- DVDレンタルTOP
- すべてのジャンル
-
邦画のDVDレンタル
-
ドラマのDVDレンタル
-
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜 / 大泉洋
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜
/成島出
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(22)
解説・ストーリー
太宰治の未完の遺作を基にしたケラリーノ・サンドロヴィッチのヒット舞台を、主演に大泉洋と舞台版でも同じ役を演じた小池栄子を迎えて映画化した痛快コメディ。戦後間もない東京を舞台に、女にだらしないダメ男が、何人もいる愛人たちとの関係を清算すべく、お金で雇った偽の妻を連れて女たちに会いに行く偽夫婦作戦の顛末をコミカルに綴る。監督は「八日目の蝉」の成島出。優柔不断なダメ男ながら、なぜか女にめっぽうモテる文芸誌編集長の田島周二。闇稼業でけっこう儲けていた彼は、何人もの愛人を抱え、プレイボーイ生活を謳歌していた。ところがある時ふと我に返り、そんな生き方を改めようと、愛人たちと別れる決意をする。そこで田島は一計を案じ、金で雇ったキヌ子を妻として伴い、別れを告げるべく愛人たちのもとへと向かうのだったが…。 JAN:4907953280359
太宰治の未完の遺作を基にしたケラリーノ・サンドロヴィッチのヒット舞台を、主演に大泉洋と舞台版でも同じ役を演じた小池栄子を迎えて映画化した痛快コメディ。戦後間もない東京を舞台に、女にだらしないダメ男が、何人もいる愛人たちとの関係を清算すべく、お金で雇った偽の妻を連れて女たちに会いに行く偽夫婦作戦の顛末をコミカルに綴る。監督は「八日目の蝉」の成島出。優柔不断なダメ男ながら、なぜか女にめっぽうモテる文芸誌編集長の田島周二。闇稼業でけっこう儲けていた彼は、何人もの愛人を抱え、プレイボーイ生活を謳歌していた。ところがある時ふと我に返り、そんな生き方を改めようと、愛人たちと別れる決意をする。そこで田島は一計を案じ、金で雇ったキヌ子を妻として伴い、別れを告げるべく愛人たちのもとへと向かうのだったが…。 JAN:4907953280359
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
太宰治の未完の遺作を基にしたケラリーノ・サンドロヴィッチのヒット舞台を、主演に大泉洋と舞台版でも同じ役を演じた小池栄子を迎えて映画化した痛快コメディ。戦後間もない東京を舞台に、女にだらしないダメ男が、何人もいる愛人たちとの関係を清算すべく、お金で雇った偽の妻を連れて女たちに会いに行く偽夫婦作戦の顛末をコミカルに綴る。監督は「八日目の蝉」の成島出。優柔不断なダメ男ながら、なぜか女にめっぽうモテる文芸誌編集長の田島周二。闇稼業でけっこう儲けていた彼は、何人もの愛人を抱え、プレイボーイ生活を謳歌していた。ところがある時ふと我に返り、そんな生き方を改めようと、愛人たちと別れる決意をする。そこで田島は一計を案じ、金で雇ったキヌ子を妻として伴い、別れを告げるべく愛人たちのもとへと向かうのだったが…。 JAN:4907953280359
「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」 の作品情報
「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
日:ドルビーTrueHD5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
80HPBRR609 |
2020年08月14日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
1人
|
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
日:ドルビーTrueHD5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
80HPBRR609 |
2020年08月14日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
1人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:22件
喜劇はむずかしいし、舞台の映画化もむずかしい
( ネタばれあり )
僕は太宰治に対して否定的なイメージの偏見が強い。
うじうじとした自意識過剰、女性遍歴のだらしなさ、芥川賞を獲れないことでの川端康成への恨み節、そして入水自殺の最期など、太宰本人の印象が悪い。
だから代表作の「 斜陽 」も「 人間失格 」も挫折して読んでなくて、読んだのは「 走れメロス 」と映画がらみで「 ヴィヨンの妻 」くらい。
今回題名だけは知ってる絶筆の原作を読んでみましたが、意外にも喜劇なのに驚きました。
さて本作出演者は好きな俳優ばかりですし、期待して観始めたのですが、途中でどうにもオーバーアクトのドタバタぶりが気になりノレませんでした。
本作は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台劇の映画化。
以前NHK-BSでの放送を録画したものの未見だったので、本作鑑賞後観比べてみました。
本作の脚本は『 お引越し 』や細田守作品などで知られる奥寺佐渡子、監督は『 八日目の蝉 』で奥寺と組んだこともある成島出ですが、舞台のすばらしさが映画では今ひとつ生かされてないと感じました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチはスクリューボール・コメディを作りたい、太宰の「 グッドバイ 」ならそれができる、と考え、非常に軽妙で映画的な舞台にして成功( 読売演劇大賞で最優秀作品賞と優秀演出家賞を受賞 )しましたが、映画のほうは逆に芝居がかってテンポが悪く、スラップスティックな要素が悪目立ちしているように思います。
大泉洋はおとぼけキャラのようでスキのない達者な俳優で、コミカルな演技もうまさが立ってしまうし、笑いで言えばボケというよりシャープなツッコミタイプと思います。
小池栄子との掛け合いもプロモーションで出演のテレビバラエティのほうがむしろおもしろいくらい。 ちなみに舞台版で田島を演じたのは仲村トオル。
そう本作、ちょっと『 黒い十人の女 』を思わせるし、往年の映画で言えば、田島は船越英二や森雅之、監督も川島雄三や市川崑のようなタッチがいいかな。
ちなみ1949年版は新東宝制作 監督島耕二 主演 高峰秀子 森雅之。 うーん、観てみたい。
今の俳優が田島を演じるなら、加瀬亮、本木雅弘、草g剛のほうが「 甘ったれたゲス男だけど、母性をくすぐる天然ボケのお人好し 」を演じるにはいいかもしれない。
小池栄子が演じた永井キヌ子はカネにがめつく大食漢で、しわがれ声で、口が悪いし学もない下品な女。
だが同じ役でも舞台版のほうがいいですね。田島のことが本当に好きなかわいい女に見えてくる。『 カビリアの夜 』のジュリエット・マシ―ナみたい。
最後のキスシーンで笑わせながらほろりとさせ、観るものを幸せな気持ちにさせます。読売演劇大賞で最優秀女優賞を受賞。
舞台版の他のキャストは、妻に水野美紀、女医に緒川たまき( ケラリーノ・サンドロヴィッチの公私にわたるパートナー ),夏帆、門脇麦、町田マリー、萩原聖人、野間口徹、山崎一、そして池谷のぶえが田島の幼子、精神に不調をきたした男、占い師などを一人で怪演し大いに笑わせてくれます。 アンサンブルが映画よりいいですね。
もっと舞台版に近い演出にして2時間くらいの映画にすべきでした。
舞台版はDVD化されていてネットで購入できます。
( ykk1976さんの映画会 第128回のレビュー )
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ほんとにキミはあれだね、バカだね、と私も洋ちゃんに言われてみたい
決して2枚目路線ではない洋ちゃんが
何故かモテモテの役どころ(笑)
(いや、私は勿論大好きですよ、洋ちゃん)
惚れっぽい性格で、女性の方も放っておけないタイプなのか(何かわかる)
編集長の田島には気が付けば愛人が16人?!(って言ってた気が。。)
実際にここに出てくる愛人は3人だけですが。(3人でも十分多い!)
そろそろ戦後の街も落ち着いてきたし、青森の疎開先から妻子を呼び寄せたいと考える田島ですが、
優柔不断で優しい性格なので、愛人達に別れを告げることが出来ずに悩んでいました。
そこで小説家先生から、絶世の美女を女房役に仕立てて連れていけば
愛人はそそくさと引き下がるはずとのアドバイスをうけて
担ぎ屋の荒くれ女性キヌ子にその役を頼むことに。
普段は真っ黒な顔で品のないキヌ子さんですが、化粧をしてオシャレをしたら
あーら、お美しい!
喋らなければ、どこをどう見ても良家の奥様にしか見えません。
小池栄子さんの演技がほんとにうまい!
なんですか?あのだみ声。
『田島の家内でございます』が
容姿と声のギャップが凄くて思わず笑っちゃいました。
とても楽しい作品でした。
最後はほんわか幸せな気持ちになれました。
ほんとにキミはあれだね。。。バカだね。。と
私も洋ちゃんに言われてみたいです(←ばかだね(;^_^A)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ここは板の上ではない
大泉洋に小池栄子
このキャストで「観る!」
内容がどうのも気にせず
他のキャストも気にせず
この二人なら
という安心感で鑑賞です。
が、どうにも違和感が
なんかおかしいぞ
小池の栄子がおかしいぞ
今や小池ならぬ
イケイケな栄子がおかしいぞ
いつもの魅力が伝わらない
素晴らしきタイミングと
センスを持つそのポテンシャルが伝わらない
なんだこのセリフ回し
まるでコントのような
そして舞台のような
違和感とデフォルメ感
からはじまって
他のキャストの演技も
どこか誇張がすぎるというか
違和感がチラホラ感じられる
観終わって調べましたならば
もとは舞台だったんですね
納得しまし・・・って、するかい!
ここは映画であって
舞台ではない
板の上ではない
映画には映画の
舞台には舞台の表現方法があるハズだ
きっと小池のイケイケ栄子さんは
普段に近い
バラエティとかに出てるときとかの
ノーマル栄子のリズムで喋ったほうが
その魅力が伝わったはずだ
面白さも伝わったはずだ
折角のモジャ泉とのタッグだったのに
なんだか勿体ないと思うのでした。
美人ではないのに
確実に「いい女」な小池栄子
イケメンじゃないのに
確実に「いい男」な大泉洋
あ〜〜〜勿体ない
イケイケ栄子は
舞台でも同じ役を演じたんですね
これは最早どうしようもない
脚本もつまらない
違う作品で
ふたりが再共演し
各々の持ち味を最大限に発揮することを願って
この作品からは
永遠にグッドバイ
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
東出や渡部建とは違うケラの不倫回収喜劇を映画化
今年の3月に劇場で観ました。
舞台の同じ役を小池栄子さんが演じています。
喜劇づいてる大泉洋が相手ですが、むしろ攻めているのは小池栄子さん。容姿にとんちゃくしない怪力でダミ声の優しい女を演じ、笑いながらも心をつかまれます。
大泉洋さんが不倫している女たちに小池栄子さんを妻と偽って別れようと回るのですが、意外と簡単に承諾されたり、自殺されそうになったり、相手の兄貴に殺されそうになったりとドタバタです。
大泉洋さんが亡くなったと思ってのお別れの会など舞台的な演出もありますが、面白かった。悪いけど同時期に公開されたカツベンより面白かった。
小池栄子さんの映画と思います。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
グッバイだけが人生さ。
投稿日:2022/05/15
レビュアー:ぴよさん
主人公 田島周二は太宰治の投影なのだろう。女関係にだらしなく、そのくせ人並み以上
に繊細。追いつめられると後先考えずに逃げるか、絶望して死んでしまおうとする。だから
この未完の短編には、妙に自虐的な笑いが纏わりついている。
原作の後にどんな物語をつけ足すのか?想像したのは市川崑の『黒い十人の女』 愛人たち
が結託して男に反撃をするのではと予想し、実際少しかすった。(さすがにあそこまで崩せ
はしないか)
原作的には愛人との十人十色の別れを描いて、最後には田島の方が全員からグッド・バイ
されて終わりだったんじゃないか。太宰自身の遺書の様な結末にしたかもしれない。
有頂天のケラ、いやケラリーノ・サンドロヴィッチの仕事として、手堅くまとめられている。
太宰であれば書かなかったであろう後半の展開は、ケラの舞台として想像するならば順当。
小池栄子の役作りは、その舞台版の永井キヌ子をそのまま踏襲したのだろう。おかげで序盤は
やや過剰なキャラに見え、後半だんだんテンションが落ち着く感じがしてしまう。
『穴』の京マチ子を要求するのは酷だろうが、むしろ小池ならもっと難しい演技プランにも
適応したように思う。田島の弱さを活かすのが、キヌ子の強さなのだから、もっと暴れさせ
てもよかった。
コメディとしては設定の奇妙さを普通に思ってしまうような演出で、これは難しいところ。
前段階として舞台で練ってしまったがゆえに、映画として遊びきれなかった。動的な場面が、
田島がキヌ子を襲う場面くらいしかないのが弱い。
再会した二人が窓越しに触れあう場面で、キヌ子が落涙するのをはっきり見せないところ
は良い選択。
昭和初期の東京の街並みを再現した美術班、エフェクト班の仕事はいい。『三丁目の夕日』等
で高められてきた、一昔前の昭和を再現するワザだが、かなり頑張っていると思う。欲を言えば
ピカピカと綺麗すぎて生活感や雑踏感が薄かった。もう少しだけウェザリングして欲しかったが
そういうのもソフトとして進歩していくんだろうな。
( ykk1976’s movie club 128th )
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
喜劇はむずかしいし、舞台の映画化もむずかしい
投稿日
2022/05/16
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
僕は太宰治に対して否定的なイメージの偏見が強い。
うじうじとした自意識過剰、女性遍歴のだらしなさ、芥川賞を獲れないことでの川端康成への恨み節、そして入水自殺の最期など、太宰本人の印象が悪い。
だから代表作の「 斜陽 」も「 人間失格 」も挫折して読んでなくて、読んだのは「 走れメロス 」と映画がらみで「 ヴィヨンの妻 」くらい。
今回題名だけは知ってる絶筆の原作を読んでみましたが、意外にも喜劇なのに驚きました。
さて本作出演者は好きな俳優ばかりですし、期待して観始めたのですが、途中でどうにもオーバーアクトのドタバタぶりが気になりノレませんでした。
本作は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台劇の映画化。
以前NHK-BSでの放送を録画したものの未見だったので、本作鑑賞後観比べてみました。
本作の脚本は『 お引越し 』や細田守作品などで知られる奥寺佐渡子、監督は『 八日目の蝉 』で奥寺と組んだこともある成島出ですが、舞台のすばらしさが映画では今ひとつ生かされてないと感じました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチはスクリューボール・コメディを作りたい、太宰の「 グッドバイ 」ならそれができる、と考え、非常に軽妙で映画的な舞台にして成功( 読売演劇大賞で最優秀作品賞と優秀演出家賞を受賞 )しましたが、映画のほうは逆に芝居がかってテンポが悪く、スラップスティックな要素が悪目立ちしているように思います。
大泉洋はおとぼけキャラのようでスキのない達者な俳優で、コミカルな演技もうまさが立ってしまうし、笑いで言えばボケというよりシャープなツッコミタイプと思います。
小池栄子との掛け合いもプロモーションで出演のテレビバラエティのほうがむしろおもしろいくらい。 ちなみに舞台版で田島を演じたのは仲村トオル。
そう本作、ちょっと『 黒い十人の女 』を思わせるし、往年の映画で言えば、田島は船越英二や森雅之、監督も川島雄三や市川崑のようなタッチがいいかな。
ちなみ1949年版は新東宝制作 監督島耕二 主演 高峰秀子 森雅之。 うーん、観てみたい。
今の俳優が田島を演じるなら、加瀬亮、本木雅弘、草g剛のほうが「 甘ったれたゲス男だけど、母性をくすぐる天然ボケのお人好し 」を演じるにはいいかもしれない。
小池栄子が演じた永井キヌ子はカネにがめつく大食漢で、しわがれ声で、口が悪いし学もない下品な女。
だが同じ役でも舞台版のほうがいいですね。田島のことが本当に好きなかわいい女に見えてくる。『 カビリアの夜 』のジュリエット・マシ―ナみたい。
最後のキスシーンで笑わせながらほろりとさせ、観るものを幸せな気持ちにさせます。読売演劇大賞で最優秀女優賞を受賞。
舞台版の他のキャストは、妻に水野美紀、女医に緒川たまき( ケラリーノ・サンドロヴィッチの公私にわたるパートナー ),夏帆、門脇麦、町田マリー、萩原聖人、野間口徹、山崎一、そして池谷のぶえが田島の幼子、精神に不調をきたした男、占い師などを一人で怪演し大いに笑わせてくれます。 アンサンブルが映画よりいいですね。
もっと舞台版に近い演出にして2時間くらいの映画にすべきでした。
舞台版はDVD化されていてネットで購入できます。
( ykk1976さんの映画会 第128回のレビュー )
ほんとにキミはあれだね、バカだね、と私も洋ちゃんに言われてみたい
投稿日
2021/02/05
レビュアー
飛べない魔女
決して2枚目路線ではない洋ちゃんが
何故かモテモテの役どころ(笑)
(いや、私は勿論大好きですよ、洋ちゃん)
惚れっぽい性格で、女性の方も放っておけないタイプなのか(何かわかる)
編集長の田島には気が付けば愛人が16人?!(って言ってた気が。。)
実際にここに出てくる愛人は3人だけですが。(3人でも十分多い!)
そろそろ戦後の街も落ち着いてきたし、青森の疎開先から妻子を呼び寄せたいと考える田島ですが、
優柔不断で優しい性格なので、愛人達に別れを告げることが出来ずに悩んでいました。
そこで小説家先生から、絶世の美女を女房役に仕立てて連れていけば
愛人はそそくさと引き下がるはずとのアドバイスをうけて
担ぎ屋の荒くれ女性キヌ子にその役を頼むことに。
普段は真っ黒な顔で品のないキヌ子さんですが、化粧をしてオシャレをしたら
あーら、お美しい!
喋らなければ、どこをどう見ても良家の奥様にしか見えません。
小池栄子さんの演技がほんとにうまい!
なんですか?あのだみ声。
『田島の家内でございます』が
容姿と声のギャップが凄くて思わず笑っちゃいました。
とても楽しい作品でした。
最後はほんわか幸せな気持ちになれました。
ほんとにキミはあれだね。。。バカだね。。と
私も洋ちゃんに言われてみたいです(←ばかだね(;^_^A)
ここは板の上ではない
投稿日
2021/01/09
レビュアー
ビンス
大泉洋に小池栄子
このキャストで「観る!」
内容がどうのも気にせず
他のキャストも気にせず
この二人なら
という安心感で鑑賞です。
が、どうにも違和感が
なんかおかしいぞ
小池の栄子がおかしいぞ
今や小池ならぬ
イケイケな栄子がおかしいぞ
いつもの魅力が伝わらない
素晴らしきタイミングと
センスを持つそのポテンシャルが伝わらない
なんだこのセリフ回し
まるでコントのような
そして舞台のような
違和感とデフォルメ感
からはじまって
他のキャストの演技も
どこか誇張がすぎるというか
違和感がチラホラ感じられる
観終わって調べましたならば
もとは舞台だったんですね
納得しまし・・・って、するかい!
ここは映画であって
舞台ではない
板の上ではない
映画には映画の
舞台には舞台の表現方法があるハズだ
きっと小池のイケイケ栄子さんは
普段に近い
バラエティとかに出てるときとかの
ノーマル栄子のリズムで喋ったほうが
その魅力が伝わったはずだ
面白さも伝わったはずだ
折角のモジャ泉とのタッグだったのに
なんだか勿体ないと思うのでした。
美人ではないのに
確実に「いい女」な小池栄子
イケメンじゃないのに
確実に「いい男」な大泉洋
あ〜〜〜勿体ない
イケイケ栄子は
舞台でも同じ役を演じたんですね
これは最早どうしようもない
脚本もつまらない
違う作品で
ふたりが再共演し
各々の持ち味を最大限に発揮することを願って
この作品からは
永遠にグッドバイ
東出や渡部建とは違うケラの不倫回収喜劇を映画化
投稿日
2020/07/17
レビュアー
恋次郎
今年の3月に劇場で観ました。
舞台の同じ役を小池栄子さんが演じています。
喜劇づいてる大泉洋が相手ですが、むしろ攻めているのは小池栄子さん。容姿にとんちゃくしない怪力でダミ声の優しい女を演じ、笑いながらも心をつかまれます。
大泉洋さんが不倫している女たちに小池栄子さんを妻と偽って別れようと回るのですが、意外と簡単に承諾されたり、自殺されそうになったり、相手の兄貴に殺されそうになったりとドタバタです。
大泉洋さんが亡くなったと思ってのお別れの会など舞台的な演出もありますが、面白かった。悪いけど同時期に公開されたカツベンより面白かった。
小池栄子さんの映画と思います。
グッバイだけが人生さ。
投稿日
2022/05/15
レビュアー
ぴよさん
主人公 田島周二は太宰治の投影なのだろう。女関係にだらしなく、そのくせ人並み以上
に繊細。追いつめられると後先考えずに逃げるか、絶望して死んでしまおうとする。だから
この未完の短編には、妙に自虐的な笑いが纏わりついている。
原作の後にどんな物語をつけ足すのか?想像したのは市川崑の『黒い十人の女』 愛人たち
が結託して男に反撃をするのではと予想し、実際少しかすった。(さすがにあそこまで崩せ
はしないか)
原作的には愛人との十人十色の別れを描いて、最後には田島の方が全員からグッド・バイ
されて終わりだったんじゃないか。太宰自身の遺書の様な結末にしたかもしれない。
有頂天のケラ、いやケラリーノ・サンドロヴィッチの仕事として、手堅くまとめられている。
太宰であれば書かなかったであろう後半の展開は、ケラの舞台として想像するならば順当。
小池栄子の役作りは、その舞台版の永井キヌ子をそのまま踏襲したのだろう。おかげで序盤は
やや過剰なキャラに見え、後半だんだんテンションが落ち着く感じがしてしまう。
『穴』の京マチ子を要求するのは酷だろうが、むしろ小池ならもっと難しい演技プランにも
適応したように思う。田島の弱さを活かすのが、キヌ子の強さなのだから、もっと暴れさせ
てもよかった。
コメディとしては設定の奇妙さを普通に思ってしまうような演出で、これは難しいところ。
前段階として舞台で練ってしまったがゆえに、映画として遊びきれなかった。動的な場面が、
田島がキヌ子を襲う場面くらいしかないのが弱い。
再会した二人が窓越しに触れあう場面で、キヌ子が落涙するのをはっきり見せないところ
は良い選択。
昭和初期の東京の街並みを再現した美術班、エフェクト班の仕事はいい。『三丁目の夕日』等
で高められてきた、一昔前の昭和を再現するワザだが、かなり頑張っていると思う。欲を言えば
ピカピカと綺麗すぎて生活感や雑踏感が薄かった。もう少しだけウェザリングして欲しかったが
そういうのもソフトとして進歩していくんだろうな。
( ykk1976’s movie club 128th )
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜