に見えたキングコングの表情が、最後はこの上なくやさしく切なく変わる。かわいそうなコング。思わずうるうる。
というわけで、この映画の教訓はこれです。
「絶海の孤島でキング・コングに襲われても命が助かるように、美貌とサーカスの技を磨きましょう」。
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これは(私が知っている)「映画」とは別なものなんだと思う
この作品だとか『スター・ウォーズ/エピソード3』(のラストの壮大な戦闘シーン)だとかは、私がそうだと思っていた「映画」とは別なものだと考えた方がいいような気がする。いや、『マトリックス・リローデッド』(以降のマトリックス)だとか、チャン・イーモウの『HERO』(以降の彼の作品)がとかもこの範躊に恐らくは含められるもので、もちろん本作と同じ監督の作品である『ロード・オブ・ザ・リング』も同じ類のものだ。CGが大々的に用いられ(と言うか、CGが中心で最早実写はほとんど人物だけだ)、ど派手な画面効果がこれでもかと展開されることを共通の特徴とするこれらの作品を、私が知っている「映画」の観点から批評しあるいは批判することはいくらでも可能だろうけれど、諸手を挙げた賞賛の言葉がこれら作品には決して届かないのと同様、何の意味も効果もないだろう。
だからと言って、これら作品が全く面白くないと言う訳でもない。それどころか、個人的には昔からCGと言うやつが好きで、NHKで放映されていたCGのミュージック・クリップ番組である『夢』はほぼ欠かさず観ていたし、本邦初という触れ込みにいとも簡単に騙され、たった数分間しかなかったCGシーンを観るためだけに『ゴルゴ13』を劇場に観に行ったものだ。だから、ほとんどCGだけで構成され、CGでしか表現し得ないシーンを観ること自体は気持ちの良いものだと思う。でも、それでもやはり、これが私が知っておりそうだと思っている「映画」なのかと聞かれたら、素直に肯定する気にはなれない。
学生時代からの映画好きの友人が、『下妻物語』を評して、「これはボク達が知っていた「映画」とは別なものなんだ」と言っていたが、『下妻物語』に対する評価も、彼が感じたであろう気持ちにも全く同感だ。
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
リメイク版を色々な角度から観る事の出来る見巧者になりたい。
投稿日:2006/05/31
レビュアー:アッシュ2
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
指輪物語で沢山のオスカーを獲得したピーター・ジャクソン監督。彼が次に手がけた作品が不朽の名作のリメイク版です。幼少の頃、このオリジナル版を観て映画監督を志したようです。だからですね。ストーリーは古典的な、冒険、怪物、恐竜、そして美女と野獣の愛の物語。今回のリメイクは彼の夢の結晶と言っても過言ではないでしょう。
拝見させて頂いて…。凄かったですね。VFXの凄さときたら迫力満点。ダーウィンの進化論を全く無視した空想空間の髑髏島。特に恐竜とキング・コングの対決はリアルでした。キング・コングは怪物ではなくて、寡黙な戦士です。それが、この映画のキング・コングです。ラストの悲劇は現代にヒーローはいない、と言う皮肉があるのではないかと思いました。キング・コングが現れるまでの冒頭部分の人物描写もとても丁寧に描かれています。監督役のジャック・ブラック。彼はまさにジャクソン監督の投影です。映画製作を第一に考え、驚異的な映像を観客に観せようとしている。ジャクソン監督もVFXを駆使して誰も観た事のない映像を観客に提供しようとしています。これが「プロ」と言える人達なのかもしれません。
監督はオリジナルへのリスペクトも忘れていませんでいた。フェイ・レイはRKOで撮影中、監督はクーパー。…この会話、お気づきでしたか?それに、諸々の設定。しかも、私がこのリメイク版を評価したいのが前二作の良い所取りが無いところです。この時代に出来る精一杯の事をしてこの作品を残す。夢を具現化する監督は違いますね。
さて、 話題になっている上映時間の事ですが私は長いとは感じませんでした。ですが脚本の時間配分には些か疑問を持ちました。大恐慌の時代を生き抜く女性像とその時代背景。キング・コングと相思相愛になるには怪力に負けない程の内面の強さが必要で、それを描き出すには前半に脇役達を動かした方が良いと考えたのでしょうか?それとも、上映時間の関係で削除されたシーンが多々あるのかもしれません。そうだとしたら今後、DVDで完全版が発売されるといいですね。
「美(女)が野獣を殺した」。この有名なセリフはオリジナル公開当時はどのような意味が込められていたのでしょうか?現代は(現代も?)「人間の中にいる獣が自然の美を殺した」に摩り替わっていますよね。リメイクの映画は見巧者になって、時代と背景を照らし合わせて鑑賞すると楽しいですよ。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
映画は長ければ良い!と、いうものではない・・・の証明
投稿日:2006/05/24
レビュアー:オタエドン
ロードオブザリングも長かった〜〜今回も、かづしげさん、パープルさん他多くの方が指摘してみえる通り。編集、カットやり直して下さい。盛り込み過ぎは、逆効果。人によって、カットしてほしいシーンはだいぶ異なる様ですが・・・1時間返せ〜〜と、叫びたい。劇場でご覧の方は、お疲れ様。自宅でDVD見たおばさんは、合間合間に家事をしてしまった。180分を超える大作、数十本あるが、こんな思いは、初めてです。期待、評判、あてには出来ません。
さて、監督は、33年の作品を見て、監督を志したとか・・・思い入れの深〜〜いキング・コングなんだ。私も昔、見て心打たれた記憶が残っています。今回は、???技術が進むほど、素朴さが減り、オバサマには違和感の方が勝ってしまった。残念、残念。
ナオミ・ワッツの美貌と顔アップ表情演技、コング君の目玉の演技で、よしとしよう。二人で並んで見る夕日は、美しかったよ。
野獣よ、美女のせいで死なないよう、くれぐれもご注意を。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
ガッカリ
投稿日
2006/05/19
レビュアー
勝王
映画館で見て、もの凄く居心地の悪い感じがずーっとしていました。コングとナオミ・ワッツの関係がデレデレしていて、見てられません。一緒にスケート?するような場面もあるんですが、「REX恐竜物語」のトホホ感すらありました。コングはあくまでも怪物で、怖くなくっちゃ。勝手に去勢してはいけません。怖いコングだからこそ、話が生きてくるわけで、ナオミ・ワッツの方からコングに身を捧げに行ったのでは、着ぐるみ(CG?)の恋愛映画、単なるコスプレじゃありませんか。都会で暴れるところは米国版ゴジラと同じようなカットもあって、相変わらず走ってる車をつかまえることも出来ないし。ピーター・ジャクソンはこんな映画を撮りたかったんですかね。最後は情けないサルになってしまって、ナオミ・ワッツの視線も哀れなサルを高い所(貿易センタービルなので文字通り高い)から見下すようになってしまいました。コングは怖れ、敬われる存在であって、哀れみの対象じゃないですよ。西洋人は何と傲慢なのでしょうか。その傲慢さを「愛」だと描くのも傲慢ですよね。もう恥ずかしくてげんなりしてしまいました。哀れんでいるだけで、ナオミはコングがつかまったときは積極的に止めることもしてませんしね。これなら自然保護の立場にきっちりと立っていたジョン・ギラーミン版の方がましです。もちろんオリジナルのコングが一番ですが。髑髏島で恐竜がいっぱい出てきたり、恐竜とコングが闘うところは凄い迫力で、オリジナルに近くて(というより、オリジナルで撮影したけれどカットされたという伝説の巨大昆虫バトルも再現してくれていて、うれしかったです)面白かっただけに、後半でそれをぶち壊したジャクソンに怒りです。もう怪獣オタクじゃなくなって、心はディズニーになってしまったのかも知れませんね。ガッカリです。昔とても好きだった監督たちが「これはないだろう」という映画を作るケースが最近は増えております。ギリアムのグリム、バートンのチョコレート工場、ベッソンのアンジェラとか。ジャクソンのコングもその一つとなってしまいました。前半100点、後半0点でした。
尺が長すぎるが感動します。ちょっと泣ける
投稿日
2006/05/18
レビュアー
吟遊旅人
まずはオープニング、観客をあっという間に大不況下の1930年代へと誘(いざな)うつかみの部分は素晴らしい。時代の背景・雰囲気をわずか数分のカットのつなぎで見事に再現してみせる手腕にまずは大満足。
ところがこの後、キングコングが登場するまでが長い。ワンシーンずつが丁寧に撮られているのはいいのだけれど、やりすぎかも。
髑髏島にクルーが上陸してからは一大アドベンチャーで、手に汗握る大活劇が繰り広げられる。これは見ものです。キングコングと恐竜の4つ巴大乱闘なんて重量級の大迫力。次から次へとヒロインたちに襲い掛かる未開の島の恐怖! CGのすさまじい迫力に手に汗握ってすっかり興奮してしまった。
この作品は古いハリウッド映画を忠実にリメイクしただけであって、「原住民」は恐ろしく野蛮で、美女は人質になってヒーロー(キングコング)に助けられ、ヒーローに愛されて最後まで守ってもらう、という「古きよきハリウッド映画」の伝統の枠組みをそのまま踏襲している。むしろ最近ではこういう失笑ものの単純なお話は珍しいのではないか。
物語が進むうちに、「なぜコングがアンだけは助けるのか」などという疑問はすっかり消えている。キングコングの一途な思いにいつのまにか入れ込んで感動してしまっているのだから。アンを守るために傷だらけになっても戦い抜く姿には涙が出そうなぐらい感動する。そして、心優しい野獣を追い詰めたのは強欲な人間たち。
凶暴に見えたキングコングの表情が、最後はこの上なくやさしく切なく変わる。かわいそうなコング。思わずうるうる。
というわけで、この映画の教訓はこれです。
「絶海の孤島でキング・コングに襲われても命が助かるように、美貌とサーカスの技を磨きましょう」。
これは(私が知っている)「映画」とは別なものなんだと思う
投稿日
2006/07/25
レビュアー
parole
この作品だとか『スター・ウォーズ/エピソード3』(のラストの壮大な戦闘シーン)だとかは、私がそうだと思っていた「映画」とは別なものだと考えた方がいいような気がする。いや、『マトリックス・リローデッド』(以降のマトリックス)だとか、チャン・イーモウの『HERO』(以降の彼の作品)がとかもこの範躊に恐らくは含められるもので、もちろん本作と同じ監督の作品である『ロード・オブ・ザ・リング』も同じ類のものだ。CGが大々的に用いられ(と言うか、CGが中心で最早実写はほとんど人物だけだ)、ど派手な画面効果がこれでもかと展開されることを共通の特徴とするこれらの作品を、私が知っている「映画」の観点から批評しあるいは批判することはいくらでも可能だろうけれど、諸手を挙げた賞賛の言葉がこれら作品には決して届かないのと同様、何の意味も効果もないだろう。
だからと言って、これら作品が全く面白くないと言う訳でもない。それどころか、個人的には昔からCGと言うやつが好きで、NHKで放映されていたCGのミュージック・クリップ番組である『夢』はほぼ欠かさず観ていたし、本邦初という触れ込みにいとも簡単に騙され、たった数分間しかなかったCGシーンを観るためだけに『ゴルゴ13』を劇場に観に行ったものだ。だから、ほとんどCGだけで構成され、CGでしか表現し得ないシーンを観ること自体は気持ちの良いものだと思う。でも、それでもやはり、これが私が知っておりそうだと思っている「映画」なのかと聞かれたら、素直に肯定する気にはなれない。
学生時代からの映画好きの友人が、『下妻物語』を評して、「これはボク達が知っていた「映画」とは別なものなんだ」と言っていたが、『下妻物語』に対する評価も、彼が感じたであろう気持ちにも全く同感だ。
リメイク版を色々な角度から観る事の出来る見巧者になりたい。
投稿日
2006/05/31
レビュアー
アッシュ2
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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指輪物語で沢山のオスカーを獲得したピーター・ジャクソン監督。彼が次に手がけた作品が不朽の名作のリメイク版です。幼少の頃、このオリジナル版を観て映画監督を志したようです。だからですね。ストーリーは古典的な、冒険、怪物、恐竜、そして美女と野獣の愛の物語。今回のリメイクは彼の夢の結晶と言っても過言ではないでしょう。
拝見させて頂いて…。凄かったですね。VFXの凄さときたら迫力満点。ダーウィンの進化論を全く無視した空想空間の髑髏島。特に恐竜とキング・コングの対決はリアルでした。キング・コングは怪物ではなくて、寡黙な戦士です。それが、この映画のキング・コングです。ラストの悲劇は現代にヒーローはいない、と言う皮肉があるのではないかと思いました。キング・コングが現れるまでの冒頭部分の人物描写もとても丁寧に描かれています。監督役のジャック・ブラック。彼はまさにジャクソン監督の投影です。映画製作を第一に考え、驚異的な映像を観客に観せようとしている。ジャクソン監督もVFXを駆使して誰も観た事のない映像を観客に提供しようとしています。これが「プロ」と言える人達なのかもしれません。
監督はオリジナルへのリスペクトも忘れていませんでいた。フェイ・レイはRKOで撮影中、監督はクーパー。…この会話、お気づきでしたか?それに、諸々の設定。しかも、私がこのリメイク版を評価したいのが前二作の良い所取りが無いところです。この時代に出来る精一杯の事をしてこの作品を残す。夢を具現化する監督は違いますね。
さて、 話題になっている上映時間の事ですが私は長いとは感じませんでした。ですが脚本の時間配分には些か疑問を持ちました。大恐慌の時代を生き抜く女性像とその時代背景。キング・コングと相思相愛になるには怪力に負けない程の内面の強さが必要で、それを描き出すには前半に脇役達を動かした方が良いと考えたのでしょうか?それとも、上映時間の関係で削除されたシーンが多々あるのかもしれません。そうだとしたら今後、DVDで完全版が発売されるといいですね。
「美(女)が野獣を殺した」。この有名なセリフはオリジナル公開当時はどのような意味が込められていたのでしょうか?現代は(現代も?)「人間の中にいる獣が自然の美を殺した」に摩り替わっていますよね。リメイクの映画は見巧者になって、時代と背景を照らし合わせて鑑賞すると楽しいですよ。
映画は長ければ良い!と、いうものではない・・・の証明
投稿日
2006/05/24
レビュアー
オタエドン
ロードオブザリングも長かった〜〜今回も、かづしげさん、パープルさん他多くの方が指摘してみえる通り。編集、カットやり直して下さい。盛り込み過ぎは、逆効果。人によって、カットしてほしいシーンはだいぶ異なる様ですが・・・1時間返せ〜〜と、叫びたい。劇場でご覧の方は、お疲れ様。自宅でDVD見たおばさんは、合間合間に家事をしてしまった。180分を超える大作、数十本あるが、こんな思いは、初めてです。期待、評判、あてには出来ません。
さて、監督は、33年の作品を見て、監督を志したとか・・・思い入れの深〜〜いキング・コングなんだ。私も昔、見て心打たれた記憶が残っています。今回は、???技術が進むほど、素朴さが減り、オバサマには違和感の方が勝ってしまった。残念、残念。
ナオミ・ワッツの美貌と顔アップ表情演技、コング君の目玉の演技で、よしとしよう。二人で並んで見る夕日は、美しかったよ。
野獣よ、美女のせいで死なないよう、くれぐれもご注意を。
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キング・コング
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