ウエスト・サイド物語 / ナタリー・ウッド
ウエスト・サイド物語
/ロバート・ワイズ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(69)
解説・ストーリー
ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。
ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。
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「ウエスト・サイド物語」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。
「ウエスト・サイド物語」 の作品情報
「ウエスト・サイド物語」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ウエスト・サイド物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
英語・日本語 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR15930 |
2002年12月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
1人
|
1人
|
ウエスト・サイド物語の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
152分 |
英語・日本語 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR15930 |
2002年12月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
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|
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ユーザーレビュー:69件
映像・音楽・そしてダンス!!
1961年 アメリカ映画
昔から大好きな映画で、“私の中のミュージカル映画”ではかなり上位に位置しています。
この映画の最大の魅力はやはり映像・音楽・ダンスが三位一体である事、これに尽きると思う。
それぞれの魅力が互いに引き出されて最高のパフォーマンスを魅せてくれます。
今月初めに“360°回転する”という謳い文句につられてIHIステージアラウンド東京へ舞台を観に行きましたが、私にとってはこれが3回目のウエストサイドの舞台鑑賞で、今までで最高だった様に感じます。
ストーリーも現代版ロミオとジュリエットという分かりやすいのも時代を超えて今も尚、何度も再演される所以だろう。
ミュージカルという分類ながら、冒頭ではあまり台詞がなく、不良グループ達が音楽に合わせて指を鳴らし、ダンスだけで感情を表現する所は初っ端からカッコよく、このレナード・バーンスタインの音楽とダンスがとにかく絶妙で垢抜けている。
真っ赤なシャツのジョージ・チャキリスが足を高々と上げながらのダンスシーンは有名で、数々のポスターやパンフレットの表紙にもなりました。
今回、レビューを書くに当たって知ったのですが、チャキリスは本作の映画よりも先に舞台でこの役を演じているのですね。マリア役のナタリー・ウッドやトニー役のリチャード・ベイマ―、アニタ役のリタ・モレノも外せない主要人物です。
特にリタ・モレノの歌う活気溢れる「アメリカ」はすごく好きで、あの変則的なリズムが何とも言えません。
昔この映画をはじめて観た際に、プエルトリコの人が黒人よりも下に見られているという事実を子供ながらに知り驚かされました。映画から学ぶ事って多いです。
今から58年も前の作品だなんて思えないほど洗練されたカッコイイ映画だと思う。
いや、実際にカッコよかった。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
赤いドレス
「午前10時の映画祭」で鑑賞しました。
冒頭のNYの街の俯瞰撮影が素晴らしいです。
大都会を空から見下ろしたあと、マリアとトニーが暮らす街の片隅に次第に焦点が絞られてゆきます。
普段よりも大き目のスクリーンが割り当てられていましたが、この冒頭のシーンだけでも映画館でみた価値があったなと思いました。
実はこの映画そのものは、昔からそれほど好きではないのですが、今回見直してもその印象はかわりませんでした。
ほとんど全編メロディつきのせりふで、普通のせりふはほんの少ししかありません。そこが「そこまで歌わなくてもいいのに」とか、「そんなに大きな声で歌ったら、見つかってしまうやろ?」と突っ込みを入れたくなってしまう類の作品なんですよね、私にとっては。
ミュージカルなら、「南太平洋」や「サウンド・オブ・ミュージック」の方がずっと好きです。
きっとストーリーよりも、シネマトグラフィーや音楽やダンスを楽しむ映画なんだと思います。
しかし、警官の発言から、プエルトリコ系移民がどんな差別を受けていたのかはよくわかりました。
最初は「白いドレスなんか子供っぽいからいやだ。」と言っていたマリアが、ラストシーンではまるで血と怒りで染まったような真っ赤なドレスを着ていたのが印象的でした。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
「 分断と対立の時代 」となった今だからこそ。 その1
( ネタばれあり )
投稿時現在劇場公開中で、あさってのアカデミー賞にもノミネートされている『 ウエスト・サイド・ストーリー 』(以下『 ストーリー 』 スティーブン・スピルパーグ監督 )を観に行くのをためらってました。
本作( 以下『 物語 』 ロバート・ワイズ / ジェローム・ロビンス共同監督 1961年 )のイメージが絶対的なので、がっかりしたくなかったからです。
でも他のレビュアーの方や世評が高かったので、意を決して観に行きました。
不安な予想をいい意味で裏切り、とてもよかったです。 観ながら目がうるんでしまったほどです。
『 物語 』と張り合わず、敬意をこめながら、ストーリーを重視して、『 物語 』の当時は描ききれなかった人種問題が背景の人間ドラマを、ていねいに描いて見せていると感じました。
また、あえてでしょう、『 物語 』のミュージカル・パフォーマンスはそのまま踏襲せず、ジェローム・ロビンス振り付け・演出のエッセンスは残しながら、変えて、抑え目にしているところ、ミュージカル、ミュージカルし過ぎてない点が、僕にはよかったです。
ミュージカル・ファンならずともよく知られているパフォーマンスですから、仮にそのままコピーして、どや顔でここが見せ場とされても、『 物語 』と比較されるだけだし、映画ではなく現在氾濫してるMTV的なものになってしまう。
よけいなことをしなくても、すでにクラシックなのですから、ストーリーと自然な流れを作るだけで、むしろ近年のミュージカル映画よりも成功していると思います。
また、単なるカメオ出演ぐらいかな、とたかをくくっていたリタ・モレノが『 ストーリー 』でも重要な役を演じ、『 物語 』とつなげてくれました。
スタンディング・オベーションものです。
ミュージカルに大切なのは、観客のイマジネーションを拡げることであり、『 物語 』と『 ストーリー 』は相互にもう一つの視点を与えるバックグラウンドとなっていて、原作舞台が当時持っていた世界観を現代のわたしたちにイメージさせてくれました。
リメイクを越えて、リバイバルを創りだした、スピルパーグ、リタ・モレノ以下スタッフ、キャストに敬意を表します。
みなさんも『 物語 』と『 ストーリー 』をどちらかの優劣を決めるためではなく、より深く、より楽しむために、観比べて「 ウエスト・サイド 」の世界をご堪能ください。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
金森馨さんと非リズム感
昔、――そう、ずいぶん昔、日生劇場で劇団四季の『ウエストサイド物語』を観た。
トニー役は鹿賀丈史さん、リフ役は飯野おさみさん、マリア役は久野綾希子さん、ベルナルド役は市村正親さんだったと記憶している。今からすると、実に豪華なメンバーだ。(パンフレットを探し出して確認するだけの気力はありませんので、悪しからず……)
あれから何度か観る機会に恵まれたが、あの時のメンバーには及ばない。力強く、妙な熱気に溢れていた。勿論、私自身が学生で、いまよりも遥かに感受性が強かったせいもある。それを差し引いたとしても、素晴らしい舞台だったのは、確かだ。
お目当ては、金森馨さんの舞台装置。板付きなら幾らでも作り込める。シロートにも作れる。けれど、これを動かさなければならないとなれば、創造力と、それを可能にする知識と技術がいる。金森さんの舞台装置は、その仕組みの緻密さとダイナミックさでは、他の追随を許さない。まさにスペクタクルだ。
照明や音響の技術をも利用して、鮮やかに観客の目を欺く。そのスキルたるや、いまの劇団四季の作品が幼稚に思えるほどだ。(いまの作品はホント、稚拙だと思う)
実際、幕が上がったら冷静には観ていることが出来ず、生身の人間が歌い踊り、叫ぶ姿に圧倒された。
映画の躍動感も素晴らしいが、やはり舞台にはかなわないような気がする。題材や演出方針にもよるのだろうが、こと本作品に関して言えば、舞台の勝ちだと思う。
――とは言え、本作品は、ロバート・ワイズ監督による名作である。オスカーもたらふく受賞し、不動の評価を得ている。
ポスターにもなっている冒頭のカットは、本作品を象徴する名場面だ。左足を高々と上げて、両手を水平に伸ばしたジョージ・チャキリスに憧れた。赤いブルゾンを着て何度もトライしたが、私の足は彼ほどには長くないし、柔軟性もない。何よりリズム感がないので、皆が足を上げている時、私の足は着地している。(笑)
絶対音感を持っている人もいれば、非絶対音感の人もいる。リズム感だって同じ。手拍子は周囲より半拍遅れるし、ウェーブに参加することもままならない。「あ、早いかな」と思うくらいでタイミングが合う。(笑)
だいたいカラオケだって、そうだ。気持ちよく歌い終わっているのに、何故か伴奏は1コーラス残っていたりする。失礼な話しだ、機械のぶんざいで。人間サマが歌っているのだから、合わせろよ、と思う。(だからカラオケには行きたくない)
ソーシャルダンスに誘われた時も、何故か周りの人とぶつかってしまう。足を踏んでしまう。どうしてそういうことになるのか理解できない。
盆踊りに駆り出された時も、1人だけ違うところで手を上げたり叩いたりしていたらしい。それをして協調性がないと非難されても困る。本人はいたってマジメなのだから……。(困)
名場面がオンパレードの本作品は、歌にしろ踊りにしろ、奇跡のように私には見える。
そう、本作品は奇跡の1本である。なかなか劇場で観ることがかなわない作品だが、是非とも劇場で観ていただきたい。
必ず踊り出したくなります。オススメ!(笑)
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賞が明らかに
後世に名を残すミュージカルなれど、この映画に
今ひとつの評価が出ないのは賞が物語っているように思う。
個人的にも、何だか拍子抜けだったなぁという感想なのだが。
現代版ロミオとジュリエットと言われて久しいが、
物語の内容は非常に分かりやすい。
そしてミュージカルを盛り上げる音楽、歌も最高だと。
しかしながら、私の中で盛り上がらないのがその配役。
つまり主人公に感情移入ができない。これは致命的。
いきがった若者、人種差別の社会、過ぎたる自尊心、
ロミオとジュリエットがその主人公たちの「愛」に
浄化されるのに対し、こちらはどういったわけか同じ
結末のようなのにその浄化が感じられない。
時代が近すぎるせいなのだろうか・・・?
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ユーザーレビュー
映像・音楽・そしてダンス!!
投稿日
2019/09/11
レビュアー
かつ
1961年 アメリカ映画
昔から大好きな映画で、“私の中のミュージカル映画”ではかなり上位に位置しています。
この映画の最大の魅力はやはり映像・音楽・ダンスが三位一体である事、これに尽きると思う。
それぞれの魅力が互いに引き出されて最高のパフォーマンスを魅せてくれます。
今月初めに“360°回転する”という謳い文句につられてIHIステージアラウンド東京へ舞台を観に行きましたが、私にとってはこれが3回目のウエストサイドの舞台鑑賞で、今までで最高だった様に感じます。
ストーリーも現代版ロミオとジュリエットという分かりやすいのも時代を超えて今も尚、何度も再演される所以だろう。
ミュージカルという分類ながら、冒頭ではあまり台詞がなく、不良グループ達が音楽に合わせて指を鳴らし、ダンスだけで感情を表現する所は初っ端からカッコよく、このレナード・バーンスタインの音楽とダンスがとにかく絶妙で垢抜けている。
真っ赤なシャツのジョージ・チャキリスが足を高々と上げながらのダンスシーンは有名で、数々のポスターやパンフレットの表紙にもなりました。
今回、レビューを書くに当たって知ったのですが、チャキリスは本作の映画よりも先に舞台でこの役を演じているのですね。マリア役のナタリー・ウッドやトニー役のリチャード・ベイマ―、アニタ役のリタ・モレノも外せない主要人物です。
特にリタ・モレノの歌う活気溢れる「アメリカ」はすごく好きで、あの変則的なリズムが何とも言えません。
昔この映画をはじめて観た際に、プエルトリコの人が黒人よりも下に見られているという事実を子供ながらに知り驚かされました。映画から学ぶ事って多いです。
今から58年も前の作品だなんて思えないほど洗練されたカッコイイ映画だと思う。
いや、実際にカッコよかった。
赤いドレス
投稿日
2010/07/17
レビュアー
パープルローズ
「午前10時の映画祭」で鑑賞しました。
冒頭のNYの街の俯瞰撮影が素晴らしいです。
大都会を空から見下ろしたあと、マリアとトニーが暮らす街の片隅に次第に焦点が絞られてゆきます。
普段よりも大き目のスクリーンが割り当てられていましたが、この冒頭のシーンだけでも映画館でみた価値があったなと思いました。
実はこの映画そのものは、昔からそれほど好きではないのですが、今回見直してもその印象はかわりませんでした。
ほとんど全編メロディつきのせりふで、普通のせりふはほんの少ししかありません。そこが「そこまで歌わなくてもいいのに」とか、「そんなに大きな声で歌ったら、見つかってしまうやろ?」と突っ込みを入れたくなってしまう類の作品なんですよね、私にとっては。
ミュージカルなら、「南太平洋」や「サウンド・オブ・ミュージック」の方がずっと好きです。
きっとストーリーよりも、シネマトグラフィーや音楽やダンスを楽しむ映画なんだと思います。
しかし、警官の発言から、プエルトリコ系移民がどんな差別を受けていたのかはよくわかりました。
最初は「白いドレスなんか子供っぽいからいやだ。」と言っていたマリアが、ラストシーンではまるで血と怒りで染まったような真っ赤なドレスを着ていたのが印象的でした。
「 分断と対立の時代 」となった今だからこそ。 その1
投稿日
2022/03/26
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
投稿時現在劇場公開中で、あさってのアカデミー賞にもノミネートされている『 ウエスト・サイド・ストーリー 』(以下『 ストーリー 』 スティーブン・スピルパーグ監督 )を観に行くのをためらってました。
本作( 以下『 物語 』 ロバート・ワイズ / ジェローム・ロビンス共同監督 1961年 )のイメージが絶対的なので、がっかりしたくなかったからです。
でも他のレビュアーの方や世評が高かったので、意を決して観に行きました。
不安な予想をいい意味で裏切り、とてもよかったです。 観ながら目がうるんでしまったほどです。
『 物語 』と張り合わず、敬意をこめながら、ストーリーを重視して、『 物語 』の当時は描ききれなかった人種問題が背景の人間ドラマを、ていねいに描いて見せていると感じました。
また、あえてでしょう、『 物語 』のミュージカル・パフォーマンスはそのまま踏襲せず、ジェローム・ロビンス振り付け・演出のエッセンスは残しながら、変えて、抑え目にしているところ、ミュージカル、ミュージカルし過ぎてない点が、僕にはよかったです。
ミュージカル・ファンならずともよく知られているパフォーマンスですから、仮にそのままコピーして、どや顔でここが見せ場とされても、『 物語 』と比較されるだけだし、映画ではなく現在氾濫してるMTV的なものになってしまう。
よけいなことをしなくても、すでにクラシックなのですから、ストーリーと自然な流れを作るだけで、むしろ近年のミュージカル映画よりも成功していると思います。
また、単なるカメオ出演ぐらいかな、とたかをくくっていたリタ・モレノが『 ストーリー 』でも重要な役を演じ、『 物語 』とつなげてくれました。
スタンディング・オベーションものです。
ミュージカルに大切なのは、観客のイマジネーションを拡げることであり、『 物語 』と『 ストーリー 』は相互にもう一つの視点を与えるバックグラウンドとなっていて、原作舞台が当時持っていた世界観を現代のわたしたちにイメージさせてくれました。
リメイクを越えて、リバイバルを創りだした、スピルパーグ、リタ・モレノ以下スタッフ、キャストに敬意を表します。
みなさんも『 物語 』と『 ストーリー 』をどちらかの優劣を決めるためではなく、より深く、より楽しむために、観比べて「 ウエスト・サイド 」の世界をご堪能ください。
金森馨さんと非リズム感
投稿日
2016/08/06
レビュアー
みなさん(退会)
昔、――そう、ずいぶん昔、日生劇場で劇団四季の『ウエストサイド物語』を観た。
トニー役は鹿賀丈史さん、リフ役は飯野おさみさん、マリア役は久野綾希子さん、ベルナルド役は市村正親さんだったと記憶している。今からすると、実に豪華なメンバーだ。(パンフレットを探し出して確認するだけの気力はありませんので、悪しからず……)
あれから何度か観る機会に恵まれたが、あの時のメンバーには及ばない。力強く、妙な熱気に溢れていた。勿論、私自身が学生で、いまよりも遥かに感受性が強かったせいもある。それを差し引いたとしても、素晴らしい舞台だったのは、確かだ。
お目当ては、金森馨さんの舞台装置。板付きなら幾らでも作り込める。シロートにも作れる。けれど、これを動かさなければならないとなれば、創造力と、それを可能にする知識と技術がいる。金森さんの舞台装置は、その仕組みの緻密さとダイナミックさでは、他の追随を許さない。まさにスペクタクルだ。
照明や音響の技術をも利用して、鮮やかに観客の目を欺く。そのスキルたるや、いまの劇団四季の作品が幼稚に思えるほどだ。(いまの作品はホント、稚拙だと思う)
実際、幕が上がったら冷静には観ていることが出来ず、生身の人間が歌い踊り、叫ぶ姿に圧倒された。
映画の躍動感も素晴らしいが、やはり舞台にはかなわないような気がする。題材や演出方針にもよるのだろうが、こと本作品に関して言えば、舞台の勝ちだと思う。
――とは言え、本作品は、ロバート・ワイズ監督による名作である。オスカーもたらふく受賞し、不動の評価を得ている。
ポスターにもなっている冒頭のカットは、本作品を象徴する名場面だ。左足を高々と上げて、両手を水平に伸ばしたジョージ・チャキリスに憧れた。赤いブルゾンを着て何度もトライしたが、私の足は彼ほどには長くないし、柔軟性もない。何よりリズム感がないので、皆が足を上げている時、私の足は着地している。(笑)
絶対音感を持っている人もいれば、非絶対音感の人もいる。リズム感だって同じ。手拍子は周囲より半拍遅れるし、ウェーブに参加することもままならない。「あ、早いかな」と思うくらいでタイミングが合う。(笑)
だいたいカラオケだって、そうだ。気持ちよく歌い終わっているのに、何故か伴奏は1コーラス残っていたりする。失礼な話しだ、機械のぶんざいで。人間サマが歌っているのだから、合わせろよ、と思う。(だからカラオケには行きたくない)
ソーシャルダンスに誘われた時も、何故か周りの人とぶつかってしまう。足を踏んでしまう。どうしてそういうことになるのか理解できない。
盆踊りに駆り出された時も、1人だけ違うところで手を上げたり叩いたりしていたらしい。それをして協調性がないと非難されても困る。本人はいたってマジメなのだから……。(困)
名場面がオンパレードの本作品は、歌にしろ踊りにしろ、奇跡のように私には見える。
そう、本作品は奇跡の1本である。なかなか劇場で観ることがかなわない作品だが、是非とも劇場で観ていただきたい。
必ず踊り出したくなります。オススメ!(笑)
賞が明らかに
投稿日
2010/10/31
レビュアー
はち
後世に名を残すミュージカルなれど、この映画に
今ひとつの評価が出ないのは賞が物語っているように思う。
個人的にも、何だか拍子抜けだったなぁという感想なのだが。
現代版ロミオとジュリエットと言われて久しいが、
物語の内容は非常に分かりやすい。
そしてミュージカルを盛り上げる音楽、歌も最高だと。
しかしながら、私の中で盛り上がらないのがその配役。
つまり主人公に感情移入ができない。これは致命的。
いきがった若者、人種差別の社会、過ぎたる自尊心、
ロミオとジュリエットがその主人公たちの「愛」に
浄化されるのに対し、こちらはどういったわけか同じ
結末のようなのにその浄化が感じられない。
時代が近すぎるせいなのだろうか・・・?
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